最新更新日:2024/06/28
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校訓「知・誠・行」 学校教育目標「自ら学び共に育つ、自律した生徒の育成」 令和5年度スローガン「明日も行きたい 亀山中」

在校生 送辞

 卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。3年生の皆さんと一緒に過ごす中で、僕たちは沢山の事を得ました。
それは、自分達のスタイルを築いていくこと、自分達の理想をとことん追求していくことのかっこよさです。

 一番印象に残っているのはやはり「無言集合」でした。執行部ではプラカードを作って無言集合を呼び掛けたり、生徒の近くに立って呼びかけをしたりと、何度も何度もあきらめず声を掛け続けていきました。

 1年生や2年生はあまり高い意識を持っていなかったため、なかなか無言集合から式という形にはなりませんでした。それでも、ただひたすら声をかけ続けていく先輩方の姿はとても印象的でした。

さらに驚いたのは、3年生の皆さんがその呼びかけにしっかりと応えていたことです。ある人は執行部でもないのに一緒になって呼びかけをしてくれていました。当時の生徒会長の松浦くんの呼びかけに対して、3年生全体が素直に受けとめて実行していく姿などから、最高学年として、1、2年生のお手本となり、引っ張っていく責任感みたいなものを感じました。

 3年生のみなさんの素直に受け入れるという集団としてのまとまりと、中央執行部の熱意とが、ぴったりと重なって、さすが3年生というシーンが何度もありました。実際に、今僕が生徒会長になって、そのむずかしさを実感しているところです。

 理想の形ができあがるまで、うまくいかない事が何度も何度もあったのではないかと思います。それでも粘り強くあきらめず、次の場にいかしていく姿と、それに応えていくという形が、3年生だけの新しいスタイルのように思います

 僕たちはどんなスタイルにしていこうか、今でも不安ばかりです。しかし、とてもよいお手本が目の前に存在していたことが大きな財産です。
3年生は後輩に伝えるべきことを態度で示して下さいました。

 クラスの暮会で担任の先生が「今年の執行部はよく声掛けをするね。」と言われました。
私は、ちょうど一年前に前執行部のメンバーが、たった6人で卒業式の歌練習をひっぱっていたことや、その担任の先生の言葉がなぜか忘れられないでいます。 練習中に、女子の小さな歌声に対し、みんなが歌っている声よりも大きな声で「声出して!」と何回も呼びかけていました。回数を重ねていくうちに、女子の声が出るようになり、男子とのバランスがとれる歌に変わっていきました。あの時の1年生と2年生は一つになれていたと思います。

 そして最後に、部活でお世話になった3年生のみなさんへ。
部活動は楽しい事だけではなく、夏の暑い日や冬の寒い日などの練習は、とても辛いものでした。でも、先輩がいてくれるだけで、つらい事でも続ける事ができました。
3年生のみなさん、私たちは先輩方がいてくれたから、冷たくって触るのもつらい楽器でも毎日練習を頑張る事ができました。

アカギレをした手で何度もボールをおいかける事ができました。 勝利するために一緒になって大きな声を出し1球1球に気持ちを込めることができました。足の裏がひび割れてもみんなで一つになって戦うことができました。 試合の前に円陣をくんで心を一つにする時が一番好きでした。

 坂ダッシュではいつも先輩の背中をみて走っていました。一度はやめようと思った部活でもやさしく声を掛けてくれたから続けようと決心できました。 色んなつらいこと、苦しい事でも先輩が一緒だったから、私たちはここまでできているのだと思います。

 今3年生がいなくなると思うと大きな穴があいたような気がします。でもこのままではダメです。今度は先輩たちが教えて下さった事を私たちが後輩に伝える番だと思います。
3年生のみなさん、これから歌う歌を聞いてください。この日のために私たちも、あのときの先輩たちのように頑張りました。今まで本当にお世話になりました。

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