最新更新日:2024/06/20
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校訓「知・誠・行」 学校教育目標「自ら学び共に育つ、自律した生徒の育成」 令和5年度スローガン「明日も行きたい 亀山中」

卒業生 答辞

 春の匂いを少しずつ感じる季節となりました。去年の今頃は、この反対側に立ち、先輩方を送りました。あのときは感じていなかった旅立つという惜別の思い、そして新たなステージの始まりの高揚感を今しみじみと感じています。

みんなと教室で勉強したり、騒ぎまくった日々、グランドでともに汗を流した日々、ともに分かち合った喜びや、はじめは言い合いから喧嘩になったことや最後の試合に負けて流した悔し涙も、今では忘れられない想い出となりました。
本当にたくさんのことがありましたが、今日、亀山中学校を卒業します。

部活動の想い出は私にとって大切な宝物となりました。素敵な仲間、先輩、後輩、先生との出会い。夏は燃えるように暑く、冬は凍るように寒い体育館。その中で、仲間と励まし合い、支え合い厳しい練習を乗り越えたからこそ、最後まで頑張ることができました。

 私にとって仲間の存在は本当に大きかったと思います。先生にはたくさん叱られました。技術的な事だけではなく、特にあいさつ、礼儀、マナー、態度について叱られることが多かったです。しかし、そのおかげで自分を変え、成長することができたと思っています。3年間の部活動で仲間とともに得た力は、受験勉強や人との接し方などにつながっていると思います。今の私は何事も頑張れる大きな自信があります。

「生徒と壁を作らない、フレンドリーな生徒会長、執行部を」を目標に僕は生徒会長になりました。今までより行事や取り組みを向上させようと、みんなに本音をぶつけてきました。当然600人もの人が1つのことをするとなるとそう簡単にはいかず、僕は「何でできないんだ」「何でやってくれないんだ」といった気持ちがすぐ態度に出していました。それではいけないと気が付いたのはごく最近のことです。人はそれぞれ違う。なのに僕は人も同じ気持ちだろうと勝手に決めつけていました。結局僕はみんなの事をわかっていなかったのかもしれません。それから僕はみんな一人ひとりの気持ちを考えて発言、行動するように心がけました。はじめはなかなか伝わらないことも多くありましたが、少しずつみんなが理解してくれて、やりとげることができ本当に嬉しかったです。ありがとう。

 これからは2年生が亀中の代表です。後輩のためにも、自分たちのためにも亀中をもっといい学校にしてください。1年生はそんな先輩をしっかり支え、協力していってほしいです。1人ずつは弱いけれど仲間がいれば大きなパワーが出せるはずです。

仲間、良き友達とのたくさんの想い出。休憩時間には友達と他愛もない話しで盛り上がったり、グラウンドで走り回ったり、本当に楽しかったです。みんなの笑顔で満ちあふれた楽しそうな声が響きわたる学校が何より心地よかったです。文化祭では、自分らしい歌声を堂々と響かせることができました。クラスみんなで同じ目標に向かい、みんなで頑張ると言うことがどれほど嬉しいことかを強く感じました。だからこそ最後に友達への感謝の気持ちを伝えたいと思います。今まで本当にありがとう。


    卒業生合唱  「群青」

本当にたくさんのことがあった3年間も今日でおわりです。僕達の最後であるこの日、たくさんの人に伝えたい思いはやっぱり「ありがとう」の一言です。ありふれた言葉だけど、今本当にこの言葉を伝えたいと思っています。

いつも私たちを見守ってくださった地域の方々、雨が降っていても、雪が降っていても、どんなときでも笑顔で見守ってくださいました。体育祭や文化祭のときもあたたかい声援をいただきました。本当にありがとうございました。

先生方、僕たちは先生方からたくさんのことを学びました。、そして僕のあこがれでもありました。尊敬できる先生方にたくさん出会えたことにとても感謝しています。ありがとうございました。僕も先生方のような大人になりたいと心から思いました。いつか僕は先生という立場で中学校へ戻ってきます。そのときは、またご指導よろしくお願いします。

一番近くで生まれたときからずっと大切に育ててくれた家族。やりたいことも好きなようにやらせてくれました。私の話しを聞いて相談にものってくれました。そして、部活動や受験勉強など、ずっと応援し続けてくれました。本当にありがとうございました。

私たちは今まで多くの人の支えがあって成長することができました。5年後、10年後、20年後、今より堂々と胸を張っていられる自分になります。そして自分も人を支えることができるようになりたいと思います。

クラス全員と顔を合わせる事はできないけれど、みんなの心の中で生きています。
225人全員で卒業します。そして私たちは今ある日常をあたりまえだと思わず、常に感謝して生きていきます。

