最新更新日:2024/04/26
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平成29年度研究推進計画

1.研究主題
  「全員が楽しく,わかる・できる授業の創造」
   〜学習リーダーを中心に進める算数科の指導の工夫〜

2.主題設定の理由
  本校では,児童数の減少により平成20年度から中学年で複式学級が
 スタートし,22年度には高学年,26年度からは低学年も複式学級に
 なり,今年度で完全複式4年目になる。今までに取り組んできた全員が
 「楽しかった」「わかった・できた」と感じられるような授業づくりや
 学習リーダーを中心とした複式授業(リーダー学習)を進めていくため
 に,昨年度から算数科の授業研究に取り組むことにした。複式授業では
 間接指導時に児童が主体的に,協力して学習を進める力「授業進行力」
 が求められる。子どもたちは,意欲的に学習リーダーを務め,自分たち
 で学習を進めることができるようになってきている。意見交流場面では
 友達の考えに対して質問や感想を伝えるなど協力して活動することがで
 きている。しかし,算数の学習を苦手としている児童が多く,算数の授
 業を通して児童の力を伸ばしていくことが必要であると考えている。特
 に、自分の考えを根拠を明確にして分かりやすく説明したり,自分の考
 えと友達の考えの類似点や相違点を比べながら聞いたりすることや見方
 を変えて考えを広げたり,深めたりすることはまだ十分ではない。分か
 ったことをもとに筋道を立てて考え,分かりやすく表現することに課題
 が見られる。
  以上のことから,今年度は,見通しをもち筋道を立てて考えることに
 重点を置き,数学的な思考力や表現力の育成を図るため算数科の指導法
 を工夫・改善するとともに学習リーダーを中心に学び合うことを通して
 全員が楽しく,わかる・できる授業づくりを目指し本主題を設定した。

3.研究の視点と具体的な取組内容
(1)指導と評価を一体化した学習指導の推進
  ○単元の指導事項や算数的活動,言語活動,評価規準を明確にする。
     ・「単元研究シート」を作成し,授業研究を進める。  
(2)全員が楽しく,分かる・できる算数科の授業の工夫
   (「ユニバーサルデザイン」の視点から)
  ○視覚支援を効果的に取り入れる等,合理的配慮の充実を図る。
   →1時間の学習の流れを提示
   →絵・写真・ICTの活用,教材・ワークシートの拡大コピー
   →算数的活動の工夫
   →ワークシートの工夫
   ・作業手順の分かりやすさ,自力学習のしやすさ
  →ヒントカード(既習事項や考えるポイント)
   →発表ボード(短冊)を使った意見交流
   →板書の工夫(何を学習して,何が分かったのか)
  ・板書の構造化(めあて,学習(思考)の流れ,まとめなど)
(3)自主的・協同的な学習を充実させるための指導の工夫・改善
  ○リーダー学習の充実を図る。
   →学習リーダーの育成      
   ・学習リーダーに学習の進行を任せる。
   →授業構成のパターン化(以下を基本とする。)
  ・課題把握…めあてを確認する。
   ・課題追求…自力学習(書く)→ペア・グループ学習
   ・課題解決…全体学習(交流する・練り上げる・深める)
   ・振り返り…個人で学習を振り返る。(ノートに書く)
  *めあてについて,わかった・考えたことなど  
  ○児童同士のかかわり合いの中で,学び合いの活性化を図る。
   →ノート指導(めあて,問題,自分の考え,友達の考え,分かったことなど)
   →言語活動の充実(ペアやグループ,全体での意見交流)
   →意見交流が活発になるような発問(声掛け)の工夫
   →学級の支持的風土の育成(話す・聞くの受容的な雰囲気)      

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