最新更新日:2024/05/14 | |
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拠点園制度がスタートし、2年目を迎えました。
広島市立幼稚園では、平成24年度より拠点園制度をスタートさせました。また、平成25年3月31日をもって、上温品幼稚園、安東幼稚園、北祇園幼稚園、亀崎幼稚園、真亀幼稚園が閉園し22園となり、平成25年度は下記の拠点園6園と、各拠点園の連携園16園が情報を発信していきます。
<拠点園> <連携園> 基町幼稚園・・・・ 安幼稚園・安西幼稚園 矢賀幼稚園・・・・ 福木幼稚園・温品幼稚園 長束幼稚園・・・・ 八木幼稚園・上緑井幼稚園・緑井幼稚園・川内幼稚園 落合東幼稚園・・・ 落合幼稚園・口田幼稚園 船越幼稚園・・・・ 瀬野幼稚園・阿戸幼稚園・矢野幼稚園 山本幼稚園・・・・ 中筋幼稚園・古市幼稚園・大町幼稚園 拠点園制度と今後の広島市立幼稚園のあり方については広島市HPをご覧ください。 各拠点園及び連携園の情報は、下記をクリックしてください。 ○基町幼稚園 平和教育視察に東大阪市立幼稚園の先生方が来園されました!(基町幼稚園) 平和学習を実施しました!(基町幼稚園) 平成24年度就学前教育・保育推進事業研修会 広島市立幼稚園3歳児保育研究会公開研究会を開催しました。 平和公園へ( 基町幼稚園) ○矢賀幼稚園 特別支援教育研修会を実施しました! (矢賀幼稚園) 第55回広島県国公立幼稚園連盟教育研究大会(広島大会)を開催しました。(矢賀幼稚園) ・校長先生と一緒に楽しいお誕生会!(温品幼稚園) ・わくわく!ドキドキ!大冒険の夏の思い出 (福木幼稚園) ・卒園お茶会をしました!(温品幼稚園) ○長束幼稚園 「つながる」をキーワードに地域の教育力を高めています。(長束幼稚園) 地域の一員として幼稚園とつながる「おかえりなさい会」を、今年も実施しました!(長束幼稚園) お帰りなさいの会を実施しました!(長束幼稚園) 「地域に守られている長束幼稚園」防犯教室を開催しました。(長束幼稚園) ・『夏季保育』『お帰りなさい会』を行いました!(八木幼稚園) ・ブロッコリーに黄色い花が咲いたわけ(緑井幼稚園) ・レンジャー隊と遊ぼう!(川内幼稚園) ○落合東幼稚園 暑い夏、幼児のひろばにたくさんの友だちが来てくれたよ!(落合東幼稚園) 幼児の広場<ぞうさん広場>を開催しています!(落合東幼稚園) 連携園と合同研修会を実施しました!(落合東幼稚園) ・広島市立幼稚園教育研究会全体研修会を開催しました!(落合幼稚園) ・「おおきくなったね。ひさしぶり!」 卒園児の集いにようこそ!(口田幼稚園) ○船越幼稚園 一年生と一緒に夏祭りをしたよ!(船越幼稚園) 「安芸区ふれあいフェスティバル〜三世代ふれあいのつどい〜」に参加しました。(船越幼稚園) 幼保小中連携に取り組んでいます!(船越幼稚園) 保育園の友達と一緒に虫探しに行ったよ! (船越幼稚園) ・「手作りの靴箱をありがとう!靴箱お披露目会 ありがとうの会」を実施しました。(瀬野幼稚園) ・保護者ボランティアによる絵本の読み聞かせ活動を行っています!(矢野幼稚園) ・体も心もぽっかぽか。お兄さんと一緒に遊んだよ!(阿戸幼稚園) ○山本幼稚園 食育に関する研修会を実施しました! (山本幼稚園) 「広島市立幼稚園22園による体力つくりプロジェクトチーム」が取組の成果を発表しました!その1 「広島市立幼稚園22園による体力つくりプロジェクトチーム」が取組の成果を発表しました!その2 ・運動会をしました!(古市幼稚園) ・大町幼稚園・大町第二保育園の合同研究会を開催しました(大町幼稚園) ・学校協力者会議を開催しました。