最新更新日:2024/09/20 | |
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これは危機管理?
月に2回教育センターで校長会があります。
その際、市教委各課から指示伝達が行われます。 先日、市内の中学校で家庭科の授業中の事故について連絡がありました。 生徒がお湯を沸かしているやかんに近づき制服が焦げたということです。 生徒の安全・事故防止は一番に考えなければならないことですが、そのことに対する市教委の指示は安全なラインを明示すること、目を離さないこと????? なんか引っかかります。 お湯を沸かしているガスコンロは熱い。 火に近づくと物は焼ける。 だから注意して行動する。 これは生活の基本ですね。 安全なラインを明示することや目を離さないことは大人の対応だけに目をやって子どもの成長にはプラスにはなっていない気がします。 安全な道を大人が常に作って、そこを何も考えずに生徒が歩く。 躓けば石があるのが悪いんだ!の論理でしょうか? 道路を横断するときは自分で右を見て、左を見て、もう一度右を見て車が来ていないか確認して横断する。 今は地域の方が横断場所には立たれて、車を止めていただけるから子どもは何も考えずに横断する。 食べやすい物ばかり食べると、かむ力は衰え、あごは小さく、弱くなり歯並びにも影響するらしい。 わかりやすい授業ばかりだと自ら考えることをしなくなるのではと危惧されます。 時には学ぶことのハードルを上げてしっかりと考えさせたいものです。 堅いスルメもしっかりかんでいけば味がでるんですね。 子どもたちに身につけさせる力の優先順位をしっかり考えたいものですね。 日々雑感でした。 校長 松重 修 |
広島市立安佐中学校
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