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最新更新日:2023/06/01 |
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森信吉 校長先生 最後の授業
今月いっぱいで定年退職する森信吉校長が、38年間の教員生活の締めくくりとして、「新聞を知り、見出しから記事を分類し、社会に関心を持とう」というめあてで、3年生全クラスでNIEの授業をしました。
生徒一人一人に中国新聞を1部ずつ配り、見出しとリードから記事の大筋が読み取れることを説明。生徒は、「平和」「基本的人権・国民主権」「暮らしのヒント」など、各班別々のテーマの記事を見つけ発表し合いました。 <生徒の感想> 普段あまり読むことのない新聞にはいろいろなジャンルの沢山の情報が詰まっていて、見出しを見ただけですぐに内容がわかることを知りました。自分が担当したテーマの記事を探すのは楽しかったです。そして、校長先生がおっしゃったように、ただ読むだけでなくそれが起きた背景に何があったのか深いところまで考えていきたいです。常に「国民主権」「基本的人権の尊重」「平和主義」を意識した生活をしてきたいです。すごく楽しい授業でした。校長先生ありがとうございました。 この授業については、3月2日(月)の中国新聞の朝刊で紹介されました。 ![]() ![]() 食育の取組について…![]() ![]() 学校給食週間 5日目です。![]() ![]() 今日の給食は,現在の給食。 郷土食「広島県」の献立です。 ごはん 牛乳 呉の肉じゃが がじつあえ みかん です。 肉じゃがに「呉の」とあえてついています。 給食日誌でも「『呉の』とつくということは,他もあるんですか?」という質問が書いてありました。 いつもの肉じゃがとどこが違うのかというと… まず,炒める油です。 ごま油で炒めています。 そして,材料。 いつも入っているはずのにんじんがありません。 呉の肉じゃがは,にんじんを使わないのが特徴ということでした。 がじつあえは,味付けしてあるあなごとほうれんそう,にんじんをしょうゆ,さとう,食酢で味付けをし,白いりごまを混ぜたものです。 お正月によく食べられていた料理なので,「がじつ(賀日)あえ」という名前がついたそうです。 瀬戸内でとれるあなごと野菜を組合わせて,考えられた料理なのでしょう。 では,本日の生徒からの感想です。(⇒は時光のコメントです。) 【呉の肉じゃが】 ○肉じゃがのじゃがいもがやわらかくて,おいしかったです。昔〜今の給食が食べられてよかった―!! ○肉じゃが,もうすこしいろいろ入れてほしい。 ⇒いつもの給食は,にんじんあり,さつまあげありの肉じゃがなので,少し物足りなく感じたようです。 ○肉じゃがが人気でした! ○呉の肉じゃがと普通の肉じゃがの違いは,にんじんがあるかないかですか?美味しかったですが,色が寂しかったです。 ⇒本校の生徒は,彩りについてよく見ています。「ちょっと色が少ないかな…」と思ったときは,給食日誌に「彩りが…。」と書かれています。 【がじつあえ】 ○野菜とあなごが合っておいしかった。 ⇒本校では,肉じゃががいつも大人気なので,肉じゃがへのコメントが多く,がじつあえのコメントは,このひとつでした。職員室では,うっすらと利いている食酢の酸味が良いという意見がありました。 【その他】 ○体が温まってよかった。 ⇒寒い季節は,温かいものが一番のごちそうですね。 本日で,本校の学校給食週間は終了です。 思い出の給食にご協力くださった保護者の皆様,独自献立にご協力いただきました皆様,お世話になりました。 ありがとうございました。 学校給食週間 4日目です。![]() ![]() 広島でアジア大会が開催されるにあたり,学校給食にアジアの国の料理が多く取り入れられるようになりました。 この流れで学校給食で「世界の料理」が取り入れられるようになり,アジアだけでなく,広島市と姉妹友好都市提携をしている国の料理などが実施されるようになりました。 今日の献立は… ごはん 牛乳 鶏肉のオイスターソース炒め 肉団子とはるさめのタイ風スープ です。 タイ王国の料理でした。 オイスターソースやナンプラー等,普段あまり使わないような調味料を使う料理のため,「子どもたちに受け入れられるかな…。」と心配していました。 2年前に実施したトムヤムクンのことが脳裏をよぎりました…。 見た目は甘酢あえのようなのに,食べてみると,異国情緒ただよう味…それも辛めで,濃いめの味…。 量は少ないが,ひとつ食べたら,ごはん3口はいけそうな味…。 ふ…不安。 給食の片付けの時間。 たくさん聞いた言葉は,「小おかず,美味しかったっ!