最新更新日:2024/12/07 | |
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3月25日(木)修了式
正門前の桜の花を背にした今年度最後の登校風景です。今日は令和2年度の修了式。今年度はコロナ過の一年ではありましたが、子どもたちは間違いなく、一回りも二回りも成長してくれました。保護者の皆様、地域の皆様、本校教育に対する一年間のご理解、ご協力、誠にありがとうございました。以下は、離任者の紹介も兼ねた修了式での校長挨拶です。
【修了式での校長挨拶】 みなさんおはようございます。 学校の正門から見える桜の木に綺麗な花が目立つようになってきました。 ちょうど一週間前の木曜日。6年生と一緒に登校する最後の日のことです。登校してきたある一年生の女の子が言いました。「私が初めて来たときにもここに桜が咲いてた」。 4月の入学の時に一年生が見た桜が、春、夏、秋、冬と過ぎて、また綺麗な色で咲き始めています。ちょうど一年が巡り、また春がきたこと教えてくれています。 今日は、令和2年度の修了式。それぞれの学年を締めくくる最後の日です。 修了式の「修了」とは、単に終わることだけを意味しているのではありません。少し難しい言い方ですが「学業の一定の過程を終えること」を意味しています。1年生は1年生の、2年生は2年生の、3年生は3年生の、4年生は4年生の、5年生は5年生の、それぞれ一年間で学ぶべき内容を全て学び終えました、という意味です。 今年度は何と言っても、コロナウイルス感染症の拡大を防ぐために、約1カ月半の臨時休校がありました。例年より学校に来る日にちは少なく、学校に来ても常にマスクをしたり、楽しみにしていた行事ができなかったり、逆に足りない授業の時間を補うために7時間の授業をしたり、みなさんには少し窮屈な学校生活を送らせてしまったかも知れません。それでも校長先生は、この一年間に、矢野西小学校のみんなががんばっているところ、成長しているところ、優しいところ、素敵なところを、たくさんたくさん見つけることができました。そんな姿を見て、とても嬉しい気持ちになりました。 みなさんは、自分で一年間をふり返ってみて、どんなことをがんばったと言えますか。どんなことができるようになりましたか。そして自分やお友達のどんないいところを見つけましたか。もしかしたら、うまくいかずに悔しい思いをしたり、お友達とけんかして嫌な思いをしたりしたこともあったかもしれませんが、それらもひっくるめて、もう二度とない今の学年の一年間が終わろうとしています。 せっかく一年間を一緒に過ごしたクラスのみんな、先生と、自分たちががんばったところや成長したところを確かめ合って、胸を張って次の学年に進んでください。もし、こうしておけばよかったなぁというような反省や、もう少しこれができるようになりたい、というような思いがあれば、それも忘れずに、次の学年で一生懸命に取り組んでください。 ドイツの有名な哲学者がこんな面白いことを言っています。「脱皮しない蛇は破滅する」。 みなさんもいつまでも同じ学年のままでいるわけにはいきません。脱皮して、次のステージ、次の学年に上がらなければ、成長が止まってしまい、破滅してしまいます。 私たちは、学べば学ぶほど、いろんな経験をすればするほど、賢くなれる、強くなれる、優しくなれると思っています。今年一年間がんばったことできるようになったことをしっかりとふり返り、次の学年でも成長を続けましょう。その気持ちさえあれば、人はいつまでも成長できる、そう思っています。 さて、最後に少し寂しいお話です。この矢野西小学校で、これまでご指導していただいた9名の先生方と毎日おいしい給食を作ってくださっていた2名の給食調理員の先生が、この学校を去られることになりました。お名前を紹介します。