最新更新日:2024/05/20
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校訓「志高く 美しく」のもと、できる喜びや、花と本と歌声の溢れる学校を目指す、神崎小学校のホームページへようこそ!! 「笑顔輝け! 神崎っ子運動」 躾の三か条、神崎っ子の誓いにみんなで取り組みましょう!

運動会に見られた学びの好循環 〜6年生に学ぶ〜

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 そして、5、6年生。
 表現「HERO 〜成長〜」では、一人一人の自覚ある態度と行動により、動と静の切り替わりがきちんとでき、団体演技の美しさが十分に発揮されていました。完成した技の美しさに、そして、集団としての、けじめのある、きびきびとした動きの美しさに感動しました。退場する前の挨拶では、全員が美しく整った礼ができました。こんな所に、今年の高学年の演技の質の高さを見た思いがしました。
 演技を終えて本部席の前に整列した子供達は、みんなとってもよい顔をしていました。

 昨年度、こうした表現活動を経験していた6年生は、練習で絶えず5年生をリードしてきました。5年生は、6年生のきびきびした態度、やる気を見て、それに追いつこうと頑張ってきました。

 先輩達の姿に学ぶ。そんな姿がこの1か月の間、たくさん見ることができ、とても嬉しく思いました。

感動を与えてくれた子供達 〜運動会から〜

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 運動会では、たくさんの子供達が感動を与えてくれました。少し紹介しますと・・・

 3年生の「チャレンジ!83人の台風の目」で、最後のグループがゴールに戻ってきた時、勝敗は既に負けと明らかであるにもかかわらず、最後の整列まできちっと行いました。その姿、その時の子供達の生き生きとした表情に、私は感動しました。

 赤白対抗リレーでのことです。
 トップバッターの4人組のうち2人が、スタート直後の第1コーナーで激しく転倒しました。はっとして目が釘付けになりましたが、直ぐに起き上がって、走り始めました。痛みに耐えながら、トラックを懸命に走り続けました。そして、第2走者にバトンをしっかりと渡しました。
 バトンを渡した途端に、彼女は足を引きずり始め、涙が溢れ出てきたようです。一緒に走った同じチームの友達に支えられるようにして、待機場所に移動していきました。
 胸が熱くなった一瞬でした。

 最後に、閉会式での整理体操の場面です。
 目の前で体操をしていた4人の1年生。リズムに動きが合わなくなったり、やり方がちょっと違っていたりと、技術的にはまだ幼さがたくさん残ってはいましたが、見ていてはっきり分かる程に力一杯、そして、精一杯に腕を伸ばし、体を動かしていました。
 胸が熱くなりました。

 まだまだありますが、本当に、子供達に感謝!です。

運動会に見られた学びの好循環 〜4年生に学ぶ〜

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 3、4年生は、表現では「KANZAKIソーラン」に取り組みました。

 昨年度も書かせていただきましたが、この、中学年によるソーランは、本校の素晴らしい伝統として、すっかり定着したように思います。
 昨年度ソーランを経験している4年生が、練習において、いつも、態度や動き、掛け声などの模範を示し、しっかりリードする。3年生は、先生方の指導と共に、この4年生の姿、模範を見て、高い目標を目指した練習にしっかりついていく。素晴らしい学びの好循環が出来ています。

 本番では、入場する時の態度と表情、全身をばねのように弾ませながら大きな動きで踊っている姿、ぎゅっと閉じた横一文字の口元。その真剣さと躍動感溢れる演技に感動しました。退場前に、グループ毎にポーズを決める子供達の、やりきったぞという晴れ晴れとした表情、そして、堂々と退場していく後姿の美しさに、心から感動し、胸が熱くなりました。

運動会に見られた学びの好循環 〜2年生に学ぶ〜

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 2年生から6年生の子供達は、さすがでした。練習の時から、その模範となる素晴らしい態度を通して、1年生にとってもよい影響を与えていました。特に2年生は、1学年違うと、こんなにも成長するのだと驚かされる程、立派な態度でした。

