最新更新日:2024/05/23
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楠那小学校の電話対応は、平日7:30〜18:00となっております。ご理解とご協力のほどよろしくお願い致します。

感謝の言葉 松島利一

 4年間楠那小学校で仕事ができましたことに感謝いたします。
 多くの関係者の皆様、保護者の方、地域の方、出会った子どもたち、楠那小スタッフ・・・この4年間をふり返れば反省することも多く、ご心配やご迷惑をおかけしたことも多々あると思います。しかしながら自分の「持ち味」は出せたと自己満足の4年間でした。
 本当にありがとうございました。
 運動会には、子どもたちの笑顔を観にきます。
 
 最後はこの詩の紹介です。
 結婚を祝う歌ですが、人と人との大切な「間柄」を私は感じます。
 3月4日の詩「奈々子に」の人生観と同じです。

  祝婚歌  
    吉野 弘

 二人が睦まじくいるためには
 愚かでいるほうがいい
 立派すぎないほうがいい
 立派すぎることは
 長持ちしないことだと気づいているほうがいい
 完璧をめざさないほうがいい
 完璧なんて不自然なことだと
 うそぶいているほうがいい
 二人のうちどちらかが
 ふざけているほうがいい
 ずっこけているほうがいい
 互いに非難することがあっても
 非難できる資格が自分にあったかどうか
 あとで
 疑わしくなるほうがいい
 正しいことを言うときには
 少しだけひかえめにするほうがいい
 相手を傷つけやすいものだと
 気づいているほうがいい
 立派でありたいとか
 正しくありたいとかいう
 無理な緊張には
 色目を使わず
 ゆったり ゆたかに
 光を浴びているほうがいい
 健康で 風に吹かれながら
 生きていることのなつかしさに
 ふと 胸が熱くなる
 そんな日があってもいい
 そして
 なぜ胸が熱くなるのか
 黙っていても
 二人はわかるのであってほしい

 ありがとうございました。
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平成31年3月30日 感謝の言葉

 いよいよ今年度もあと二日を残すのみとなりました。
 今日は、この4年間の感謝の気持ちを込めて、生物学者ダーウィンの言葉で、これからの楠那小へのエールとします。
 今年度9月にも紹介したかとも思いますが・・・・

 最も強い者が生き残るのではなく、
 最も賢い者が生き延びるのでもない。
 唯一生き残ることができるのは、
 変化できる者である。

 また、アメリカの神学者「ラインホルト・ニーバー」はこう言います。
 「神よ、変えてはならないものを受け入れる冷静さと、変えるべきものを変えていく勇気と、変えることのできるものと、できないものを識別する知恵を、われに与えたまえ」

 これまでの100年を超える楠那小の伝統を継承しながら「伝・創・改・除」何を継承し、何を創り、何を改め、何を除くのか・・・
 100年たっても子どもを、ど真ん中に置き、時代の流れを読み、不易を大事にする、こんな学校でありますように・・・・

 変わることは怖くない、
 ワクワクしたいな
 明日の自分に 
    折原みさと
  

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夕焼け小焼け♪♪の時刻です 詩の紹介

 平成30年度もあと二日。
 やはり今年も吉野弘さんの詩になりました。
 「過」は再登場、いや再々登場、いや再々々登場です。

  過
      吉野 弘

 日々を過ごす(すごす)
 日々を過つ(あやまつ)
 二つは
 一つことか
 生きることは
 そのまま過ちであるかも知れない日々
 「いかが、お過ごしですか」と
 はがきの初めに書いて
 落ちつかない気分になる
 「あなたはどんな過ちをしていますか」と
 問い合わせでもするようで―――
    
 ※この詩に出会った時、一つの言葉の多義性(多くの意味)に気付いてドキッとしました。漢字にこだわることで自分自身の考え方、生き方をふり返ることにつながっています。
 また、今年もこの詩を心にとめながらの年度末となりました。あと二日楠那小のスタッフとして存在できることを嬉しく思いながら・・・・

