○１年生の家庭科の授業、２年生の英語と国語の授業です。どの授業も、とても落ち着いた雰囲気の中で、集中して「聴く」ことができています。また、どの授業も「書く」こともしっかりとできています。英語では、全員、大きな声で、発音練習をしています。そこには、身体全体で授業に取り組む姿勢があります。まず、しっかりと「聴く」ことができれば、豊かな「思考」につながります。「聴く」ことは、授業の基本です。これからも、「聴く」ことを大切にして、授業にのぞみましょう。

○長いゴールデンウィークが明け、雨の1日でした。長い休みが続いたためか、生徒も全体的に学校の生活リズムになかなか乗れない感がありました。体調不良での欠席者も多く、体調と生活リズムを早く整えて、新緑の5月を地に足をつけてこつこつと取り組みましょう。
○6時間目、部活動発足会が開かれました。1年生もいよいよ本格的に部活動が始まります。日浦中では、「部活動もジャンボ」を合い言葉に、「時間を守る、身だしなみ、あいさつ等のマナー、仲間への心配り気配り」を大切にして取り組んでいます。自分自身の技術の向上だけではなく、チームワークを高め、活気のある部活動を期待しています。

○新緑のまぶしい５月になりました。５月１日(火)は、連休の谷間ですが、全校朝会が行われました。まず、全校朝会の中で、校長先生から、本年度から取り組んでいる無言集合について、「今日も無言で集合できて、スリッパを重ねて右側にきちんと置いている姿は、とてもすばらしく、まさに生徒の皆さんの利他の心が感じられます。」というお話がありました。続けて、先日お亡くなりになられた衣笠祥雄さんの話をされ、「衣笠さんは、連続試合出場記録がかかっている中、ジャイアンツの西本投手からデッドボールを受け、その翌日も試合に代打で出場し、江川投手と対戦し、三球三振に倒れました。試合後のコメントで、衣笠さんは、１球目の空ぶりはファンのために、２球目は自分のために、そして３球目は、西本選手のためにということを語りました。ここに、衣笠さんの他者を思いやる「利他の心」が感じられます。」という内容でした。終始、聴く態度もすばらしかったです。これからも「利他の心」を大切に、学校生活を送っていきましょう。
○また、猪狩先生からは、「ゴールデンウィーク中、でかけることもあるでしょうが、はめをはずさないように、安全に、周囲に気配りをしながら、生活を送って欲しい。」というお話がありました。有意義なゴールデンウィークになることを願っています。

○自分を超えろをテーマに、スタートした２年生。日々、自主学習(家庭学習)ノートの取組で自分の限界にチャレンジしています。日々、一つのことを継続して積み上げていくことで、大きな力がついていくことでしょう。そんな２年生、連休前の道徳の授業です。「考え、議論する」ことを通して、道徳性をしっかりと身につけていって欲しいと思います。

○４月２５日(水)４時間目、宿泊研修の最後の活動である表彰式と解団式が行われました。解団式の中では、係ごとにその場に起立して、活躍の様子が竹口先生から伝えられ、お互いに拍手を贈り合いました。「協力」「感謝」「絆」を感じることができた解団式でした。１年生のこれからの中学校生活、そして成長が楽しみです。

○最後の活動は、「感謝ありがとうメッセージを贈り合おう」というエクササイズを、行いました。まずそれぞれが、この一泊二日の中で、班のメンバー、クラスのメンバー。学年のメンバーから、「お世話になったことや助けてもらったこと」等を振り返り、付箋紙に書いていきました。そして、随時、全員が背中につけているマントに、それぞれ貼っていきました。そのマントに貼られた温かいメッセージを全員が一斉に見て、笑顔の輪が拡がっていきました。この最後の活動においても、１年生全員の「つながり」が実感でき、絆づくりにつながったひとときであったと思います。

○クラス全員カプラドミノ倒しの後、カプラ大会のメインである、創作部門大会に入りました。お題は、「お城」です。各班で、想像力を働かせて、協働して、それぞれのカプラ城を完成させました。その城を前にして、各班で、記念写真を撮りました。その間に、教員５名で、優秀作品の投票を行い、結果は次の通りとなりました。最優秀賞　２組４班　優秀賞　１組２班　３位　１組１班　１組４班　１組５班　でした。
○長時間の大カプラ大会でしたが、班で、クラスで、「協力」の大切さ、すばらしさ、むずかしさを実感したひとときであったと思います。