 練習の間、2年生は、1年生と行動を共にすることが多かったのですが、上級生として、整列する時、挨拶をする時、返事をする時の姿・声・態度など、いつも模範を示し、励まし、リードしていました。1年生は、そんな素晴らしい2年生の姿に触れて、一生懸命ついていこうとしていました。

 そして、本番では、とっても素敵な笑顔で、体全体を大きく動かしながら、ダンスをすることができました。子供達の顔を見ていると、本当にいい表情をしていました。懸命に踊る姿、生き生きとした本当に楽しそうな表情を見ていると、とっても幸せな気持ちになりました。感謝です!

運動会が始めての1年生も頑張りました!

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 はじめての運動会を迎えた1年生も、当日の朝、元気いっぱいに登校してきました。

 開会式・閉会式、各演技において、この1、2ヶ月でぐっと成長した姿を見せてくれました。多くの1年生が2年生のように整列し、話し手の方を向いて話を聞くことができました。また、準備運動、整理運動において、技術的にはまだ幼さがたくさん残ってはいましたが、上級生が真似できない程に力一杯、腕を伸ばし、体を動かしている姿に、感動しました。
 学年主任の栗原教諭は、「この運動会での取組を通して、1年生が本当に成長したと思います。」と嬉しそうに話していました。

運動会の今年のスローガンについて

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 子供達が考えた今年のスローガンは「空前絶後!仲間と共に熱くなれ!」でした。

 「空前絶後」とは、「これまで見たことも聞いたこともなく、これから先も絶対にないと言える程に、すごい!」という意味です。ですから、スローガン全体では、「こんなことはこれまでも、これから先も絶対にないというぐらいに、みんなと一緒に、やる気、頑張ろうという気持ち、熱い思い、熱意をもって、頑張ろう!」という意味になるでしょうか。

 では、そんな熱いは心をもつには、どうしたらよいのでしょうか?
 それは、第1に、校訓にあるように、志高くもつこと、即ち理想や目標を高く掲げることです。そ
 して、第2に、「自分は、理想、目標に近付いているぞ。」と感じることができるよう、努力することです。
 しかし、一人で頑張り抜くのは、なかなかしんどいことです。それをできるようにする鍵となるのが、3つ目の、「仲間と共に」ということです。「一人で」ではなく、みんなと一緒になって、支え合い、励まし合い、磨き合う時に、熱が生まれ、持っている力以上の力を発揮できるようになるのです。

 子供達は、およそ一ヶ月の間、仲間と心を一つにして演技することができるよう、練習に一生懸命に取り組んできました。運動会では、その中で培ってきた力を存分に発揮し、いつもお世話になっている大切なお家や地域の方々、先生方など、観て下さるすべての方々に、大きな感動とたくさんの笑顔、喜びをお届けすることが出来たと思います。

運動会が無事終わりました(お礼)

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 5月26日(土)、午前中は曇り空の下、肌寒く感じられる程でした。
 このように運動会には絶好の天候に恵まれ、また、多くの来賓や地域の方々、保護者の皆様に応援いただき、運動会を大盛会の内に終えることができました。PTA役員や保護者の皆様には、前日のテントはりや、当日の受付・接待・警備・広報、PTC大綱引き、そして、会場の後片付けなど、御協力いただきました。教職員一同、心より感謝申し上げます。
 ありがとうございました。

心が清らかになり、良い気分でいられる 〜子どもの日記から〜

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 5月16日(水)、休憩時間に一人の学級担任が校長室を訪ねてきました。
 「校長先生、○○さんの書いた日記を是非見ていただきたくて、持ってきました。」
 それは、連絡帳に毎日記されている日記の一つでした。

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「神崎読本」
 今日、お母さんが神崎読本を読んでいました。
 お母さんは、2年生に習った「君子は諸(これ)を己に求め・・・」や「過ちて改めざる 是(これ)を過ちと謂う・・・」、今やっている「人を相手にせず天を相手にせよ・・・」などなど! 好きな朗唱がたくさんあるそうです。西郷さん、孔子さんなどの言葉が好き!と言っていました。
 朗唱を言うと、心が清らかになり、良い気分でいられるので、朗唱は良いことだと思います。だから、いいかげんにせず、最後までていねいに言おうと思いました。
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 朗唱を間にしたお母さんとの会話の中に、親子の深い絆を感じます。
 朗唱の意義を喝破したこの子の感性の豊かさ、学びの深さに感動しました。

合唱クラブ デビューしました!!

