最新更新日:2024/04/26
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ふかく学ぶ   くふうして活動する   きもちのよい学校

校長から  「小中学校の連携を深めています」

 福木小学校6年間、福木中学校3年間、とても近い立地にありとても近い関係で子どもたちが生活していく両校で、連携を深めていこうという取り組みを行っています。良いことも、課題点も、ともに共有して精一杯教育活動を行い、子どもたちが義務教育を巣立っていくときに、立派に生きる力を付けていってほしいという願いでいます。
 そんな中、福木中学校の光好校長先生から、次のようなメッセージをいただきました。保護者の皆様に、こんな思いで私たちは教育活動を行っているんだとの力強い文章です。ぜひお読みいただき、将来を見据えた目で、子どもさんの成長を一緒に支援していっていただきたいと思い、全文載せます。



“ 素晴らしい15歳の春の実現を願っています ”

 福木小学校の保護者の皆様、こんにちは。福木中学校校長の光好です。突然のことで驚かれた方がいらっしゃるかもしれませんが、中学校生活がスタートするまでに、小学校生活を過ごす上で、皆様にご理解をいただきたいことがあり、このような形でお伝えさせていただきます。
 現在、すべての小・中学校では、「広島県の15歳の生徒に付けさせたい力(自己を認識し 自分の人生を選択し 表現することができる力)」を義務教育終了時に確実に身につけることができるよう、様々な取組を新たに進めています。皆様もご承知のとおり、現在の中学校2年生より、広島県公立高等学校の入学者選抜制度が大幅に変更となります。
(1)生徒自らが主体的に志望校を選択できるようになること、
(2)入学者選抜に係る期間が短縮されること、
(3)調査書の簡素化、そして、
(4)受検生全員に「自己表現」を実施すること
などが予定されています。詳細についてはこれからですが、これほどまでの変更は本県にとって初めてのことであり、十分な対策が必要だと考えています。高校進学だけが進路選択ではありませんが、多くの生徒が中学校卒業後、高校進学を希望している現状があり、私達中学校関係者は、15歳の春を、生徒一人一人そしてその保護者の方が願っていらっしゃる姿となるよう、中学校入学後は責任を持って指導にあたっています。
 なかなか小学校1年生からすると9年後のことで、まだまだ先だと思われるかもしれませんが、学校生活で身につけなければならないことは、その学年ごとに数多くあります。1年1年の積み上げであり、その大前提には、日々の積み上げがとても重要になってきます。
 中でも重要視されるのは、学力検査の結果、すなわち、国語・社会・数学・理科・英語の結果です。中学校で学習したことがきちんと理解できているかどうかがこれまで以上に問われます。現在、中学校におきましても、夏休みが終わるまでにはそれまでに学習した内容が概ね理解できるように、徹底的に復習をしたり、友達やお家の方や先生方に質問をして、わかる・できるようになることを生徒に対して伝え、指導を継続的に行っています。急には、学力の向上は望めないこと、そして、生活習慣や学習習慣の見直しはなかなか子どもでは困難なことなどを考えますと、一人一人の児童生徒の望んでいる15歳の春を実現するためには、学校と家庭が連携して小学校で行われている日々の教育実践を確実に進めることがとても大切だと思いますので、これまで以上にご理解とご協力をお願いします。
 義務教育の終わり3年間である中学校生活は、6年間の小学校生活というものが土台となっており、今後の人生設計に大きく影響してくる可能性があることをご理解ください。
福木小・中学校の教職員、保護者の方々、そして地域の方々みんなの力を集結して、福木の地域のすべての子どもたちの健やかな成長を願って取り組みましょう。
どうぞよろしくお願いいたします。
 なお、入学者選抜について、お知りになられたい場合には、遠慮なく中学校長までご連絡ください。


令和3年6月21日                           
広島市立福木中学校長 光好秀紀

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