最新更新日:2024/09/25 | |
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10倍返し!朝のとても寒い中,登校してくる子どもたちに笑顔で元気よく声をかけました。 『あいさつは さわやかに 10倍返し!』 これができると,気持ちよく一日をスタートすることができますね!生活委員さん,よく頑張りました! つりあいとてこ3「てこ」とは主に、「重い物を、小さな力で動かすための道具」です。 これまでの「支点」に加えて、「力点」と「作用点」について学び、「どうすれば重い物を、小さな力で持ち上げることができるか」という問題について、考えていきました。 今までの学習で学んだことを根拠にして、「力点と支点を離す」「作用点と支点を近付ける」という予想のもと、実験をしました。 すると、予想通り、力点と作用点と支点の関係で、持ち上げる時の手ごたえが変わりました。 3点の位置関係と手ごたえの変化から、「てこで重い物を小さい力で持ち上げるには、力点と支点を離し、作用点と支点を近付ければよい」ことが分かりました。 次に、身の回りのてこを利用した道具として「くぎぬき」を取り上げて、「どうすればくぎぬきでくぎを小さな力で抜くことができるか」を考えました。 この問題も、前の学習をもとに、「力点を支点から離せばよい」と考えて、力点の位置を変えて実験をしました。 実験の前後では、予想や結果、考察をノートにまとめています。 真剣にノートを書いていますね。 実験は楽しいので、ついつい遊び感覚になってしまいがちですが、問題に対して自分の予想を立てて、実験の結果を根拠として結論を導くという、科学的な思考力を育てています。 つりあいとてこ2釣り合いを調べるには、棒の左右の(おもりの重さ)×(支点からおもりまでの距離)を求めます。 6年生のみなさんは、必死に計算をして考えていました。 計算をすると、この棒は水平に釣り合うことが分かります。 ところで、6年生の理科では、計算ができることだけではなく、棒が釣り合うかどうかの考えを、根拠をもって説明できる力を育てています。 それも、科学的な根拠です。 この問題では、 「計算をしたら、一緒だったから釣り合う」 「410と410だから釣り合う」 ではなく、 「(おもりの重さ)×(支点からおもりまでの距離)を計算して、おもりが棒をかたむけるはたらきの大きさが、左右とも410なので、この棒は水平に釣り合う」 という、科学的な言葉を使って説明できる力です。 生活では使わない言葉が多いので、根拠を考えることはなかなか難しいですね。 けれども、根拠をもって自分の考えを述べることは、とても大事なことです。 卒業までに、ぜひ分かりやすく伝えられるようになって欲しいと思います。 つりあいとてこ単元の最初に、ペットボトルを使った「下皿てんびん」を組み立てました。 ところが、同じ重さの皿をつるしているのに、棒がかたむいてしまいます。 そこで、「同じ重さの物をつるしても、棒がかたむくのはなぜだろうか」という問題について追究することにしました。 実験用てこを使って、同じ重さのおもりを、「支点からおもりまでの距離」を変えてつるしていきました。 すると、「支点からおもりまでの距離」が左右で等しい時に棒がつりあって、「支点からおもりまでの距離」が左右で等しくない時に棒がかたむきました。 この結果から、「同じ重さのおもりをつるしても棒がかたむくのは、支点からおもりまでの距離がちがうから」ということが分かりました。 洗濯物を干す時などに、左右対称にかけないとかたむいてしまった経験があると思います。 「支点からおもりまでの距離」がちがうと、棒がかたむいてしまうことは、感覚的には分かっていますが、きちんと実験をしてみると、実感をもって理解できますね。 身の回りでかたむいている物があったら、「おもりの重さ」と「支点からおもりまでの距離」を確かめてみましょう。 |
広島市立矢野南小学校
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