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最新更新日:2025/08/08 |
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平和を創る 「IMP.」と一緒に![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() この特集は、被爆80年企画として「IMP.」のメンバーの皆さんが被爆地広島の各地を取材されてきたものです。この日、「IMP.」のメンバーの内、お二人が来校され6年生の子どもたちと共に8時15分を迎えられました。 「黙祷のとき、どのようなことを考えていましたか?」「これから平和に向けてどんなことをしていきたいですか?」などメンバーのお二人から質問を受けた子どもたちは、しっかりと考えながら答えていました。 知ろう!乗ろう!「一番電車」その2![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 広島駅南口の新しい広電ホームから出発する被爆電車に一足早く乗せていただきました。広島の復興の歩みや平和への思いを学ぶことができ、貴重な体験となりました。 今回、このような学びの場を提供してくださった関係者の皆様に心より感謝申し上げます。 知ろう!乗ろう!「一番電車」その1![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() この平和学習は、広島市都市整備局都市機能調整部主催、NHK広島放送局協力のもとで実施されたものです。本川小学校と袋町小学校の6年生の希望者が参加しました。 被爆3日後に復旧し復興のシンボルともなった「一番電車」について学ぶことは、平和な未来の担い手となる子どもたちにとって意義深いものでした。 学びを発信!![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ご協力いただいたのは、頼山陽史跡資料館、白神社、アンデルセン、ひと・まちプラザ、袋町小学校平和資料館です。それぞれの場所に子どもたちのポスターを掲示したりカードを置いてくださったりしています。 よい歯の集い![]() ![]() ![]() ![]() むし歯がなく、口の中が清掃できている児童に「よい歯の健康大賞」が、むし歯があっても治療を済ませ、口の中が清掃できている児童に「よい歯の賞」が贈られます。袋町小学校は、6年生29人が表彰され「よい歯の表彰状」をいただきました。 言伝 ーことづてー![]() ![]() ![]() ![]() 平和学習![]() ![]() ![]() ![]() 平和集会 2![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 平和集会 1![]() ![]() 【校長の話】 袋町小学校は、次の誕生日の2月2日に153歳になる伝統のある学校です。しかし、80年前、多くの大切な命をなくした悲しい歴史のある学校でもあります。 1945年8月6日、原子爆弾が投下されたとき、爆心地からわずか460メートルしか離れていない袋町小学校では、運動場で多くの子どもと先生が亡くなりました。原子爆弾が爆発した瞬間、爆心地付近では約3000度から4000度の高温になりました。どれだけ熱かったことでしょう。爆風で建物が吹き飛び、割れたガラスが身体に突き刺さったそうです。どれだけ痛かったことでしょう。皆さんと同じくらいの年齢の子どもたち。おうちの人に会いたかったでしょう。水が欲しかったでしょう。想像すると胸が痛くなります。未来ある子どもたち・・・その未来が一瞬で消されてしまいました。どうか皆さんには、もし自分だったら、もし自分の大切な家族だったらと考えてほしいと思います。 袋町小学校は、被爆校舎を資料館として残し、平和の大切さを訴えています。たくさんの人々がこの資料館を訪れ、戦争や平和について考えてくださっています。資料館の窓からは袋町小学校の運動場が見えます。運動場では、皆さんが体育をしたり遊んだりして、元気いっぱいの声が響いています。楽しそうな笑顔が輝いて見えます。1945年8月6日に被爆した校舎。そして、その窓から見える皆さんの様子。悲しい「過去」から立ち上がって、「現在」の平和を築いた袋町小学校の力を感じます。そして窓から見える皆さんが、これからも平和学習を積み重ね、平和な「未来」を築く大きな力となることを信じています。つまり、この窓からは、「過去」「現在」「未来」を見ることができるのです。だから、私はこの窓から見える風景を大切にしたいと思います。 今、まだ世界では、戦争が起きています。戦争をすると人の命がなくなってしまうと分かっているのに、なぜ戦争が起きてしまうのでしょうか。皆さんで一緒に考えていきましょう。 今日は、亡くなられた多くの方々がどうか安らかに眠ってくださるようお祈りしながら、平和について考える1日にしましょう。 