最新更新日:2024/05/13
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校訓「志高く 美しく」のもと、できる喜びや、花と本と歌声の溢れる学校を目指す、神崎小学校のホームページへようこそ!! 「笑顔輝け! 神崎っ子運動」 躾の三か条、神崎っ子の誓いにみんなで取り組みましょう!

偉い人、立派な人になってね 〜冬休みを前に〜

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 12月22日(木)、明日から子供達は冬休みに入ります。4月から9ヶ月がたちました。その間に、2年生、3年生、4年生、5年生、6年生は勿論のこと、今年入学してきた1年生も、それぞれがとても立派に成長しました。

 教室では、どの学級の子供達も、大変よい態度で前向きに学習に取り組んでいます。教員も、職員室に戻ると、子供達の頑張っている様子を楽しそうに語り合ったり、褒めたりする姿が多く見られるようになりました。
 また、朝の挨拶では、登校してくる子供達が、一人残らず、立ち止まり、お辞儀をしながら挨拶することができるようになりました。丁寧で、気持ちがこもっている挨拶がとても多くなりました。顔を見ると、笑顔や凛とした晴れやかな表情が多く、挨拶をする子供達の姿に接していると、とっても幸せな気持ちになります。

 ですから、このような子供達に、これから2週間も会うことができないのかと思うと、とても淋しい気持ちになりました。登校してくる子供達を迎えている時、この子達といつかお別れしなければならないという思いがふと心をよぎり、思わず目頭が熱くなってしまいました。

 私は、登校してくる子供達に、私自身が祖母からよく言われていたように、「しっかり勉強して、偉い人になってね。」「立派な人になれるよう、頑張って勉強するんだよ。」といった声を掛けています。

 立派な人、偉い人って、どんな人のことを言うのでしょうか。
 勉強ができるようになる。課長、部長、社長とポジションが上がる。博士、大臣になる。色々な考え方があると思います。
 私は、子供達に、「立派な人、偉い人というのは、困っている人や助けを求めている人を見たら、自分のことをそっと脇に置いて、その人のために自分の時間や力を使える人のことだよ。」と話しています。
 また、礼儀正しい神崎式の挨拶を例に、「いつでも、どこでも、誰に対しても、このような挨拶をして、相手を幸せな気持ちにできる人、そして、それを、中学生、高校、社会人になっても、ずっと続けることができる人、やりぬくことができる人のことだよ。」と話しています。

 子供達は、冬休みの間、2週間ほど、家庭や地域でしっかりと時間を過ごします。お家の方に対して、出会う多くの方々に対して、私を幸せにしてくれるあの挨拶を続けて行ってくれることを期待しています。

 また、休み中に怪我や病気をすることなく、来年1月6日に、全員が元気な明るい笑顔を見せてくれることを心から願っています。

神崎小の伝統をつくる

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 正門から入り、飼育舎の前で渡り廊下の屋根を見上げると、横断幕が見えます。そこには、「学は人たる所以を学ぶなり」と記されています。学問とは、人はいかにあるべきか、いかに生きるべきかを学ぶことだ、という意味です。萩の松下村塾の柱に掛けてあった吉田松陰先生の言葉です。
 子供達は、毎朝、校訓「志高く美しく」を目にし、続いて「学は人たる所以を学ぶなり」の下をくぐって、校舎へと入っていきます。

 この横断幕が張られた少し後、4年生の教室で行われた授業の中の一こまを紹介します。

 授業では、この言葉の意味するところを考えていきました。そして、途中で、先生が「神崎小学校の伝統ってどんなことがあると思いますか?」と問い掛けると、子供達から「礼儀正しい挨拶をすること。」「靴を丁寧に揃えること」「躾の三か条。」「神崎っ子の誓い。」「朗唱。」といった言葉が次々に返ってきました。
 これらのことが子供達の意識の中に浸透し、定着してきたことが窺えました。

 その時、一人の子が「でも、まだ2、3年しか経ってないから、伝統ではないんじゃないかな。」とつぶやきました。これを見逃さなかった教師の授業力が素晴らしかったと思います。自分達がよいと感じていることを伝統にしていくためにはどうしたらよいのか、子供達の学びが深まっていきました。

 授業の終わりに子供達が記した「学習感想」を少しだけ紹介します。

○ わたしは、はじめてこの意味を知ってみて、とってもいい意味で、わたしは将来どういうふうになるかが気になりました。けど、まずは勉強です。どんな道をあゆむのかは、自分しだいと思いました。なので、これから勉強がんばって、休まないように、どんな道に行くのか、自分であらためて決めようと思いました。なのでこれからもがんばろうと思いました。

○ 自分のしょう来のために、ちゃんと小学校や中学校、高校でいいことを学んで大人になるのは、すごく大切なことなんだなと思いました。なので、わたしは、小さい時にいっぱい勉強して、しょう来、いい大人になりたいです。

