最新更新日:2024/06/28
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楠那小学校の電話対応は、平日7:30〜18:00となっております。ご理解とご協力のほどよろしくお願い致します。

6年給食会食

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 校長室での給食会食、今日は6年1組2班です。
 わいわい楽しく会食です。愉快な仲間たちです。
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2年 長なわとび

 2年生2校時は合同体育です。長なわとびに挑戦です。
 掛け声が届けられないのが残念ですが、いい掛け声です。
 「今、今、今、今、今」仲間に入るタイミングを伝えます。
 「ドンマン、ドンマイ」仲間を励まし合います。

 毎年長なわ大会のこの時期に紹介していますが・・・・
 「一生懸命やれば 知恵がでる」
 「中途半端にやれば ぐちが出る」
 「いいかげんにやれば 言い訳がでる」
 全クラス各クラスの目標回数をクリアし、それぞれ「低・中・高」ブロックのチャンピョンをめざしましょう。
 長なわ大会は2月21日(木)8:30〜です。
 
 そして、こんな言葉も
 「努力する人は希望を語り、怠ける人は不満を語る。」
 子どもたちの一生懸命さを観ながら「内省!」する自分です。
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折々の言葉

 折々のことば(朝日新聞より)2018/12/12
 昨年12月の記事ですが、心に残っていました。今日入学説明会もあり、改めて「教育(学校)」を考えます。 

「社会的共通資本は…利潤追求の対象として市場的な条件によって左右されてはならない。」  宇沢弘文
     
 水や大気、森や林といった自然環境と、道路や交通機関、水道や電力といった社会的インフラと、教育や医療、司法や行政といった制度資本は、誰の生活にも不可欠な基盤として「社会的共通資本」なのだと経済学者は言う。だからその管理・運営は、職業的専門家がその職業的規律に従って行動する独立の機構に「信託」の形で委ねられるべきだと。
   『社会的共通資本』から。
 ※『教育』も社会的共通資本ですよね。だから「職業的専門家」が「職業的規律」に従って・・・・「信託」を受けることのできる、誠実な日々の実践をしなくてはならないのです。
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写真の紹介「ひなたぼっこ」

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 今日は詩の紹介にあらず、写真の紹介です。
 1年生の担任から何とも可愛い写真の提供を受けました。
 昨日の昼休憩、お日さまの当たる廊下で、ひなたぼっこです。
 何と、写真を撮る前は寝転がっていたとか? いいですね!暖かい!
 この景色と重ねてこの詩が思う浮かびました。

   きもち 
    さくらももこ

  やさしい気持ちは
  ふわふわしてる
  こわい気持ち
  ぶるぶるしてる
  さみしい気持ちは
  ほそぼそしてる
  うれしい気持ちは
  ぴょんぴょんはねる。

 ※ふわふわ笑顔の子どもたちです。

給食会食

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 昨日より、今年もまた6年生との給食会食を始めました。
 昨日が6年2組1班、今日は6年1組1班・・・と続きます。
 質問コーナーの一つが「好きなアーティスト」なのですが・・
 昨日、今日と「米津玄師」が多いですね。「よねづけんし」なんですね。
 中には懐かしいアーティストをあげる子もいて、家庭の様子が伝わってきます。
 明日以降さ〜て、どんな展開となるでしょうか?

詩の紹介

 久しぶりに、夕焼け小焼け♪♪のメロディーを聴いています。
 今日校内を巡っていましたら、外階段脇で「たんぽぽ」発見です。
 私的には今年初めての「たんぽぽ」です。
 発見したら紹介しようと準備していた詩の紹介です。
 初めて紹介する詩です。

  たんぽぽ
     門倉 さとし

 雪の下の 故郷の夜
 冷たい 風と土の中で
 青い空を 夢にみながら
 野原に咲いた 花だから
  どんな花より タンポポの
  花を あなたにおくましょう
  どんな花より タンポポの
  花を あなたにおくりましょう