でもすごく量が少なかった!」というものがほとんどでした。 やはり濃いめの味が好きなのね…。 からっぽのボールを見つめつつ,嬉しさ半分,薄味に慣れてほしいのにな…という気持ち半分の複雑な心境になりました。 (濃いめのものを出しておいて,こんなことを言うのもなんですが…調味料は半分控えての,濃さでした。) さて,本日の生徒の感想です。(⇒は時光のコメントです。) 【鶏肉のオイスターソース炒め】 ○小おかずがごはんとよく合って,おいしかった。 ○小おかずが少なかった…おいしかったのに…。 ○小おかずの量が少なかったのですが,高カロリーのためですか? ⇒汁物に肉団子が入っているため,いつもより肉の使用を抑えてみました。 【肉団子とはるさめのタイ風スープ】 ○大おかずの肉団子がとってもおいしかった! 【その他】 ○給食が一気に現在に近づきました!タイ王国のごはんってこんなにおいしいんですね。 その他,「やっぱりごはんがいいね!久しぶりにごはんを食べた気がする。」といっていた生徒もいました。 明日は,現在の給食として,郷土食「広島県」です。 瀬野川中学校オリジナル給食から広島市の統一献立に戻ります。 学校給食週間 3日目です。![]() ![]() ![]() ![]() 献立は… 小型パン チョコレートスプレッド ミートスパゲッティ(ソフト麺) フルーツ白玉 昭和40〜50年代の給食を再現しています。 そして,大事件が…。 写真をよーくご覧ください。 お盆の手前側です。 スプーンが写っています。 昭和40〜50年代。給食では先割れスプーンを使用していました。 その頃をイメージして,スプーンにした…というわけではなく,本来は箸を入れるべきところ,スプーンを出してしまいました。 今のスプーンはもちろん先割れではありません。 そして,給食時間及び片付けの時間には,「食べにくかったー。」「なんでスプーンだったんですか?昔の給食だからですか?」の言葉のシャワーを浴びました。 また,給食の感想には,ソフト麺はどこへやら,「すごく食べにくかった。」の声が多数書かれておりました。 せっかくのソフト麺だったのに,大失敗。 生徒の皆さん,先生方,本当にすみませんでした。 さて,給食時間。 初めて食べるであろう1年生の2つのクラスに行ってみました。 (スプーンの件は置いておいて)意外なことに上手に混ぜています。 あるクラスは,担任の先生が少し遅れたそうで「分けて入れるのを伝えられませんでした。」とのことでしたが,一度に入れたにしては,上手に混ぜています。 こちらがびっくりしてしまいました。 次のクラスに行くと,白い部分が残っている生徒を発見!(右の写真です。) しめしめ…と思いきや「ぼくは,混ぜるのではなく,つけて食べる派です。」とのこと。 あえて白い部分が残るようにしていたのでした。 これまた,びっくりでした。 でも思い出してみると,私が小学生の頃にも同級生に,つけ麺のようにして食べている子がいたな…等と回想しつつ,職員室に戻りました。 では,本日の生徒の感想です。(⇒は時光のコメントです。) 【ミートスパゲッティ】 ・スプーンで食べるのが難しかったです。(多数) ⇒本当にごめんなさい。 ・麺がやわらかかった。 ⇒ソフト麺の特徴ですね。いつものスパゲッティとやはり違いますね。 ・ソフト麺,混ぜるのが大変でした。 ・スパゲッティの味が薄かった。 ⇒ミートソースはいつもの分量なので,これもソフト麺だからかもしれません。 ・混ざりにくかったけど,おいしかったです。 【フルーツ白玉】 ・白玉餅がもちもちでおいしかった。 ・白玉餅が固かった。 ⇒冷やすと少し固くなります。 ・白玉餅に味がない。 ⇒果物と一緒に食べると,いいかもね。 【その他】 ・量が多かった。満腹! 月曜日からの献立がいまいち満足感がないという感想が続いていましたが,本日は満腹だそうです。 良かったです。 昨日も書きましたが,保護者の方からの思い出の給食でダントツに名前が挙がっていたのが「ソフト麺のミートソース」でした。(過去3年間,必ず挙がっていました) 今日はまとめとして,保護者の方の思い出をご紹介します。 3年保護者 M・Wさんから ソフト麺は半分すつソースの入った食器に入れて上手に混ぜながら食べ,残りのめんとソースの配分に気をつけないと味のない麺だけが残ってしまう。残念…。 1年保護者 匿名希望さんから うどんのような袋スパゲッティ(ミートソース)にびっくりでした。 まぜる時,ソースが服に飛び散るが,混ぜるのも楽しくおいしかったです。中華そばも袋に入ったのがあったような…なかったかなぁ? 1年保護者 匿名希望さんから 毎日がパン食だったので,ソフト麺が楽しみでした。カレーやミートソースの中へソフト麺を入れて食べていました。 