最新更新日:2024/04/30 | |
本日:170
昨日:161 総数:499832 |
5年生 総合的な学習の時間 平和学習「本川をつたえて」原子爆弾が広島の街に投下されたとき、本川国民学校(現本川小学校)で被爆し、ただ一人生きながらえた、当時6年生の清子さんという女の子の生涯を綴った絵本『本川をつたえて』 奥原先生による読み聞かせから学習が始まりました。この絵本は絵も文も奥原先生によるもので、作者自らの読み聞かせの魅力と迫力で、子供たちは真剣に、そして、食い入るように聴き入っていました。 読み聞かせの後は、2〜3クラスごとに、奥原先生と子供たちとの意見交流。次々と感想や思いや気づきが出てきます。 「清子さんは、他人事にせず、自分事にできる人。勇敢で未来に繋げることができる人。自分も誰かのために生き続けることができるようになりたい。」「清子さんが変わったのは、ご主人との出会い。優しさに触れることで人は変わる。」「「いじめも戦争もなくすには、まず相手のことを知ること。」「平和は力で奪うのではない。話し合うことが大切。」・・・ 一生懸命に言葉を紡ぎ、互いの多様な意見を聴き合い、新たな考えや価値を見出す子供たち。発言のつながりから思考が広がり、平和に対する思いが深まっていきます。 奥原先生が清子さんから受け取った平和のバトンを、しっかりと受け取りました。このバトンをまわりの人たち、そして、これからの未来につなげていってほしいと願っています。 子供も教職員も、大きな気づきや新たな価値に出会った充実した学びの時間でした。奥原先生、心から感謝いたします。 |
広島市立牛田小学校
住所:広島県広島市東区牛田旭一丁目14-45 TEL:082-228-2592 |