○荷物整理、部屋のかたづけをして、宿泊棟を出ました。雨の中、研修室１に移動して、大カプラ大会を行いました。まず、手始めに、各班で、とにかく高くカプラを積み上げることを、２回戦行いました。２回目には、２メートルを超える班がいくつかありました。次に、班で、創意工夫をしたドミノ倒しに取り組みました。カプラ自体が軽いので、結構それぞれに集中して緊張感を持ちながら、カプラを並べていました。そして、今度は、クラスで１つのドミノを創りました。残念ながら２組は、最後の最後に、途中でドミノが倒れてしまい、完成には至りませんでした。緊張感のある中、研修室の端から端にかけて創られた１組のドミノに、１年生全員が集中し、注目しました。なんと、見事にドミノは、きれいに最後まで倒れていき、全員が、ゴール目指して駆けていき、拍手が自然と巻き起こりました。カプラが繋がっただけではなく、１年生全員の心が繋がった瞬間でもありました。

○２日目になりました。天気予報通り、結構激しい雨が降っています。朝の集いを行い、その後、食堂で朝食をいただきました。そして、部屋に戻り、身辺整理、宿泊棟の掃除(トイレ、洗面所、階段、廊下など)を全員で分担して行いました。「来た時よりも美しく」、次に利用する方々が気持ちよく利用できるようにという思いを込めながら、お世話になった施設の掃除を頑張りました。

○夕食の後は、入浴・自由時間となりました。宿泊棟が日浦中だけということもあったのかもしれませんが、結構、大きな声で話したり、叫んだりという状態でした。各部屋に、教員が行き、生徒に「公共の場での過ごし方について、中学生として考えて行動して欲しい」旨を伝えました。その後は、全員、「利他の心」で行動することができました。そして、研修室に集まり、班ごとの反省会、班長からの発表、クラス会議を行いました。その後、各部屋に戻り、就寝準備に入りました。班長は、談話室に集合して、班長会を行い、初日の日程を終えました。

○ロケット飛ばしの後は、食堂で夕食をいただきました。みんなで竈で作ったカレーも美味しかったですが、センターの方に作っていただいた夕食も、とても美味しかったです。感謝感謝です。

○カレー作りの後、宿泊棟に入り、身辺整理をした後、研修室で、ロケットづくりを行いました。川西先生から、作り方の説明があった後、班ごとに頭をつきあわせて協力して、それぞれの班のロケットを完成させました。

○ロケット飛ばしは、２日目午前の予定でしたが、雨予報であったので、製作した後、すぐに、こども広場でロケット飛ばし大会を行いました。どの班も、一生懸命に協力して作ったロケットです、果たして上手く遠くに飛ぶかどうか、ドキドキでした。さてその結果は、第１位　２組５班　７１メートル　第２位　１組５班　７メートル　第３位　２組４班　５７メートルでした。

○カレー作りパート2です。同じ材料を使い、同じレシピで作ったはずですが、10班分のそれぞれの「味」がありました。にんじんが妙に堅い班、ちょっと水分が多くカレー汁状態の班、野菜の旨みがルーと絡まってとても美味しい班とそれぞれの「カレー」ですが、班みんなで協力して一生懸命に作ったカレーです、どの班もたくさん食べていました。かたづけも、洗い物も、清掃活動も、みんなで協力しててきばきとできました。
○カレー作りの表彰結果は、以下の通りです(味全般、野菜・肉など具のおいしさ等を評価)。優勝は、1組4班　準優勝は、2組4班　3位は、1組3班でした。

○野外活動センターに到着した後、研修室4で、入所式を行いました。その後、こども広場で、学年写真・クラス写真を撮った後、第2キャンプ場に移動して、班で協力してカレー作りに取り組みました。

○中学校を出発して、しばらくして、全員バスを降りて、約3キロの道のりを、野外活動センターまでグループウオークを行いました。最後は、延々と坂道でしたが、班員で声かけ合って頑張りました。