1年保護者 M・Sさんから ソフト麺の日はとってもうれしかった記憶があります。 1年保護者 匿名希望さんから ソフト麺は袋の上から4つに分割して,少しずつ入れて食べていた。おいしかった。 保護者の皆様,ありがとうございました! 学校給食週間 2日目です![]() ![]() ![]() ![]() 生徒とこんな会話をしました。 生徒「先生。今日のは本物なん?」 時光「本物よ〜。」 生徒「今,とれんって言われよるし,すごい高いんでしょ?どうして本物が出せたん?」 時光「私ががんばったから〜!(笑)」 自画自賛ですみません…。 さて,本日の献立は何でしょう? パン マーマレード 牛乳 くじらのオーロラソースかけ カレーシチュー 昭和30年代をイメージした献立です。 冒頭の会話は,くじらが出たことによる会話でした。 実際,去年使った物資を手に入れることができず,角切りのくじら肉ではなく,写真のように,薄切りの肉で粉がついているくじらを今年は使用しました。 業者さんいはく,「それじゃないと調達できません。」ということでした。 また,去年はマーマレードではなく,バターを使用しましたが,こちらも今の状況では入手不可能とのことでした。 昔は普通に食べられていたのに,今はなかなか手に入らないという物がありますね。 さて,本校では学校給食週間に際し,保護者の皆様から給食の思い出を募集しました。 くじらとカレーシチューについての思い出をいただきましたので,ご紹介します。 (⇒は時光のコメントです。) 【くじら】 3年の保護者の方からいただいた思い出です。 くじら肉のおいしさが忘れられず,いつか食べたいと思います。子どもたちは,くじらを食べたことがないので,食べさせてみたい程,おいしかったです。 ⇒思い出の料理はくじらの竜田揚げと書いてありました。 実は,給食室でも自分が食べた当時のくじら料理。竜田揚げとオーロラソースかけ,どっちが出ていたかで話題になりました。 【カレーシチュー】 1年 給食大好きっ子だった人さんからの思い出です。 ・ミートソーススパゲッティもカレーシチューも当時の大人気メニューで,おかわり欲しさに,1〜2分で平らげて,2回,3回と行列を作って,鍋がからになるまでおかわりしていたことを思い出します。 ⇒給食室からすると,とても嬉しい光景です。2回,3回というのがすごいですね。 保護者の皆様,思い出のご提供,ありがとうございました。 さて,本校の生徒たちの感想は… 【くじらのオーロラソースかけ】 ・めっちゃうまかったー。 ・見た目がレバーっぽくて…味は違いましたが…。 ・初めての鯨!!見た目はレバーっぽいけど,味がすごくおいしかったです。 ・鯨が肉みたいでとてもおいしかった。 ⇒鯨は海にいるので,魚のように思うかもしれませんが,哺乳類なので,肉みたいというよりは肉なのです。食品成分表にも肉として載っていますよ。 【カレーシチュー】 ・シチューもとてもおいしかった。 ・豚肉がやわらかくて,食べやすかった。 ・カレーはカレー,シチューはシチューがいい。 ・カレーシチューって,カレーなのか,シチューなのか,気になります…。 ⇒カレーシチューがお薦め!という調理員さんにこの意見を伝えたところ,「両方が混ざったあの感じ。あれが良いんよ〜!」とのことでした。 【その他】 ・なんだか満足感がない…。 ⇒全体的な量のことだと思われます。 今の給食はお皿の上にひとつの料理という日があまりありません。 昔はひとつの皿にひとつの料理がほとんどでした。 少ない量でも栄養がしっかりとれるように,くじら肉を多用したのでしょうね。 くじらは,手放しでおいしい!と思った生徒が多かったようです。(グリンピースだけ残ってきているクラスが多数ありましたが…。グリンピースはやめて〜!という抗議も直接的にも間接的にも届きましたが…。) 一方,カレーシチューは,おいしいと思いながらも,カレーのような,シチューのような…どっちつかずの料理にためらう感想が多かったです。 明日は昭和40〜50年代の献立です。 保護者の皆様からの思い出で,一番多く挙がっていたあの麺料理が登場します。 学校給食週間スタートです!![]() ![]() ![]() ![]() 「食べて振り返る給食の歴史」として,明治22年から現在の給食を一週間で実施します。 本日は,日本で初めて給食が実施された明治22年の献立でした。 牛乳 おむすび さけの塩焼き たくあん漬け みそ汁 です。 すでに恒例行事のごとく,給食室では先週から気合を入れて,土曜・日曜はしっかり体を休めて,おむすび作りに取り組もう!と話をしておりました。 また,ごはんの業者さんにも,「今年もおむすびします!9時半までに配送をお願いします。」