今年度4年1組を担任してくださいました東井美香先生、3年2組を担任してくださいました渡邉知子先生、6年1組を担任してくださいました森本晃一郎先生、今年度育児休暇でお休みされていました西村彩香先生、栄養教諭の森山康子先生、1月末まで4年3組を担任してくださいました田中聖先生、1月末から音楽の指導をしてくださいました大木彩子先生、2月から4年3組を担任してくださいました村上成香先生、8月末から2年3組を担任してくださいました上岡千鶴惠先生、給食調理員の打明八千穂先生、同じく給食調理員の西河友美先生です。 11名の先生方とのお別れは、寂しい気持ちでいっぱいになりますが、これまで、11名の先生方が、この矢野西小学校の私たちのためにしてくださったことに感謝して、また新しい年度のみんなで、力を合わせてがんばっていきたいと思っています。11名の先生方、これまで本当にありがとうございました。 それでは、児童のみなさん、今日は学年のよい締めくくりをして、また4月から新しい学年で成長をし続けましょう。 3月24日の給食
3月24日(水)の献立
ハヤシライス (ごはん) フルーツミックス 牛乳 今年度最後の給食でした。 子どもたちにとって、今のクラスの友だちや先生と食べる最後の給食です。私たち給食室にとっても、今のメンバーで作る最後の給食です。いろいろな意味で、ラストを飾る給食をおいしく仕上げるために気合い十分で臨みました。 ハヤシライスは、たまねぎをしっかりしっかり炒めて、コトコト煮込んで、静かにねかせて、最後にもう一度火を入れて・・・と作り方はいつも通りですが、なんだか気持ちの入りようがいつも以上でした。 ごはんがちょっぴり残りましたが、ハヤシライスのルウやフルーツミックスは残りませんでした♪ よく食べてくれる子どもたちと、おいしさを追求し続ける調理員さんたち。相性バッチリの矢野西小学校です。来年度も、この調子で子どもたちの体と心が豊かに育ってくれるといいなぁと思っています。 春休み、生活リズムを崩さないようにすごしましょう。ポイントは、朝ごはんですよ♪ 朝ごはんがちゃんと食べられる生活リズムですごして、4月に良いスタートがきれますように♪ 3月23日の給食
3月23日(火)の献立
ごはん さばの煮つけ 温野菜 みそ汁 牛乳 今回は「さばの煮つけ」について・・・ 切り身の魚を大きな釜でたくさん煮ても煮崩れしにくく、生臭さも少ないので、給食では冷凍の「さばの素焼き」を使っています。このさばを、しょうが、しょうゆ、砂糖、酒、水を煮たてた中に入れてコトコト煮含めます。 今日は、良い感じに脂の乗ったさばだったので、しっかり味が付いていても、パサつかずにしっとりと煮あがりました。大きな骨は取ってありますが、皮つきのさばです。普段の「すき!きらい!」の話を聞いていると「さばのにつけかぁ。イヤだなぁ。」と思っている子は、そこそこいるでしょうが、食べ残しの数も皮だけがクチャクチャっと残っている数も少なく、とても良く食べていました。 家庭では、フライパンでさばの煮つけを作ると良いかもしれません。まず、さばの表面をおいしそうな色がつく程度に焼き、調味料や水を入れてそのまま煮含めます。フライパンは表面積が広いので調理しやすく、アルミ箔などで落し蓋をするか、煮汁をかけながら煮ると、たくさん調味料を使わなくても全体に味がつきます。玉ねぎなどの野菜も一緒に煮てもおいしいですよ♪ 3月22日の給食
3月22日(月)の献立
玄米ごはん 肉じゃが レバーのから揚げ 白菜のゆかりあえ 牛乳 今回は「肉じゃが」について・・・ 子どもたちにも大人気の料理です。しょうゆと砂糖と酒で味付けをする煮物は、食欲をそそる何とも言えない良い香りです♪ ごはんによく合う料理を「大好き♪」と言ってもらえると、なんだかとても嬉しい気分になります。 たくさんじゃがいもを使う料理を作る当番になった調理員さんは、じゃがいもを入れる時間が近づくと、じゃがいもの大きさを見ながら、いつ頃入れようかなぁ。どのぐらい煮ようかなぁ。途中、火を止めようかなぁ。煮崩れしやすいタイプのじゃがいもだったらイヤだなぁ・・・など、いろんな事を考えた挙句に潔く決心して「じゃがいも、入れまぁ〜す。」と相方に声をかけて、釜にドサッと入れておいしい煮汁の味が浸み込むようにコトコト煮込みます。子どもたちが楽しみに待っていると思うと、気合いが入ります。 今日も、よく食べていました♪ 3月18日の給食