○4月23日(月)〜24日(火)、1年生は、野外活動センターにおいて、宿泊研修を行いました。「ＤＯ　ＹＯＵＲ　ＢＥＳＴ〜一人一人のために」をスローガンに掲げ、「笑顔」45、「事故・怪我・トラブル」0を目指して、中学生として成長するきっかけとなる時間にして欲しいという願いのもと、「協力する」「生徒間の絆を深める」「集団行動を身につける」「心に残るような活動を行う」ことを学ぶべく、1泊2日の宿泊研修を終えました。そして、25日(水)4時間目に、表彰式・解団式を行い、日々の中学校生活の再スタートをきりました。2日目は、大雨が降り、活動の変更を余儀なくされましたが、1年生全員の「協力」で、みんなでまとまって、すばらしい活動ができました。
○10分前行動、5分前集合も、1つの具体的な行動目標に掲げて、一泊二日取り組みましたが、会を重ねるごとに、班長からも呼びかけの声が出るなど、一人一人の意識も高まり、「無言集合」も少しずつ本物に近づきました。これも、1学年集団としての1つの成長の証だと思います。中学校生活は、スタートしたばかりです。宿泊研修で「学んだこと」「できたこと」を本物に、そして、「課題として見つかったこと」を解決できるように、これかの中学校生活の中で、しっかりと取り組んでいきましょう。
○ここから、宿泊研修の様子の写真を掲載します。まず、結団式、出発式です。

○4月20日(金)4時間目、1年生は、月曜日からの宿泊研修に向けて、体育館で結団式を行いました。生徒実行委員4人の進行で会が進められ、宿泊研修のスローガンである「ＤＯ　ＹＯＵＲ　ＢＥＳＴ〜一人一人のために〜」が発表されました。また、団長の教頭先生と学年主任の川西先生から、1年生全員にこの宿泊研修で期待することや願いが伝えられ、決意をあらたにしました。その後、「静かに、迅速に」をテーマに全体集合の練習を行い、いよいよ宿泊研修モードに入りました。中学校に入学したばかりで、ほとんど取組もできませんでしたが、「笑顔」４５・「事故・怪我・トラブル」０の１泊２日を目指して、小学生から中学生に成長する大きなきっかけとなる宿泊研修となることを期待しています。元気に、協力し、みんなで支え合って、より絆を深められるように頑張ってきます。

○4月20日(金)朝、体育館において、本年度最初の生徒朝会が行われました。本年度から取り組んでいる体育館への無言集合もほぼ定着しつつあります。遅刻者が数名いたのは、残念ですが、どのクラスも時間前には体育館に無言で集合し、静かに待つことができました。そして、前期の生徒会役員である代議員、文化委員、保体委員の認証式が行われ、それぞれの委員の代表者が、校長先生から認証書を受け取りました。そして、校長先生から、「利他の心」というお話があり、日浦中のアルボラの伝統の心でもある「他者のために尽くすこと、貢献すること」の大切さを、生徒全員に伝えられました。それぞれの役員の皆さんは、責任を持って役割を果たすことが、周囲の人たちに、学校全体に貢献することにつながります。またそうした役員さんたちの活動にしっかりと協力し、フォローしていくことが、他の生徒の皆さんの役割になります。生徒全員で、すばらしい生徒会活動を創っていきましょう。その後、宮本会長、正木文化委員長、栗栖保体委員長から、それぞれの委員会で決まったことやこれからの取組について説明がありました。また、館さんから、1年生に対して、宿泊研修に関してエールが送られました。とても、充実した内容の生徒朝会でした。

○3年1組での技術の授業です。班ごとにミニホワイトボードに、班の中で交流された意見を整理しました。ここには、協同的な学び合いの「芽」があります。それを、黒板に貼り付け、猪狩先生が、ホワイトボードに書かれた意見を「つなぎ」ながら解説をしていきました。生徒全員、その説明をとても真剣に聴いていました。「聴く」ことが、学力をつける上で、とても大切なことだとあらためて感じました。
○2年2組の理科室での理科の授業です。この授業でも、それぞれにしっかりと思考し、塚本先生の説明を集中して聴いていました。とても、おだやかな雰囲気で、授業が流れていきました。「聴く」→「考える・思考する」→「思考を交流する・思考を深める」→「学力の定着」というサイクルを大切にした授業づくりが必要です。