最新更新日:2024/06/06 | |
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今年最後の発信です
今日もまた「夕焼け小焼け」♪♪の時刻です。
今年最後の詩の紹介です。 やはり今年も吉野弘さんの詩になりました。 「過」は再登場、いや再々登場です。 過 日々を過ごす(すごす) 日々を過つ(あやまつ) 二つは 一つことか 生きることは そのまま過ちであるかも知れない日々 「いかが、お過ごしですか」と はがきの初めに書いて 落ちつかない気分になる 「あなたはどんな過ちをしていますか」と 問い合わせでもするようで――― ※この詩に出会った時、一つの言葉の多義性(多くの意味)に気付いてドキッとしました。漢字にこだわることで自分自身の考え方、生き方をふり返ることにつながっています。 自分自身に 他人を励ますことはできても 自分を励ますことは難しい だから・・・というべきか しかし・・・というべきか 自分がまだひらく花だと 思える間はそう思うがいい すこしの気恥ずかしさに耐え すこしの無理をしてでも 淡い賑やかさのなかに 自分を遊ばせておくがいい ※12月12日に紹介した「ぬけぬけと自分を励ますまじめ歌」と共通する吉野弘さんの読者へのエールだと思います。 小学生の間に子どもたちの一芸を見つけ、自分がかけがいのない存在なんだと言うことを心に涵養しましょう。しみ込ませましょう。それが学校の務め、大人の役割です。 この1年間、ありがとうございました。このホームページで日々感じていることを存分に発信させていただきました。 それでは、引き続きご健康で、よいお年をお迎えください。 ※写真は4月の入学式、5月の運動会・・懐かしいですね。 |
広島市立楠那小学校
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