と無理なお願いをしたところ,「がんばります!」との返事をいただき,8時45分には,ごはんが納品されていました。 ご協力,ありがとうございました。 朝から調理員さんたちは,いてもたってもいられない様子で,いつもより早めに調理場に出ていました。 目指すは全校分,約960個のおむすび! 数が足りなくならないようにと,おむすび1個あたりの重量を計算し,量りながらむすんでいきました。 あまったものは,ミニミニおにぎりにして,おまけとして入れました。 今年は調理員さんが1人多くおむすびについたので,約2時間20分でおむすびが完成しました。 昨年よりかなり早かったです。 以下,生徒の感想です。(⇒は時光のコメントです。) *おむすびの塩加減がちょうどよかったです。 *おむすびとみそ汁がすごく合う。 *昔から食べ継がれてきた味ですね。 *この献立と牛乳は合わない。 ⇒その通り! 本当は,明治22年の献立は,牛乳もみそ汁もない献立でした。 *おむすびの大きさがいろいろあって,おもしろかったです。 ⇒たぶん,おまけのミニミニおむすびのことだと思います。普通のおむすびにも,大小あったかも…そこは手作りの良さということで…。 その他,今の給食と比較して,質素な内容であるということに気付いてくれたクラスもありました。 職員朝会で取り上げてもらったこともあり,生徒とおむすびについての話をした先生もいたそうです。 某先生「今日,おむすびなんよ。」 某生徒「そうなん?なんで?」 某先生「学校給食週間だから。」 某生徒「そうなんだー。で,おむすびの具は何ですか?」 という会話をされたそうです。 …塩むすびで,精一杯でした…。 も,申し訳ない…。 具は,たくあんをセルフサービスで押し込んでもらえたら良かったかな…と思います。 明日は昭和30年代の給食の再現です。 保護者の皆様からいただいた思い出の給食に挙げてあった「くじら」が登場します。 広島カレーライス…![]() ![]() (料理の写真を撮りそびれました。表示できなくて,すみません。) 給食を取りに来た3年生から聞かれた発言… 「先生!牡蠣入っとるん?あたったらどうするん?!」 そうよね。 受験を控えた大事なこの時期に体調を崩すのは嫌よね…。 他にも思った人がいるかもしれませんので,説明を。 広島市の学校給食では,生ものの牡蠣は使用できません。 そのため,広島カレーライスにも生の牡蠣は使用していません。 では,何を使っているかというと… 「スチームカキ」というものです。 読んで字のごとく,蒸した牡蠣です。 しっかり中まで火が通った牡蠣が給食室に納品されていますし,給食室でもしっかりと中まで火が通ったことを確認して,配食をしています。 しっかり火が通っているということは,あたった時につらい症状を起こすウィルス等も死滅しているということですから,受験生の皆さんも,牡蠣にあたったら嫌だという1・2年生のみなさんも,安心して食べることができます。 牡蠣はなんといっても広島県の地場産物ですから,これからも給食で登場する機会が多いと思います。その時も,今回と同じようにスチームカキを使用します。 安心して食べてくださいね。 …しかし,11月にオリジナル給食でカキフライを取り入れたときは,「あたったら,どうするん?!」という発言は聞かれなかったのですが…。 不思議です。 みんなフライならいいのかな? それとも,やっぱりこの時期だからかな? 瀬野川中学校オリジナル給食 第3弾!![]() ![]() ![]() ![]() 献立は… 【ふわふわ親子の田舎献立】 ごはん 牛乳 ふわふわ卵のねぎ豚ソース 鶏肉と根菜の田舎風みそ汁 でした。 2年生女子の考えた献立です。 栄養のバランスを考えて作ったということでした。 「ふわふわ卵」という言葉は,学校給食ではかなりプレッシャー。 …というのも,給食では半熟の卵料理を提供することはできません。 85度以上に温度が上がっている状態を1分以上続けたものでないと,給食として提供することはできないのです。 ふわふわ卵は主菜になるので,いつもより鶏卵の使用量は多めです。 しっかり火を通さないといけないな…という思いもありました。 そこで,「半分の量の卵を炒り卵にし,完全に火を通した状態にした中に,残りの卵を入れて炒り卵にする」という作戦で調理しました。 さて,その結果は… 以下,生徒の感想です。→の文章は栄養教諭の回答・補足です。 【ふわふわ卵のねぎ豚ソース】 *ふわふわ卵でおいしかった。 *卵がふわふわでしっかり味がついていたので,おいしかった。 *ふわふわじゃなかった。 *ねぎ豚ソース,人気でした! *ソースがねちねちしていた。 →卵にソースが吸い込まれないように,片栗粉でとろみをつけたところ,外気の冷たさに,固くなったようです。 *肉が少ない。 →広島県産の豚肉を使用したので,あの量が価格的には限界です! *ふわふわ卵のねぎ豚ソースは,あったかいのが良かったです。 →つまり,食べるときには冷たかったという感想でした。二重食缶なら良かったのですが…あまりの寒さにすっかり冷めてしまいました。ごめんなさい。 【鶏肉と根菜の田舎風みそ汁】 *さつまいもが甘くておいしかった。 *体が暖まった。 卵がふわふわかどうかというのは,賛否両論だったようです。 …それとも,子どもたちは給食室に気を遣っていたのでしょうか?! 大人な対応をした心優しい生徒たちです。 給食室でのふわふわは,あれが限界です。 どうかお許しを…。 ねぎ豚ソースは,少し味が濃いめに仕上がりましたが,「ごはんと良く合う」という感想が複数ありました。 ごはんにかけて食べると,ちょうど良い味付けになっていました。 今年度の生徒が考えたオリジナル給食は,これで最後です。 来年はどんな給食が出てくるのか…今から楽しみです。 瀬野川中学校オリジナル給食 第2弾!![]() ![]() ![]() ![]() 献立は… 【広島満点ママっぽい焼きそばパン献立】 牛乳 焼きそばパン カキフライ レモン風味野菜炒め でした。 2年生の男子生徒が考えてくれたものです。 作成した生徒は好きなものを取り入れたということでした。 焼きそばパンは広島市の給食では出たことがありません。 (コッペパンと焼きそばが組み合わされて,子どもたちが自主的に焼きそばパンにすることはあったかもしれませんが…。) 投票第1位というのは,子どもたちの要求の表れだったのかもしれません。 さて,この焼きそば。 生徒から「いつもの味と違うように思う。何を工夫しているのですか。」という質問がありました。 とても良い質問です。 違う点はこの4つ。 ・煮干し粉を使用していません。 ・ソースはウスターソースのみ。(いつもの給食はお好みソースがベースです。) ・青ねぎではなく,ニラを使用しています。 ・青のり粉が通常の給食の倍は入っています。 また,レモン風味野菜炒めは,広島県産のレモン果汁を用いて,少し酸味のある野菜炒めでした。地場産物を活用しようという意欲が見られます。 今回の地場産物は… 牛乳・カキフライ(カキ)・キャベツ・もやし・太もやし でした。 以下,生徒の感想です。 ・給食で焼きそばパンが出たのは,初めてでしたが,おいしかったです。 ・焼きそばに紅しょうががほしい。 ・焼きそばを多くして(予算オーバー?),ソースをつけてほしい。 ・おかわりする人が多く,みんな楽しく食べました。 ・カキフライがカリカリでおいしかった ・カキフライの表面が固い。 紅しょうががほしいというのは,とても納得! 確かにあるとまた違った味になりますね。 予算オーバー?と予算のことまで心配してくれるなんて,ありがたいことです。 ソースをつけてほしいというのは,カキフライにソースがほしかったということかもしれません。 そして,作成者がプリントにそっと書いていた言葉…。 「カキフライを焼きそばパンにはさんで食べても良い。」 生徒も実行したのではないかと思います。 教職員にも一部実行した方がいました。 感想は… 「初めて一緒に食べたけど,意外と合う!」とのことでした。 今からカキがおいしくなるシーズンです。 ぜひ,お家でも,焼きそばパンとカキフライのコラボレーション。 試してみてはいかがでしょうか? 学校給食試食会開催![]() ![]() お忙しい中,10名の保護者の方に参加していただきました。 最初に教頭からごあいさつをさせていただいた後,身だしなみを整えて,給食の運搬・配膳スタートです。 今日は運搬するものが少なかったのですが,給食室や配膳室の見学もしていただければと思い,参加者全員で給食室まで行きました。 皆さん協力し,配膳をしていただき,あっという間に配膳完了です。 全員で給食の挨拶をして,食べ始めました。 本校では「いただきます。」の挨拶をした後に,給食委員が給食の説明を行います。 試食会では,給食委員の代わりに教頭が生徒のように給食の説明を行いました。 試食会に参加していただいて,よかった!と思っていただけるよう,「試食会に来ないとみられない」と前置きし,昨年度,給食週間に給食委員会で作ったビデオ「給食ニュース」を見つつ,試食をしていただきました。 (本当は,映像を見ながら食べるのは,良くないという声もあるのですが,限られた時間のため,あえてこのような形での放送にしました。) この給食ニュースは,保護者の皆様からいただいた給食の思い出を給食委員が全校生徒に伝える内容になっています。 袋めんや粉のミルメーク,あべかわマカロニ等,保護者の皆さんが食べた給食に,話が盛り上がりました。 