3月18日(木)の献立
バターパン 鶏肉のレモン揚げ 粉ふき芋 野菜スープ 牛乳 今回は「鶏肉のレモン揚げ」について・・・ 今日は6年生最後の給食でした。 個人的には、出汁の旨味が味わえて、いろいろな野菜をたっぷり使った和食の献立を食べて卒業してもらいたかったですが、木曜日はパンの日なので洋食でした・・・。まあ、子どもたちが大好きな鶏肉のから揚げに広島県産のレモンを使ったタレをからめるという、広島の地場産物がPRできる料理が主菜だったのでヨシとしよう・・・。ということで、レモンの香りが引き立つように、あれこれ工夫して作りました。 給食後、6年担任の先生が「ものすごくじっくり味わって食べてました。」と最後の給食時間の様子を聞かせてくれました。うれしいですねぇ。これが、私たちのがんばる力になります。 明日で6年生はいなくなってしまいますが、矢野西小には、まだ、たくさんのかわいい子どもたちがいます。来週は、その子たちのためにがんばります♪ 3月17日の給食
3月17日の献立
ごはん(減量) かやくうどん 大豆の磯煮 ヨーグルト 牛乳 今回は「かやくうどん」について・・・ 子どもたちから「かやくって何?危ないものが入っとるん?」と聞かれることがあります。昔、ある先生が「そーっと運べよ!雑に運んだら爆発するで!」と、2年生の給食当番の子に冗談を言ってるのを聞いたことがあります。もちろん、子どもたちは爆発するなんて思っていませんが、キャーキャー言いながら運んでいました。「かやく」は漢字では「加薬」や「加役」と表記されます。薬味を加えるとか、主役のうどんを引き立たせる役の具材という意味があるそうです。早い話が、具だくさんのうどんです。 煮干し出汁と具材の旨味でおいしくできました♪ 今日も、とっても良く食べていました。しっかり食べて、元気を爆発させてほしいです♪ 2年生 おもちゃ教室
2月26日に1年生と一緒におもちゃ教室を行いました。1年生と過ごす最後の機会だったので,教室の中はワクワクと緊張感でいっぱいでした。
作ったおもちゃは,ポンポンヨーヨーとわりばしロケット,紙コップけん玉です。1年生に分かりやすく教えるために考えた説明を大きな声で言う姿は立派でした。一緒に作ったおもちゃで楽しそうに遊ぶ1年生を見る2年生が大きく見えました。その日の作文の中には,「楽しかったと言ってくれて嬉しかった。」や「教え方が上手と言われて嬉しかった。」などの感想がありました。 本番に向けて2年生が一生懸命準備をしたこともあり,大成功の1日となりました。 1年生 おもちゃ教室身の回りにあるもので、簡単にできるおもちゃの作り方と遊び方を教えてくれ、一緒に作って遊んでくれました。 2年生のお兄さんやお姉さんたちが、一生懸命に会を進行したり、作り方を教えてくれたりしました。 1年生も上手に作れるように頑張り、完成したおもちゃで楽しそうに遊んでいました。身の回りのもので簡単にできるので、家庭でも作ってほしいと思います。 2年生のみなさん、ありがとうございました。 3月16日の給食
3月16日(火)の献立
ごはん 揚げ豆腐の中華あんかけ ワンタンスープ 牛乳 今回は「揚げ豆腐の中華あんかけ」について・・・ しいたけが入っていますが、よく食べてくれる豆腐料理です。 作り方は、いつもの豆腐より水分が少ない「絞り豆腐」と呼んでいる豆腐をコロコロと2cm角に切ります。それに小麦粉とでん粉を混ぜた粉をまぶして油で揚げます。揚げすぎるとボソボソとした食感になるので、調理員さんには「えー、分かっているとは思いますが、揚げすぎ厳禁!ということで・・・。」と笑顔でお願いしました。別釜では、チャチャッと中華あんを作っておきます。簡単そうに書きましたが、けっこうがんばって作ります。まず、豚肉をみじん切りにしたしょうがと一緒に炒めます。さらに、せん切りにしたたまねぎ、にんじん、干ししいたけも炒めて、酒、ケチャップ、しょうゆ、中華スープの素で味を調えます。仕上げに、コロコロと上手に揚がった豆腐とおいしい中華あんをクルクルッと混ぜたらできあがりです。 今日も、よく食べていました♪ 3月15日の給食
