総合的な学習の時間に大豆の種まき，草取り，水やりなどを行いました。また，収穫した大豆を乾燥させさやから取り出す作業にも意欲的に取り組みました。
　コンピュータや本で，大豆の加工食品や大豆の作り方も調べて，今日の日を心待ちにしていました。
　いよいよ豆腐作りが始まりました。１〜２日前から水に浸けておき，水分をいっぱい吸い込んで大きく膨らんだ大豆をミキサーでかくはんします。水の中に入れ，焦げ付かさないように１５分間煮て，ガーゼで濾します。ガーゼの中に残った固形物がおからです。濾した液体ににがりを入れて混ぜゆっくり冷まします。冷めたら，ざっくりと混ぜて豆腐の木枠に入れ、固まるまで待ちます。
　固まったら木枠の中から，ガーゼごと取り出し水の中に入れてにがりを抜きます。
　これで，豆腐作りは完了です。
　６年生が学年園で育てて収穫した大豆と購入した大豆で豆腐を作りました。おからは，おからハンバーグと卯の花にしました。親子で作ったものを食べることは，児童の感想には，大豆作りの大変さと大豆が工程ごとに姿を変えることの驚きが多く出てきました。もちろん，自分が作った豆腐の味には予想外のおいしさに驚いていました。
　６年生が収穫した大豆と市販の大豆の食べ比べで，軍配が上がったのは６年生が育てて収穫した方の豆腐でした。
　今回の豆腐作りにお世話していただいたＪＡの職員さん，女性会の３名の方々，そして学級役員さん，ありがとうございました

　11月22日は「子ども安全の日」です。それを受けて集会を行いました。
　戸山小学校では，６年生が毎日通いなれている通学路を
　　　１．子ども１１０番の家
　　　２．見えにくくて犯罪が起きても気づいてもらいにくい場所
　　　３．交通事故の危険が予想される場所
　　　４．雨や雪による自然災害が予想される場所という４つのポイントで，写真を撮ってきました。
　阿戸方面，吉山方面，学区外ごとに，児童一人一人が気づきを発表しました。
　自分の命は自分で守ることを常に心にとめて，生活することの大切さを改めて確認しました。
　発表後，戸山駐在所の所長さんからも，戸山地区に心配される危険個所をしっかり調べていると褒めていただきました。この取組が戸山っ子の安全のお守りになることを願っています。
　　

　広島市では小学生の情操教育の向上をめざすことを目的に美術館へ行ってきました。広島市の企業の協賛を受けて，バス代，入館料が無料で世界的名画を目の前で観ることができました。
　ひろしま美術館の建物は，広島県にある２つの世界遺産と歴史的背景を取り入れた原爆ドームと厳島神社の回廊を取り入れた造りになっていることを聞きました。
　印象派の絵画は，日本の浮世絵がヨーロッパの万国博覧会で紹介されたことで絵画の素晴らしさに惹かれた画家たちによってうまれたもと言われています。
　学芸員さんのお話の後，鑑賞後お気に入りの作品をみつけ模写をしました。どの児童も，館内の静かさに負けない集中力で一心に手を動
かしていました。
　よりよい芸術に触れ，日記には「絵を上手に書けるようになりたい。」とか「また，美術館に行きたい。」という感想が多く書かれていました。