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 5月13日(日)、神崎学区の敬老会が体育館で開催されました。その席で、神崎小学校の合唱クラブの子供たち24名が、「翼をください」ほか2曲を披露しました。合唱クラブにとっては初めての発表、デビューとなりました。

 学年や全校での合唱に比べると、少人数による発表ですが、大変美しく、調和のとれた
歌声に感動しました。会場におられた200名を超える人々も、合唱が始まると、子供たちの歌声に引き込まれ、聞き入っておられました。また、最後の1曲「ふるさと」では、会場におられた皆様も、一緒に歌を歌ってくださいました。
 多くの方からお褒めの言葉、感動したという言葉をいただきました。朝の時間や放課後などに練習を重ねてきた成果をしっかりと出すことができたと思います。

 発表が終わり、子供たちは、とってもよい顔をして舞台から帰ってきました。また一つ大きな素晴らしい経験をさせていただきました。ありがとうございました。

稲野PTA会長の挨拶を受けて

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 4月27日(土)に開催されたPTA総会において、これまで大変お世話になりました末友会長にかわり、稲野会長が選出されました。
 その初めの挨拶で、稲野会長から、「笑顔輝け!神崎っ子運動」やこれからのPTAの取組について、次のようなお話がありました。村田元会長、末友前会長の思いが、しっかりと稲野会長に引き継がれていることが感じられ、大変ありがたく、感動を覚えた次第です。
 これからも、学校、PTA、そして、子ども会を始めとする地域諸団体が一つとなり、神崎版「まちぐるみの教育」である「笑顔輝け!神崎っ子運動」を更に充実させ、拡げていきたいと思います。御理解・御協力の程、宜しくお願い致します。

<稲野会長の挨拶(概要)>
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 本日は、皆様、お忙しいところ、PTA総会に御出席いただき、ありがとうございます。
 皆様の御承認をいただき、本年度、PTA会長を務めさせていただきます、稲野龍直です。末友前会長の後任ということで、荷が少し重いかと思いますが、前会長の功績、そして歴代のPTA会長が築き上げてこられたものを、汚さず、壊さず、頑張って参ります。どうぞ宜しくお願い致します。

 さて、神崎学区で取り組んでいます「笑顔輝け!神崎っ子運動」の柱に「躾の三か条」があります。「はっきり返事をする、進んで挨拶をする、履物を丁寧に揃える」これらに子供たちがしっかりと取り組むことができれば、子供たちが将来、成長するにつれて、「大人の三か条」である、「お世話になります、お陰様です、お互い様です」ができるようになり、人に優しく思いやりのある大人に成長していくのではないかと思っています。中でも、挨拶は心の扉を開くノックだと思っています。しっかり身に付けて欲しいと思います。そして、学校の校訓であります「志高く美しく」にありますように、志を高く持ち、心の美しい子供になって欲しいと願っています。
 そのために、PTAとしてできることをしっかりやってまいりたいと思います。やはり、子供たちには、笑顔が1番似合っていると思います。子供たちが笑顔の花をいくつも咲かせるように頑張っていきます。また、学校、家庭、地域ぐるみで、子供たちの成長を見守っていきたいと思っています。御家族の皆様、そして、地域の皆様方の御理解・御協力のもと、がんばってまいります。微力な私達ではございますが、私ども本年度の執行部をよろしくお願いいたします。

