最新更新日:2024/04/26
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「明 浄 直」 明朗で、きれいな心を持ち、素直で実行力のある人になろう

1月5日(火)・・・学校朝会

                                           令和2年度 新年 全校朝会 校長あいさつ R3,1,5
おはようございます。
そして、改めて、「明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。」
今日は、中学校での新しい年の始まりの日となりますが、年度の替わり、3年生の卒業、1・2年生の進級となると少し違います。高陽中を巣立って行く3年生とはあと約2ヶ月、1・2年生は進級まで2ヶ月半という時期に来ました。
この期間のことを見通して考えると、皆さんの新たな成長へ向けてへの挑戦する、準備する期間になります。
この準備する時期だからこそ、「一年の計は元旦にあり」という言葉が似合うと思います。
自分の一年の計、「こんなふうにやっていきたい」という目標、そんな思いが、皆さんの胸の中にたくさんあると思います。
その自分の目標に向かって、力を尽くして臨んでみてください。辛くて大変だ、「たいぎい」ことだと感じるかもしれません。だから、「努力する」という言葉が当てはまり、繋がると思います。それぞれの目標へ、一つ一つ「努力」して、乗り越えることが大切です。少しでも頑張ってみることが大切です。誰でも頑張れます。乗り越えられます。
人生には、やらなければならない、乗り越えなければならない辛いことがあります。それもまた、人生なのです。
辛いことを経験するからこそ、人は優しくなり、大きく成長できると思います。
大切なことは、それぞれの夢や、目標を持ち、辛くても、常に前を向き、プラスへ変えていこうとすること、挑戦してみよう、やってみようとする心持ちだと思います。
そして、それぞれが思い描いているものへ、目標に少しでも近づくことが出来るかどうかは、辛いことへの挑戦を、「実行するか、しないか」にかかっています。やらなければ絶対に実現できないのです。「実行なくして実現なし」です。
しかし、皆さんは一人ではありません。温かく見守ってくださったり、叱ってくださったり、手を差し伸べてくださる家族がいます。高陽中には友、仲間がいます。そして、先生がいます。
今の、コロナ禍の中、大変な時でもありますが、みんなが声を掛け合って、励まし合って、「実行」してみてください。「できます」。誰もが成長できます。
そして、みなさんがこのように頑張っている素敵な時間が、更に「高陽中に通って良かった」と思える、素晴らしい時間となります。
最後に、干支の話です。今年の干支は、「丑」(牛)です。
牛は昔から、農作業や物を運ぶときの労働力として、人間の生活に欠かせない動物でした。勤勉によく働く姿が「誠実さ」を象徴し、身近にいる縁起の良い動物として十二支に加えられたようです。十二支の2番目の干支です。前年の「子」年に蒔いた種が芽を出して、大きく成長する時期とされ、また、歩みの遅い丑(牛)の年は、先を急がず一歩一歩結果につながる道をコツコツと作る、基礎を積み上げる時期とも考えられています。
着実にそれぞれの思い、目標に向かって「たいぎい」と思えることも、「挑戦」し、「実行」し、「努力」して進めることが将来の成功、成長につながって行くと信じています。
まさに、皆さんの高陽中学校の時期、そのものであり、期待しています。 
皆さんで、良い年にしましょう。    終わります。

