最新更新日:2024/07/04
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楠那小学校の電話対応は、平日7:30〜18:00となっております。ご理解とご協力のほどよろしくお願い致します。

おはようございます

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 冬冷えの朝ですが、今日は快晴の冬日よりとなりそうです。
 大休憩にはグラウンドに楠那っ子の歓声が響くでしょう。

 昨日はインフルエンザによる欠席は0人となりました。
 このまま終息に向かうことを願いますが、油断大敵・・・・・
 「早寝・早起き、手洗い、換気、マスク着用」を継続しましょう。
 
 ・・ところで、私(松島)が昨日インフルエンザ診断を受けました。
 例年通り予防接種をしてシーズンを迎えましたが、この年で初めての罹患です。
 昨日は高熱で体中が痛み、インフルエンザに罹った児童・保護者の苦しみをともに体感しました。
 高熱は下がりましたが、医師の指示通り今週いっぱいは他者にうつさないために休みをとります。
 ということで、しばらくは慎ましいHPとなりますのでご承知起き下さい。

 なお、インフルエンザ再流行の兆しが出ましたら、また「本日の病気欠席状況」をお知らせします。
 
 それでは、子どもたち保護者の皆様健康には十分にご留意いください。

詩の紹介

 もうすぐ週初めの夕焼け小焼け♪♪の時刻です。
 確かかつて以前に紹介した詩ですが・・・・

   学級信号
      深澤 義旻
 
 「考える」とは
 新しい発見をすることだ。
 自分の頭を使い、
 自分のことばでものを言うことだ。
 自分の目で確かめた事実の中から、
 事実をひき出してくることだ。
 それを「くらし」とつなげてみることだ
 そして、自分をふくめた人間に
 できることだけを信じることだ。
 ひとりひとりがそうした考えを出し合い、
 それを土台にして、
 新しい考えをみんなで組み立てていき、
 みんなのものにしていこう。
 みんなで決めて、
 みんなで行動する力は、
 ここから生まれ、ここから育つ。
 このとき、きのうとちがう人間になる。

 作者曰く「人間の大脳は、記憶することよりも思考することで重くなり、行動することで確かなものになる」なるほど!!納得です。
 楠那小学校で大切にしている「自分で考え、仲間と決めて、仲間とやりぬく」まさしくこのことですね・・・・・
 
 ※今年も卒業前の6年生に授業をする予定です。
 この詩もその授業教材候補の一つです。
 ※写真はよく遊び、よく学ぶ楠那っ子たちです。
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今日の詩

  歩く 
      三谷恵子

 「歩」という字は
 なぜ
 「止まる」「少し」と書くのだろう

 歩く
 道を歩きながら
 考える

 止まってみよう
 少しだけ
 道の途中だけれど
       
 一息ついて
 ふり返る
 なぜか
 「歩く」を感じる

※写真は今日の昼休憩、登ったり、寝ころんだり、跳んだり、走ったりしている楠那っ子、歩いているのは私だけ・・・・・
 何とも元気な楠那っ子です。
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詩の紹介

 今日は夕焼け小焼け♪♪の時刻を過ぎましたが、詩の紹介です。
 過日お知らせしましたように、このコーナーの詩は、昨年度までに紹介した詩になることをご理解下さい。

  いつもいっしょ
       坂村真民
 いつもいっしょ
 これがわたしの信仰理念
 木とも水とも
 蝶とも鳥たちとも
 いっしょ
 人間はもちろん森羅万象
 いつもいっしょに生き
 いつもいっしょに息をする
 だから一人であっても一人でない
 沈むことがあっても
 すぐ浮きあがる
 ふしぎな奇跡が起きてくる
 いつもいっしょ!
 ああこの愛のことば
 唱えていこう

 ※森羅万象・・宇宙間に存在する数限りない一切のもの 
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過日の夕刻

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 1週間ほど前でしょうか、夕陽の美しい夕刻がありました。
 黄金山が夕陽に映えていました。
 「黄金山」の名の謂われの一つに・・・
 「昔々山すそには、麦が植えられており、瀬戸の海からこの山を見ると、夕陽に映えて黄金のようじゃった・・・」の説があるそうです。
 この日の夕焼けに、この謂われを信じた私です。
 ということで、詩も紹介です。