僕たちは今、生きているということは当たり前のことではありません。今を、明日を、生きたくても生きることのできない人がいる。だから僕たちは今、この一瞬一瞬を本気で生きていきます。

 これからは、それぞれの夢に向かって、それぞれの道を歩んでいきます。今までのように顔を合わせることはできなくなるけど、僕たちの絆は消えることはありません。


 
            平成27年 3月 12日

     卒業生代表  松浦 雅英
     光宗 栞璃

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在校生 送辞

 卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。3年生の皆さんと一緒に過ごす中で、僕たちは沢山の事を得ました。
それは、自分達のスタイルを築いていくこと、自分達の理想をとことん追求していくことのかっこよさです。

 一番印象に残っているのはやはり「無言集合」でした。執行部ではプラカードを作って無言集合を呼び掛けたり、生徒の近くに立って呼びかけをしたりと、何度も何度もあきらめず声を掛け続けていきました。

 1年生や2年生はあまり高い意識を持っていなかったため、なかなか無言集合から式という形にはなりませんでした。それでも、ただひたすら声をかけ続けていく先輩方の姿はとても印象的でした。

さらに驚いたのは、3年生の皆さんがその呼びかけにしっかりと応えていたことです。ある人は執行部でもないのに一緒になって呼びかけをしてくれていました。当時の生徒会長の松浦くんの呼びかけに対して、3年生全体が素直に受けとめて実行していく姿などから、最高学年として、1、2年生のお手本となり、引っ張っていく責任感みたいなものを感じました。

 3年生のみなさんの素直に受け入れるという集団としてのまとまりと、中央執行部の熱意とが、ぴったりと重なって、さすが3年生というシーンが何度もありました。実際に、今僕が生徒会長になって、そのむずかしさを実感しているところです。

 理想の形ができあがるまで、うまくいかない事が何度も何度もあったのではないかと思います。それでも粘り強くあきらめず、次の場にいかしていく姿と、それに応えていくという形が、3年生だけの新しいスタイルのように思います

 僕たちはどんなスタイルにしていこうか、今でも不安ばかりです。しかし、とてもよいお手本が目の前に存在していたことが大きな財産です。
3年生は後輩に伝えるべきことを態度で示して下さいました。

 クラスの暮会で担任の先生が「今年の執行部はよく声掛けをするね。」と言われました。
私は、ちょうど一年前に前執行部のメンバーが、たった6人で卒業式の歌練習をひっぱっていたことや、その担任の先生の言葉がなぜか忘れられないでいます。 練習中に、女子の小さな歌声に対し、みんなが歌っている声よりも大きな声で「声出して!」と何回も呼びかけていました。回数を重ねていくうちに、女子の声が出るようになり、男子とのバランスがとれる歌に変わっていきました。あの時の1年生と2年生は一つになれていたと思います。

 そして最後に、部活でお世話になった3年生のみなさんへ。
部活動は楽しい事だけではなく、夏の暑い日や冬の寒い日などの練習は、とても辛いものでした。でも、先輩がいてくれるだけで、つらい事でも続ける事ができました。
3年生のみなさん、私たちは先輩方がいてくれたから、冷たくって触るのもつらい楽器でも毎日練習を頑張る事ができました。

アカギレをした手で何度もボールをおいかける事ができました。 勝利するために一緒になって大きな声を出し1球1球に気持ちを込めることができました。足の裏がひび割れてもみんなで一つになって戦うことができました。 試合の前に円陣をくんで心を一つにする時が一番好きでした。

 坂ダッシュではいつも先輩の背中をみて走っていました。一度はやめようと思った部活でもやさしく声を掛けてくれたから続けようと決心できました。 色んなつらいこと、苦しい事でも先輩が一緒だったから、私たちはここまでできているのだと思います。

 今3年生がいなくなると思うと大きな穴があいたような気がします。でもこのままではダメです。今度は先輩たちが教えて下さった事を私たちが後輩に伝える番だと思います。
3年生のみなさん、これから歌う歌を聞いてください。この日のために私たちも、あのときの先輩たちのように頑張りました。今まで本当にお世話になりました。