12月25日(金)・・・冬休み前 放送による全校朝会

 R2,12,25 高陽中 冬休み前 放送による全校朝会 校長講話

おはようございます。
あと六日で、令和2年、2020年が終わり、年が替わろうとしてる年の瀬、冬休みが始まるこの時期、一年の区切りの節目となっています。
私自身、この一年を振り返ると、皆さんとともに過ごした高陽中学校での生活は、充実したものとなりました。
 それは、毎朝の「おはようございます」、下校の「さようなら」や、「こんにちは」のあいさつの声、校門を通っていく際の交わした声、言葉、姿に、心地良さが感じられました。
 また、きちんとした服装で礼をする、会釈をする、その立ち姿は、なぜか格好良く、さわやかさを感じさせてくれました。
 また、3年C組の皆さんが校長室の掃除に来てくれます。丁寧にあいさつをして、それぞれが、分担をして、床などを隅から隅まできれいに、雑巾がけなどをしてくれます。このような掃除をしている姿を見るにつけ、取り組んでいる誠実さや、少しでもきれいにしようとしている清潔感なども相まって、掃除をした後の清々しさが強く感じられました。
そして、毎朝、遠くから徒歩や、列車、息を切らせながらも自転車を漕ぎ、最後の通学路では自転車を押しながら、学校の始まりまでに遅れまいと歩いている姿、また、授業へ遅れまいとして走っている姿などが、私の目に映り、これらの光景が高陽中の良き皆さんの印象となってきました。
「みそあじ」ですね。
これらのことが、先程私が言った、皆さんとともに過ごした高陽中学校での生活が、良き充実したものとして感じさせてくれたのだと思われます。
私に、このような思いをさせてくれた「皆さんが毎日学校生活を送っていること」、「授業を受けていること」、「毎日、部活動ができること」など、私は、皆さんが「当り前のこと」「普通のこと」「当然なこと」を、しているとは簡単には思いません。
でも、「当たり前のこと」「普通のこと」「当然なこと」として、皆さんが動いているということは、素晴らしいことだと思います。 人として、とても大切なことだと思います。
こんな風に思わせてくれた皆さんに、改めて、一区切りの節目今、感謝の気持ちの言葉、「ありがとうございました」を、投げかけさせてください。
そこで、生徒の皆さんも、笑顔を忘れず、思いやりや、感謝の気持ちを、一緒に、声に出して、 行動に移してみませんか。?
笑顔で、先生に、少しの勇気をもって、「今年、いろいろとありがとうございました」と、いう言葉を、声に出した言ってみてください。びっくりされるかもしれませんが、きっと言った方も、言われた方も温かい気持ちになれるはずです。
そして、今年最後となる別れ際に、もう一言付け加えると良いと思います。
日本の文化、慣習となっています。 「良いお年をお迎えください。」と、言ってみたらどうでしょうか? 
高陽中を巣立って行く3年生とはあと2ヶ月と少し、1・2年生は進級まで3ヶ月半という時間が、更に、高陽中に「喜んで登校して、満足して下校」ができる、素晴らしい時間となることを心から願っています。 
最後に、休み中もコロナ感染予防対策を確実にお願いします。以上で冬休み前の話を終わります。

12月8日(火)・・・生徒会役員選挙に際して

 令和2年度 生徒会役員選挙に際して、校長よりメッセージ  (教頭代読)

