最新更新日:2024/06/14 | |
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過ぎる
今年も光陰矢のごとし、あっという間の一年でした。
年を重ねてここ数年、この時期になると、必ず思い出す詩があります。 過 吉野 弘 日々を過ごす 日々を過つ(あやまつ) 二つは 一つことか 生きることは そのままで過ちであるかも知れない日々 「いかが、お過ごしですか」と はがきの初めに書いて 落ちつかない気分になる 「あなたはどんな過ちをしていますか」と 問い合わせでもするようで― ※言葉の多義性に気づくと落ちつかない気分になるのです。『過』の一義性に“揺れ”が生じるわけです。「だれも過ちなしで過ごしている人はいないのです」「人を責める資格もないし、自分もしかたないのです」 吉野 弘さんの言葉より(詩にさそわれて「あゆみ出版」) 写真は今春(4月 5月)朝の正門の風景です。 |
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