最新更新日:2024/05/20
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平素から本校の教育活動にご理解とご協力を賜り誠にありがとうございます。学校教育目標「『未来の創り手』となる児童の育成」の達成のため教職員一同、取組を推進していきますので、ご理解とご支援のほどをよろしくお願いいたします。

昆虫博士河島享子先生

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給食放送での校長先生のお話です。

 階段の掲示板に昆虫博士河島享子先生のことを紹介しています。
 河島先生は、広島県内の様々な場所に行かれ、昆虫のことを調べておられます。学校入口に河島先生が5年間かかって調べられた太田川のトンボの資料を貼っていますが、皆さんは見ましたか。
河島先生は、太田川で46種類のトンボを探し出されました。とてもすごいことだと思います。それから、一つ一つのトンボの様子をよく分かるように資料にまとめられたこともすごいことだと思います。
河島先生は、この他の昆虫もたくさん調べておられます。学校のグランド横にある水槽には、水に住む生き物たちを皆さんに見てもらいたいと毎日世話をしてくださっています。
河島先生に、どうしてこのように昆虫や生き物を飼ったりするのですかと質問をしてみました。河島先生は、こう答えられました。
虫から地球のすばらしさを学んでいます。例えばカブトムシ。カブトムシを育てると、全てのカブトムシが成虫になるわけではありません。卵のまま、幼虫のまま死んでいくカブトムシはたくさんいます。成虫になっても角が折れていたり、弱弱しく生まれてきたりするカブトムシもいます。でも、どのカブトムシも一生懸命に生きています。カブトムシに話しかけるとたくさん話をしてくれます。また、虫たちは、天気・季節・におい・森のこと、自然を感じ取る力をもっています。どんなに小さな虫も一生懸命に生きていること、生きるために自然の力を取り入れている力をもっていることを子供たちに伝えていきたいと思っています。
 今、掲示板の資料の見た人が、河島先生にお家からもってきたヤゴをみてもらったり、虫の名前を教えてもらったりする人が増えています。河島先生は、学校のホームページに牛田にいる昆虫たちを紹介してくださっているので、ホームぺージを見られた地域や保護者の方が昆虫は面白いですね、昆虫のことをもっと知りたいと思うようになりましたという声がたくさん届くようになりました。
 小さな虫も一生懸命に生きていること、虫が住みやすい環境は、私たち人間にも繋がっていることを、私も教えてもらいました。

 

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広島市立牛田小学校
住所:広島県広島市東区牛田旭一丁目14-45
TEL:082-228-2592