最新更新日:2024/06/28
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楠那小学校の電話対応は、平日7:30〜18:00となっております。ご理解とご協力のほどよろしくお願い致します。

ちょっと箸休め

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 今年は学校花壇の秋桜は猛暑で育ちませんでした。
 僅かに生き残った秋桜に贈ります。
  
   コスモス
     まど・みちお

  だれかに 一りん
  あげたいのだけれど
  コスモス 
  コスモス
  ともだちが すき
  ともだちと みんなで
  てを つないで あそんでる

  グラスに一りん
  さしたいのだけれど
  コスモス
  コスモス
  あおぞらが すき
  あおぞらを みあげて
  みな はればれと うたってる

 ※「コスモス」を「楠那っ子」に換えてもいいですね!!
  台風一過の青空がよく似合う「秋桜(コスモス)」です。
  一面のコスモス畑を見に行きたくなりました。

詩のコーナーです

 楠那中学校の「眠りにつくまえに」と合わせてお読み下さい。

  おやすみなさい
      石垣 りん

 おやすみなさい
 
 夜が満ちて来ました
 潮のように。
 ひとりひとりは空に浮かんだ
 地球の小さな島です。

 朝も 昼も 夜も
 毎日
 何と遠くから私たちを訪れ
 また遠ざかっていくのでしょう。

 いままで姿をあわらしていたものが
 すっぽり海にかくれてしまうこともあるように
 人は布団に入り
 眠ります。

 濡れて、濡れて、我を忘れて。

 私たち 生まれたその日から
 眠ることをけいこしてきました。
 それでも上手には眠れないことがあります。

 今夜はいかがですか?

 布団から やっと顔だけ出して
 それさえ 頭からかぶったりして
 人は 眠ります。
 良い夢を見ましょう。

 財産も地位も衣装も 持ち込めない
 深い闇の中で
 みんなどんなに優しく、熱く、激しく
 生きて来たことでしょう。

 裸の島に 深い夜が訪れています。
 目をつむりましょう。
 明日がくるまで。

 おやすみなさい。

 この詩は昭和55年以降、名古屋の東海テレビの番組終了を知らせるサイン=クロージングで朗読されていたそうです。さすがに現在は違うでしょうが?
 石垣りん・・1920年生まれ2004年没

 ※月曜日には石垣りんさんの目の覚める詩をもう1編紹介します。

 今日は何だかすーと眠りに入りそうです。
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今日の言葉

 「今日の詩コーナー」の前に、ちょっと紹介です。
 一昨日紹介しましたように、楠那中学校男子トイレで素敵な掲示を発見しました。
 保健委員会からのメッセージが書かれています。
 私の見たのはLesson22となっていましたから、校内のトイレに様々なメッセージが紹介してあるのではないかと推測します。
 ここでは「眠り」についてのメッセージです。

   眠りにつくまえに

 深く眠れたときの目覚めは、
 とても気持ちいい。
 だから、なるべく
 心地よく眠れるようにしたい。
 眠りが遠ざかる1番の原因は、心配事。
 「イヤなことは、忘れて寝るぞ」
 ふとんにはいるときはそうきめよう。
 なかなかできないことだけど。
 そうしたほうが、何倍もよく眠れるから。

 それに、
 寝る前にいろいろ考えたって、
 心配事は、なくならないから、ね。
 「とりあえず、いまは寝よう」
 そう思って、ぐっすり眠ろう。

 楠那中学校保健委員会 Lesson22
 Lessonいくらまであるのか気になりますね!!

 この言葉は今日の詩につながります。引き続きお読み下さい。
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折々のことば(朝日新聞より)

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 今日はこの時刻に「折々のことば」です。

 折々のことば 

 「大人になっても○をつけてもらいたい時があるの」
   宮原るり『僕らはみんな河合荘』コミック誌11から

 不器用にしか生きられない「残念」若者たちの下宿「河合荘」。
 田舎に戻り父親の会社に入った元下宿人が、父が煙たくて河合荘に遊びに来る。ぐちを言いつつも、「でも父も良くやっていると思う」とつぶやくと、管理人がこう返した。
 「『いいね!』と即座に返すでなく、じっと見つめたうえで静かに返してくれるそんな○がほしい時がだれにもある。」と・・・
  鷹田清一(朝日新聞)2018/9/26

 ※どなたかこのコミックをお読みでしょうか?「河合荘(カワイソウ)」何だか気になる本になりました。静かに返してくれるそんな○がほしい学校週末朝です。
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詩のコーナーです

