最新更新日:2024/05/21 | |
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全国学校給食週間にちなんだ献立です
今日の献立は「麦ごはん さけの塩焼き 広島菜漬 みそすいとん 牛乳」でした。
全国学校給食週間にちなんだ献立ということで、いつもより少し質素な内容になっています。 給食が始まった当初に出ていた「さけの塩焼き」と昭和20〜30年代にかけて食べられていた「みそすいとん」を取り入れています。 みそすいとんは、年に1回だけの実施です。 すいとんは、給食室で作っています。 小麦粉と米粉、食塩、水を混ぜて、練った後、30分以上、生地をねかせます。 ねかせることで、生地が写真のように、びよーん!とのびるようになります。 これがすいとんのもちもち感の秘密です。 次に、生地をゆでていきます。 4人が釜の周りに集まって、ちぎっては入れ、ちぎっては入れ…。 2分経ったら、「はい!すくいまーす!」の号令のもと、釜周りがパッと空きます。 すくう担当の調理員さんが浮いたものをすくい上げて、冷水でしめていきます。 715人分のすいとんができあがりました。 何度も、何度も、冷水ですいとんをさました調理員さんの手は、冷たさで真っ赤になっていました。 みそすいとんの中を見ると、いろいろな形がありました。 これぞ手作りの証ですね。 今日のぴかぴか賞!
ごはんの片付けをしていた給食委員が声をあげました。
「先生!すごいっ!」 見ると、「これ、本当にごはんが入っていましたか?」と思うくらいのきれいな容器が…。 思わず写真を撮ってしまいました。 今日のぴかぴか賞は、2年 塩田学級に決定です!! 地場産物ならでは!東区の栄養教諭配置校で実施される独自献立で「東区ベジタブル丼 じばちゃんかき揚げ レモンゼリー 牛乳」という献立です。 東区オリジナル給食では、東区でとれた野菜を中心に地場産物をたくさん使っています。 ちなみに… *東区内産…大根・白菜・人参・小松菜・生しいたけ・さつまいも *広島市産…パセリ *広島県内産…ごはん・牛乳・きな粉・小麦粉・大豆 …ということで、計12種類の地場産物を使っています。 冒頭に登場したベイビー大根! 東区ベジタブル丼に使った大根の中にありました。 給食室の下処理をするところで歓声があがり、駆け付けたところ、調理員さんが「子どもの小さい頃を思い出す。」と赤ちゃんだっこ。 大きさは本当に赤ちゃんのような大きさでした。 いつもの市場から届く大根だと、こんな形は見たことがありません。 地場産物ならでは!と思いました。 地場産物の納品には全農ひろしまの方にご協力いただき、価格にもご配慮いただいたので、しっかりデザートもつきました。 たくさんの方にご協力いただき、実現した「東区オリジナル給食」でした。 にんじんの色が…
今日の片付け中、遊んだ後に校庭から帰る子どもに声をかけられました。
「先生。最近の人参、だんだん色が濃くなっていませんか?」 なんて、鋭い、ご指摘! 実は14日の給食に使ったにんじんは2種類ありました。 金時にんじんと西洋にんじんです。 いつもの給食は西洋にんじんのみ使用しています。 写真1枚目と2枚目を見てもらうと、その違いがはっきりとわかります。 子どもたちが言ってくれたように、金時にんじんは朱色ではなく、はっきりとした赤色で、長さは西洋人参よりも長い形になっています。 日本人は昔からお祝い事のときは、紅白の色を用いてきました。 祝い事の会場に紅白の幕をかけたり、紅白まんじゅうを配ったり…という感じです。 この金時にんじんは、紅白なますに使いました。 お正月によく食べる料理です。 年が明けることをおめでたいことととらえる日本人は、料理のなますもいつもとは違うおめでたい感じを演出するために、金時にんじんを使うことにしたのだと思います。 紅白なますの赤いにんじんと、かきたま汁に入っている西洋にんじん。 調理の後でも、その違いがよくわかります。 口で食べるだけでなく、目でも食を楽しんでいる子どもたちなのだなぁ…と感心しました。 |
広島市立尾長小学校
住所:広島県広島市東区山根町21-10 TEL:082-261-4242 |