 高い工場の 壁の下で
 どれだけ 花を待つのでしょうか
 数えた指を やさしく開き
 空き地に咲いた 花だから

  どんな花より タンポポの
  花を あなたにおくましょう
  どんな花より タンポポの
  花を あなたにおくりましょう
  
 ガラスの部屋の バラの花より
 嵐の 空を見つめ続ける
 あなたの胸の 思いのように
 心に咲いた 花だから
  どんな花より タンポポの
  花を あなたにおくましょう
  どんな花より タンポポの
  花を あなたにおくりましょう

  どんな花より タンポポの
  花を あなたにおくましょう
  どんな花より タンポポの
  花を あなたにおくりましょう


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おはようございます

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 冬冷えの朝ですが、今日は快晴の冬日よりとなりそうです。
 大休憩にはグラウンドに楠那っ子の歓声が響くでしょう。

 昨日はインフルエンザによる欠席は0人となりました。
 このまま終息に向かうことを願いますが、油断大敵・・・・・
 「早寝・早起き、手洗い、換気、マスク着用」を継続しましょう。
 
 ・・ところで、私(松島)が昨日インフルエンザ診断を受けました。
 例年通り予防接種をしてシーズンを迎えましたが、この年で初めての罹患です。
 昨日は高熱で体中が痛み、インフルエンザに罹った児童・保護者の苦しみをともに体感しました。
 高熱は下がりましたが、医師の指示通り今週いっぱいは他者にうつさないために休みをとります。
 ということで、しばらくは慎ましいHPとなりますのでご承知起き下さい。

 なお、インフルエンザ再流行の兆しが出ましたら、また「本日の病気欠席状況」をお知らせします。
 
 それでは、子どもたち保護者の皆様健康には十分にご留意いください。

詩の紹介

 もうすぐ週初めの夕焼け小焼け♪♪の時刻です。
 確かかつて以前に紹介した詩ですが・・・・

   学級信号
      深澤 義旻
 
 「考える」とは
 新しい発見をすることだ。
 自分の頭を使い、
 自分のことばでものを言うことだ。
 自分の目で確かめた事実の中から、
 事実をひき出してくることだ。
 それを「くらし」とつなげてみることだ
 そして、自分をふくめた人間に
 できることだけを信じることだ。
 ひとりひとりがそうした考えを出し合い、
 それを土台にして、
 新しい考えをみんなで組み立てていき、
 みんなのものにしていこう。
 みんなで決めて、
 みんなで行動する力は、
 ここから生まれ、ここから育つ。
 このとき、きのうとちがう人間になる。

 作者曰く「人間の大脳は、記憶することよりも思考することで重くなり、行動することで確かなものになる」なるほど!!納得です。
 楠那小学校で大切にしている「自分で考え、仲間と決めて、仲間とやりぬく」まさしくこのことですね・・・・・
 
 ※今年も卒業前の6年生に授業をする予定です。
 この詩もその授業教材候補の一つです。
 ※写真はよく遊び、よく学ぶ楠那っ子たちです。
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今日の詩

  歩く 
      三谷恵子

 「歩」という字は
 なぜ
 「止まる」「少し」と書くのだろう

 歩く
 道を歩きながら
 考える

 止まってみよう
 少しだけ
 道の途中だけれど
       
 一息ついて
 ふり返る
 なぜか
 「歩く」を感じる

※写真は今日の昼休憩、登ったり、寝ころんだり、跳んだり、走ったりしている楠那っ子、歩いているのは私だけ・・・・・
 何とも元気な楠那っ子です。
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詩の紹介

 今日は夕焼け小焼け♪♪の時刻を過ぎましたが、詩の紹介です。
 過日お知らせしましたように、このコーナーの詩は、昨年度までに紹介した詩になることをご理解下さい。

  いつもいっしょ
       坂村真民
 いつもいっしょ
 これがわたしの信仰理念
 木とも水とも
 蝶とも鳥たちとも
 いっしょ
 人間はもちろん森羅万象
 いつもいっしょに生き
 いつもいっしょに息をする
 だから一人であっても一人でない
 沈むことがあっても
 すぐ浮きあがる
 ふしぎな奇跡が起きてくる
 いつもいっしょ!
 ああこの愛のことば
 唱えていこう

