友達と遊ぶことが大好きな子供たち。

　一緒に遊ぶだけではなく，友達と同時に何かをすることにも楽しみを感じているようです。


　今日は，「せ〜の！」と声を合わせてのぼり棒を使って逆上がりのように回ることを楽しんだり，ブランコをこいで同じタイミングで揺れたりしていました。　

「自分一人でできるようになったよ！」

「前より速くできるようになったんだよ。」


　雲梯やのぼり棒，鉄棒や長縄跳びなど，
子供たちは自分で出来た喜びを感じて，「先生，見ててよ！」
と声を掛けてきます。

「本当に？見せて，見せて〜！！」
と声を掛けると，「いいよ！」と駆け出していきました。


　成長を自分で感じるだけでなく，先生や友達に認めて褒めてもらうことで自信につながります。

　こつこつ頑張り続ける姿が見られています。

　山本幼稚園に郵便局が開かれるようになってからというもの，子どもたちは友達や先生に向けて，葉書にお手紙を書いています。

　ひらがな表を見ながら一生懸命お友達にお手紙を書いているお友達。

　ポストに入れられたお手紙を配るために，宛先を読んでいるお友達。


　遊びの中で文字に親しみ，文字で思いを伝える嬉しさや，お手紙をもらう喜びを感じています。

　山本幼稚園に、郵便局が開きました。


「はがきや切手は要りませんか？」

　ベルを鳴らして，お客さんを集めていましたよ。


　回収したはがきには，スタンプも押して配達されています。


　これまでのお店屋さん遊びの経験が活かされて，役割分担をしたりお客さんに上手に声を掛けたりしていました。

　外遊びを楽しみにしていた子供たち。

　ゆり組さんは，外に出たとたん駆け出して行って，ねことねずみを楽しんでいました。


　「線を描くから棒を出してください。」


ゆり組さんだって，もう必要な物がちゃんと分かっていて，自分たちで準備をしようとしています。

　今日も，遊戯室では太鼓の音が響いていました。


　
　大きい組さんに手本を見せてもらいながら，小さい組さんも楽しそうに太鼓に挑戦していました。

　なべなべそこぬけを楽しんでいた大きい組さん。


　どうやったら，うまくできるのか？


　一生懸命そのこつを探しながら，何度も挑戦していきます。

　人数が増えてもできるかな？

　どんどん仲間が増えていきました。

　園庭では，久しぶりに運動会のフープのダンスや跳び箱に挑戦する子供たちの姿が・・・・。


　フープを準備して持ってきたり，跳び箱やマットを倉庫から出してきて並べたりするのも自分たちで！

　

　このところ個人懇談会があり，２学期の成長を先生や保護者の方に褒めてもらったからでしょうか？

　そんな姿にも，自信や成長を感じます。

　ハンドベルを並べて音を確かめていると，小さい組さんが「やりたい・・・」


　大きい組さんがグループ発表でハンドベルの演奏をしたこともあって，音にひかれてきたようです。


「どうやってやるの？」
「きれいな音だね！私もやりたい！」

　しばらくベルのきれいな音を楽しんでいました。



「なんかピアノの音みたい。」
と手を斜めに上げるようなしぐさをした女の子もいましたよ。

　音の違いがあることを感じ取って言葉や体で表現していました。

　寒い日の朝は，早速外に出て体を動かして遊びます。


　大きい組さんは，サッカー広場で思いきり，大好きな先生や友達とおにごっこやだるまさんがころんだをして遊んでいましたよ。



　賑やかな声や笑い声が響き，心も体もぽかぽかになって１日をスタートしていました。


　寒さなんてへっちゃら！元気いっぱいの子供たちです。

　大きい組さんのドッジボール。



　自分子供たちだけでゲームが成立するようになりました。

　ちょっとくらいトラブルが起こっても，声を掛け合い子供たちの力で解決しようとしています。


　さすが年長さん！毎日こつこつ遊びこんでボールを投げているから，ボールの勢いだってだんだん速くなってきましたよ！


　遊び続ける，遊びこむことで，いろいろな力を伸ばしています。

　

