最新更新日:2024/05/17
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「明 浄 直」 明朗で、きれいな心を持ち、素直で実行力のある人になろう

10月26日(月)・・・後期始業式にあたって

令和2年10月26日 後期始業式 挨拶 高陽中学校

おはようございます。
 今日から後期が始まります。先週末の終業式から2日しかたっていませんが、何度も言います。区切りです。学期が新しくなりました。改めて話をします。

 皆さん、前期終業式で話をしたことを、覚えていますか? その日のうちに、何人かの人、先生も含めて、「前期ありがとうございました」という声を、言葉を耳にすることがありました。心温まりました。なんか少し力が沸いきたような感じがしました。うれしかったです。
元気になりますね。こんなことを聞かせてくれたこと。
 「ありがとうございます。」
  ところで、今日からは、後期の始まりです。後期といっても、1・2年生は進級するまであと5か月ほどです。
3年生は、この高陽中からの巣立ちまで4か月です。目の前に迫っているのは、旅たちです。自らの力での切り開いていかなければならない時期が迫っています。
 自らの力での切り開くといっても、一人だけの、孤独なものではありません。ここは学校です。友がいます。みんながいます。先生がいます。家族がいます。そして、周りには必ず誰かがいます。声をかけ掛け合ったり、汗を一緒に流したり、話し合ったり、悩みを相談したりと、お互いの息遣いが聞こえます。寂しいものではありません。人生を創っていく、大きな営みです。誰もが成長をする素晴らしい道のりです。尊い歩みです。1年生も、2年生も、同じです。みんなで一歩ずつ乗り越えることができます。何事もそうです。
 一人じゃないのです。だからこそ、いろんな区切りに、「ありがとうございます。」という言葉が似合います。
 そして、今日、私から皆さんへ、「後期の始まりです。みなさん、よろしくお願いします。」と、声に出して伝えます。
 一緒に頑張りましょう。一緒にやっていきましょう。
 人間ですから、恥ずかしかったりして、声に出して言いにくいかもしれませんが、そこを、ぐっとこらえて、「よろしくお願いします」と、言ってみてください。また、そうすることも、生きていく上では大切なことだと思います。 
 「みなさん、後期もよろしくお願いします」
 これが心磨きかもしれません。心を磨き、お互いが高まりあえる場、高陽中でありますよう、心から願っています。
 新たな後期の皆さんの姿を期待して、始業式のあいさつとします。
 
 終わります。
                    高陽中学校長 松脇守弥

10月23日(金)・・・前期終業式にあたって

                 
           前期終業式  高陽中学校 令和2年10月23日 

おはようございます。今日で前期が終わります。この週末の2日間が開ければ後期に入り、学期が変わるという気持ちにならないかもしれませんが、大切な区切りなので、改めて話をします。出来れば皆さんにお願いがあります。聞く時の姿勢です。椅子に腰を深くかけ、姿勢を整え、静かに目を閉じて、聞いてもらえたらと思います。よろしいですか?

 まず、前期を振り返ってみ見ると、新型コロナウイルスの感染拡大により、多くの制限がかかる中、それぞれが、不安とストレスを抱えながら過ごしました。有効で実用的なワクチンも開発されていない今の段階では、感染リスクをゼロにすることは極めて困難な状況になっていると思われます。
『誰が感染しても不思議ではない』という状態は、今後、しばらくの間続くでしょう。

 この中にあって、皆さんができたことは、ひとり一人が、マスクの着用や手洗いといった基本的なことを、粘り強く続けられたことです。その積み重ねが、高陽中での感染者ゼロにつながったことに感謝します。結果的に、地域を含め、全体で多くの人の命を救っていたことになりました。
 そして、私たちは、コロナウイルスに対して、立ち向かい、多くの人を助けようと、寝る間もないほど働いてこられた医療関係者の人たちに、感謝の気持ちを忘れてはならないと思います。

 同時に、生徒の皆さんは、このような事態の中においても、少しでも中学生として成長しようと、友とともに「学び」勉強を続け、将来に向け、必要な力をつけようとしてきました。特に先週末のクラスが団結しての合唱には、目を見張るものがあり。心を揺り動かさせてくれました。心を打つ歌声、態度、素晴らしいものがありました。皆さんの姿をこんなにつぶさに見られたこと、感動させてくれたこと、皆さんが一回り大きく成長したことに、うれしがこみ上げてきました。感謝します。「ありがとう」

 人は何かをしてもらった時に感謝の気持ちを込めて「ありがとう」と言います。皆さんは「ありがとう」の反対の言葉、対義語が何か知っていますか?諸説あるようです。「ありがとう」は「有り難き」という言葉がもととなり、「滅多にない状態、そうそういつもはない」という意味になります。そうすると対義語と思える言葉は「当たり前」「いつもある、普通のこと」になります。そこで、考えてみてください。「皆さんが毎日学校生活を送っていること」、「授業を受けていること」、「毎日、部活動ができること」、これらは「当たり前」「普通のこと」ですか? 私は、決して「当り前」「普通のこと」とは思いません。人は「当たり前だ」「普通のことだ」と思うと、感謝しなくなるかもしれません。皆さんひとり一人が友達や家族、先生など、様々な人たちに支えられて、これまで過ごしてきたはずです。今もです。
 だからこそ、一区切り、今日、前期の終わりに「ありがとう」という言葉がよく似合うと思いませんか?