 今日は、高陽中学校の生徒会役員選挙の投票日になっています。そこで、今回の選挙の目的等について、私から少しお話をさせてください。3点ほど話します。
1点目、生徒会役員選挙は高陽中学校の生徒として、皆さんの代表をお願いする人物を決めるということです。
投票する皆さんは、立候補者の気持ちをしっかり聞いて、受け止め、この人なら信頼出来るという人物を選んでください。高陽中学校の生徒会活動が少しでもより良いものとなり、次の新しい高陽中学校となるよう真剣に考えて投票してください。
2点目、国内でのコロナ対策など、少し地域社会や日本の政治、日本を取り巻く世界情勢に関心を持つきっかけにしてみてください。
皆さんが日本国民として、国や地方自治体の選挙に投票できるのは、平成27年に年齢が20歳から18歳に法律が変わりました。18歳からです。これは、少子高齢化、気象変動、国際社会においての日本の立場など、多くのことにおいて激しく社会が変わっている中、若い世代に、次の世代として、社会の担い手になってほしいということからです。3年生はあと3年で投票をすることとなります。そんなに先の長い話ではありません。その時までに政治に関心を持ち、投票をするということの意識を創っておかなければなりません。中学生の時から、新聞やテレビなどから、今まで以上に身の回り、地域のことなどを始め、社会での出来事、ニュースを気にして、世の中の動きに関心を持ち、理解しようとすることが大切になると思われます。
3点目、皆さんは、この生徒会選挙活動についてどのようなことを感じましたか? 立候補者の皆さんは実際に活動してみてどうでしたか? 私は、どの人も不安を抱えての立候補だと思います。しかし、学級の友が温かい手を差し伸べてくれたり、応援を買って出てくれたりと、素晴らしい活動を見ることができました。立候補者、そして、応援者が一緒になって、より良い高陽中学校の代表者になろうとして、頑張っている姿が、本当に立派に見えて、皆さんが成長をしているなと、十分感じさせてくれました。
本日のこれからの、それぞれの結果はどうであれ、一人一人の心には、やり切った達成感をはじめ、もう少しという心細さなど、様々な気持ちがいじり混じっているのではないかと思います。
しかし、自分には、はっきりとは見えませんが、今後の大きな人生への土台、糧となったに違いないと思います。自分一人だけでは立候補ということができなくても、同じ方向を目指す友が集まり、少しずつでも力を合わせれば、何とか物事を進めることができることなど、皆さんが大きな財産を得ることができたと思います。
このように皆さんが自主的に考え、行動し、やり遂げるところ、挨拶運動に見られる姿などは、みんなが自慢できる、誇らしいことです。これらの良さが、校訓である「明・浄・直」に謳われている、「明るく、きれいな心を持ち、素直で、実行力のある人」、となり、次のより良い高陽中学校、ひいては日本を築いていくと思います。それが出来るのが高陽中学校の生徒だと信じています。
今回の生徒会役員選挙によって、次の新たな高陽中学校に向けて、ますます活発な生徒会となり、全生徒が成長できることを心より期待します。
以上で、皆さんへ、校長からのメッセージとします。 代読終わります。

10月26日(月)・・・後期始業式にあたって

令和2年10月26日 後期始業式 挨拶 高陽中学校

おはようございます。
 今日から後期が始まります。先週末の終業式から2日しかたっていませんが、何度も言います。区切りです。学期が新しくなりました。改めて話をします。

 皆さん、前期終業式で話をしたことを、覚えていますか? その日のうちに、何人かの人、先生も含めて、「前期ありがとうございました」という声を、言葉を耳にすることがありました。心温まりました。なんか少し力が沸いきたような感じがしました。うれしかったです。
元気になりますね。こんなことを聞かせてくれたこと。
 「ありがとうございます。」
  ところで、今日からは、後期の始まりです。後期といっても、1・2年生は進級するまであと5か月ほどです。
3年生は、この高陽中からの巣立ちまで4か月です。目の前に迫っているのは、旅たちです。自らの力での切り開いていかなければならない時期が迫っています。
 自らの力での切り開くといっても、一人だけの、孤独なものではありません。ここは学校です。友がいます。みんながいます。先生がいます。家族がいます。そして、周りには必ず誰かがいます。声をかけ掛け合ったり、汗を一緒に流したり、話し合ったり、悩みを相談したりと、お互いの息遣いが聞こえます。寂しいものではありません。人生を創っていく、大きな営みです。誰もが成長をする素晴らしい道のりです。尊い歩みです。1年生も、2年生も、同じです。みんなで一歩ずつ乗り越えることができます。何事もそうです。
 一人じゃないのです。だからこそ、いろんな区切りに、「ありがとうございます。」という言葉が似合います。
 そして、今日、私から皆さんへ、「後期の始まりです。みなさん、よろしくお願いします。」と、声に出して伝えます。
 一緒に頑張りましょう。一緒にやっていきましょう。
 人間ですから、恥ずかしかったりして、声に出して言いにくいかもしれませんが、そこを、ぐっとこらえて、「よろしくお願いします」と、言ってみてください。また、そうすることも、生きていく上では大切なことだと思います。 
 「みなさん、後期もよろしくお願いします」
 これが心磨きかもしれません。心を磨き、お互いが高まりあえる場、高陽中でありますよう、心から願っています。
 新たな後期の皆さんの姿を期待して、始業式のあいさつとします。
 