 最後に私事ではございますが、私はこの町に生まれ、育てられ、この小学校を卒業しました。私はこの町、この学校が好きです。子供達にもそういった気持ちになってもらえるよう、頑張ってまいりますので、重ね重ね、どうぞよろしくお願いいたします。
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神崎版「まちぐるみの教育」の成果 〜学校協力者会議において〜

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 4月27日(金)、本年度第1回目の学校協力者会議を開催しました。会議では、昨年度の本校の取組とその成果を、アンケート結果をもとに報告するとともに、本年度の学校経営計画についてその概要を説明しました。その後、委員の方々から御意見や感想をいただきました。

 いただいた御意見を少し紹介したいと思います。

○ 学校や先生方の雰囲気が変わり、今、本当によく協力をしていただいており、感謝しています。主任児童委員をしていますが、学校の力で子供の素行が良くなり、問題がなくなっています。また、地域の子供を取り巻く環境がより良い状況へと変わってきており、感謝しています。
○ 先日、私の友人が、「入学式に行ってきたよ。素晴らしかった! 神崎はすごいね!!」と話してくれました。教育の力はすごい!と思いました。
○ 先日、私の家に子供が8人ぐらい遊びに来ました。来た時も、帰る時も、よく挨拶をしてくれました。靴も、結構よく揃えていたと思います。こういったところを見ても、取組の成果が現れていると思いました。
○ 最近、ネットで調べて、小学校を選んでこの学区に引っ越して来たという若い夫婦がいらっしゃいます。こういうことが起きるということは素晴らしいことだと思います。
○ 躾の3ケ条のステッカーに書いてあるように、「大人が変わり、子供が変わる」ということが大切だと思います。この「笑顔輝け!神崎っ子運動」により、この江波中学校区が変わってきました。この運動の柱となるところを変えることなく、新たにいろんなものを付け加えていくこと、そしてずっと継続していくことが大切だと考えています。何よりも保護者の意識を変えることが大切だと思います。
○ 学校の外では、3分の1ぐらいの子供が挨拶をしていないという意見もありますが、大切なことは、大人である私たちの方から挨拶をしていくということではないでしょうか。そうすれば、地域でも、子供たちがしっかりと挨拶をするようになると思います。

 学校、家庭、地域が思いを一つにして、子供達に向き合っている。それを実感することができる会議になりました。これからも神崎版「まちぐるみの教育」の充実に向けて、しっかり取り組んでまいりたいと思います。

すべてを1年生のために 〜遠足を通して〜

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 5月1日(火)、遠足の出発時刻が近づき、運動場に出ました。1年生と6年生の集合場所へと南校舎の角を曲がると、6年生が並んで体操座りで座っている姿が目に入りました。一人一人が背筋を伸ばし、真っ直ぐに整列している姿がとても美しく、心が震えました。この6年生なら、安心して1年生を任せることが出来ると感じました。
 1年生が来るまでの少しの間、私が感じたこの気持ちを6年生に伝えさせてもらいました。その間、私の話を聞きながら、更に6年生の背筋が伸びていくのが見えました。

 この日、6年生の子供たちは、私がの期待通りに、6年生として立派に1日を過ごしました。行きも帰りも、歩道を歩く時には、1年生を守るように歩道の端を歩き、他の通行者の邪魔になるようなことはほとんどありませんでした。自分が担当する1年生一人一人に応じて、上手に言葉かけをし、急がせたり、時には、走らせたりしながら、歩いていました。1年生は、そうした6年生の言葉に、とってもよく従っていました。また、千田公園では、活発に動き回る1年生を相手に、汗まみれになりながら、ずーっと相手をしてくれていました。自分のために遊んでいる6年生は一人もいませんでした。

 私は、この6年生が1年生の時、当時の6年生に手を引かれて行った遠足に同行していました。その時、当時の6年生にたくさんの面倒をかけていた子供たちが、今、こんなに立派に成長し、1年生の世話をしている様子を見ることができ、とても嬉しく思いました。