  流れ
    永窪 綾子
 
 日暮れていく
 土手道を走った
 今日 学校でけんかをした
 山本君のことを思いながら・・・

 息がきれ
 立ち止まる 僕の前に
 川の流れが
 夕焼けに染まって
 まぶしく 光っていた

 そのとき
 なぜか急に
 それをこわしたくなり
 小石をひろうと
 一番 かがやいているところへ
 おもいきり投げた

 夕焼けは
 ひろがる波紋をといっしょに
 こわれ散った が
 波紋が消えると
 すぐ もとにもどり
 黄金色の時間(ながれ)が
 ゆったりと
 川面に横たわっていた

  いま、きみにいのちの詩を(小学館より)

※何だか子どもの頃に似た経験をしたような?同じ景色を見たような?読み終わって目を閉じると、黄金色の時間(ながれ)が鮮やかに浮かびます。
 ところで山本君とは仲直りできたのでしょうか?

詩の紹介

 今日も夕焼け小焼け♪♪の時刻です。
 子どもたちはしっかり休養と栄養補給に努めてください。

 今日はこの詩です。
 最も好きな詩人の一人、吉野弘さんの詩です。

  自分自身に  
      吉野 弘

 他人を励ますことはできても
 自分を励ますことは難しい
 だから・・・というべきか
 しかし・・・というべきか
 自分がまだひらく花だと
 思える間はそう思うがいい
 すこしの気恥ずかしさに耐え
 すこしの無理をしてでも
 淡い賑やかさのなかに
 自分を遊ばせておくがいい

 ※写真は朝日を受けながら元気に遊ぶ、朝休憩の楠那っ子です。
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詩の紹介

 またまた今週も学校週末金曜日、夕焼け小焼け♪♪の時刻です。
 大休憩に一輪車をしている楠那っ子を見て、2年近く前に紹介したこの詩を思い出しました。

  はじめて小鳥がとんだとき
         原田 直友

 はじめて小鳥がとんだとき、
 森は、しいんとしずまった。
 木々の小えだが、手をさしのべた。

 うれしさと ふあんで、小鳥の小さなむねは、
 どきんどきん、大きく鳴っていた。
 「心配しないで。」と、かあさん鳥が、
 やさしくかたをだいてやった。
 「さあ、おとび。」と、とうさん鳥が、
 ぽんと一つかたをたたいた。

 はじめて小鳥がじょうずにとんだとき、
 森は、はく手かっさいした。

※それぞれの学年、あと2ヶ月余りで新学年。
 わが翼で、わが体を、未知の空間に飛翔する力を蓄えています。
 今日は、発熱により早退した児童もいます。くり返しますが、土曜日・日曜日の過ごし方については十分にご配慮下さい。
 月曜日もたくさんのかわいい小鳥たちが登校してきますように。

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詩の紹介です

 今日は訳ありこの時刻に詩の紹介です。

  ひとすじの道
      松浦 正則

 子どもが笑う と
 みんなの心に灯がともり
 子どもが駈ける と
 新しい風が舞いおこる

 とどまることのない 人間の
 たしかな足どりを信じ
 未来を信じ

 きょうも
 子どもと 教師と 親たちは
 あすを創る 大きな作業に
 全身で たちむかう

 ※2017.3.31 平成28年度最後の日にも紹介しました。グラウンドの楠那っ子の姿を見て、改めてこの詩です。
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夕焼け小焼け♪♪の時刻です

 校内でのインフルエンザ流行が心配な今日です。
 特に3年での広がりが心配ですが、今時点で新たなインフルエンザ罹患者は把握していません。引き続き「しっかり休養、しっかり栄養補強」に努めましょう。
 お休みしている楠那っ子に「早く元気になってね!!」の思いを込めて、今日はこの詩の紹介です。