その後,学校給食ができるまでの流れや本校での衛生管理の話を栄養教諭からさせていただきました。 片付けを行った後に,アンケートに記入していただいたのですが,その際,飛び入りでPTA会長さんが「家庭での朝ごはん」についてお話をしてくださいました。 「菓子パンはやめて,ごはん,具だくさんのみそ汁,魚や肉の料理という組み合わせの朝ごはんにしましょう。そうすることで,子どもの成績を上げる手助けができます。」というお話でした。 具体的な内容についても,お話をしてくださり,同じテーブルの保護者の方から質問などが出ていました。 とてもありがたい光景だな…と思いました。 アンケートにもしっかりご記入いただき,解散となりました。 アンケートの一部をご紹介させていただきます。 【話の内容について】 ☆衛生面が徹底していて安心しました。 ☆低予算でも内容を考えてくださり,ありがたいです。家でも参考にしたい。 ☆人気のないメニューでも出し続けようと思います。 (食文化の伝承のために,子どもたちに人気のない料理でも,給食に取り入れて少しでも食べ慣れることにより,大人になったときに,「昔食べたよな…日本の伝統的な料理なんだな…」と思ってもらえるようにしたいという話をさせていただきました。) ☆勉強になりました。笑いありで楽しかったです。 【本校の学校給食や食育の取組について】 ☆いつもよく考えていただいたメニューでありがとうございます。給食費は値上げしても良いのではないでしょうか。 ☆パン食の試食会も参加したいです。 ☆とてもおいしい食事でした。子どももいつも楽しみにしています。 ☆広島カレーライスまたは,あげぱんが食べたいです。 ☆とても良く考えられ,給食を食べられることがしあわせです。これからもよろしくお願いします。 お忙しい中,お越しいただいた保護者の皆様,ありがとうございました。 また,今回は予定が合わなかったという保護者の皆様,次回のご参加をお待ちしております。(今回はいつもに比べて募集期間が短かったです。すみませんでした。) 今後とも,本校の食育・学校給食へのご支援をよろしくお願いいたします。 オリジナル給食第1弾!![]() ![]() 今日の献立は…「みんなスマイル献立〜牛乳 もやしとひき肉丼 白菜と鶏のスープ〜」です。 2年生男子が考えました。 もやしとひき肉丼は,豆板醤とおろし生にんにくをベースに,赤みそ・白みそ・はちみつ・オイスターソースで味付けしました。 白菜と鶏のスープは,地場産物をたくさん使用し,だし昆布でだしをとったところに,ちりめんいりこを加え旨味を出し,しょうゆ,清酒,食塩で味付けしたものです。 みんな笑顔で食べて欲しいという願いのこもった献立です。 以下,生徒の感想です。 ★「これ うま!!」という声が挙がっていました。2年生が考えたとは思えないくらいおいしかったです。 ★エキゾチックな見た目でしたが,とてもおいしかったです。 ★とてもおいしくて,ごはんの残食率が低かったです。 ★笑顔になりました。小おかず(もやしとひき肉丼)の肉と汁がよくあっていて,おいしかったです。 どうやら,もやしとひき肉丼のインパクトが強かったようです。 次回のオリジナル給食は11月27日です。 職場体験学習 3日目〜最終日〜![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ずいぶん慣れてきて,「水道水の残留塩素濃度を確認してくれる?」とお願いしたら,調理員さんに聞く事もなく,3人で協力して,教えあいながらしていました。 今日は急に寒くなり,学校の北側に位置する給食室はとてつもなく寒かったのですが,生徒たちは愚痴をこぼすこともなく,最後までやりきりました。 (最後に「今日,寒くなかった?」と聞いてみたら,「さすがに今日は寒かったです。」と本音をもらしていました。) では,本日の写真説明です。 左側の写真は,食品の検収をしている様子です。 検収とは,届いた食品の配送時間,数量,期限表示,温度,産地などを確認することです。確認した内容は検収簿に記入します。 検収は必要事項を見て,読み上げる人と,検収簿に記入する人の2人で行います。 今回は,検収簿の記入に挑戦してもらいました。 読み上げる方は,つい,いつものテンポで読み上げてしまうので,生徒は少し慌てた様子。 必死に記入欄を探し,わからないときは確認しながら,記入をしていました。 ごめんなさい。 真ん中の写真は,野菜スープに入れるパセリをフードカッターでみじん切りにしているところです。 パセリは小さめのザルに山盛りくらいありますが,フードカッターは家庭用のものと同じ大きさなので,何度もかけることになります。 男子生徒の身長からすると台が低めのため,腰を曲げながらの作業になります。 