最新更新日:2024/05/17
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広島市立幼稚園19園の各HPは、右側のリンク「広島市立幼稚園の紹介」から御覧になれます。

体も心もぽっかぽか。お兄さんと一緒に遊んだよ!(阿戸幼稚園)

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 本園は、昭和55年に広島市安芸区阿戸町に設立されました。周りを山や川、田んぼや畑に囲まれた環境の中で、今年度は8名の子どもたちが仲良く生活をしています。少人数の園という特性をふまえて、一人一人の個性を生かしたきめ細やかな保育を行っています。そして、平成25年度に小中一体型校舎として生まれ変わった広島市立阿戸小中学校が幼稚園のすぐ隣にあります。小学校長が園長を兼務し、小中学校との連携が図りやすい環境にあります。今年度からは、「よってたかって阿戸っ子を育てよう」をスローガンに「15歳の春」の姿を見据えた町ぐるみの教育が推進されています。
 風が強く吹いた日、阿戸小中学校の校庭へ凧揚げに行かせてもらいました。広い校庭で手作りの凧はびゅんびゅんと空を泳ぎ、子どもたちは大喜び。「たこたこあがれ〜♪」と皆で歌を歌い、風の向きや糸の引き具合を考えながら凧揚げの楽しさを満喫することができました。
 ちょうど昼休憩の時間となり、子どもたちのすぐ近くで阿戸中学校の2年生が縄跳びをし始めました。今度は、スピード感あふれる中学生の八の字跳びを見て、目を丸くしています。思わず「私たちもやりたい!よして〜!」と、半ば強引に入れてもらいました。お兄さんたちも先生も「いいよ、いいよ。」と快く入れてくださり「ゆっくり回せよ。」などと園児に合わせて縄を回してくださいました。中学生と一緒の“郵便屋さん”で子どもたちもいつも以上にはりきって跳び、とても楽しいひとときを過ごすことができました。
 寒い日でしたが、凧揚げと縄跳びをして体はぽっかぽか。そして、中学生や先生に優しくしてもらって心もぽっかぽか。幼稚園児と中学生との交流に、ほのぼのとさせられる一日となりました。子どもたちにとって、とても貴重な体験でした。中学生の皆さんに感謝です。

写真 上  広い校庭で凧揚げをしました。
     「止まっていても、凧が揚がるよ。どっちが高く揚がってるかなあ。」

写真 下  中学校のお兄さんと一緒に長縄跳びをしているところです。
     「お兄さんは、いっぱい跳べるんだね〜すごいな。」

レンジャー隊と遊ぼう!(川内幼稚園)

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 川内幼稚園は昭和28年に川内村立幼稚園として認可を受け、昭和48年の広島市への合併に伴い広島市立川内幼稚園となり、今年で62年目を迎えようとしています。この地域は、太田川によって作られた沖積地にあり、明治の中頃に始まった広島菜に代表される野菜の栽培とともに、太田川の水源を利用した農産物の集散地として栄えてきました。幼稚園は小学校の敷地内に併設されており、年間を通して交流会が盛んに行われています。また、体育の授業や大休憩の時間に見られる小学生のたくましい姿に、子どもたちは目を輝かせ刺激を受けながら日々の生活を送っています。
 さて2月9日(日)は、子どもたちが楽しみにしていた『レンジャー隊と遊ぼうの日』でした。お父さんの教育力をお借りし、お父さんたちと一緒に遊んだり触れ合ったりしてお父さんのたくましさや優しさに触れることを目的としています。41名のお父さん方がご参加くださり、レンジャー隊としてたくましい姿を見せてくださいました。

 参加してくださったお父さん方からは、「自分の子どもだけでなく、たくさんの子どもたちと触れ合うことができとても楽しかったです。」「泥だらけになりながら元気に遊ぶ姿を見て、父親ながら嬉しく思いました。」「たくさんの子どもたちと遊べ、こちらが遊んでもらったように感じます。普段、家では見られない子どもの表情も見られ、とても有意義な時間を過ごせました。」といった嬉しい感想をいただきました。また、今日の出来事をきっかけに、お母さんの日ごろの育児への頑張りに気づき、家に帰られてから感謝の気持ちを伝えたお父さんもおられたそうです。嬉しいですね。
 保護者の方や地域の方に見守られ、たくさんの愛情を全身で感じながら成長している子どもたちです。

写真 上  元気いっぱい、子どもたちの大好きな「ラーメン体操」が始まりました。
     「う〜〜〜っ!はぁっ!!」お父さん方も一緒に楽しそうです。

写真 中  お相撲・凧上げ・ストロートンボ作り・こま回し・ジャンケン遊び・ドッヂ
      ボールにけいどろと、お父さんの優しさ、たくましさを体いっぱいに感じ、
      大満足の子どもたちでした。