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第41回卒業証書授与式 18

 つづきです。
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第41回卒業証書授与式 17

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第41回卒業証書授与式 16

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第41回卒業証書授与式 15

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第41回卒業証書授与式 7

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第41回卒業証書授与式 13

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第41回卒業証書授与式 12

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第41回卒業証書授与式 11

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第41回卒業証書授与式 10

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第41回卒業証書授与式 9

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第41回卒業証書授与式 8

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第41回卒業証書授与式 7

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第41回卒業証書授与式 校長式辞

【第41回卒業証書授与式・式辞】
 校舎から見える螺山や太田川も、春の陽射しを浴びて温かくなり、生命の息吹を
感ずる季節となりました。
 本校、第41回卒業証書授与式にあたり、PTA会長・中田佐和子 様、広島県議会議員 山崎正博 様、高等学校や小学校の校長先生をはじめ、多くのご来賓の皆様のご臨席を賜り、また、保護者の皆様方が、見守られる中で、挙行できますことを、卒業生はもとより、在校生・教職員一同、心よりお礼申し上げます。 
 卒業生の皆さん。卒業おめでとうございます。
 ただいま、卒業生225名に、卒業証書を渡しました。皆さんは今日で、中学校のすべての課程を修了し、立派に、義務教育9年間を終えることができました。
 卒業生の皆さんは、この1年間、最上級生として体育祭や文化祭などの学校行事や、全校朝会、部活動において強いリーダーシップが随所に見られました。さらに、亀山中学校の新しい伝統となった「無言集合」「立ち止まって礼」「荷物・靴の整理整頓」も率先して取り組んでくれました。この「無言集合」や「立ち止まって礼」「荷物・靴の整理整頓」はきっと後輩達が引き継いでくれさらに高いレベルを目指してくれることと思います。
 亀山中学校の良き伝統を引き継ぎ、発展させてくれた卒業生の功績は大きく、在校生にとっても教職員にとっても大きな誇りです。
 開式前にも黙祷へご協力いただきましたが、3年5組藤本季美花さんが11日未明、わずか15歳で短い生涯を閉じられました。彼女は剣道部に3年間所属していました。彼女の明るいけど、夢に向かって努力する芯の強さは剣道によって培われたものかも知れません。毎朝、門できちんと立ち止まって礼をしてくれていた彼女の姿、「動物が好きなので、高校へ進学し、しっかり勉強して将来は獣医になりたいと思います」と面接練習で語ってくれてたことは今でも鮮明に覚えています。彼女もみなさんと同じように今日の卒業を寂しく思いながらも、4月からの新生活に胸を膨らませていました。
 4年前の3・11東日本大震災、昨年の8・20大規模土砂災害など、その度に命の大切さ、私たちが当たり前に思っている「明日」は決して当たり前ではないと思い知らされてきたつもりですが、彼女の死は私たちに改めて命の大切さ、「明日」は決して当たり前ではない。ということを教えてくれました。今日の卒業式という節目の日に今一度命の大切さ、今日を生きることの喜びを心に刻んでください。
3年5組9番 藤本季美花さんは皆さんと同じ第41回卒業生です。同級生として永遠に心の中に留めておいて欲しいと思います。
 さて、先ほど藤本季美花さんの夢について少し触れましたが、今年のNHK大河ドラマ「花燃ゆ」です。主人公は吉田松陰の妹「文」ですが、今は兄の吉田松陰を中心に話が進んでいます。歴史の授業やそれ以外の場面も吉田松陰については聞いたことがある人がほとんどだと思います。吉田松陰は幕末の時代、いち早く日本の将来を考え、松下村塾で高杉晋作・久坂玄瑞・伊藤博文・山縣有朋などの明治維新を通して近代日本の原動力となった多くの逸材を教え育てました。

その吉田松陰の言葉に「夢」について語ったものがありますので、それを紹介し卒業生へのはなむけの言葉としたいと思います。

 夢なき者に理想なし
 理想なき者に計画なし
 計画なき者に実行なし
 実行なき者に成功なし。
 故に、夢なき者に成功なし

この言葉は校長室の扉にも張ってありましたが覚えていますか?
皆さんの夢に向かってこれからも一層の努力を重ねて下さい。そして、世界に誇れる素晴らしい日本を一緒に作っていきましょう。
最後になりましたが、保護者の皆様に、一言、お礼を申し上げます。
 皆様の大切なお子様を、3年間お預かりして参りました。ご期待に添えなかった点も、
多々あったと思いますが、生徒たちはたくましく成長し、今日の日を迎えることができました。これもひとえに保護者の皆様方の、温かいご協力があったおかげと深く感謝しております。             
 今後とも、信頼される学校づくりを目指し、教職員一同、精一杯努力して参りますので、これからも一層のご支援を賜りますようよろしくお願いいたします。

 それでは卒業生の皆さん。それぞれの夢に向かって力強く羽ばたいていってください。
皆様の益々のご多幸をお祈りし、式辞とします。

   平成27年3月12日
                 広島市立亀山中学校長  松田 裕二

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第41回卒業証書授与式 6

 つづきです。
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第41回卒業証書授与式 5

 つづきです。
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第41回卒業証書授与式 4

 つづきです。
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第41回卒業証書授与式 3

 つづきです。
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第41回卒業証書授与式 2

 写真・・・式のようすです。
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