(大町幼稚園) ・「大根の収穫」(中筋幼稚園) 平和公園へ( 基町幼稚園)「グリーンアリーナがある!みんな行ったところだね!」 「ホテルとかいっぱいあるとこにでるよ!」 「そうよねー!ぼく、わかっとるよ!」 2月の終わり、卒園・進級を前にして、幼稚園近くの中央公園から地下道を通って、皆で折った折り鶴を供えに、平和公園へ行きました。 年長・年中組は、お話をしながら余裕で歩きました。年少組も、歩けば体がほかほかとしてジャンパーを脱ぎました。無事、平和公園に着き、先ず原爆慰霊碑にお参りし、原爆慰霊碑から見える原爆ドームの先に基町幼稚園があることを話しました。一直線上に配置されている広島平和記念資料館と原爆慰霊碑、原爆ドーム。それを「平和の軸線」と呼ぶことを子どもたちに覚えてもらいたいと思います。そして、折り鶴を「原爆の子の像」にお供えしました。全国から寄せられるたくさんの折り鶴に、子どもたちは目を閉じて手を合わせることが出来ました。 ここで、年長組は年中・年少組とお別れし、広島平和記念資料館へ向かいました。絵本「伸ちゃんのさんりんしゃ」の三輪車にあうためです。 資料館には、平日でもたくさんの人が見学に訪れています。「伸ちゃんのさんりんしゃ」をめざして館内を進み、子どもたちはケースに入れられた三輪車の前で自然に立ち止まり、絵本の話が現実であることに向き合いました。三輪車が大好きだった伸一ちゃんは、今の年少組と同じ年齢で3歳11か月だったこと。爆心地から1500メートル離れた東白島町の家の前で遊んでいた時に、ピカッと光り、伸一ちゃんと三輪車は焼かれてしまい、伸一ちゃんはその夜に亡くなったことを話しました。 子どもたちが三輪車の前に座っていると、ガイドのボランティアの方が「どこから来たの?」と声をかけてくださいました。「小学校6年生くらいになるとよくわかるようになるから、また来てね」と言われた後、原爆は熱線と爆風と放射線の被害をもたらし、爆風は早くて強くて逃げることは出来ないと、そのすさまじさを映像で見せてくださいました。小さな子どもたちにも話しておこうと思ってもらったのでしょうか。家がなぎ倒されていく様子を見て「津波みたい」とつぶやく声が聞こえ、東日本大震災の映像が子どもたちの心に残っていることに驚きました。そして、ボランティアさんが「折り鶴が折れる?」と子どもたちにたずねられ、2歳で原爆に遭い12歳で白血病でなくなった佐々木禎子さんが残した折り鶴を見せてくださいました。鶴を千羽折れば病気が治ると信じて、生きたいという願いが1300以上の折り鶴となりました。針の先で折ったという小さな小さな鶴をじっと見る子どもたち。折り紙で折った経験があるからそのたいへんさ、難しさがわかるのでしょうか。禎子さんを間近に感じたのでしょうか。悲しそうな目をして、黙って見ていました。感じた重苦しさは、子どもたちも大人も同じであったと思います。 資料館を出ると、川土手の桜の並木がぼんやりと桜色に見えました。Rちゃんは「桜のピンクみたい。桜がついとるみたい。」と言いました。この平和が世界中のものでありますように。永遠でありますように。 年長組は、基町幼稚園で三年間、平和学習を重ねてきました。原爆は昔の出来事ではなく東日本大震災を経て現実の問題となりました。大きくなり、平和について考える時、♪アオギリのうた♪が子どもたちの心に響くと信じております。 写真 上 「平和の軸線」について話を聞いています。原爆慰霊碑の奥に、 原爆ドームが見えています。 写真 中 原爆慰霊碑の前で、黙祷をしました。 写真 下 原爆の子の像に折鶴を捧げました。 |
広島市立基町幼稚園
住所:広島県広島市中区基町20-3 TEL:082-228-3888 |