　ワイワイらんどの日の園庭開放の時には，小さなお友達が砂場で遊べるように砂場を開放し，砂場のおもちゃも出しています。


　小さなお友達が帰った後には，年少さんや年長さんが，砂場のおもちゃを片付けてくれる姿がよく見られるようになりました。


「先生，片付けするんでしょ？」
「僕やってないけど，手伝ってあげるよ！」
「緑のやつ（網）も持っていくね！」

　子供たちが率先して動いてくれていました。

　砂場の片付けが終わったら，また自分たちがやりたい遊びへと向かっていきました。


　周りの様子を見て，やったら良いとおもうことをしっかり行動に移すことができるって素敵ですね！

　ゆり組さんのパン屋さんをのぞいてみると，看板やメニューが新たに作られて貼ってありました。


　夏休み前の子供たちのお店屋さんは，「お金は要りませんよ。」「タダでいいですよ。」と言っていましたが，最近ではゆり組さんのお店でもお金が作られて，お金を使ったやり取りを楽しんだりもしています。


　さすが人気のパン屋さん。
今日は，あつあつのパンが売り切れていたようです。

　ゆり組さんが作っているきつねのパン屋さん。

　今日もあつあつのパンを作るために，赤いポリ袋で火を作り，葉っぱのうちわであおいで火を大きくしていましたよ。


　今日はワイワイらんどの小さなお友達も聞いているから，
「こっちは子供用のラーメンで，こっちはふつうのラーメンなんだよ。」

ラーメン体操をしたことをヒントにラーメンが出来ていましたが，今日はお客さんのことを考えて量を工夫していました。

　小さい組さんが開いているお店やどうぞの椅子には，小さい組さんが一生懸命に書いた看板やお手紙が貼られています。


　これまでの遊びの中で大きい組さんが看板やメニューなどを書いているのを見ていたり，「どうぞの椅子」の劇遊びの中でも文字に親しんできた小さい組さん。


　ひらがなや数字といったものがあるということを知り，それにはそれぞれ音や意味があるということ，そしてそれらが組み合わせて言葉や文章になることで思いや気持ちを伝えられるということを知っていき，数字や文字への関心が遊びの中で育まれてきました。



　ちょっとくらい間違っていても，伝えたい思いがあるから一生懸命に書いています。

　
　一番下の椅子に貼られたメッセージはきっとうさぎになりきって書いたのでしょうね。

他の動物たちを思いやりながらも，うさぎである自分も使いたかったのでしょう。

思わずくすりと笑ってしまいました。

　ゆり組さんは，生活発表会の劇遊びが遊戯室から外へと飛び出して，青空の下，お店屋さんを開いています。


「あつあつのパンはこちらです！」
「サラダもありますよ〜。」


　看板やお店の飾りも工夫されて，おいしそうなものがたくさん並べられていました。

お店のすぐ横で早速食べているお友達も。



　大きい組さんもやってきて，「おすすめは何ですか？」
「人気なのは〜。」とやり取りを楽しんでいました。


　秋祭りの遊びから約１か月半。今度は大きい組さんがお客さんになってお店を訪れていました。

「書いた数字を並べてごらん！」

　数字を順番に並べるのも，みんなで協力して素早かったですよ。

さいころを準備したら，すごろく遊びのスタートです。


　みんなでじゃんけんをして，順番を守って楽しみました。

・・・・やっぱり「あれ」は「すごろく」でしたね。

　先生に数字を大きく書いてくれる？と頼まれた大きい組さん。

　１から１０までの数字の中で好きな数字を選んで書きました。


　
「そんなの簡単だよ！だってけん玉ボードで知ってるもん！」


　他にも「１かいやすみ」「１こもどる」などの紙を書いて貼ったら・・・

「分かった！あれだ！」

・・・・あれでしょうか・・・・

　大きい組さんはトランプ遊びをしていました。


　となりで見たお友達が，
「あれ？この枚数だったらゲームが出来ないんじゃない？」

　ちゃんとババ抜きのルールや仕組みが分かっているので，残った枚数を頭の中で考えてゲームが成立するのかを考えていました。

　最後はジョーカーをめぐって盛り上がっていましたよ。


　ルールがきちんと分かっている大きい組さん。友達と楽しんでいました。

　友達の帽子が木に引っかかった様子。

　木に上ってみたり，ジャンプしたりしたりして試行錯誤しますが，何度やっても届きません。


「みんながよく使うもので長いものを使ってみたらいいんじゃない？」
とヒントを出してみると・・・
「あっ！分かった！あれだ〜！」

何を持ってくるのかなと見ていると，持ってきたのは竹馬でした。

　無事に帽子が取れて一安心。