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詩の紹介

  出発するのです
       山本瓔子

 出発するのです
 知らないところがいっぱいあるから
  出発するのです
 朝日が梢をはなれるように
 風が林を吹きぬけるように
  出発するのです
 暗い土の中から
 つき出た 草の芽
 とじこめられたものを
 はねのけていく たのしさ
  出発するのです
 知らないところがいっぱいあるから
  出発するのです
 よろこびが波を打ちあげるように
 雲に向かって船が進むように
 汐鳴りが 空をかけめぐるように
  出発するのです

 ※春「Spring」バネのように、泉のように、出発の季節です。
 
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詩の紹介

  巣立ち
     松永 伍一

 巣立ち!
 その意味を知っている鳥は
 青い空に向かって
 力いっぱい
 よろこびに鳴く
  あれは
  誰がきいても
  よろこびの声だ
  透明で
  じんと人間の胸に
  突き刺さるではないか
  ガラスの矢のように

 歩き出すとき
 人は
 未来をおもう
 つまずくことを
 はじめから予想などしない
  心が
  ゴムまりのように
  張りみちているから
  へばりついて
  泣きべそをかくなんて
  おもってもみない
  だから歩けるのだ

 人の人生は旅だという
 たしかに
 そんな気がして
 このたとえが
 好きになる
  雲を斜めにうけ
  かんかん照りのなかで
  水もない峠の岩に腰かけ
  「花ばかりじゃない
  とげのある石も踏まねば・・・」
  ひとりつぶやく
  それが
  旅

 風が吹き
 陽がかがやいているのに
 入り口は「狭き門」
 苦い涙も
 落ちたりして
  それで
  背骨がしっかりする
  心も炎となる
  「生きてきてよかった」
  ひとりでに
  そんなつぶやきが出る

 きみらは
 きみだけの
 ぴかぴか光る人生を
 その手でつかめるのだ
  二つとない
  きみだけの
  重い歴史を
  きずいていけるのだから
  固有名詞のついた人生よ 歴史よ
  おめでとう

 ※本HPでは初めての紹介です。
 少々長い詩ですが、ごゆっくりお読み下さい。
 卒業式前にとも思っていましたが、今日の紹介です。
 固有名詞の自分の人生「生きていてよかった」と思える時間が増えますように・・
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詩のふり返り

  自分の感受性くらい
      茨木のり子

 ぱさぱさに乾いていく心を
 ひとのせいにするな
 みずから水やりを怠っておいて

 気難しくなってきたのを
 友人のせいにするな
 しなやかさを失ったのはどちらなのか

 苛立つのを
 近親のせいにするな
 なにもかも下手だったのはわたくし

 初心消えかかるのを
 暮らしのせいにするな
 そもそもが ひよわな志にすぎなかった

 駄目なことの一切を
 時代のせいにするな
 わずかに光る尊厳の放棄

 自分の感受性くらい
 自分で守れ
 ばかものよ

 ※感受性・・下界の印象を受け入れる能力。ものを感じ取る力。

 ※あまり人のせいにすることはない自分(松島)ですが、様々ないらだちを近親にぶつけてしまうことの多い私です。
 全てを自分のせいにすると、自分の心がつぶれます、自分の中に失いそうなものが出たとき、だれかに伝えたくなる、一緒に考えてくれる仲間がいれば随分と力強いですね。

 11月5日に宮島の紅葉とともに紹介した「落ちこぼれ」(茨木のり子)もよろしければ一緒にお読み下さい。

 ※人にせいにすることなく、季節を自ら感じ、自ら花開く春の花です。
 写真下は「スイトピー」です。5月には花をつけることと思います。
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200000回

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 ちょっと油断していました。2011年12月12日から本日までのアクセス数がHP右上に出ていまが、昨晩200000回を超えました。
 密かにジャストのアクセスを狙っていたのですが・・・
 
 過日には今年度の77777回も逃しました。残念!!
 これまでご覧いただいた皆さんありがとうございました。

段ボールリレー

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 早朝より楠那小スタッフで作業です。
 ご覧の通り「段ボールリレー」何が入っているのでしょうか?
 いかに言っても転勤される先生の荷物ではありません・・・・
 きれいに洗って乾かした「牛乳パック」です。楠那小では全クラスで牛乳パック再利用の取組をしています。牛乳パックが再利用されて、新しい紙に生まれ変わります。
 後期に集めた牛乳パックがこんなに集まりました。