 今日も夕焼け小焼け♪♪の時刻です。
 一昨日に続き「僕」の詩です。

  ぼくひとり
    江口 あけみ

 いいじゃないか
 はぐれ者で
 自由な心でいたいからさ
 
 いいじゃないか
 はぐれ者で
 いっとき
 だれかに
 わすれられていたって

 いいじゃないか
 ぼくひとり
 真っ青な空が
 目にしみる

 いいじゃないか
 ぼくひとり
 ぼくは ぼくを
 さがすんだ

※今この本を読んでます。
 「友だち幻想」−人と人とのつながりを考える−
   菅野 仁著 −ちくまプリマー新書−
 第1章は「人は一人では生きられない?」と問いかけます。
 さ〜てみなさんはどう応えますか?
 この本にはこう書かれています。
 「一人で生きていくことができてしまう社会になったから、人とつながることが昔より複雑で難しいのは当たり前だし、人とのつながりが本当の意味で大切になってきている」ということが言いたいのです。・・・と
 「友だち幻想」の『幻想』が気になりませんか。追々紹介します。

 この本の帯にはこう書かれています。
 〜「みんな仲良く」という重圧(プレッシャー)に苦しんでいる人へ〜
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朝のあいさつ定期便

 今日は水曜日、朝のあいさつ定期便(小中一貫あいさつ運動)の日です。
 今日が前期最後のあいさつ運動となりました。
 今日は元気な2年生あいさつガールと、5年生あいさつリーダーさんも参加して、児童会運営委員・生徒会執行委員とともにあいさつを響かせました。
 今日は一層爽やかな朝のスタートです。
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児童会・生徒会交流

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 あいさつ運動に続いて、恒例の児童会・生徒会交流です。
 今日は午後からの「クリーンマイタウン楠那」に向けて相互エールを贈りました。

今日の詩

 今日と明日は「ぼく」シリーズです。
 
   ぼく
     木村 信子
  
 たとえば
 このクラスのなかの
 たった ひとり
 この学校のなかの
 たった たった ひとり
 地球の上の
 かずにならないくらいの
 ひとり
 の ぼく
 だけど
 これ ぜんぶ
 ぼくなんだ
 ぼくという
 宇宙なんだ

 かつて紹介したことがありますが、好きな詩です。
 今一度お読み下さい。

 ※写真は楠那小のボクとワタシです。
 「笑顔に花咲け」〜みんなちがってみんないい〜です。
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門倉さとし コーナー

 またまた学校週末の金曜日、夕焼け小焼け♪♪の時刻です。
 今日が「門倉さとしコーナー」最終日です。

  先生 
     門倉 詇

 わたしが もっと
 ちいさかったとき
 ちいさなたねが おおきな花に
 かがやくことをおしえてくれた
  わたしもいつか 先生になって
  小さなこどもをはげましたい

 わたしが ずっと
 びょうきだったとき
 よるのむこうに あさのつぼみが
 ひらくことをおしえてくれた
  わたしもいつぁ 先生になって
  びょうきのこどもと話したい

 わたしが いちばん
 さみしかったとき
 白い鳩が あおいそらに
 はばたくことをおしえてくれた
  わたしもいつか 先生のように
  へいわの鳩をそだてたい

※子どもに語りかけ、心を解きほぐし、背中をそっと押し、成長に伴走する。そして未来の主権者をつくる。教職員もまた、遣り甲斐のある仕事です。
※来週からも引き続きお気に入りの詩を紹介します。
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折々のことば

 今日は早い時間にこのコーナーです。 
 
 折々のことば 

「わたしの せなかの からの なかには かなしみが いっぱい つまって いるのです」
   新美南吉童話『でんでんむしの かなしみ』から

 でんでんむしはある日「たいへんな こと」に気づく。このままではもう生きていけないと友だちに告げると、誰もが「あなたばかりじゃ ありません」と言う。みなそれぞれの悲しみを抱えるからこそ、いたわりあうこともできる。でんでんむしは「わたしは わたしの かなしみを こえて いかなきゃ ならない」と心に決めた。
  鷹田清一(朝日新聞)2018/56/6