しんどくなったら,首を回したり,背伸びをしたりしながら,めげずに作業をしていました。 「ほら。茎が長いまま入っているよ。こんなのが自分の給食に入っていたら,どう思う?」 「いやです。」 「だったら,もう少し細かくなるように,がんばろう!」 といった会話をしながら作業しました。 回を重ねるにつれ,上手になり,何度かけても茎が残る場合は,それを取り除くといった配慮もしていました。 右側の写真は,検食を用意している様子です。 学校給食は生徒が食べる最低30分前に校長先生か教頭先生が一食分の給食を食べて,量や味,安全性等について確認をすることになっています。 それを検食と言います。 職場体験学習の3日間,生徒には順番に検食の用意をしてもらい,教頭先生のところに検食を持参してもらいました。 検食は,料理ごとに出来上がりの量を計量して,用意します。 「気持ちよく食べてもらえるように,見栄えの良い盛り付けにしようね。」 「家でもこんな風についだらいいよ。」と,調理員さんたちに教えてもらいながら,温野菜は平らに盛り付けるのではなく,少しこんもりと山になるように,野菜スープは食器の周りにスープをつけたりしないようにと,いろいろ注意しながら,検食を用意していました。 午後からの作業で,残食を量っているときに,生徒がぽつりと言いました。 「残してから…もったいない。食べ物は大切にせんと…。」 ご家庭でそのようにお話をしていただいているのかな…とその時は思っていました。 今考えてみると,3日間の職場体験学習で実際に給食を作る立場になってみて,「がんばって作ったのに…。」という思いが,こんな言葉になって,つい口から出たのではないでしょうか。 午後の作業も靴下を濡らしつつがんばって,お世話になった調理員さんに各自,自らの言葉で挨拶をして,職場体験学習は終了しました。 「疲れたけれど,とても良い経験ができました。」という言葉を残し,それぞれ帰って行きました。 帰ったら,とりあえず,昼寝するそうです。 3日間,お疲れさまでした! 職場体験学習 2日目 【その1】![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ちなみに,本日の献立は… ☆牛乳 ☆広島カレーライス ☆ウィンナーと小松菜のソテー ☆チーズ でした。 左の写真は,下処理の写真です。 ソテーに使う小松菜を洗っている様子です。 根元を切った小松菜を,砂が残らないように洗っています。 小松菜は手で切るため,切る人が切りやすいようにと,向きをそろえて,ザルに上げていきます。 今日は少し寒かったのですが,水の中に手を入れてしっかり小松菜を洗い,丁寧にそろえている姿が印象的でした。 本人に「水,冷たかったよね?つらくなかった?」と聞いたところ 「あんまり感じませんでした。給食室も寒いと聞いていましたが,そんなに寒く感じません。」とのことでした。 …この感じ方の違いは,年齢の違いかな…と調理員さんと盛り上がりました。 真ん中の写真は,広島カレーライスのたまねぎを機械で切っているところです。 「手をつっこんだら,手のせん切りができるよ!」と念を押し,切ってもらったのですが,なんとも慣れた手つきです。 じゃがいもは全部 彼に切ってもらいました。 右側の写真は,食器を出しているところです。 今日は1・3年生だけの給食だったので,保管庫から出すのは1年生と職員室,たんぽぽ学級の6つ分でした。 一番上の棚はなかなか高い位置にあり,背の低い調理員さんは毎回一苦労なのですが… さすが,男子。 軽々と取り出していました。 2日目ともなると,活躍する場も増えてきました。 他にも紹介したい写真があるので,今日は【その2】に続きます…。 職場体験学習 2日目 【その2】![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 左の写真は,牛乳を数えている様子です。 業者から届く牛乳は,1ケース40本入りで届きます。 それを各クラス人数に合わせて,数えていく作業です。 後ろのクラス人数表を見ながら,ひとクラスずつ数えていました。 真ん中の写真は,広島カレーライスの肉を炒めているところです。 釜を混ぜるスパテラ(しゃもじのでっかい版)の使い方が,とても上手でした。 スパテラの使い方は,給食調理員さんでも最初は上手にできないものです。 長く作業をする中で,上手に使えるようになるものなのですが…彼は最初からうまかった! 思わず「将来の進路に『給食』というのを考えてみない?男性の調理員さんもいるのよ。」とスカウトしてしまったほどでした。 右の写真は,午後の作業です。 次回の使用に備えて,スプーンを数えている様子です。 