 ※森羅万象・・宇宙間に存在する数限りない一切のもの 
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過日の夕刻

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 1週間ほど前でしょうか、夕陽の美しい夕刻がありました。
 黄金山が夕陽に映えていました。
 「黄金山」の名の謂われの一つに・・・
 「昔々山すそには、麦が植えられており、瀬戸の海からこの山を見ると、夕陽に映えて黄金のようじゃった・・・」の説があるそうです。
 この日の夕焼けに、この謂われを信じた私です。
 ということで、詩も紹介です。

  流れ
    永窪 綾子
 
 日暮れていく
 土手道を走った
 今日 学校でけんかをした
 山本君のことを思いながら・・・

 息がきれ
 立ち止まる 僕の前に
 川の流れが
 夕焼けに染まって
 まぶしく 光っていた

 そのとき
 なぜか急に
 それをこわしたくなり
 小石をひろうと
 一番 かがやいているところへ
 おもいきり投げた

 夕焼けは
 ひろがる波紋をといっしょに
 こわれ散った が
 波紋が消えると
 すぐ もとにもどり
 黄金色の時間(ながれ)が
 ゆったりと
 川面に横たわっていた

  いま、きみにいのちの詩を(小学館より)

※何だか子どもの頃に似た経験をしたような?同じ景色を見たような?読み終わって目を閉じると、黄金色の時間(ながれ)が鮮やかに浮かびます。
 ところで山本君とは仲直りできたのでしょうか?

詩の紹介

 今日も夕焼け小焼け♪♪の時刻です。
 子どもたちはしっかり休養と栄養補給に努めてください。

 今日はこの詩です。
 最も好きな詩人の一人、吉野弘さんの詩です。

  自分自身に  
      吉野 弘

 他人を励ますことはできても
 自分を励ますことは難しい
 だから・・・というべきか
 しかし・・・というべきか
 自分がまだひらく花だと
 思える間はそう思うがいい
 すこしの気恥ずかしさに耐え
 すこしの無理をしてでも
 淡い賑やかさのなかに
 自分を遊ばせておくがいい

 ※写真は朝日を受けながら元気に遊ぶ、朝休憩の楠那っ子です。
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詩の紹介

 またまた今週も学校週末金曜日、夕焼け小焼け♪♪の時刻です。
 大休憩に一輪車をしている楠那っ子を見て、2年近く前に紹介したこの詩を思い出しました。

  はじめて小鳥がとんだとき
         原田 直友

 はじめて小鳥がとんだとき、
 森は、しいんとしずまった。
 木々の小えだが、手をさしのべた。

 うれしさと ふあんで、小鳥の小さなむねは、
 どきんどきん、大きく鳴っていた。
 「心配しないで。」と、かあさん鳥が、
 やさしくかたをだいてやった。
 「さあ、おとび。」と、とうさん鳥が、
 ぽんと一つかたをたたいた。

 はじめて小鳥がじょうずにとんだとき、
 森は、はく手かっさいした。

※それぞれの学年、あと2ヶ月余りで新学年。
 わが翼で、わが体を、未知の空間に飛翔する力を蓄えています。
 今日は、発熱により早退した児童もいます。くり返しますが、土曜日・日曜日の過ごし方については十分にご配慮下さい。
 月曜日もたくさんのかわいい小鳥たちが登校してきますように。

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詩の紹介です

 今日は訳ありこの時刻に詩の紹介です。

  ひとすじの道
      松浦 正則

 子どもが笑う と
 みんなの心に灯がともり
 子どもが駈ける と
 新しい風が舞いおこる

 とどまることのない 人間の
 たしかな足どりを信じ
 未来を信じ

 きょうも
 子どもと 教師と 親たちは
 あすを創る 大きな作業に
 全身で たちむかう

 ※2017.3.31 平成28年度最後の日にも紹介しました。グラウンドの楠那っ子の姿を見て、改めてこの詩です。
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夕焼け小焼け♪♪の時刻です

