最新更新日:2024/09/20 | |
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8月6日 登校日本校では,子どもたちは8時までに登校し,8時10分から各教室のテレビで,8時15分の黙祷をし,広島市長による「平和宣言」,子ども代表による「平和の誓い」を見ました。その後,体育館に集まり,全校集会を行いました。 体育館では,全員による黙祷の後,校長は,子どもたちに次のようなことを話しました。 「71年前,昭和20年(1945年)8月6日,午前8時15分,広島の町に落とされた一発の原子爆弾による放射能と強い光と高温の爆風により,一瞬にしてたくさんの尊い命が奪われ,広島の町は焼け野原となりました。また,長崎では8月9日,午前11時2分に原子爆弾が投下されました。7月6日には,平和集会を行い,企画委員の人たちが『平和について考えるクイズ』や『よっちゃんのビー玉』という読み聞かせをしてくれました。そして,最後に,『一本の鉛筆』を歌い,平和について考えました。 平和記念公園では,平和記念式典が行われ,広島市の6年生代表が『平和への誓い』の中で,『私達は待っているだけではいけないのです。誰が,平和な世界にするのでしょうか。夢や希望にあふれた未来は,僕たち,私達,一人一人が創るのです。私達には,被爆者から託された声を伝える責任があるのです。一人一人が,自分の言葉で,丁寧に,戦争を知らない人へ,次の世代へ,世界の人々へ,命の尊さを,平和への願いを,私達が語り伝えていきます。』と語っていました。 倉掛学区には『倉掛のぞみ園』があり,社会見学でたくさんの人が行き学びました。そこでは,被爆した方々が肩を寄せ合い,慰めいたわり合いながら,安心して楽しい余生を過ごせる場として生活をしておられます。 倉掛に,そしてヒロシマに住む皆さんがしなければならないことは,何でしょうか。その一つは,『語り継ぐ』ということです。このヒロシマで起こった事実を正しく知り,事実や被爆者の思いや願いを,次の世代へと語り継ぐことです。そして,自分にできることは何かを考え,それを行動として表すことです。 7月の平和学習会で学んだこと,テレビで見たこと,新聞や本などで読んだこと,そういった様々なことから,事実や被爆者の思いや願いを知り,語り継ぎ,自分には何ができるのかを考え,行動してほしいと思います。」 全校集会後,子どもたちは各学級に戻り,図書の本の借りかえを行い,下校しました。 子どもたちには,平和な世の中を創るために、自分には何ができるかを問う一日であってほしいと思いいます。 |
広島市立倉掛小学校
住所:広島県広島市安佐北区倉掛一丁目13-1 TEL:082-843-0201 |