 終わります。
                    高陽中学校長 松脇守弥

10月23日(金)・・・前期終業式にあたって

                 
           前期終業式  高陽中学校 令和2年10月23日 

おはようございます。今日で前期が終わります。この週末の2日間が開ければ後期に入り、学期が変わるという気持ちにならないかもしれませんが、大切な区切りなので、改めて話をします。出来れば皆さんにお願いがあります。聞く時の姿勢です。椅子に腰を深くかけ、姿勢を整え、静かに目を閉じて、聞いてもらえたらと思います。よろしいですか?

 まず、前期を振り返ってみ見ると、新型コロナウイルスの感染拡大により、多くの制限がかかる中、それぞれが、不安とストレスを抱えながら過ごしました。有効で実用的なワクチンも開発されていない今の段階では、感染リスクをゼロにすることは極めて困難な状況になっていると思われます。
『誰が感染しても不思議ではない』という状態は、今後、しばらくの間続くでしょう。

 この中にあって、皆さんができたことは、ひとり一人が、マスクの着用や手洗いといった基本的なことを、粘り強く続けられたことです。その積み重ねが、高陽中での感染者ゼロにつながったことに感謝します。結果的に、地域を含め、全体で多くの人の命を救っていたことになりました。
 そして、私たちは、コロナウイルスに対して、立ち向かい、多くの人を助けようと、寝る間もないほど働いてこられた医療関係者の人たちに、感謝の気持ちを忘れてはならないと思います。

 同時に、生徒の皆さんは、このような事態の中においても、少しでも中学生として成長しようと、友とともに「学び」勉強を続け、将来に向け、必要な力をつけようとしてきました。特に先週末のクラスが団結しての合唱には、目を見張るものがあり。心を揺り動かさせてくれました。心を打つ歌声、態度、素晴らしいものがありました。皆さんの姿をこんなにつぶさに見られたこと、感動させてくれたこと、皆さんが一回り大きく成長したことに、うれしがこみ上げてきました。感謝します。「ありがとう」

 人は何かをしてもらった時に感謝の気持ちを込めて「ありがとう」と言います。皆さんは「ありがとう」の反対の言葉、対義語が何か知っていますか?諸説あるようです。「ありがとう」は「有り難き」という言葉がもととなり、「滅多にない状態、そうそういつもはない」という意味になります。そうすると対義語と思える言葉は「当たり前」「いつもある、普通のこと」になります。そこで、考えてみてください。「皆さんが毎日学校生活を送っていること」、「授業を受けていること」、「毎日、部活動ができること」、これらは「当たり前」「普通のこと」ですか? 私は、決して「当り前」「普通のこと」とは思いません。人は「当たり前だ」「普通のことだ」と思うと、感謝しなくなるかもしれません。皆さんひとり一人が友達や家族、先生など、様々な人たちに支えられて、これまで過ごしてきたはずです。今もです。
 だからこそ、一区切り、今日、前期の終わりに「ありがとう」という言葉がよく似合うと思いませんか?

 皆さん、笑顔を忘れず、思いやりや感謝の気持ちを行動に移してみませんか。笑顔や思いやりのある行動が拡がっていくことを心より願っています。身近な家族や友人などに、少しの勇気をもって、言葉や行動で表してみてはどうですか。「ありがとう」という言葉を一歩進めてみてください。たとえば、今日暮会が終わった後、担任の先生に「前期ありがとうございました」と言ってみてください。部活が終わり、練習が終わった後、顧問の先生に「前期ありがとうございました」と言ってみてください。今日家に帰った時、家族に、「前期が無事に終わりました。ありがとうございました」と言ってみてください。びっくりされるかもしれませんが、きっと言った方も、言われた方も温かい気持ちになれるはずです。声に出して言えなくても、それぞれの気持ちに刻み込むことができていればと思います。

