新年度にあたってのごあいさつ

　　　　　　　　　　　　　広島市立大州中学校長　　　大下　惠子　

　大州中学校長として三回目の春を迎えました。新入生１４２名を迎え、全校生徒数は４８７名となりました。人事異動により、沖野教頭・岡田指導監督員を始めとして９名の先生が大州中学校を去られ、新たに１０名の先生方を迎えています。
　大州中学校は、今年度から、広島市教育委員会の「インクルーシブ教育システム構築実践指定校」となりました。いろいろな特性を持った生徒が、個性を生かしてよりよく学校生活を送ることができるシステムづくりについて研究を進めて参ります。
　また、学校教育目標である「夢や希望の実現に向けて、つながることを大切にしながら、主体的に行動できる生徒の育成」の実現に向けて、今年度の学校経営重点目標を、

　１　「対話的な学び」を改善の柱とする授業づくりの推進
　２　生徒が主体となって課題解決する行事・生徒会活動等の実施
　３　アセスを活用した人間関係能力の把握とスキルトレーニングの実施と
　　します。

　校訓である「希望　敬愛　信念」を心に刻み、自ら考え、自分のまわりの人々の考えや思いを自分と同じように大切にしながら、力を合わせて粘り強く課題解決に向けて話し合い、よりよい解決方法を見つけていける力を持つ生徒の育成に取り組んで参ります。
　教職員一同、力を合わせて、人や物と「つながる」ことを大切にしながら、主体的に行動し、さわやかなあいさつと笑顔の溢れる大州中学校を創って参りたいと思います。
　引き続き、地域や保護者の皆さまの御理解・御協力を賜りますよう、どうぞよろしくお願い申しあげます。