8月6日![]() ![]() ![]() ![]() 追悼の辞![]() ![]() 袋町小学校は、新しい時代を担う子どもたちに平和な世界を築いていくための行動力を培い、周りの人々を大切にする心を育むことを教育の基盤としてまいります。 ここに多くの御霊の安らかなることをお祈りし、今後も平和教育の充実とその発信のため、一層の努力を重ねることをお誓い申し上げます。 令和7年8月6日 袋町小学校教職員一同 広島平和記念資料館見学![]() ![]() ![]() ![]() 広島は、もうすぐ8月6日を迎えます。あの日、多くの尊い命を失った袋町小学校。平和への願いをより一層強くしています。 ありがとうございます![]() ![]() ![]() ![]() 特別支援教育夏季研修会![]() ![]() ![]() ![]() 服務規律研修![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 説明![]() ![]() 平和研修![]() ![]() ![]() ![]() 本校の教職員も参加し、高校生と一緒に友田さんのお話を聞かせていただきました。友田さんの証言記録を「原爆と朝鮮戦争を生き延びた孤児」という本にまとめられた吾郷修司先生も同行され、説明してくださいました。 この夏、私たち袋町小学校の教職員は、貴重な平和研修を重ねています。 袋町小学校の平和教育を発信![]() ![]() 校長から本校の平和教育について説明し、袋町小学校平和資料館を見学していただきました。本校の平和教育について発信する場をいただいたことに深く感謝いたします。 第48回袋町地区原爆死没者慰霊祭![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 追悼の辞![]() ![]() 【学校長 追悼の辞】 広島市の花である夾竹桃が、花の盛りを迎える頃となりました。原爆投下後の広島にいち早く花を咲かせ、人々に復興への希望と勇気を与えた夾竹桃。被爆80年の節目を迎える今年の開花は、世界中で今なお絶えない核の脅威を嘆き、私たち広島市民に「何かできることはないのか。」と強く問いかけてくれているように思えてなりません。 袋町小学校は、広島市の中心部に位置し、モダンな造りを誇る校舎に、子どもたちの明るく元気な声が響き渡っています。私は、ここに通う一人一人の子どもが愛おしく、平和な未来を築く無限の可能性を秘めた大切な存在に思えてなりません。この思いは、80年前原爆が投下された日の本校での悲しい事実に思いを致すとき、より一層強くなるものです。 昭和20年8月6日、袋町小学校では、原子爆弾の炸裂とともに、尊い命が一瞬のうちに奪われました。多くの未来ある子どもたちが、地獄と化した状況の中で、全身に大けがや大やけどを負い、家族を恋しがりながら無残な最期を迎えた事実に胸が張り裂ける思いがいたします。また、亡くなられた先生方は、あの時、袋町小学校で何を見、何を思い、その命を閉じられたのか察するに余りあります。 先日、校長室を訪ねてこられた方がありました。94歳の男性の方です。ご実家は三次市のお寺で、戦時中、袋町から疎開してきた子どもたちを受け入れてくださっていたそうです。疎開してきた子どもたちは、寂しさのあまり夜になると、泣いていたそうです。そのとき、何もしてやれなかったという後悔の念がこの80年間この方の胸の中に残り続けていました。 この方は、子どもたちの寂しさや辛さに寄り添う句を詠み、一冊の歌集をつくられました。その歌集を校長である私に手渡すために訪ねてきてくださったのです。 「広島に戻る度に、袋町小学校の平和資料館に来ています。当時の子どもたちのことが何か分かるのではと思って。縁あって受け入れていた子どもたちに何かできることはないかと思い続けていました。でもこうして、今日この歌集を校長先生に手渡すことができて、長年背負ってきた肩の荷が下りました。ありがとうございます。」 この方は、東京のある大学の名誉教授でいらっしゃいます。現在は東京にお住まいですが、この日は、研究会があり、広島を訪れておられ、袋町小学校に立ち寄ってくださったものです。被爆80年、被爆者はもとより被爆されていない方にも一言では語りつくせない、それぞれの生き方、それぞれの思いがあります。私は、袋町小学校の校長として、この方から大きなバトンを引き継いだように思います。こうした方々との出逢いを大切にし、その心を受け止めていきたいと強く思いました。 袋町小学校は、今後も、新しい時代を担っていく子どもたちに、平和な世界を築いていくための行動力を培い、周りの人々を大切にする心を育むことを教育の基盤としてまいります。 結びに、原子爆弾の犠牲となられた数多くの御霊が安らかなることを心からお祈り申し上げます。今後も、地域の皆様と手を携え、平和教育の充実とその発信のため、不断の努力を重ねることをお誓い申し上げ、追悼の辞とさせていただきます。 令和7年7月26日 広島市立袋町小学校校長 岡田 由佳 |
広島市立袋町小学校
住所:広島県広島市中区袋町6-36 TEL:082-247-9241 |