 学校は、授業で知識を得たり、いろんなことができるようになったり、行事や部活動で友情をはぐくんだりする場です。そして同時に、心を磨き、お互いが高まりあえる場でもあります。前期を振り返って、皆さんの心は磨かれましたか? 今一度、自分に問いかけてみてください。前期は今日で終わりますが、前期を支えてくれた人たちへの感謝の気持ちを忘れずに、後期を迎えましょう。
 皆さんに、改めて「前期終わりました。ありがとうございました」。
 皆さんの新たな後期への姿を期待して、放送での終業式の挨拶とします。
 終わります。                                             高陽中学校長 松脇守弥

8月5日(水)・・・夏休みを迎えるにあたって

◆ 生徒の皆さんへ
夏本番にさしかかり、私から皆さんへ
生徒の皆さんは「成長」しています。
コロナ感染予防対策や豪雨警報など、休校とならざるを得ない厳しい状況から、学校が再開され、皆さんとのあいさつ、授業中の仕草など、「成長」していると思える瞬間があります。なぜか、心温かいものが感じるとともに、良いエネルギーを先生とともにお互いが共有できており、クラス、学校の盛り上がりになっていると思われます。やはり、学校に生徒の皆さんがいることは良いことです。みんなで良い盛り上がり、「成長」を続けましょう。
その良い「成長」へのつながりとなる、日々の「きっかけ作り」も大切です。「きっかけ」は毎日の授業でしょうか、部活動でしょうか、生徒会活動、クラス、友との関係でしょうか?
コロナ関係や警報等で行事が中止され、活動が制限されています。しかし、皆さんの前向きな動き、一日を大切にして学校生活を送っていることが、「成長」への「きっかけ作り」となり、その取り組んでいる姿から、皆さん自身の将来、明日の高陽中学校を創って行くことができると信じています。
次に、皆さんは、「やりたくないことがある、いやなことがある、逃げたい」と思うことはありませんか?
夏真っ盛りの暑さは強まる一方で、体調管理に十分気をつけなければならない毎日です。体がだるくなったり、気持ちがイライラしたりして、何事もやりたくない、いやだなと思うことはありませんか? 私もあります。でも、やりたくないことでもやらなければならないことは多くあります。
やりたくないことはやらない。楽なことだけやろう。楽しいことだけやろうってなると、私たちが住んでいる社会では生きていくのは苦しいと思います。
やりたくないことでも、何とかやってみて、挑戦してみて、やってみて、少しでも続けていれば、何か違ったことが起きます。「成長」できます。
将来、いやなことを避けてばかりでは、困ることが出てくると予想されます。
生徒の皆さんがこれから生きていく世界、大人となって、自分で生活し、社会の中で歩んで行く時、また、世の中で通用できる人になるためには、「やりたいくない、つらい」ことから逃げず、まずはやってみて、挑戦してみてくだい。この時に力がつき、「成長」と呼べるものにつながると信じています。
言葉を換えて言うと、これこそが大きく「成長」する前のそれぞれの「良いきっかけ」の一つとなり、大人になる「勉強」と思われます。
親や先生、近所の人たちからも「ちゃんとやろう」と言うようなことをよく耳にしますね。多くの大人は、「やりたくないことも、やらなければ社会では困る」という経験をしています。私もあります。「つらいけど、やってみよう。いやだけれども、何とかやってみよう」「何かが変わる」と、自分に言い聞かせています。
高陽中学校の皆さんも、暑さや体調の異変、将来のこと、家族のこと、友との関係、部活のことなど、諸々のことが多くあります。それぞれへの対策、対応、対処することから逃げず、まずはやってみてください。「何とかやってみよう」となることを願っています。
これからのコロナ感染予防対策の中、新しい生活の仕方や、考え方、また、豪雨など、気候変動を目の当たりにしている中、様々な生活様式を追い求めている時代だからこそ、大人へなるため、「成長」へ、「何とかやってみよう」、「自分磨き」を期待します。