クラスのかごにクラスの人数+1本入れて,ふたを閉じていきます。 向きをそろえて,きれいに入れる。 もくもくとがんばる様子が印象的でした。 帰りに,疲れの度合いを聞いてみました。 「昨日よりは疲れていないです。…というか,あんまり疲れてないです。」という回答でした。 「じゃぁ,もう少し働いて帰る?!」というと,3人とも苦笑いしながら,そそくさと帰っていきました。 明日は,最終日です。 職場体験学習が始まりました!![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 「事前学習してきてね」という私の願いをしっかり聞いて,服装も靴も完璧! 衛生管理のこともしっかり勉強してきていました。 時間もかなり余裕で来てくれました。 左の写真は,いも煮に使うしょうがをみじん切りにしているところです。 薄切りにしたしょうがをせん切りにし,みじん切りを作っていくのですが…。 薄切りの上手なこと! きちんと薄く切れています。 調理員さんの「おうちでも手伝いとかしているの?」という質問に 「お母さんが料理するのを見たり,自分で手伝ったりしています。」とのこと。 一同,納得。 真ん中の写真は,ごまあえの材料を混ぜて,味付けしているところです。 大きなタライの中に入ったほうれんそう,キャベツ,にんじんを混ぜ合わせています。 水切りをするために,重しをたくさんのせた食材は,みっちりひっついていて,バラすのは大変です。 ほうれんそうが塊にならないよう,丁寧に混ぜてくれました。 その後の配食も担当してくれました。 先輩のまぜたごまあえ。1年生は先輩が混ぜたとは知らないでしょうが,とても好評だった様子。 ほとんどのクラスが残りなしでした。 右の写真は,いも煮のさといもの皮むきをしているところです。 (さといもが小さくて,何をしているのかわかりにくいと思うのですが…。) むいた皮を床に落とさないよう,手を一緒にむかないよう,慎重に作業していました。 この他にも,調理員さんと一緒に様々な作業をしました。 背が高く,力の強い男子生徒は,食器を出すときにも大活躍! 調理員さんは「助かった〜〜〜っ!」と大喜びでした。 職場体験学習は,木曜日まであります。 明日,3人はどんな活躍をするのでしょうか。 楽しみです。 広島市立瀬野川中学校区公開研究会平成26年度 全国学力・「基礎・基本」の状況調査の結果生活習慣ステップアップカード実施中!![]() ![]() 日中と夜の寒暖差が激しく,体調を崩す人が多いようです。 健康管理のためにも,規則正しい生活を行うよう意識してもらいたいと思います。 生活習慣ステップアップカードでは,早寝早起き・朝のスッキリ感・朝ごはんの喫食状況・朝ごはんでの野菜摂取・排便の有無についてチェックするようにしています。 これをきっかけとして,自らの生活習慣を見直し,より良い生活習慣を身につけてもらえれば…と思います。 なお,項目についてのアドバイスを掲載した食育通信No.6を発行しています。 下記にリンクもしておりますので,中学生だけでなく,家族みんなで生活習慣について話し合うきっかけにしてもらえたらと思います。 食育通信No.6はこちら… 食育通信No.6 生活習慣について 瀬野川中学校オリジナル給食が決定しました!
文化祭において,2年生生徒が家庭科で作成した給食の献立8候補の中から,オリジナル給食を決める投票を行いました。
その結果… 上位3献立が決定しました! 第1位 <広島満点ママっぽい献立> 牛乳 焼きそばパン カキフライ レモン風味野菜炒め 第2位 <みんなスマイル献立> 牛乳 もやしとひき肉丼 白菜と鶏肉のスープ 第3位 <ふわふわ親子の田舎献立> ごはん 牛乳 ふわふわ卵のねぎ豚ソース 田舎風みそ汁 です。 (写真は左から1位・2位・3位になっています。) 実施は11月,12月を予定しています。 昨年度に比べて,保護者の皆様からの投票が多くなっていました。 全体の投票数も昨年度に比べて多くなっており,認知度がアップしていることを感じます。 嬉しいことです。 そして,校内に掲示している結果を見ながら,某先生がひとこと。 「わしが入れたのは,ひとつもはいってない…。」 やはり,生徒と教員の好みには差があるようです…。 ちなみに,私が投票したものも,3位外になっていました。 残念っ! 今回の8候補は野菜もたっぷりで,どれが選ばれてもおかしくない優秀な献立になっていました。 2年生,すばらしい! ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
広島市立瀬野川中学校
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