 校内でのインフルエンザ流行が心配な今日です。
 特に3年での広がりが心配ですが、今時点で新たなインフルエンザ罹患者は把握していません。引き続き「しっかり休養、しっかり栄養補強」に努めましょう。
 お休みしている楠那っ子に「早く元気になってね!!」の思いを込めて、今日はこの詩の紹介です。

   ははあん
       杉本深由起

  大きな声で
  思いっきり笑ったら

  また一段と
  世の中が あかるくみえてきた
  目に映るものが
  そのまま まっすぐに
  とびこんでくる

  ははあん
  キュッキュッ クックックと
  窓ガラスが
  きれいに磨かれてゆくときの音
  だったんだな
  さっきたてた笑い声は

 ※写真上は「羽子板」に挑戦の1年生です。しかしかし、なかなか手強いこの遊び、一人で付くことから先ず練習!!が・・しかし
 一人でもなかなか手強い遊びです。
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詩の紹介

 新年最初の1週間が終わり、学校週末金曜日の夕焼け小焼け♪♪の時刻となりました。

   行為の意味
        宮沢 章二

 ― あなたの「こころ」はどんな形ですか
 と、ひとに聞かれても答えようがない
 自分にも他人にも「こころ」は見えない
 けれど、ほんとうに見えないのであろうか

 確かに「こころ」はだれにも見えない
 けれど「こころづかい」は見えるのだ
 それは、人に対する積極的な行為だから

 同じように胸の中の「思い」は見えない
 けれど「思いやり」はだれにでも見える
 それも人に対する積極的な行為なのだから

 あたたかい心があたたかい行為になり
 やさしい思いがやさしい行為になるとき
 「心」も「思い」も初めて美しく生きる
 ― それは、人が人として生きることだ

 「行為の意味  〜青春前期のきみたちへ〜」

  「結実の季節 、宮沢章二」より

 2017年3月にも紹介しました。
 東日本大震災後CM自粛の中、金子みすゞの「こだまでしょうか」とともにテレビで流れていた言葉です。
 「心は見えない、でも心遣いは見える。思いは見えない、でも思い遣りは見える」この言葉の元となった詩です。

 3連休開けにはインフルエンザ罹患児童が急増いていないことを願いながらの学校週末です。
 保護者の方も十分に体調管理に努めてください。

 ※写真は「いでや磨かん知と徳」の楠那っ子です。
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詩の紹介

 大休憩に楽しそうに遊んでいる子どもたちを見て、何年か前に紹介した詩があったなあと、記憶を手繰ってふり返ってみると、2016年7月に紹介したこの詩でした。

  さあ、元気に
     水内 きくお
  
 さあ 元気にいこう
 子どもたちは 待っている
   
 朝 教室に入れば
 子どもたちの瞳は 輝いている
  「おはよう!」
 さあ 元気に言おう
 子どもたちは待っている
   
 新しいことが 知りたくて
 友だちと一緒に 学びたくて
 子どもたちは ウズウズしている
 さあ 元気に学ぼう
 子どもたちは 待っている

 休憩時間になれば まよわず
 一目散に 運動場へ
 ボールを 片手に
 さあ 元気に遊ぼう
 子どもたちは 待っている

 おなかが すいたよ
 運動 勉強
 たっぷり したから
 さあ 元気に食べよう
 子どもたちは 待っている
 
 いつも 子どもたちと
 一緒に いきたい
 教師の 枠をこえて
 一緒に歩いて 一緒に伸びよう
 子どもたちは 今日も元気だ
  
  さ〜て、私たち大人も負けてはおれません。
  今日も元気にいきましょう!!!