◆ 保護者の皆様へ
このところ、中学校の地域も含め、日本全国各地で豪雨災害に見舞われ、自然の力に圧倒させられるばかりです。近年の雨の降り方は尋常ではなく、多くの災害を引き起こすほどの力となり、とても危険を感じているのは私だけではないと思っています。
大雨警報発令等から始まり、生徒の皆さん、ご家庭の方々が安全に過ごせるようにという思いから、休校措置を取らざるを得ませんでした。
また、コロナ感染予防対策も含め、皆様には、いろいろとお手数やご不便をおかけしています。ご理解とご協力をいただき、誠にありがとうございます。
今後におきましても同様のことが予想されますので、十分にお気をつけてお過ごしください。何かございましたら学校までご連絡をいただければ幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。

                                         令和2年8月5日
                                         広島市立高陽中学校  校長 松脇 守弥

6月1日(月)・・・学校再開に当たって

令和2 年6 月1 日
学校再開に当たって 高陽中学校長

 新学期が始まったにもかかわらず、新型コロナウイルス感染症の拡大防止により、約1 か月半の間、臨時休業でした。皆さんはこの間、どう過ごしていましたか。学校では皆さんとの再会を待ち望んでいました。おそらく皆さんも、学校再開を待ち望んでいたことと思います。
 この学校再開を皆さんと、そして、保護者の方々、先生方、家族、そして、地域の皆さんとで喜びあいたいと思います。
 学校再開に当たって、私から皆さんにメッセージを二つ送ります。
 一つ目は、一日一日を、かけがえのないものとして、大切にしていきましょう。
 私は、学校が再開されること、また、先生方と皆さんとの再会を喜び合えることを強く意識しました。
 何気ないことと思われますが、登校している皆さんとのあいさつや、友達や先生と笑顔で話している姿を見たり、校内に声が響くのを聞いたりしている時、やっぱり学校に皆さんが居ることは、当たり前のようだけれども、かけがいのない、幸せなことなんだと思うことができました。
 私たちに明日があるということは、当たり前にあるようでないかもしれません。
 体調を崩さず、コロナウイルスに感染せず、何事もなかったかのように今日という日を無事に過ごすことができてこそ、良き明日を迎えることができるのではないかと思います。この一日一日の日々の営みがこの上なくありがたく、幸せなことだと思わざるを得ません。そう考えると、生徒の皆さんと、先生方とみんなで過ごす、この高陽中学校での日々の生活がどんなに貴重で、大切なものかということが自ずと感じられると思います。
 学校での生活を何事も一生懸命に取り組み、友とのふれあいなど、中学校での青春と呼ばれるページを一枚一枚丁寧にめくるように過ごすことができたら、また、いじめがなく、お互いを大切にすれば、大きく成長でき、幸せを創って行くことができると信じています。一緒に一日一日を大切しましょう。
 次ぎに二つ目です。
 緊急事態宣言が解除されましたが、これからも、皆さん一人一人が健康であるために、コロナウイルスの感染予防を意識した行動をとる必要があります。
 具体的には、手洗いをすること、マスクを着用することです。密閉・密集・密接という3密を避け、フィディカルディスタンスの確保をすることです。
 これから先、コロナウイルスとずっと共に生活しなければならない(with コロナ)と言われており、気がかりなことが続きますが、自分のため、家族のため、そして大切な人のために、一人一人ができることを確実にやっていくことで、これからの安全で安心な未来を作ることができます。
 気持ちを一つにし、皆さんと一緒になって取り組み、新たな学校生活の素晴らしい1 ページを創っていきたいと願っています。
 最後になりましたが、保護者の皆様、臨時休業中の対応でのご理解・ご協力、誠にありがとうございます。先日来より分散登校ではありますが、学校生活が少しずつ戻ってきました。お子様から学校の様子などについて、お聞きくだされば幸いです。
 緊急事態宣言が解除されたとはいえ、コロナウィルスとの共存生活は始まったばかりで、第2波・第3波の流行が危惧されます。これまでもご協力いただきましたが、感染防止対策を今後も継続し、健康で安全な生活を過ごすことが重要と思われます。
 健康を第一にしつつ、少しでもより良い充実した活動ができるよう、全教職員と皆様方と一体となって取り組むことができればと願っています。これからもいろいろな面でのお願いや、また、ご不便をおかけすると思いますが、何卒ご理解とご協力をお願いいたします。