3月15日の献立
広島カレーライス (麦ごはん) 三色ソテー 牛乳 今回は「広島カレーライス」について・・・ 人気のカレーライスです♪ 今日は、6年生に食べてもらえる最後の広島カレーライスなので、気合いを入れて作りました。玉ねぎをしっかり・しっかり炒めて、ルウの作り方をいつもとちょっと変えてワンランク上の仕上がりを目指しました。ある程度できあがったら、火を止めて寝かせておきます。このタイミングで味見をする時「んー、寝かせた後は良い感じに味がなじむかな。」と、ちょっぴり物足らなさを感じることもありますが、今日は、火を止めて寝かせる時からおいしかったです。 子どもたちの「おいしい♪」の言葉で、調理員さんたちの美味しさへの飽くなき追及は続いていきます・・・。 この味、覚えておいてね♪ 3月12日の給食
3月12日(金)の献立
ごはん じゃがいものそぼろ煮 野菜炒め 牛乳 今回は「じゃがいものそぼろ煮」について・・・ ミンチ肉を使った肉じゃがのような料理です。ミンチ肉に合わせて、にんじんや玉ねぎもみじん切りにするので、そぼろ状の具とじゃがいもが良くなじむように、水溶きでん粉でゆるめにトロミをつけて全体をまとめます。この料理、じゃがいもが煮崩れると、和風ポテトサラダというかコロッケの中身のようになってしまうので、煮え具合にはいつも以上に気をつかいます。絶妙なタイミングで調理された鹿児島県産のじゃがいも、ほっこりおいしく煮えていました♪ 給食後、低学年の女の子が「じゃがいものそぼろ煮? あれねぇ、おいしかったけぇおかわりしようとおもったのに、もうなかったけぇできんかったんよ・・・。」と残念だった気持ちを話しにきてくれました。おいしかった報告もうれしかったですが、「大おかず」じゃなくて、がんばって覚えて、がんばって思い出しながら「じゃがいものそぼろ煮」と、ちゃんと料理名で伝えてくれたのもうれしかったです。 3月11日の給食
3月11日(木)の献立
小型黒糖パン スパゲッティイタリアン フレンチサラダ 牛乳 今回は「スパゲッティイタリアン」について・・・ スパゲッティの日は、ゆで具合にいつも気をつかいます。給食は、調理室で出来上がってから、子どもたちが「いただきます!」と食べ始めるまでに1時間近くかかります。すぐに食べることができないので、食べる時に1番おいしくなるタイミングを分刻みで試行錯誤しています。 今日は、3月11日です。10年前、1食の食事でさえままならない状態だった被災された方たちの事を思うと、こうしておいしく作る事に悩めるのは、幸せなことだなぁと思います。地震や豪雨などで急に日常生活が送れなくなることが、他人事ではなくなりました。温かいものが温かく食べられる、食べたい物が食べられる今に感謝しながら、「食」についても、いざという時の備えや段取りについて、家族でしっかり話し合っておきましょう。 3月10日の給食
3月10日の献立