 これからの詩の紹介はこれまでをふり返っての詩となる模様です。ご理解下さい。
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詩の紹介

 今日はこの時刻に詩の紹介です。
 2017年の3月にも紹介しましたが、もう一度・・・
 明日の教室の風景を思い浮かべながら、この詩です。


  生きるよろこびのうた
      蒔田 晋治

 また 教室に朝がきて
 おはよう おはよう
 なじみの顔が 集まってくる
 わいわい わいわい 
 朝の雀が さえずるように
 たのしい ひととき
 むやみやたらに 肩をつついて
 今日も なかまであることを
 確かめあって いるのです。

 また 教室に日が昇る
 おはよう おはよう
 今日という日は もう二度とない
 がやがや がやがや
 風に木の葉がざわめくように
 生きる よろこび
 声をはりあげ 追いかけまわり
 みんな なかまであることを
 確かめあって いるのです。

 「太陽のように」(1981年安倍川中学校3年3組文集)より
 
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来し方、行く末

  石像
    高階杞一

 忘れていることが
 憶いださなければならないことが
 何かあるような気がしてくる
 お前の顔を見ていると
 遠い昔
 巨大な太陽の下を
 三觭竜や始祖鳥に追われ
 おまえのそばを走り抜けた時
 ぼくは裸で
 大切な約束でもしてきたようだ

 高階杞一詩集(ハルキ文庫)巻末のエッセイを谷川俊太郎さんが書いています。この詩についてこのように書いています。
 「初めっから高階さんは書いている。〈忘れていることが/憶いださなければならないことが/何かあるような気がしてくる〉これはボクが〈何かとんでもない落とし物〉「かなしみ」と書き、朔太郎は〈のすたるぢあ〉と言い、中也が〈名辞以前〉、賢治が〈無意識即〉と書いたのに通じる心の動きなんじゃないかと思える。そういう生きることの素が気になるのは詩人だけではない
 ふっと自分がどこから来てどこに行くのかなんて考えることがあるだろう。日々の喜怒哀楽に紛れて直ぐに忘れてはしまうが・・・・」
 
 学校仕事納めの今日、ふと「これまでをふり返り、これからのことを考える」詩となりました。
 
 今夜から広島市南部でも雪が散らつくとか・・そこでこの言葉
 「来し方 行く末 雪明かり」
 過ぎてきた方向と、そして、これから行く方向それを雪明かりが照らしている情景を思い浮かべながら、詩の紹介を終わります。

 付録です。
 また今年1年間、かけかえのないトンボ(楠那っ子)に出会えたことに感謝して、どうしても今年最後の詩はまた、この詩です。

  小さな質問
     高階杞一

 すいーっ と 空から降りてきて
 水辺の
 草の
 葉先に止まると
 背筋をのばし
 その子は
 体ごと
 神さまにきいた

  なぜ ぼくはトンボなの?

 神さまは
 人間にはきこえない声で
 トンボに言った

  ここに今
  君が必要だから

 私の中でこの詩の景色は、毎日のように浮かび、元気回復してくれる詩です。
 「すいーっ」「背筋をのばし」「体ごと」「人間にはきこえない声で」・・そして最後の二行です。「ここに今 君が必要だから」一つ一つの言葉全てに意味を感じます。景色が浮かびます 
 人はみな「ここに今 君が必要です」

 ※写真は7月「今ここに必要な存在」を発揮した楠那っ子です。
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詩の紹介

 今朝はこの冬一番の冷え込みでしたが、冬の日差しが、冷たい空気を包み込んでいるような時間となっています。
 今日も高階杞一さんの詩の紹介です。

  贈り物
    高階 杞一

 夢にも
 帰っていく所があるんだろうか
 明け方の人通りの少ない道で
 ふいに不審尋問された時
 はっきりと答えられるような場所が
 あるんだろか
 そこでは
 たくさんの夢が星座のように積み重ねられて
 手をのばせば
 いつでも好きな夢に手が届く
 もし
 そんな場所があるなら
 行って
 その中の一番素敵なやつをもらってこよう
 そして
 それをそっと君の夜に届けよう
 長い間出せないままでいた 長い
 手紙のようにして

 ※写真は今年4月入学式の日の風景です。
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広島市立楠那小学校
住所:広島県広島市南区楠那町5-7
TEL:082-251-1618