詩のふり返り

 残された時間は僅かとなりました。
 また、荷物整理・資料整理・データ整理等々・・せねばならぬことも多く、どれほどふり返ることができるか未定ですが、笑顔のふり返りの写真とともに紹介です。
 まずは、今年度(2018)4月2日に紹介したこの詩です。

  念ずれば花ひらく
      坂村 真民

   念ずれば
   花ひらく

  苦しいとき
  母がいつも口にしていた
  このことばを
  わたしもいつのころからか
  となえるようになった
  そうしてそのたびに
  わたしの花がふしぎと
  ひとつひとつ
  ひらいていった。

 「念」というのは、今という字と、心という字からできている。つまり、いつも、そう思うということである。一つのことを、いつも思い続けていると、五十兆あると言われている体の中の全細胞が、今日(こんにち)の言葉でいうと、遺伝子が、そうなっていく。そのことは現代の科学者が、実証しているもので、二十一世紀になれば、こうした学問はもっともっと進み、「念ずれば花ひらく」という真言が、生きたものになってくると思う。
  詩集 坂村真民「念ずれば花ひらく」あとがきより
 
※4月末には3度目の坂村真民記念館訪問を予定しています。
 100年後の楠那の幸を念じ、4月からの自分の役割を念じてきます。
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就任者紹介

 遅くなりましたが、4月より楠那小学校で勤務していただく先生を紹介します。

 藤井 豊之 教頭先生
 谷口 千紘 教諭
  
 以上の2名です。
 他の教職員の新規就任はありません。
 4月以降、来年度もよろしくお願いいたします。
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お礼 松島利一

 いよいよ楠那小での勤務もあと三日となりました。
 お礼の言葉は山ほどありますが、離退任式での話をもって、本日の感謝の意とします。

  送別式あいさつメモ

 本当に終わりました、とってもとっても淋しいです。小学校での仕事を終えます。
 この4年間楠那小の宝物(あいさつ 笑顔 歌声 真剣な学び)本当にありがとう。
 ちょっと辛いことがあっても朝の楠那っ子との笑顔のあいさつでエネルギー充電できました。
 先日の楠那保育園卒園式で、卒園児が将来の夢を語りました。 服屋さん(デザイナー)とか、おかしやさんとか・・・どの夢も大切にしてほしいですね。
 その中で何と「小学校の先生」と言った年長さんがいました。嬉しかったですね!!
 小学校の先生もいいですよ、楽しいことばかりではありませんが、やり甲斐があって、 素敵な仕事です。小学校の先生になろうと想う人は、相談に乗りますから、連絡してください。
 お家に帰ったらかわっていく先生達が「ありがとうございました。」と言っていたと伝えてくださいね。・・・・・・
 ・・・では「サラバ」

 ※今このメモを読み返し、小学校の先生は教員だけでなく、様々なプロのスタッフがいることを、きちんと話せば良かったと反省しているところです。
 ※子どもたちがいなくて淋しい学校です。HPに楠那っ子の笑顔が紹介できないのもまた淋しいですね。
 
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折々の言葉

 人事異動のこの時期になれば、紹介しようと留めていた文章です。

 折々のことば(朝日新聞より)2018/12/19 

「最初の線は生きています。だから消してはいけません。」
         図工の先生

 山登りの途中、立ち止まってスケッチするのが好きな編集者・若菜晃子は、小学生の時、図工の先生によくこう言われた。ものをよく見て最初に手先が動いた瞬間の小さな発見を大事にしなさいと。例えば初めて職場に行った時の微かな違和感も、組織の抱える問題点を言い当てていることがある。その小さな芽をすぐには摘まないように。
   随想集『街と山のあいだ』から

 絵を描く話から、組織の問題へ、この短い文章の中で大きく展開しています。私も子どもたちによく言います。「一度書いた文章は消さない方がいいよ」と・・・
 自分で考え文章を書き、仲間と話して、思いや考えが変わり自分の書いた文章(財産)を消しゴムで消して書き換える。そんな場面をよく見るからです。
 最初の瞬間の思いを書き残しておくことが思考の深まりを確認することになり、仲間との意見交流のありがたさを感じることができるからです。
 組織の問題も然り、微かな違和感は消さないことが、他者との関係づくりや組織活性化の大きな財産となると信じたいものです。学校は人事異動の時期です。
 人事異動の目的もここにあると考えます。
「最初の線は生きています。だから消してはいけません。」
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離退任式1

