最新更新日:2024/05/17 | |
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支え合い 紡ぎ合う楽しさの中で
5年生のクラスでは社会科の教科書に載っている資料と準備された映像資料を比較することから学習が始まりました。まずは個人で分かったことを書き出し、次に交流をしていきます。
「放送をしている人たちは、何を大事にしているのだろう。」 教師の発した一言で、話し合っていることが次第に焦点化されていきました。 「見やすさ!」 「分かりやすさ!」と瞬時に答える子どもたち。 「違うことなの?どう違うの?」と教師。 うまく答えることができない子どもは困ってしまいました。 「わかった!」と声を上げたのは、傍にいた子どもです。友達の言いたいことを補足し始めました。困っていた子どもは、「そうよ、そういうことなんよ。」いっきに表情が明るくなりました。どうやら『だれにでも伝わるようにすること』と、言いたかったようです。 「放送は、正確な情報でないといけないよね。」 「似てる!もし、○○がホームラン打ちましたと報道して、間違っていたら大変だよね。」 「つまり、・・・。」 「効率的であることも必要なのでは?」 「どういうこと?」 子どもたちの考えが、どんどんつながっていくことで、『放送内容は、正確で公正でなければならない。』という考えにたどりつきました。 支え合う仲間の中で、自分たちの考えを紡ぎ合い、導き出すことの楽しさを感じることのできる授業でした。 |
広島市立東浄小学校
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