赤飯 お楽しみフライ (ヒレカツ・コロッケ) よろこぶキャベツ かきたま汁 牛乳 今回は「卒業お祝い献立」について・・・ いよいよ卒業が近づいてきたんだなぁと実感させられます・・・。いつもは、「キャベツの昆布あえ」という料理名のおかずも、今日だけは「よろこぶキャベツ」という名前に変身します。 日本では「赤」は喜び事や魔除けの意味があり、赤い色をしている「赤飯」が今日の主役です。大昔は、貴重な赤米を炊いていましたが、今は、小豆を一緒に炊くのが主流です。(小豆も大切にされていたので、きっと、小豆を使うことにも意味があるのだと思います。) 昨日、6年生が「もー、なんで赤飯出すん〜。お祝いは、ケーキじゃろぉ〜!」から始まり、どれだけ赤飯がイヤなのかアツく語ってくれるのを「お、イヤイヤ赤飯。来たな。」と聞いていました。こちらも、赤飯の長い歴史を語り、これから日本の食文化を継承する役目がある若者は、安易に好き嫌いだけで食べる食べないを決めてはいかん!と、聞き飽きたであろうセリフで逆襲しました。 いつものごはんより量が少ないのも関係があるかもしれませんが、よく食べていました。 こうして「あー言えば、こう言う」楽しい時間も残りわずかかぁと、また、寂しい気持ちになるのでした・・・。 3月9日の給食
3月9日(水)の献立
ごはん 肉豆腐 はりはり漬け 牛乳 今回は「肉豆腐」について・・・ 給食の肉豆腐は、すき焼きから白菜と麩を除いたような具だくさんな肉豆腐です。しょうゆと砂糖の甘辛い味やごぼうの香り、牛肉と野菜の旨味が食欲をそそります。食べる時もおいしくて良いですが、作っている時の香りは最高です♪ 大きな釜の前で、しばら〜く深呼吸していたいぐらいです。給食を食べる時は、作っているアツアツの時と比べると、あの最高に良い香りは弱くなっているのが残念です・・・。 香りもごちそうです。子どもたちには、五感をフルに使いながら、いろいろなタイプのごちそうを味わってもらいたいなぁと、最高に良い香りを感じながら思いました・・・。 3月8日の給食
3月8日(月)の献立
もぶりごはん (ごはん) 豚汁 牛乳 今回は「もぶりごはん」について・・・ 広島県の郷土料理です。広島弁で「混ぜる」を「もぶる」と言うところからついた料理名です。毎年「広島県の郷土料理を知っていますか?」という質問をしますが、なかなか「もぶりごはん」は覚えてもらえていません・・・。 しいたけや凍り豆腐やごぼうなど、あまり人気がない食材をたくさん使っていますが、旨味がギュギュっと詰まっていて、子どもたちからは「ちょー、おいしかったっ!」と人気があります。今日も、大好評でした。なのに、どうして覚えてもらえないのか・・・。 その理由が今日、ちょっとわかった気がしました。 給食後「きょうの小おかず、おいしかったぁ〜♪」と言うので「小おかずの名前、覚えてる?」「えーっとねぇ、「も」がつくんよ。」「そうそう。広島の郷土料理よ。混ぜるの広島弁が名前の由来よ。」「えーっとねぇ、えーっとねぇ・・・。給食放送、ちゃんと聞いとったんよ。えーっとねぇ・・・。」と、なかなか「もぶりごはん」が出てきませんでした。小おかずと言ってしまうことも理由のひとつでしょうが、今の子どもたちは「もぶる」と言う広島弁を使うことがありません。きっと、不思議な響きのする言葉なんだと思います。使わない言葉がついた料理名は、覚えにくいんだと思います。「もぶりごはん」を覚えてもらう良い方法、何か探すとしましょう・・・。 3月5日の給食
3月5日(金)の献立
パワーをつけろ!スタミナがんす丼 (麦ごはん) はまちのから揚げ 即席漬 牛乳 今回は「パワーをつけろ!スタミナがんす丼」について・・・ 「ひろしま給食100万食プロジェクト」の取り組みで公募された中から選ばれた料理です。「ひろしま給食100万食プロジェクト」は、広島らしくておいしい給食メニューを広島県に住む100万人で食べよう!という、地場産物とそのおいしい食べ方を紹介する広島県の取り組みです。 「パワーをつけろ!スタミナがんす丼」は、府中町立府中小学校5年の西本さんが考えた料理です。「がんす」に目をつけたあたりが「なかなかやるな・・・。」と思わせます。「がんす」というのは、魚のすり身に刻んだ野菜などを入れて形を整えてパン粉を付けて油で揚げた、広島県の特産品です。広島市西区、呉市広、大崎上島でよく作られています。 丼の具として混ぜ込んだので、衣のパン粉が汁気を吸って剥がれてしまい、さつま揚げ状態になってしまったのが残念でした・・・。がんす丼以外の入賞者のレシピもたくさん掲載されているチラシをお配りしていますので、家庭では出来上がりイメージに近い状態に仕上げてもらって、考案者の味を再現してもらえればと思います・・・。 今日は、大竹市阿多田島で養殖された「はまち」のから揚げも登場しました。給食では、遠くの海で獲られた魚を使うことが多いので、新鮮さと美味しさが違いました。脂ものっているので揚げてもジューシーで、子どもたちからも大好評でした♪ 3月4日の給食