 こんな6年生が本校の最高学年としていてくれることをどんなに感謝し、どんなに頼もしく感じたことか、言葉では言い表すことができません。この子供たちと一緒に過ごすこの1年間がさらに楽しみになりました。

  → 遠足での様子をこちらから御覧になることができます。
            

PTA総会に思う

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 4月28日(土)、土曜参観・懇談会に続き、PTA総会が開催されました。
 授業参観・懇談会には、たくさんの保護者、地域の方々に参加いただき、心から感謝しています。子供達も、教職員も、前日まで、そして、当日と、とってもよく頑張っていたと思います。
 また、PTA総会にも、260名を超える会員の方々に参加いただき、誠にありがとうございました。
 PTA総会では、昨年度の事業報告・会計決算報告・監査報告、平成30年度の事業計画案・予算案、平成30年度のPTA役員の承認などが行われ、全て承認いただくことができました。
 また、その後行われた各部役員の選出も、近年になく円滑に進んだと伺っています。
 ありがとうございました。

 本年度で役を退かれる末友前PTA会長をはじめとする役員の皆様には、最後の最後まで献身的に御奉仕いただき、心から感謝しています。ありがとうございました。
 そして、新しく役に就かれます稲野PTA会長をはじめとする新役員の皆様には、これから本校PTAを宜しくお願い致したいと思います。

 退任される末友前会長の挨拶、新しく役に就かれる稲野会長の挨拶、そして、子ども会への加入についてお話しいただいた西村副会長の説明を伺っていますと、3人のお話が校訓「志高く美しく」「笑顔輝け!神崎っ子運動」「躾の三か条」「神崎っ子の誓い」「大人が変わる、そして、子どもが変わる」「学校・家庭・地域が一体となったまちぐるみの教育」といったキーワードでしっかりとつながっていることに、感銘を覚えました。学校と家庭と地域、学校とPTAと子ども会が、一つの教育の理念、目的でしっかりとつながり、子供達に向き合っていただいていると感じることができ、感謝の気持ちでいっぱいになりました。
 これからも学校は、そうしたまちぐるみの教育の要として、「30年間継続し、50年後に花開き、100年後に豊な実りを迎える神崎の教育の実現」を目指し、しっかりとその責務を果たしてまいりたいと思います。
 御支援の程、宜しくお願い致します。

学校・家庭・地域が一体となっていじめ防止を

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 4月28日(土)に開催されたPTA総会で、いじめ問題に関係して、(1)いじめの定義 (2)「いじめ見逃し0」への学校の取組 (3)いじめ問題への学校の組織的対応 (4)学校・家庭・地域の連携・協力による対応 などについて、お話させていただきました。

 260人を超える会員の方々にお集まりいただき、話を聞いていただけたことを、心から感謝しています。大変大切なことですので、改めてその話の要旨を掲載させていただきます。

   → 配付資料 「知っていますか『「いじめ防止対策推進法』」
                (作成:文部科学省)

<話の要旨>
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 「笑顔輝け!神崎っ子運動」の要の一つである「神崎っ子の誓い」の中に、「いじめをしてはなりません」があります。
 友達みんなが笑顔で学校に来ることができるようにするために、そして、自分自身も笑顔で学校に来ることができるようにするために、いじめは、絶対にしてはならないこと、許してはならないこと、という強い思いを子供達の心に育てたいという願いを込めて作成しました。 

 みんないじめはいけないことだと分かっていますが、いじめのせいで学校に行けなくなったり、いじめのせいで何よりも大切な命を絶ったりするなど、重大な問題が跡を絶ちません。広島市でも昨年度、いじめが原因で中学3年生が自ら命を絶ちました。
このような重大な事案に発展する可能性のあるいじめを無くしたいと考え、国がそのための法律を定めました。それがお手元の資料に書かれている「いじめ防止対策推進法」です。

