最新更新日:2024/04/26 | |
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牛田の昆虫たち 〜ガガンボの一種〜標本箱にあった日本最大のミカドガガンボ(写真下)と比べてみると、かなり小さく、少し大きめのカのようです。ガガンボは、人を刺して血を吸うことはなく、動きもゆっくりで容易に手で捕まえることができます。 ミカドガガンボの翅を見てみると、1対の前翅だけしかないように見えます。後翅は、写真のような棍棒(こんぼう)状になっているのです。これは、平均棍という感覚器官です。上の写真のガガンボでは、中脚と後脚の間からのぞいている丸い球体がそれに当たります。理科では昆虫の翅は4枚と学習しますが、ハエ、アブ、カの仲間の後翅は、棒のような平均棍になっているので、観察してみるとおもしろいですよ。 |
広島市立牛田小学校
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