4月14日(火)・・・生徒の皆さんへ

臨時休業にあたって

 国、県、広島市の要請を受けて、新型コロナウイルス感染拡大防止対策として、皆さんや、周囲の人達の命や健康を守るため、再度、休校措置が始まります。
 久しぶりに学校が再開され、皆さんを迎え、顔を見たときは、うれしかったです。
 今年度、新たに赴任してきて、皆さんとは初めて会うこととなったのですが、皆さんの挨拶や、集合の態度、朝読の雰囲気、授業の様子などの素晴らしさを見て、学校に皆さんがいることは良いことだなーと再確認でき、また、皆さんも新たなクラスの仲間・先生、また、再会できて、安心し、喜んだことではないでしょうか。
 心が高揚したのも束の間でした。広島でのコロナ感染者の拡大に伴い、とても心苦しく、辛く、心配に耐えない部分が多くありますが、少しでも、コロナウィルスに感染せず、皆さんが健全に歩んでいくことを信じての動きです。理解してください。
 休校のような状況では、気がかりなことがあります。自宅にじっとこもっているようなことは、人間の健全な成長にどんなことが起こってくるのか分かりません。ですから、少しでも皆さん自身が、より良く、賢く過ごすことが非常に大切と思われます。
 特に、皆さんの年代は成長著しい時です。この「人生で最も成長の著しい、この時だからこそ、身に付けるべきこと、当たり前のことを身に付け、人としての土台をつくる」ということが大切となっています。
 再度の休みは、感染拡大が目の前に迫っており、人との接触を避けながら、自らを律して過ごさなければならない期間が長く、自らが、「当たり前のことを、当たり前のこととして」過ごすことは辛いこととなっていると思われます。
 しかしながら、この期間がもしかしたら人生を変える期間になるかもしれません。大きな転機となることにつながるかもしれません。
 これから自宅で気分が落ち込んでしまいそうになりますが、そんなときは、「創造的な休暇」の考え方をしてみてください。
 有名な物理学者、ニュートンは、当時、ヨーロッパで大流行していたペストにより大学が休学になり、実家に戻って過ごしている時に、リンゴが木から落ちるのを見て、「万有引力」の法則を発見するなど、さまざまな天才的な創造をしたと言われています。
 皆さんも時間を上手に使い、これまでとは違った自分を探してはどうだろうか。
 自らの心を動かし、自らを振り返り、成長のための土台作りをしてください。
 まずは、出された課題をやり遂げよう、また、家の掃除や洗濯、食事のことなど、頭を使ってやってみよう。このことが、人としての成長の土台作りとなり、格好が良いと思います。
 また、時間がないためにできなかったことをしてみてはどうでしょうか。
 本を読もう、長編小説を読んでみたり、日頃からちょっと気になっていたりしたこと、興味や関心を持っていたことを調べたりすれば、「創造的」になれます。「創造的な休暇」へと発展します。素晴らしいこととなり、皆さんの成長に大きくつながります。
 今後、5月7日(木)の学校再開を目指し、週1回の午前中の登校を計画しているところですが、これからの状況をみながら判断ですので、急な指示を出すこともあり得ます。
ここ数日の間に、芸備線沿いの町から感染者が発生しているということから、非常に気の抜けない状況に陥っており、まだ先行きが見えにくい状況にあります。
 学校からは、広島市からの指示のもと、待機の解除、再開などの動きについて、すぐにメールや本校ホームージで知らせる予定です。
 中学校での生活を心待ちにしていた皆さんには心痛むところですが、私たちだけではなく、日本全国、そして、世界中が大きな困難に直面しています。
 こんな時こそ、自分自身を大切にし、自らを律し、「成長の土台作り」、「創造的な休暇」をしてみてください。そして、周りの人を大切にし、思いやりの心を持って人と接してみてください。
 高陽中学校351名の皆さんは、きっとこの困難は乗り越えられるはずです。みんなで頑張っていきましょう。
 日々の皆さんの更なる成長を大きく期待します。
 先生方は、皆さんが成長できる、この時間の過ごし方に、心よりエールを送ります。