 また今年もこの日が来ました。
 今年は6名の先生とお別れです。
 松島 利一校長 教育委員会シニア主事
 大和 郁文教諭 青崎小学校へ
 盛川沙央里教諭 みどり坂小学校へ
 倉本 幸恵教諭 みどり坂小学校へ
 竹中 智江指導員 宇品小学校へ
 野毛 恵子給食調理員 荒神町小学校へ

 引き続きご活躍下さい。

 ※この楠那小学校で出会った子どもたち、保護者の方、地域の方、教職員に感謝です。
 この楠那小学校で仕事ができたことを嬉しく思います。
 誠にありがとうございました。(離退任者代表 松島利一) 
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離退任式2

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 児童代表の徳廣音乃さんのスピーチもお見事です。原稿を見ずに語りました。読むのでなく語るということは大変レベルの高いスピーチです。感動しました。
 今年もまたこの日を終えました。そして4月は奇跡の起きる「出会いの4月」です。
 新1年生を迎え、新しい先生を迎え、また始まります。

平成30年度修了式1

 今日が30年度学校最終日となりました。
 今日は「終業式」でなく「修了式」1年間の学業を修める会です。
 まずは校長が、楠那小学校が学校表彰を受けたことを紹介します。
 社会福祉法人広島市社会福祉協議会より「感謝状」をいただきました。
 南区社会福祉協議会の推薦を受けての表彰です。
 修了式に間に合うようにと、先週金曜日に南区社会福祉協議会田畑健雄事務局長さんが、感謝状を届けてくださいました。
 「貴校は『平成三十年七月豪雨』災害において、復旧・復興を支援するボランティア活動に対し多大なる貢献をされました。その功績はまことに顕著であります。ここに心からの敬意と感謝の意を表します。」
 平成31年3月20日 会長 永野正雄

 楠那っ子の行動を認めていただきました。
 ということで、児童会運営委員に校長から手渡しました。
 「楠那サテライト」でのボランティア支援や「感謝のタオルメッセージ」「段ボールベット運び」等々が大人を勇気づけたのです。
 
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平成30年度修了式2

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 校長の話に続いて各学年代表児童が、この1年間の出来事・成長したことをスピーチです。どの学年代表も堂々と、自分の言葉で仲間に伝えました。
 誠に立派なスピーチでした。
 聴く仲間も真剣に聴きます。まるで自分が発表しているかのように・・

平成30年度修了式3

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 修了式最後は生徒指導担当の先生から「春休みの過ごし方」について全体指導です。
 「校区外には子どもたちだけで行かないこと」
 「自分の命を自分で守るために自転車に乗るときは『ヘルメット着用』」
 この2点にしぼって全体指導しました。
 けがをいないように、有意義に過ごし、エネルギーを充電してください。

今日の5年生

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 5年生は22日に校外学習に出かけたため、今日「よいこのあゆみ」渡しです。別室で面談しながら渡します。
 その間それぞれのクラスはそれぞれに過ごしています。
 5年生からは今回楠那小学校を去る6名の先生全員に、感謝メッセージをプレゼントです。
 それぞれ6名はこちらこそ!「感謝」の気持ちをもちました。
 最高学年への準備OKの5年生です。来年度4月が楽しみですね!!

楠那中学校グラウンド改修

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 小学校教室を巡っていますと、中学校で何やら大きな整備工事が始まっています。
 グラウンド改修工事です。詳しくは中学校HPをご覧下さい。
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今日の3年1組

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 3年1組さんとも「サラバ」とお別れのあいさつです。
 三年生のみなさん!!「三」は簡単には「四」になれません。「二」から「三」は横棒一本書き加えれば済みましたが、「四」はそうはいきません!!
 覚悟をもって4月に4年生になりましょう。
 3年2組さんはグラウンドで運動中でした。
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広島市立楠那小学校
住所:広島県広島市南区楠那町5-7
TEL:082-251-1618