 ※歌手「平原綾香」の歌「スマイル スマイル」(NHK『ダーウィンが来た』主題歌)の歌詞の中にこんなプレーズがあります。
 ・・・・・
 痛みの数が多い人ほど
 笑えるのだから 
 スマイル スマイル 
 大丈夫
 傷ついて 負けそうでも
 すべてを 笑顔にかえ
 ほんとうのあなたをはじめよう・・・・

 ※何だか安心します。一度歌をお聴きください。
  童話「でんでんむしの かなしみ」読んでみます。
 ※写真は昨日の大休憩笑顔の風景です。
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門倉さとし コーナー

 今日はちょっと早くの詩の紹介です。

   地球のいのち 
     門倉 詇

 海が生まれるまでに
 なん億年
 
 海の中で 藻が生まれるまでに
 また なん億年

 プランクトンが動き出すまでに
 さらに なん億年

 両棲類がやっと誕生するのに
 さらに さらに なん億年

 マンモスも
 恐竜さえもそこそこ なん千万年

 百メートルの距離の地球のいのちを
 わずか なんセンチかの歴史の どんな人間が

 ぶちこわそうとしている
 の ですか

 ※写真は地球を守る未来の主権者達の笑顔です。
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門倉さとし コーナー

 今日もあっという間の一日で、夕焼け小焼け♪♪の時刻です。
 今日はこの詩の紹介です。

   化石の恐竜 
     門倉 詇

 恐竜って よく見ると
 かわいい目をしているね
 こんなに大きなからだをして
 いったいなにをたべてたの
 川や海をふみつぶして
 亡びてしまった 恐竜よ
   イエ、イエ、アナタガタ
   ニンゲンサマニハ オヨビマセン

 恐竜って よく見ると
 やさしい顔をしているね
 こんなごっついからだをして
 いったいどこにすんでたの
 森や山をあらしまわって
 亡びてしまった 恐竜よ
   イエ、イエ、アナタガタ
   ニンゲンサマニハ オヨビマセン

 ※写真は詩とは対極の優しい優しいニンゲンサマの子たちです。
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ちょっと箸休め

 折々のことば 

「速くできる、手が抜ける、思い通りにできる。・・・ありがたいことですが、困ったことに、これはいずれも生きものには合いません。」
   中村桂子『科学者が人間であること』から

「便利さ」とそのために開発された機器の「豊かさ」を進歩の印と思いこむ人は多い。が生の充実とはまさにこの逆。思い通りにならないものを手塩にかけて育むこと、時間を「飛ばす」のではなく「紡ぐ」こと。自分も生きものという原点を見据えるためにも、農業を学べと生命誌研究者は言う。
  鷹田清一(朝日新聞)2018・5・28

※写真中・下は手塩にかけて育っている楠那っ子です。
 親の思い通りにならないことも育ちですね。
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朝のあいさつ定期便

 そうです!!今日は水曜日。毎週の朝のあいさつ定期便(小中一貫あいさつ運動)です。
 毎月第3水曜日は楠那学区民生委員・児童委員さんとともにあいさつを交わします。
 今日は2年生あいさつガールが参加して、一層活気あるあいさつを響かせました。
 楠那中HPでもアップしてありますので、ご覧下さい。
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生徒会へのインタビュー

 あいさつ運動に続いて楠那中学校生徒会へのインタビューです。
 今日は「クリーンマイタウン楠那」「文化祭」についてのインタビューでした。
 いよいよあと1週間、来週水曜日26日には「クリーンマイタウン楠那」です。快晴の天候となることを願います。
 楠那中文化祭は10月19日(金)です。詳しくはまた紹介します。
 
 今日も清々しい朝のスタートです。
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門倉 さとし コーナー

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 今日も夕焼け小焼け♪♪の時刻となりました。
 今日から三日間「門倉詇」さんの詩を紹介します。
 今日はこの詩です。

   のんびりの唄 
     門倉 詇

 このみちをこの足で のんびり
 のんびり あるこう
 みんなあわててかけていくから
 つきとばされないように
   土のにおいを忘れないように

 このみちをこの足で のんびり
 のんびり あるこう
 みんなどんどん走っていくから
 はねとばされないように
   空のあおさを忘れないように

 このくにをこの目で のんびり
 のんびり みつめよう
 いつもなにかを忘れていくから
 どんなにおくれても
   こころのやさしさを忘れないように

 
    土
     門倉 詇

 すあしで土に ふれてみよう
 ひなたの土と ひかげの土と
 かたい土と やわらかい
 土にも個性があるのかな
 靴をはいていて門倉 詇はわからない
 おなじ地球のことばをさがし
 足のうらで話してみよう

 ※記事の中には門倉 詇と入るのですが、タイトルには名が入りません。ご理解下さい。

重ねて重ねてのご案内です!!