令和2 年4月14日
広島市立高陽中学校長 松脇守弥

4月7日(火)・・・始業式

 皆さんおはようございます。
 私は、先ほど紹介がありました、校長の松脇です。本年度の始業式に当たって、皆さんにお話をします。
 最初に皆さんの印象です。特に、体育館の入場の仕方・態度・登校してくれるときの挨拶の仕方など、皆さん動きはどうだろうかと少し心配していました。
それは、通常の新年度の開始とは違うからです。学校が長く、新型コロナウイルス対策で休校となっていたからです。学校がすべて休みとなり、気が抜けない中での再開ということからです。学校から長く離れ、いつもの動きができないであろうと思っている中、皆さんの動きには、驚きました。すばらしい。気持ちのいいものでした。
今年度の、これからの、皆さんの動きを見ることが楽しみになりました。
 ところで、この新型コロナウィルス対策、この状態は、とても心苦しく、辛く、心配に耐えない部分が多くありますが、少しでも、皆さんがコロナウィルスに感染せず、健全に歩んでいくことを信じての動きです。つらい部分、いやな部分がたくさんあり、大変です。これからもどうなるか予想がつかないところがあります。
このコロナ対策としての動きは、続きます。ですから、よく理解して、行動してください。 お願いします。
さて、本日より、新二年生、新三年生の令和2年度の授業を始めます。
先ほど、皆さんは「新しい学級」が決まりました。今日からスタートする学級です。スタートに当たり一つ話します。
それは、「気持ちの良い・すばらしい学級・クラス」をつくるということです。
自分の、この学級・クラスで良かったと思えるクラスにこれからなるでしょうか。
皆さんが自分勝手に好きな友達や先生を選ぶことはできません。運命のようなものです。新しい学級で過ごさなければなりません。最初からすばらしく、気持ちのいい集団とは限りません。
皆さん一人一人違った「個性」の集まりですから、「腹が立ったり」「情けなかったり」「いやになったり」して涙を流すこともあるかもしれません。考え方の違いから対立や仲違いが起きるのは当たり前のことです。先生の指導や考え方にずれが起きることさえあります。
このように「違い」があるからこそ、互いに話し合い、力を合わせて協力する事を学ぶことができるのです。そこで、初めて、人とより良いコミュニケーションができ、信頼関係とか、協力関係が成り立ち、すばらしい集団・気持ちのよい「学級」になるものです。
 ですから「いじめ」があってはならないことです。
人とのより良い関係を築くことが出来て、そして、一緒に学習し、勉強し、成長できるのは「学級」とか「クラス」という集団があるからです。
皆さんがすばらしい「学級」「クラス」「学年」「高陽中学校」を創りあげるよう、それぞれの「成長」ができることを期待します。
この「成長」があってこそ、中学生になっているということだと思います。
もう一度言います。「気持ちの良い・すばらしい学級・クラスをつくる」ということを心に誓い、少しでも頑張ってみようかと思うようになれば、今日の始業式の意味が大きくなります。意味あるものになります。
コロナウィルス対策で大変ですが、今日から新しいものを一緒に創っていきましょう。
先生方は、皆さんに大きなエールを送っています。
心より期待します。 終わります。
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学校行事
3/23 公立選抜3 大掃除 部活動中止日
3/25 修了式 離退任式 3校時下校 デリバリー無
3/26 学年末休業日開始

保護者向け通知

学校より

学習資料

広島市立高陽中学校
住所:広島県広島市安佐北区深川六丁目22-6
TEL:082-842-0022