最新更新日:2024/05/19
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だしが命です!

今日の献立は、「減量ごはん きつねうどん かき揚げ 牛乳」でした。

うどんと言えば「だし」です。

給食のうどんは、煮干しでだしを取っています。

火にかける前に、水にしばらくつけておきます。(写真2枚目の左上です。)
煮干しの表面が柔らかくなって、だしが出やすくなります。

その後、火にかけてだしをとるのですが…
その際、釜の中に魚群が見られます。

煮干しが頭を上にして、同じ方向をむき、お湯にぷかぷか浮くのです。
それをぜひ、見ていただきたかったのですが、アクをとるのに必死で、写真を撮りそびれてしまいました。すみません。
次の機会にはぜひ!
(写真2枚目の右上に少し、余韻が感じられます。)

調理員さんと「いわしって、群れで泳ぐもんね。まさに、それね。」。
などと話をしながら、だしをとりました。


さて、昔、だしをとる前の煮干しとだしをとった後の煮干しを子どもたちに食べ比べてもらったことがあります。

だしをとった後の煮干しを食べた感想は…
「うぇ〜〜〜〜〜っ!」という第一声でした。
「味がない。」と口々に言います。
「飲み込めない。」という子どももいました。

おいしいところは、すべてだしで出てしまったというのが実感できる味です。

「だしをとる前の煮干しは、おいしい…。」とつぶやいていたことが忘れられません。

機会がありましたら、ぜひ、食べ比べてみてください。

まさに「だしを出し切った」味です。
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給食とSDGs

今日の献立は「麦ごはん みそおでん ごまあえ 牛乳」でした。

みそおでんのだしは、だし昆布でとります。(写真2枚目です。)

だしをとった後の昆布の行方が、SDGsと関係しています。

SGDsの目標のひとつに「つくる責任 つかう責任」というものがあります。
「2030年までに小売・消費レベルにおける世界全体の一人当たりの食料の廃棄を半減させ、収穫後損失などの生産・サプライチェーンにおける食料の損失を減少させる。」というもので、食品ロスと関係している内容です。

…ということで、おでんのだしに使った昆布は、すべて小さく切って、今度はおでんの具として、子どもたちに食べてもらっています。(写真3枚目)

給食室でも、できるところから、SDGsに取り組んでします。
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広島市立尾長小学校
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