   ははあん
       杉本深由起

  大きな声で
  思いっきり笑ったら

  また一段と
  世の中が あかるくみえてきた
  目に映るものが
  そのまま まっすぐに
  とびこんでくる

  ははあん
  キュッキュッ クックックと
  窓ガラスが
  きれいに磨かれてゆくときの音
  だったんだな
  さっきたてた笑い声は

 ※写真上は「羽子板」に挑戦の1年生です。しかしかし、なかなか手強いこの遊び、一人で付くことから先ず練習!!が・・しかし
 一人でもなかなか手強い遊びです。
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詩の紹介

 新年最初の1週間が終わり、学校週末金曜日の夕焼け小焼け♪♪の時刻となりました。

   行為の意味
        宮沢 章二

 ― あなたの「こころ」はどんな形ですか
 と、ひとに聞かれても答えようがない
 自分にも他人にも「こころ」は見えない
 けれど、ほんとうに見えないのであろうか

 確かに「こころ」はだれにも見えない
 けれど「こころづかい」は見えるのだ
 それは、人に対する積極的な行為だから

 同じように胸の中の「思い」は見えない
 けれど「思いやり」はだれにでも見える
 それも人に対する積極的な行為なのだから

 あたたかい心があたたかい行為になり
 やさしい思いがやさしい行為になるとき
 「心」も「思い」も初めて美しく生きる
 ― それは、人が人として生きることだ

 「行為の意味  〜青春前期のきみたちへ〜」

  「結実の季節 、宮沢章二」より

 2017年3月にも紹介しました。
 東日本大震災後CM自粛の中、金子みすゞの「こだまでしょうか」とともにテレビで流れていた言葉です。
 「心は見えない、でも心遣いは見える。思いは見えない、でも思い遣りは見える」この言葉の元となった詩です。

 3連休開けにはインフルエンザ罹患児童が急増いていないことを願いながらの学校週末です。
 保護者の方も十分に体調管理に努めてください。

 ※写真は「いでや磨かん知と徳」の楠那っ子です。
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詩の紹介

 大休憩に楽しそうに遊んでいる子どもたちを見て、何年か前に紹介した詩があったなあと、記憶を手繰ってふり返ってみると、2016年7月に紹介したこの詩でした。

  さあ、元気に
     水内 きくお
  
 さあ 元気にいこう
 子どもたちは 待っている
   
 朝 教室に入れば
 子どもたちの瞳は 輝いている
  「おはよう!」
 さあ 元気に言おう
 子どもたちは待っている
   
 新しいことが 知りたくて
 友だちと一緒に 学びたくて
 子どもたちは ウズウズしている
 さあ 元気に学ぼう
 子どもたちは 待っている

 休憩時間になれば まよわず
 一目散に 運動場へ
 ボールを 片手に
 さあ 元気に遊ぼう
 子どもたちは 待っている

 おなかが すいたよ
 運動 勉強
 たっぷり したから
 さあ 元気に食べよう
 子どもたちは 待っている
 
 いつも 子どもたちと
 一緒に いきたい
 教師の 枠をこえて
 一緒に歩いて 一緒に伸びよう
 子どもたちは 今日も元気だ
  
  さ〜て、私たち大人も負けてはおれません。
  今日も元気にいきましょう!!!

 これからの詩の紹介はこれまでをふり返っての詩となる模様です。ご理解下さい。
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詩の紹介

 今日はこの時刻に詩の紹介です。
 2017年の3月にも紹介しましたが、もう一度・・・
 明日の教室の風景を思い浮かべながら、この詩です。


  生きるよろこびのうた
      蒔田 晋治

 また 教室に朝がきて
 おはよう おはよう
 なじみの顔が 集まってくる
 わいわい わいわい 
 朝の雀が さえずるように
 たのしい ひととき
 むやみやたらに 肩をつついて
 今日も なかまであることを
 確かめあって いるのです。

 また 教室に日が昇る
 おはよう おはよう
 今日という日は もう二度とない
 がやがや がやがや
 風に木の葉がざわめくように
 生きる よろこび
 声をはりあげ 追いかけまわり
 みんな なかまであることを
 確かめあって いるのです。

 「太陽のように」(1981年安倍川中学校3年3組文集)より
 
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