3月4日(木)の献立
パン 大豆シチュー ひじきサラダ 牛乳 今回は「大豆シチュー」について・・・ 手作りホワイトソースのシチューです。ホワイトソースは、始めにサラダ油に小麦粉を振り入れて、焦げないように、粉臭さがなくなるように、火加減に気を付けながらじっくり炒めます。良い感じに炒まったら冷たい牛乳を一気に入れて、ダマにならないように少しの間シャカシャカとしっかりかき混ぜます。牛乳が温まるにつれて、トロっとしてきます。できあがって火を切っても火力が強いので余熱で焦げないように、しばらくクルクルとかき混ぜます。昔は、バターを使っていましたが、品薄でここ数年使っていません。美味しかったのになぁ・・・。 大豆が入っていても、よく食べています♪ 大豆を食べ慣れてきたのでしょうか、シチューパワーでしょうか、おいしすぎるのでしょうか、いずれにしても良い食べっぷりで気持ちが良いです♪ 3月3日の給食
3月3日(水)の献立
ごはん 麻婆豆腐 中華サラダ 牛乳 今回は「給食中華」について・・・ 給食の中華料理、定番の組み合わせです。麻婆豆腐は、にんにく、しょうが、豆板醤を使って本格的ですが、玉ねぎをたっぷり使うので、野菜のやさしい甘味が出てまろやかに仕上がります。そして、中華サラダは、人気の手作りドレッシングがポイントです♪これで作ると何でもおいしくなるんじゃないかと思うぐらいです。 今日、1年生が興奮気味に「きょうねぇ、はじめてねぇ、みんなそろって、きゅうしょくじかんがおわるまでにたべれたんよ♪」と報告に来てくれました。 今年度の1年生は、給食が始まると数日で休校になり、みんな前を向いて静かに食べる・・・という、あまり楽しくない給食時間をすごしました。友だちがおいしそうに食べる顔を見て、苦手でも食べてみようと思ったり、友だちがパクパク食べるペースに合わせて、時間を意識して食べてみたりというチャンスが少なかったぶん、達成感は半端なかったようです♪ ひと学年上がる、良い弾みになるといいなぁ♪ 3月2日(火)学校朝会
いよいよ学年を締めくくる3月になりました。6年生とのお別れも近づいています。この季節はいつも、「お別れ」と「出会い」について考えさせられます。そしてその結論は、すべての出会いに感謝すること、そして当たり前のように過ぎる一日一日を大切に、というところに落ち着きます。
【学校朝会での校長挨拶】 みなさん、おはようございます。いよいよ学年の終わり、3月になりました。 3月は「お別れの月」、春は「お別れの季節」と言われます。 先週の木曜日には、「6年生を送る会」がありましたね。 児童会の5年生を中心に、もうすぐお別れする6年生に、「卒業おめでとう」「これまでありがとう」「中学校でもがんばって」、それぞれの学年からのそんな温かいメッセージが、映像を通して届いたと思います。もちろん、自然にそんな気持ちになれるということは、それだけ6年生が、これまで下級生のみんなを優しく支え、頼もしくリードしてきてくれたからです。そんな立派な6年生も、素直な心で素敵なメッセージを届けてくれた1年生から5年生も、校長先生や矢野西小学校の先生にとって、大切な自慢の子どもたちです。 さて、今、放送を静かに話を聞いてくれている皆さん。少し、キョロキョロと自分の周りを眺めてみてください。今では、毎日、一緒に過ごすのが当たり前になったクラスのお友達や先生の顔がありますね。