今年度初の全校朝会は
大きなサイズの体育館で全員がゆったりとステージに向いて並び
生徒会役員の認証式を行うことができました。

　始まる直前、江島先生から２学年の集合状態に関する
お叱りの言葉がありました。

　しかし、これが決して単純な怒りなどではないこと

そして江島先生の本当の思いが生徒には伝わったはずです。

　感情にまかせて「怒る」ことは、誰にでもできることです。
深い愛情を持ち「叱る」ことは、生徒たちを信じる証です。

　三和中の生徒ならば、絶対にやりきってくれるはずという
熱い思いと生徒への信頼が「みんなならできるだろう？！」
という先生の言葉に込められていたのです。

　生徒はその思いに、立派に応えてくれました。


　校長先生からは
「 努力は嘘をつかない 」というお話がありました。
その内容は

　学校には安全と安心が必要である。
昨晩も夜の１０時を過ぎてもＰＴＡの方々がみんなのために
活動をしてくださった。

　保護者のみなさんにとって、ここにいるみなさん
一人ひとりがかけがえのない一人なのであり
そうした我が子を大切に思う気持ちから
安全・安心な学校をつくるための
ＰＴＡ活動をしていただいているのだと思う。

　大人にも毎日いろいろな苦労がある。
しかし、君たちが帰宅した時に充実した明るい笑顔でいれば
その苦労も吹き飛び、また明日もがんばろうと思えるものである。

　だからこそ、学校生活中の軽はずみなおふざけや冗談で
相手にいやな思いをさせることがあってはならない。
互いが喜び、笑顔がうまれる行動をしていこう。

　学校も「学力向上指定校」「教育の絆プロジェクト」「ＡＬＴの授業」
などの取り組みを通して３年間「継続できる力」を身につけることで
上級学校合格への道を開いていく目標をもっている。

　２０００本安打を達成したカープの新井選手は
入団当初の評価は大変低かったが、コーチの指導に耳を傾け
自分の力を信じて、必死に練習をがんばり続けたという。
それは君たちにも同じことが言えるはずである。
決して「努力は嘘をつかない」のだから。

　　　　　　　　　　　　　　というものでした。


　この今年度最初の全校朝会でのお話を参考にして

　周りの人を大切にし、支えられていることに感謝し
自分の力を信じて「目標」に向けた努力を重ねていきましょう。

　三和中には、みなさんのために
一生懸命になれる先生がたくさんいます。
　先生たちと一緒にこの三和中で
最高の中学校生活をみんなでつくっていきましょう。