 プリントの下に、いじめの定義が記されていますので御覧下さい。
 簡単に言いますと、ジャイアンのような人からでも、スネ夫のような人からでも、伸太のような人からでも、静ちゃんのような人からでも、そして、たとえドラえもんのような人からでも、暴力は勿論、悪口でも、ひそひそ話でも、肩ドンでも、いじりでも、冷やかしでも、冗談やおふざけでも、直接的にでも、ラインなどを使った間接的なものでも、その回数が20回でも、たった1回であっても、心や体に、苦しみや痛みを感じることをされたら、それらはすべていじめと定めたのです。

 「え、こんなことまで、いじめなの?」と思われた方もいらっしゃるかも知れません。なぜこのように定義が拡がったのでしょうか。
 風邪を例に話しますと、引き始めの頃は、「あれ、風邪にかかったかな。」といった程度の症状であっても、それを放っておくと、こじれてしまって肺炎という恐ろしい病気になったり、それが更にひどくなると、最悪の場合、死んだりすることもあります。ですから、風邪を引かない強い体をつくることは勿論、「あれ、変だぞ。」と思ったら、引き始めの頃から薬を飲んだりお医者さんの治療を受けたりすることが大切です。

 いじめも同じです。「嫌だな。」「苦しいな。」「辛いな。」と思っている人がいたら、見過ごすことなく、いじめではないかと疑い、ちゃんと学校の先生が指導をして、そのような思いを引き起こす行為をやめさせることがとっても大事なのです。単なるおふざけであったとしても、お互いの気持ちの行き違いで生じたことだったとしても、それがエスカレートして、ひどいいじめとなる可能性があります。ですから、いじめではないかと疑われるものは、見逃すことなく、すべてきちんと指導して早い段階で無くそうということになったのです。
 ですから、私は、この定義によるいじめを0にすることはできないのではないかと考えています。しかし、いじめの見逃しを0にすることはできるのではないかと考えています。

 本校では、こうしたことは、全教職員で共通認識をもち、「いじめ見逃し0」に向けて、早期発見、早期解決に努めています。
 例えば、「神崎っ子の誓い」や「朗唱24編」を要とする道徳教育や生徒指導を充実し、未然防止に努めるとともに、何かあった時には、何でも相談していただけるような先生、学校となるよう、努めています。
 また、いじめアンケート調査を行い、記載されていることは、どのような内容であっても、一つ一つ確認し、学年主任、生徒指導主事、教頭、校長へとすべてのことについて報告が上がるようにしています。勿論、アンケートだけでなく、保護者の方から、子供から、相談を受けたりした時も、必ずこうした手順で報告を上げ、私が必要と判断した場合は、学校いじめ防止委員会を開き、担任一人の狭い知見で判断・対応するのではなく、管理職や部長、関係する教員により、組織的に判断、対応するようにしています。その際には、家庭の協力が必要ですので、保護者の方々にも連絡し、連携して対応していただいています。

 昨年度は、学校いじめ防止委員会対応が9件ありました。そのすべてについて短期間に対応を行い、一定の成果をあげることができました。
 しかし、いじめは心の問題でもありますので、長期的な対応も必要です。また、子供達は、一人で生きていくわけにはいきませんので、人間関係を作る力、人間関係のトラブルに対応する力も育てていかなければなりません。ですから、その後も、教職員で情報を共有し、みんなで見守ると共に、指導を重ねています。
 本校では、既にこのような形がとれていますので、何かありましたら、安心して御相談いただければ大変ありがたいです。

 4月の始業式で、子供達に、同じような話をし、先生からいじめのことで話をされたり叱られたりした時に、「こんなことぐらいで、いじめている、いじめをしていると、怒られるのか。」と思わないで、真剣に、そして、素直に話を聞き、悪かった点を理解することができたら、それを二度と繰り返さないように努力するよう、話をしました。
 保護者の皆様も、担任から「いじめ」という言葉が出た場合は、そのいじめの症状も、複数の人が暴力をしたり、冷やかしたり悪口を言ったりする厳しい状態、陰口や無視をしたりするという状態のこともありますし、いじめの兆しが見える、疑いがある、引き始め、といった状態のこともあり、範囲が広いということを御理解いただき、冷静に話を聞いていただき、症状がひどくならないように、学校と連携し、協力していただければと思います。