3月になったということは、このメンバーで一緒に過ごすのも残り1ヶ月。いや学校に来る日だけを数えると、もう20日もありません。また、3月には転校を予定しているお友達も多くいます。そういう意味では、6年生だけでなく、他の学年の皆さんにとっても、今のクラスの仲間や先生とも、もうすぐ「お別れ」です。 人は誰でも出会いと別れを繰り返しながら生きています。ですから、一度出会った仲間や先生たちとも必ずお別れをする日がきます。もしかしたら、また同じ学校に行ったり、同じクラスになったり、学校を離れてもお付き合いを続けたりする人もいるかも知れません。でも、今と全く同じメンバーで、今と全く同じように一緒に毎日を過ごすことは、もう二度とありません。 私たちは、いつかお別れするというこの当たり前のことを、いつもはついつい忘れてしまい、本当は出会っただけでも貴重な仲間や、同じ日は二度とないはずの貴重な一日一日を、大切にできていない時があります。そしてそのことを「お別れ」のたびに思い知らされます。 もう少しあの人と仲良くしておけばよかった、もう少し優しくしておけばよかった、もう少し毎日を楽しんでおけばよかった、もう少し頑張っておけばよかった・・・とか。 『星の王子さま』という物語の中で、〈ほんとうのこと〉しか知りたがらない王子さまがこんなことを言います。 「大切なことはね、目に見えないんだよ・・・」 この有名な言葉のとおり、本当に大切なものはいつもは見えにくく、気づきにくく、見ようとしなければ見えないものなのかもしれません。私たちには、大切なものが後からわかる、失って初めて本当に大切なものに気づく、ということがあります。 でも、私たちは時間を巻き戻して進むことはできませんし、そんな「お別れ」の経験から多くのことを学びながら、先に進んで行くしかありません。 「別れがあるから人の世は美しく、出会いがあるからこそ人の世は素晴らしい」と言います。 お別れの月、今年度最後の3月ですが、今年のサヨナラの前には、もう少しだけ時間があります。 せっかく出会えた仲間や先生と過ごす残りの時間を、どうぞ優しい気持ちで過ごしてください。そして、楽しい思い出を、今のクラスや学年でもう一つでも二つでも作ってほしいと思っています。 3月2日の給食
3月2日(火)の献立
ちらし寿司 鰆のかわり天ぷら わけぎのぬた 豆腐汁 広島レモンのパンナコッタ 牛乳 今回は「わけぎのぬた」について・・・ 毎年、3月初めに登場する料理です。関西では縁起物としてひな祭りに食べる習慣があります。わけぎ・・・。ねぎのような刺激的な味はしませんが、見た目がねぎのようなので苦手だと思い込んでいる子が多い食材です。ぬた・・・。辛子が入った酢みそあえを「ぬた」といいます。給食に登場しはじめた頃は、心が折れそうなぐらいたくさん残っていました・・・。改良に改良を重ね、わけぎとかまぼこだけを、辛味と酸味をグッと抑えた辛子酢みそとすりごまで和えるシンプルなものにして、主菜の添えとして量をちょっぴりにしてからは、よく食べています。 子どもたちが好きじゃないのは、分かっています。ひな祭りの時に食べられる伝統的な料理であり、広島県が生産量日本一を誇る野菜でもあります。このまま廃れさせていくわけにはいきません。ということで、来年の今頃もまた登場していることでしょう。お楽しみに。 今日は、広島県の食育の取組である「ひろしま給食100万食プロジェクト」で公募されたレシピの中から選ばれた、比治山大学の学生さんが考えたデザートが出ました。 給食後の子どもたちのテンションの高いこと、高いこと・・・。「ちょー、おいしかったっ!むげんに食べれる♪」「ねぇねぇ、どこに売りよるん?」と興奮気味でした。「まだ、味がする。」と、しばらく紙スプーンをくわえたままの子もいました・・・。この喜び様を学生さんに伝えてあげたいです。 |
広島市立矢野西小学校
住所:広島県広島市安芸区矢野西四丁目5-1 TEL:082-888-6601 |