 皆さん、笑顔を忘れず、思いやりや感謝の気持ちを行動に移してみませんか。笑顔や思いやりのある行動が拡がっていくことを心より願っています。身近な家族や友人などに、少しの勇気をもって、言葉や行動で表してみてはどうですか。「ありがとう」という言葉を一歩進めてみてください。たとえば、今日暮会が終わった後、担任の先生に「前期ありがとうございました」と言ってみてください。部活が終わり、練習が終わった後、顧問の先生に「前期ありがとうございました」と言ってみてください。今日家に帰った時、家族に、「前期が無事に終わりました。ありがとうございました」と言ってみてください。びっくりされるかもしれませんが、きっと言った方も、言われた方も温かい気持ちになれるはずです。声に出して言えなくても、それぞれの気持ちに刻み込むことができていればと思います。

 学校は、授業で知識を得たり、いろんなことができるようになったり、行事や部活動で友情をはぐくんだりする場です。そして同時に、心を磨き、お互いが高まりあえる場でもあります。前期を振り返って、皆さんの心は磨かれましたか? 今一度、自分に問いかけてみてください。前期は今日で終わりますが、前期を支えてくれた人たちへの感謝の気持ちを忘れずに、後期を迎えましょう。
 皆さんに、改めて「前期終わりました。ありがとうございました」。
 皆さんの新たな後期への姿を期待して、放送での終業式の挨拶とします。
 終わります。                                             高陽中学校長 松脇守弥

8月5日(水)・・・夏休みを迎えるにあたって

◆ 生徒の皆さんへ
夏本番にさしかかり、私から皆さんへ
生徒の皆さんは「成長」しています。
コロナ感染予防対策や豪雨警報など、休校とならざるを得ない厳しい状況から、学校が再開され、皆さんとのあいさつ、授業中の仕草など、「成長」していると思える瞬間があります。なぜか、心温かいものが感じるとともに、良いエネルギーを先生とともにお互いが共有できており、クラス、学校の盛り上がりになっていると思われます。やはり、学校に生徒の皆さんがいることは良いことです。みんなで良い盛り上がり、「成長」を続けましょう。
その良い「成長」へのつながりとなる、日々の「きっかけ作り」も大切です。「きっかけ」は毎日の授業でしょうか、部活動でしょうか、生徒会活動、クラス、友との関係でしょうか?
コロナ関係や警報等で行事が中止され、活動が制限されています。しかし、皆さんの前向きな動き、一日を大切にして学校生活を送っていることが、「成長」への「きっかけ作り」となり、その取り組んでいる姿から、皆さん自身の将来、明日の高陽中学校を創って行くことができると信じています。
次に、皆さんは、「やりたくないことがある、いやなことがある、逃げたい」と思うことはありませんか?
夏真っ盛りの暑さは強まる一方で、体調管理に十分気をつけなければならない毎日です。体がだるくなったり、気持ちがイライラしたりして、何事もやりたくない、いやだなと思うことはありませんか? 私もあります。でも、やりたくないことでもやらなければならないことは多くあります。
やりたくないことはやらない。楽なことだけやろう。楽しいことだけやろうってなると、私たちが住んでいる社会では生きていくのは苦しいと思います。
やりたくないことでも、何とかやってみて、挑戦してみて、やってみて、少しでも続けていれば、何か違ったことが起きます。「成長」できます。
将来、いやなことを避けてばかりでは、困ることが出てくると予想されます。
生徒の皆さんがこれから生きていく世界、大人となって、自分で生活し、社会の中で歩んで行く時、また、世の中で通用できる人になるためには、「やりたいくない、つらい」ことから逃げず、まずはやってみて、挑戦してみてくだい。この時に力がつき、「成長」と呼べるものにつながると信じています。
言葉を換えて言うと、これこそが大きく「成長」する前のそれぞれの「良いきっかけ」の一つとなり、大人になる「勉強」と思われます。
親や先生、近所の人たちからも「ちゃんとやろう」と言うようなことをよく耳にしますね。多くの大人は、「やりたくないことも、やらなければ社会では困る」という経験をしています。私もあります。「つらいけど、やってみよう。いやだけれども、何とかやってみよう」「何かが変わる」と、自分に言い聞かせています。
高陽中学校の皆さんも、暑さや体調の異変、将来のこと、家族のこと、友との関係、部活のことなど、諸々のことが多くあります。それぞれへの対策、対応、対処することから逃げず、まずはやってみてください。「何とかやってみよう」となることを願っています。
これからのコロナ感染予防対策の中、新しい生活の仕方や、考え方、また、豪雨など、気候変動を目の当たりにしている中、様々な生活様式を追い求めている時代だからこそ、大人へなるため、「成長」へ、「何とかやってみよう」、「自分磨き」を期待します。

◆ 保護者の皆様へ
このところ、中学校の地域も含め、日本全国各地で豪雨災害に見舞われ、自然の力に圧倒させられるばかりです。近年の雨の降り方は尋常ではなく、多くの災害を引き起こすほどの力となり、とても危険を感じているのは私だけではないと思っています。
大雨警報発令等から始まり、生徒の皆さん、ご家庭の方々が安全に過ごせるようにという思いから、休校措置を取らざるを得ませんでした。
また、コロナ感染予防対策も含め、皆様には、いろいろとお手数やご不便をおかけしています。ご理解とご協力をいただき、誠にありがとうございます。
今後におきましても同様のことが予想されますので、十分にお気をつけてお過ごしください。何かございましたら学校までご連絡をいただければ幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。

                                         令和2年8月5日
                                         広島市立高陽中学校  校長 松脇 守弥

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保護者向け通知

学校より

学習資料

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住所:広島県広島市安佐北区深川六丁目22-6
TEL:082-842-0022