写真 下  「川内レンジャー」と「ブラッキーズ」の登場です。
      がんばることが大嫌いという「ブラッキーズ」が登場し、みんなを「ブラ
      ッキーズ」の仲間に誘います。さぁ大ピンチ!と思っていたところに、
      「川内レンジャー」の登場です。外で元気に遊ぶこと・早寝早起きを
      すること・好き嫌いしないことなどがんばることが大切と教えてもら
      いました。楽しい嬉しい一日を過ごしました。

「大根の収穫」(中筋幼稚園)

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 中筋幼稚園は、昭和52年に創立し、今年で37年目を迎えています。広島市の新交通システムアストラムラインと高速バスのターミナルである中筋駅がすぐ近くのにぎやかな場所にあります。園周辺には多くの商業ビルやマンションが建つようになりましたが、大きな道路から少し中に入れば、まだたくさん畑が広がっています。
 そうした環境から、園の近くのJA広島市の皆様のお世話になり、「ふれあい教室〜農業体験〜」を実施しています。毎年、大根の種まきと収穫を体験をしています。
 今年は6月に種をまきました。園児も水やりに行きましたが、職員の方々のお世話のお陰で、11月にいよいよ大根の収穫の日を迎えました。子どもたちはどんな大根が出来ているかドキドキわくわくしながら畑に向いました。畑が見えてくると同時に畑いっぱいに広がった大根の葉っぱが見えて、思わず歓声があがりました。葉っぱを握りしめ、「うんとこしょ。どっこいしょ。」と、尻餅をつきながら力いっぱい抜きました。黒い土の中から現れた大きな大根に「うわあ!でっかい!!見て見て!」とびっくりした子どもたちの声があちこちで聞かれました。笑顔いっぱいで一人一本ずつ掘った大根を持ち帰り、収穫の喜びを味わうことができました
 この子どもたちの感動は保護者の方にも伝わって、各家庭では、その日のうちに料理をしてくださいました。「おでんにしました。」「みずみずしかったです。」等の感想をたくさんいただきました。翌日のお弁当には大根の葉の炒め物やおひたし、大根の葉入り和風パスタなど、保護者の方のアイディアと愛情が詰まっていました。とてもおいしそうで、子どもたちは嬉しそうにパクパクといただきました。
 この感動をもとに子どもたちは大根の絵を描いてJA広島支店に掲示していただきました。絵を見ていただいた地域の皆様にも、「大根の収穫」の喜びをお伝えすることができたのではないかと思います。

写真 上  「これが大きいかな?」
      職員の方と大きさを見ながらどれを掘ろうか探っています。            

写真 中  こんなにたくさん掘ることができました。


写真 下  ずしりと重い大根を、途中何度も手を持ちかえながら一人一本ずつ
     持って帰りました。
                      

保護者ボランティアによる絵本の読み聞かせ活動を行っています!(矢野幼稚園)

 矢野幼稚園は、昭和51年に創立しました。矢野は、歴史と文化を感じさせる古い町並みと、矢野ニュータウンなどの新しい町並みとが共存する町です。地域の結びつきが強く、本園も学校・保育園・地域との連携の中で「食育」「体力づくり」を通して、健康で明るくたくましい子どもの育成をめざしています。

 保護者は園の教育活動に大変協力的であり、積極的に園活動に取り組まれています。保護者有志による絵本の読み聞かせボランティアは12年前から継続されています。

 読み聞かせは、在園児を対象に幼稚園の各保育室で行っています。保護者が絵本を読まれると子どもたちはうれしそうに聞き入ります。お父さんも読み手として参加され「手が震えましたが、静かに聞いてくれ喜んでくれるのですね。僕も嬉しいです。」と感想を言ってくださいました。最近では、保護者のグループによる手作り絵本が登場しました。話も絵も自分たちで創作され、話の中に学級の子どもたち全員の名前も入っています。子どもたちは、自分の名前を聞いて大喜びです。ボランティアの方も「子どもたちがこんなに喜んでくれて本当によかったです。もっと工夫して作ってきます。」と大張り切りです。
 
 子どもたちには、保護者の方の温かい心が伝わり、保護者の方も、子どもたちと一緒に絵本に親しみ興味をもって楽しさを味わわれ、共に子育てを楽しんでおられる姿を嬉しく思っています。幼稚園が子どもはもちろん、保護者の方にとっても、人とのかかわりが広がり、お互いに育ち合う場となっていることに感謝しています。


