最新更新日:2024/05/17 | |
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5月の給食によく登場する・・・
今回は「切干大根」について・・・
切干大根は、文字通り、大根を細長く切って干したものです。食物せんいがたっぷりで、生で食べる時にはない旨味がある大根の保存食です。先人の知恵がギッシリ詰まっています。これからも大切にしていきたい伝統的な食材なので、給食では、5月だけでなくよく使います。 今日は、エネルギー控えめなのに、食べた満足感が得られ、不足しがちな食物せんいをしっかり摂ることができる夢のような麺料理、5月の給食で登場するはずだった「せんちゃん焼きそば」を紹介します。「せんちゃん」とは、食物せんいの「せんい」を親しみを込めた呼び方にしたものです。仲良くなれそうでしょ♪ 今回主役のせんちゃんは、「切干大根」です。 【せんちゃん焼きそば】 『材料(ちょっと控えめな4人分)』 中華めん 3袋 豚肩スライス肉 150g キャベツ 葉2枚 玉ねぎ 中1個 にんじん 中1/2本 もやし 60g 切干大根 30g 葉ねぎ 3本 油 大さじ1 お好みソース 1/2カップ ウスターソース 大さじ2 煮干粉 大さじ1 塩 一つまみ こしょう 少々 『作り方』 1 豚肉は食べやすい大きさ、キャベツ、玉ねぎ、にんじんはせん切り、葉ねぎは小口切り、切干大根は水でもどして食べやすい長さに切る。 2 油を熱し、豚肉を炒め、煮干粉を振り入れる。 3 切干大根、にんじん、玉ねぎを入れて、さらに炒める。 4 にんじんが柔らかくなったら、もやし、キャベツを入れてさらに炒める。 5 中華そばを入れて、味をつける。 6 仕上げにねぎを入れる。 【ポイント】 *切干大根を水でもどす時は、切干大根が隠れる程度よりちょっと多めの量の水でもどして、旨味が水に逃げすぎないようにしましょう。 *切干大根をかためにもどすと、噛み応えのある千ちゃん焼きそばになり、柔らかくもどすと、切干大根が入っていることに気が付かないせんちゃん焼きそばになります。 5月の給食によく登場する・・・・
今回は、広島県の郷土料理「もぶりごはん」について・・・
給食にはいくつかの広島県の郷土料理が登場します。子どもたちには、味も料理名もしっかり覚えて欲しいのですが、なかなか定着しません・・・。 「もぶりごはん」は、「混ぜる」の広島弁『もぶる』が料理名に由来しています。ごはんに、小さく切った食材を甘辛く煮たものをもぶって食べる料理です。広島県は、山あり、海あり、各地域においしいものがたくさんあります。なので、何をもぶるのかは、地域ごとにバラエティーに富んでいます。 大竹市のもぶりごはんには、黒豆が入ります。その昔、おせち料理を細かく切ってごはんに混ぜ込んで食べたのが始まりだったため、黒豆が入るようになったとか・・・。 広島市の給食のもぶりごはんには、瀬戸内海を代表する海産物「ちりめんいりこ」が入ります。カルシウムが多いので、育ち盛りの子どもたちにはピッタリな食材です。その他、香りの良いごぼうや旨味たっぷりの干ししいたけも入れます。味以外にも、豆の使用量を増やしたい時は、大竹市バージョンにして黒豆を入れたり、食物せんいをUP!したい時は、ごぼうの量を増やしたりと、いろいろアレンジしています・・・。 5月の給食に登場するはずだった「もぶりごはん」を紹介します。 【もぶりごはん】 『材料(4人分)』 ごはん 茶碗4膳 ちりめんいりこ 25g ちくわ 30g 油揚げ 1/2枚 つきこんにゃく 50g にんじん 1/3本 ごぼう 1/3本 干ししいたけ 1個 さやいんげん 2本 油 大さじ1 しょうゆ 大さじ1・1/2 砂糖 大さじ1 みりん 小さじ2 水 カップ1/2 『作り方』 1 ちくわは半月切り、油揚げは油抜きをして短めのせん切り、にんじんは粗めのみじん切り、ごぼうは小さめのささがき、干ししいたけは戻してみじん切り、さやいんげんはさっとゆでて1cm程度に切る。 2 油を熱し、つきこんにゃくを炒め、続いて、ごぼう、しいたけ、にんじん、油揚げも炒める。 3 水と調味料を加えて、ちりめんいりこ、ちくわを入れて煮含める。 4 仕上げに、さやいんげんを入れる。 *食べる時に、ごはんと具をもぶりましょう♪ 【ポイント】 *水の一部を干ししいたけのもどし汁にしたり、煮干し出汁のみそ汁を組み合わせて、煮干し出汁を使うとおいしさが増します♪ *ちりめんいりこの塩気があるので、しょうゆは控えめにして、味を見てから加減してください。 5月の給食によく登場する・・・
今回は「アスパラガス」について・・・
アスパラガスは、これから旬を迎えます。広島県では、広い範囲でアスパラガスの栽培が盛んで、5月〜6月にかけては給食にもよく登場します。もちろん、広島県産のアスパラガスを使います♪ 広島県産のアスパラガスは、ハウス栽培ではなく露地栽培なので、太陽をたっぷり浴びて育ち、鮮やかなグリーンで栄養素が豊富です。疲労回復にアスパラギン酸!とドリンク剤にも書かれることがあるアスパラギン酸はアスパラガスが語源です。もちろん、アスパラガスに多く含まれています。 アスパラガスは鮮度が落ちやすい野菜です。日がたつと苦みが出たり、筋っぽくなったりします。1度に食べきれない時は、水分が飛ばないように水で湿らせた紙にくるんで冷蔵庫に穂先を上にして立てて保存するか、サッとゆでて、パッと冷まして、シュッと水気を取って冷蔵庫に入れておきましょう。 最近は、白と緑以外に、紫色のアスパラガスもあるようです。他のアスパラガスより糖度が高く、生でも食べられるそうです。茹でると緑色になるので、色を楽しみたい時は生のままで料理に使うといいですね。 5月の給食で登場するはずだった「グリーンアスパラガスのソテー」を紹介します。 【グリーンアスパラガスのソテー】 『材料(4人分)』 ウインナー 4本 グリーンアスパラガス 5〜6本 (缶)ホールコーン 120g(固形量) 油 小さじ1 塩、こしょう 少々 『作り方』 1 ウインナーは1cm、グリーンアスパラガスは2〜3cm程度に切る。(缶)ホールコーンは汁気をきる。 2 油を熱し、ウインナーを炒める。 3 アスパラガスを入れてさらに炒める。 4 ホールコーンを入れてかるく炒め合わせたら、塩、こしょうで味をととのえる。 【ポイント】 *加熱しすぎると、色が悪くなったり、水分が出たりするので、しっかりウインナーを炒めてからアスパラガスを入れましょう。 *ウインナーの塩気があるので、塩の入れすぎに注意しましょう。 |
広島市立矢野西小学校
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