 「クリーンマイタウン楠那」是非ともいっしょに活動しませんか!!
 引き続き参加募集しています。活動時間は14:00〜15:00です。
 参加ご案内を本HPの配付文書に掲載しています。ご覧下さい。
 
 参加していただける方は、担任か教頭にお知らせ下さい。
 明日追加募集プリントを配付しますので読み下さい。

   楠那小 (082)251−1618
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折原みと コーナー

 今日は詩2編の紹介です。

   大好き!
    折原 みと

  「大好き」ってつぶやいた。
  むしょうに走り出したくなった。
  「大好き」ってつぶやいた。
  空を飛べるような気がした。
  「大好き」がいつも、
  あたしを動かしているんだよ。


   描きたいもの
    折原 みと

  描きたいのは、絵ではないんです。
  書きたいのは、文字ではないんです。
  ただの線の集まりではなく、
  心の模様が、描きたいんです。

  「詩にさそわれて(あゆみ出版)」より

 ※折原さんはこの本の中でこう書かれています。
 「まず、リズムが好き。韻を自然にふんだりすることもあります。口にしながらつくったりもします、感動することばを書こうと思うと変なことばになったりします。だから、きれいにまとめるとかじゃなくて、そして、つくるのではなくて、自然に浮かんだままの詩になっています。

 今日で、折原みとコーナーは終了です。
 来週からも、「詩にさそわれて」の24人の詩人中から紹介したいと考えています。
 よろしければお読みください。「心の模様」が癒されますように。

 ※写真上は3年生、中は6年生の大休憩
  写真下は男女で「Sケン遊び」に興じる4年生です。
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折々のことば(朝日新聞より)

 今後、朝日新聞の1面に掲載されている「折々のことば」から、いいなあと思う記事を随時紹介します。

 「我々はただ一方の害ばかりを恐れて、急いでたくさんの花に咲く二葉を摘んでしまった」(柳田國男)
 イツワリとウソ、ゴマカシとデタラメは、かつて明確に区分されていた。一方は人を欺く虚言。もう一方は空言。それらを区分せず、子どもの無邪気な作り話まで戒めると、空想の力が奪われると民俗学者は言う。子どもがつくウソに快く騙され「彼のいたいけな最初の智慧の冒険」を成功させることも必要だと。虚言がはびこると子どもの育ちの機会まで奪われる。『不幸な芸術』から(鷲田清一)2018/5/31

※なるほど「虚言」(偽り、ごまかし)と
     「空言」(嘘、でたらめ)ですか・・・
※「戒める」(いましめる)
 「いたいけ」(いじらしくいたいたしいさま)
※大人が言うと「虚言」子どもは「空言」とも言えそうです。
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折原みと コーナー

 今日も夕焼け小焼け♪♪の時刻となりました。天気予報では午後から雨模様でしたが、雨は降らず、屋外でのクラブ活動も計画通りできました。一安心です。
 
 さて、今週は折原みとさんの詩を紹介しています。
 今日は2編紹介です。
 
    いつも自由に
      折原 みと

  『一番悲しいことは何?』
  ― ウソをつくことです。
  ウソで人を傷つけた時に、もっともっと傷つくのは、
  きっと自分のほうなんです。

  『一番こわいことは何?』
  ― 縛られることです。
  誰かに、何かに縛りつけられて、心のままにふるまえないなら、
  それは死んでいるのと同じことです。

  ありのままでいたいです。
  自分のままでいたいです。
  裸足で土を踏むように、
  いつも自由でいたいです。

   
   瞳の中に
     折原 みと

  誰かの瞳の中に、
  私は、どんな風に映っていたのでしょうか?

  私がもらった、ときめきや勇気を、
  誰かに、伝えることはできたでしょうか?

  誰かの瞳の中で、
  私が輝いて見えたことはあったでしょうか?
  少しでも、だれかの瞳の中に、
  残ることができたでしょうか?

  少しでも。
  誰かの、瞳の中に―。

 ※ありのまま生きたい自分、誰かの瞳にどう映っているか気になる自分・・その全てが自分ですね!!
 写真はそんな楠那っ子です。
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広島市立楠那小学校
住所:広島県広島市南区楠那町5-7
TEL:082-251-1618