写真 上  お父さんの読み聞かせです。低くゆったりとした優しい声に聞き入
      っていました。

写真 中  お母さんたちによる手作り絵本の読み聞かせです。お話の中に自分
      の名前が出てきて、みんな大喜びでした。

写真 下  お母さん自身も読み聞かせの時間を楽しみ大切にされています。

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第55回広島県国公立幼稚園連盟教育研究大会(広島大会)を開催しました。(矢賀幼稚園)

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第55回 広島県国公立幼稚園連盟教育研究大会(広島大会)を開催しました。
大会主題  「人間性豊かな子どもを育てよう」 
本園研究主題「豊かな心をもち、いきいきと活動する子どもの育成」
         〜一人一人を大切にした保育の創造〜
期日 平成25年11月8日(金) 
会場 広島市立矢賀幼稚園  
 広島県内の教員・保育士等関係者200名余りの参加があり盛大に開催されました。
公開保育 「あきまつりをしよう!」

 和太鼓を打ちおみこしをかついで、にぎやかなオープニングのあとには、年長組が中心になり遊びのお店が開店しました。

 「おかしレストラン」では、紙粘土と木の実のケーキやクッキーをぺーパーを敷いたカップに入れて本物そっくりに仕上げました。「アクセサリーやさん」でも、紙粘土や数珠玉、ストロー・ビーズを使って工夫を凝らしました。ゲームのコーナーでは「ころころたこボール」や「どんぐりころころゲーム・どうぶつ迷路」など、子どもたちがアイデアを出し合い工夫した遊びにみんな夢中になって遊びました。  
 「こっちのお店に来てください!」「たのしかった!」「ドングリがいっぱい入ったよ。」「やり方がわからない年少組さんに、やさしく教えてあげたよ。」など、会話がたくさん聞かれ、一人一人がいきいきと笑顔一杯に活動する姿を見せてくれました。それは、一人一人が思いをめぐらし、友達と一緒に実現していこうとする過程そのものが充実していたためと思います。子どもたちの思いがつながって協同的・自主的に活動する姿に、幼稚園での二年間の成長と、将来の学びにつながる意欲の育ちを感じる保育となりました。

 公開保育終了後は開会行事、本園の実践報告と続いたあと、アトラクションでは年長組が全員で「花太鼓」を踊り、たくさんの拍手をいただきました。

 続いて、尾道市立木ノ庄東幼稚園による研究発表が行われました。研究主題「豊かな感性と学びの意欲を育てる〜多様な体験活動を通して〜」に沿って、多様な感動体験を協同的な遊びへと支える教師の役割や、日常的な幼小交流の成果、遊びの記録を保護者に発信する効果について報告があり、事例を共有することができました。

 その後の研究協議では、保育の感想や実践報告・研究発表等への質問や意見交換が活発に行われ、次に、広島県教育委員会事務局教育部義務教育指導課指導主事 和田 愛先生から指導講評をいただきました。保育の場面では、生き生きとかかわりを楽しむ様子からこれまでの取組が育ちにつながったこと、研究発表では、適切な支援ができる教師の力量の形成と、日常的な幼小連携において研究の接続の仕方を工夫することが、研究の充実と発展につながると話されました。

 最後に広島大学大学院教育学研究科・附属幼年教育研究施設 教授 七木田 敦先生から「特別支援教育の現状とこれから」と題して御講演をいただきました。 
 『特別支援教育は、教育の本質への大回帰』という視点でお話をいただき、何より保育者の力量を高め、豊かな保育の実践に努めることが特別支援教育であると、具体的な実践例を通して示していただきました。まさに本園の研究主題サブテーマである「一人一人を大切にした保育の創造」のあり方に、大きな示唆をいただくことができました。

 大会を通して、教師が同じベクトルで研究を深められたことが実はとても大きな成果だったのではないかと思います。今後も一人一人を大切に思い豊かな感性を育てながら充実した生活を送ることができるよう研鑽を積んでまいりたいと思います。たくさんの皆様の御協力と御支援をいただき、会を無事終えることができました。
 26年度は、尾道市が開催地となり、また、集えることを楽しみにしております。

写真 上  ワッショイ、ワッショイ!オープニングではにぎやかにみこしをかつぎ
      ました。

写真 中  何度もチャレンジしたくなる「ころころたこボール」行列が出来ました。

写真 下  「おかしレストラン」では、お客様になっていただいた尾形教育長にお
      もてなし!   
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広島市立基町幼稚園
住所:広島県広島市中区基町20-3
TEL:082-228-3888