１５０周年記念式典の締めくくりは「水内子ども神楽団」による神楽でした。

　いつも一緒に過ごしている友達の前で演じるうれしさと緊張感があったことでしょう。

　初めて神楽を見る児童もいたようです。真剣なまなざしで見ていました。

　「あれはだれ？」「〇〇ちゃんよ！」とメイクバッチリの演者は、いつも仲良くしている友達とは思えないほど、ステージ上では大きく見えます。

　華やかな楽器の音、優雅な踊り・・神楽の醍醐味をしっかりと味わった子ども達でした。

　地域の方々も大きな拍手をしており、本当に喜んでおられた様子でした。

　式典を締めくくるのに最高の演出でした。

　素晴らしい神楽を見せてくれた子ども達、ありがとうございました。

　１年以上前から計画してこられた１５０周年記念式典。多くの方に関わっていただき、ご尽力いただきました。本当に、素晴らしい一日となりました。

　これからも東小の歴史は続いていきます。がんばろう東っ子！

　昼休憩を終え、いよいよ児童実行委員の持ち時間がやってきました。

　「カフート」という個人参加型の４択クイズを行いました。

　お母さんと子供が一緒に取り組んだり、友達と答えたりしながら、１０問のクイズに挑戦しました。

　早押しなので、あせって答えを間違え、「やってしまたー。」と残念がる姿も良かったです。

　実行委員が後ろの席に座っているお年寄りに寄り添って、クイズに参加している姿を見て、子ども達が作り上げた時間だなぁと感激しました。

　子どもからお年寄りまでが参加でき、みんなが笑顔になるような企画を考え、進めてくれた児童実行委員のみなさん、本当にありがとうございました。お疲れさまでした！

　語ろう「東小の思い出」では、６名の東小に関わる方々が登壇されました。

　元東小の校長先生や卒業生、統合される前の水内下国民学校OB、水内小学校OBの方からお話を聞くことができました。

　給食がなかったころのお話や将来の夢を叶えるためには、何をしておかなくてはならないのか考えることの大切さなどを教えていただきました。

　人生の大先輩のお言葉は身に染みる思いでした。

　各学級の代表者も、上手にインタビューすることができました。
　
　その他にも、会場に来てくださっていた、田楽の指導に携わってくださった方や前東小校長先生のお声も聞くことができ、温かい雰囲気に包まれたいい時間となりました。

　田楽の次は、式典です。

　校長先生から、東小の校章の意味を教えていただき、改めて１５０周年の歴史の重みを感じる式となりました。

　校歌も統合前の３校の校歌の歌詞が使われていることも知り、これから校歌を歌うときには歴史を感じながら歌うことができるでしょう。

　児童代表のあいさつでは、６年男児が行いました。いきなりクイズから始まるという子どもらしい挨拶でした。あの舞台に立って話すことは、かなり緊張したことでしょう。
　しかし、堂々と、明るい表情で最後までやり終えた姿は立派でした。

　ついに１５０周年記念式典が行われました。

　オープニングとして田楽を披露しました。

　大勢の地域の方に見ていただき、子ども達も気合が入っていたようです。

　早乙女は体いっぱい踊り、田楽に想像力をもたらしました。
　リコーダーは、しっかりとした演奏をし、田楽にリズム感を与えました。
　小太鼓は、安定したリズムを刻み続け、田楽をしっかりと支えました。
　歌は、大きな口を開けて、力いっぱい歌い、田楽にパワーを与えました。
　大太鼓は、圧倒的な存在感を示し、田楽を華やかにしました。
　ささら、ちょうちがねは、全体を統率し、田楽に結束力をもたらしました。

　これで、６年生は最後の田楽でしたが、やりきったことと思います。

　たくさんの拍手をありがとうございました。
　また、朝から着付けを手伝ってくださった保護者の皆様、ありがとうございました。