 子供達がいつも笑顔で、元気に登校し、一生懸命勉強することができるよう、これからも努めて参りますので、どうぞ宜しくお願い致します。
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中区コミュニティ交流協議会の取組

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 先日、社会福祉協議会の佐伯会長さんから、とても嬉しい情報をいただきました。
 それは、写真にありますように、「中区コミュニティ交流協議会」が「躾の三か条ティッシュ」を作られたというものです。
 中区役所や中区諸団体の御尽力に感謝するとともに、子供達のため、地域のために、小学校として、取組を益々充実させていかなければいけないと決意を新たにした次第です。

神崎小学校について

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 新年度が始まって一ヶ月が終わろうとしています。新しく転任して来られた先生方は、きっと怒涛のような一ヶ月間を過ごされたことと思います。
 その中から、2名の先生方の感想を紹介したいと思います。

○ 学級で授業をしている時、集団が育っているなぁと驚きました。班での話し合いや学級での話し合いがとても活発にできます。出てくる意見も、とっても素晴らしいんです。だから、授業をするのがとっても楽しいんです。これからの授業も楽しみです。この状態を崩さないようにしないといけないなと思っています。

○ 4月18日の学校朝会に参加して、先生方の連携がすごいなと思いました。一人一人が自分の持ち場をきちんと守られていると同時に、主としてされる先生がやりやすいように、みんながそれぞれの立場で動いておられるように思いました。PTA総会が終わった後の片付けも、みんながあれをしましょう、これをしましょうかと進んで動いておられたので、初めての者も、先生方についていけば、迷うことなく仕事ができました。(この日の学校朝会は、学級代表と委員長の紹介、委員長による委員会からのお願いの発表、「神崎っ子学びのルール」の全体指導が行われました。)
    → こちらからその様子を御覧いただけます

 職員室の出口に、「神崎品質 神崎プライド」の掲示をしています。保護者や地域の方々に安心、信頼していただける、よりよい学校教育を提供できるよう、これからも教職員が一丸となって取り組んで参りたいと思います。

漢字が書けるようになりました!

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 4月23日(月)、夕方、ちょっと息抜きにと、南校舎前の花壇で水やりをしていた時のことです。
 ちょうど放課後児童クラブの下校時刻に重なり、低学年の子供達が楽しそうにおしゃべりしながらやってきました。
 どの子もとっても素敵な笑顔でやってくると、立ち止まって深々とお辞儀をしながら、「校長先生、さようなら。」と挨拶をしていきました。真新しい黄色のランドセルカバーを付けた1年生は、はじけるような笑顔で通っていきます。きっと放課後児童クラブでの時間がとっても楽しかったのでしょう。家族が待っている家に帰るのがとっても嬉しいのでしょう。

 一人の男の子が、挨拶をする時、「こんばんは!」と言ってお辞儀をしました。時々刻々の挨拶の仕方を身に付けているのかと嬉しくなって、「偉い!ちゃんとした挨拶を考えてできるんだね。」と伝えました。
 また、ある男の子は、挨拶をした後で、ちょっと立ち話。「校長先生、僕は、漢字が書けるようになりました!」とっても嬉しそうな声でした。「へぇー、何の字が書けるようになったの?」と尋ねると、「きです。」と返事が返ってきました。彼が空中に指で書いている様子を見て、元気の気だと分かりました。「元気の気ですか?」「そうです!!」「すごいね!」とっても満足そうな顔をして帰っていきました。

 そんな子供達に接していると、私も自然に笑顔となり、元気な声になっていくのが分かりました。幸せなひと時でした。

初めての学校朝会で 〜素晴らしい1年生〜

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 体育館の後ろで、そんな上級生の様子を見学していた1年生。素晴らしかったです!

