今年度も、地域の方に御協力頂き、親子でしめ縄作りをしました。
　この地域に伝わるしめ縄は、針金一つ使わず、全て自然の物で作ります。だいだいと藁を繋げるときには、お箸をだいだいに突き刺し、藁が通るよう貫通させて作っていきました。そして何と言っても子ども達が一番苦戦したのは、藁を綯うところです。力を入れすぎると藁がちぎれてしまい、逆に力が弱いと上手く綯うことができません。ところが、地域の方は、片足で藁を押さえ藁をどんどん綯っていきます。地域の方の綯う姿に、子ども達は釘付けです。その後、地域の方に助けてもらったり、親子で協力したりして、しめ縄を完成させました。自分達で作ったしめ縄を飾るお正月は、どこか特別な感じがします。素敵な年を迎えてほしいと思います。
　そして、最後になりましたが、御協力してくださった地域の皆様、保護者の皆様、ありがとうございました。

　ひろしま美術館は、被爆の被害にあったひろしまに、「心のやすらぎを」をテーマにしてつくられました。建物も原爆ドームや宮島の回廊をイメージしてつくられ、市民に親しまれるような工夫がされていました。学芸員の方から「心を真っ白にして、一つ一つの絵から感じ取るものを大切に観てみてください。」との話があり、鑑賞タイムがスタートしました。「あの女の子の見つめる先には何があるのだろう。」「あの二人は何の話をしているのだろう。」と疑問を持ちながら絵画を見る児童もいました。画家たちの思いや考えに近づくことができたのではないかと思います。

今年の５．６年生は、教科書のレベルをはるかに超える「ガリレオ　オープニングテーマ」という難しい曲に挑戦しました。23人と少ない人数での合奏です。どの子も、「一人ひとりの音が大事なんだ！」という思いで最後まで練習してきました。本番では、２３人で出しているとは思えないほどの迫力ある音色が体育館中に響きわたりました。