○ 上級生の作り出す凛とした空気に触れ、全員がきちんと座り、無言で、しっかりと見学できました。
○ 「姿勢をきちんとして、しっかり聞くぞ!」という意志を強く感じられる子供がたくさんいました。
○ 美しい日本語を使うことについての指導で、「相手を大切に思う気持ちを示すため、君、さんを付けて呼びましょう」という大切なくだりになると、みんな自然に背筋が伸び、話している先生を注視し、集中して聞いていました。
○ 体育館に入場する時も、退場する時も、渡り廊下を歩く時も、上級生の模範にならい、みんな静かに整然と移動することができました。

 本当に素晴らしい1年生、素晴らし過ぎる1年生です。これからどこまで成長していくのか、楽しみで、楽しみでたまりません。

初めての学校朝会で 〜2年生から6年生〜

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 4月18日(水)、本年度最初の学校朝会が行われました。
 朝会では、学級代表の紹介、委員長の自己紹介とお知らせ、「神崎っ子学びのルール」の説明がありました。
 1年生は、体育館の後ろで、学校朝会の見学をしました。特に、参加する上級生の姿、態度を学ぶための大切な時間でした。

○ 体育館に移動する子供達を、渡り廊下で見守っていました。2年生から6年生まで、全学級、黙って整然と歩いてきました。私の前に来ると、会釈をしながら、気持ちのよい挨拶をして通過していきました。
○ 開会を待つ態度、話を聞く態度、最初と最後の挨拶をする態度、全学年大変立派で、体育館は凛とした雰囲気に満たされていました。
○ 学級代表の返事は、3年生から6年生まで、全員、体育館のどこに居ても聞こえる大きさで、はっきりと言うことができていました。1、2年生の時には、おとなし過ぎて心配していた子が、3年生の学級代表として、体育館に響き渡る返事をした声を聞き、姿を見た時、じーんとしました。
○ 委員長の自己紹介とお知らせは、近年、みなそうであるように、マイクなしで行いました。一人残らず、体育館中に響く、大きな張りのある声でできました。聴く人のことを考えてゆっくり、はっきりと言えました。左右にいる下級生の顔を見ながら、話ができました。お辞儀も美しくできました。最高の6年生でした!
○ 学級代表の紹介や委員長の話が終わった時などの児童、先生方の拍手が、とっても心がこもっています。いつも感心しています。
○ 朝会が終わり、6年生から退場しますが、無言で整然と退場していきました。1年生に、最後まできちんとするんだという姿勢を、きちんと示してくれました。

 2年生から6年生まで、こんな素晴らしい態度、雰囲気の中で、最初の校朝会を行うことができました。見ているだけで胸がいっぱいになる、そんな子供達でした。

学びに向かう態度、学習規律が育っています!(4年生)

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 本年度、4年生は、この4月に本校に転勤して来られた先生に理科の指導をしていただきます。長年、小学校で働いてこられた、ベテランの先生です。

 4月11日(水)に、「4年生の理科の授業、いかがですか?」と休憩時間にお話を伺う機会がありました。すると、先生は、驚きの気持ちを込めて、次のような話をしてくださいました。

 「とってもよく学習規律が身に付いていますね! 素晴らしいです。班で話し合うように言うと、みんなが一生懸命話し合いをするんです。『先生は、神崎小学校は初めてですから、まだ皆さんの名前が分かりません。発表した人は、次に発表する人を指名してくれたら助かります。』と言うと、どんどん、どんどん指名が続いて、わぁ〜と発表していくんです。4年生の理科の授業はもう一年間大丈夫だ〜、と思いました。」

 3年生の時に、3クラスともに同じように指導され、そのことが新しい学級編制になっても、ちゃんと生きている。子供達が生き生きと学び合いをしている。学びに向かう態度が育っている。素晴らしいなぁと思いました。
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学校だより

今月の行事予定及び下校時刻

学校経営計画

学校の教育計画

学校朝会等で使用した資料

笑顔輝け! 神崎っ子運動

読み聞かせ通信

広島市立神崎小学校
住所:広島県広島市中区舟入中町1-36
TEL:082-293-1925