○ 学校は、勉強する所で、みんなの生きていくための大事な場所だと思いました。人生の道標や校訓や神崎っ子の誓いが、神崎小学校の伝とうになってほしいなと思いました。

○ 日本の伝とうや神崎小の伝とうは、とてもすばらしいものばかりだと思いました。すばらしくなければ、と中でなくなってしまうので、神崎っ子のちかいやろうしょうは、とてもすばらしいものなので、伝とうになると思います。100年たっても、300年たっても、未来の神崎っ子として受けついでほしいです。 

3年生も立派です!! 〜PTC活動から〜

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 平成28年12月14日(水)、3年生のPTC活動が行われました。会が終わり、3人の講師の方を校長室にお招きした時のことです。

 部屋にお入りになるなり、心から感心したという様子で、「本当に素晴らしい子供達ですね。3年生でも、あんなにできるようになるのですね。こんな言い方は失礼かと思いますが、子ども達の質が違います。」と言われました。
 挨拶の様子は勿論のことですが、何よりも感心されたのは、本来活動的な3年生の子供達が、話を聞くべき時には、きちんと話を聞く態度に切り替えることができることでした。また、質問やクイズが出された時には、発表しようという強い意欲と、「・・・だと思います。」といった文末まできちんと話し切る力が身に付いていることでした。そして、「こうした態度や力は、付け焼刃でできることではありません。日頃から授業の中できちんと育てられていないとできないことだと思います。」と言われました。
 そのようにしたらこのような子供達を育てることができるのかとの質問をいただきましたので、学校だけの力ではないことをお話したくて、家庭・地域と共にまちぐるみで進めている「笑顔輝け!神崎っ子運動」について、資料やカード、神崎読本などをお見せしたり、朗唱を発表する様子を動画で見ていただいたりしながら、紹介させていただきました。お三方とも「鳥肌が立ってきました。」と共感的に聴いてくださり、学校にとって励ましとなる感想、御意見をたくさんいただきました。

 立派に成長している3年生に感謝です。指導していただいている先生方に感謝です。

 後日、このことを教務主任に話し、「先生方が本当によくやってくださっています。1年、2年、3年と、しっかりと指導を重ねてくださっています。」と言うと、彼女は言下に「そうです。先生方はよく頑張っています。」と応えました。
 本校の教師集団の素晴らしさをまた感じることができた一日になりました。

嬉しかったことを三つ

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<その1>
 先日行われた文化の祭典(音楽の部)でのことです。
 すべての学校の発表が終わり、文化の祭典を運営されている音楽部会の先生方により合唱の発表がありました。1階席は子供達で埋まっていました。
 保護者席となっていた2階から見ていると、1階席の中に、子供達の頭があっちを向いたりこっちを向いたりと動いていない区画が一箇所、目に付いたそうです。そこは、神崎小学校5年生が座っていた区画でした。
 「素晴らしいね。あれこそが神崎の子供達の強味よね。」と保護者の方が言われていました。

<その2>
 12月12日(月)、文化の祭典が終わった最初の月曜日。登校してくる子供達の挨拶する姿が、益々気持ちよくなったように思いました。
 先ず、多くの5年生が、土曜日と同じように、とってもいい表情で登校してきました。しかし、それだけではありません。他の学年の子供達も、とってもすてきな表情、そして、益々落ち着いた、堂に入ったお辞儀になってきました。挨拶をされていて、とっても幸せな気持ちになりました。
 それを感じているのは、私だけではないのです。挨拶してくれる子供達も、挨拶をして、「本当によかったよ。」「嬉しかったよ。」と感じているようです。それを表情や態度で表している子供が多くなっていることを、とても嬉しく思っています。

<その3>
 12月13日(火)、学校朝会で、科学賞、読書感想文、中区子ども会文化祭、そして、校内ドッジボール大会の表彰を行いました。
 読書感想文では、1年生から6年生まで入選した子供達が、名前を呼ばれ、返事をして、ステージの前に並びました。ステージの端から橋まで並ぶほどでした。中でも、1年生や2年生、ひまわり学級の子供達がたくさん入選していました。
 そして、一人の6年生が、入選した人を代表して、感想文を発表しました。素晴らしい感想文でした。
 その間、前に出ていた子供達は、一人も動くことなく、よい姿勢で立っていました。その他の座っている子供達は、よい姿勢で、真剣に聞きいっていました。
 1年生から6年生まで、それぞれに立派に育っているなと、とっても嬉しく思いました。

   → こちらからその様子を御覧になれます。   

文化の祭典を通して 3

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 この日、引率者も含め、20名を超える教職員が会場に来ていました。佐々木先生を中心に、各学年、各学級において、みんなで指導してきた子ども達です。その頑張っている姿を是非とも見てみたいと、応援したいと、来てくれました。

 そして、発表が終わると、子ども達の成長した素晴らしい姿に直接触れた感動を、ホールのロビーで、学校に帰る道すがら、そして、職員室で、喜びいっぱいに表現し、語り続ける姿がありました。

 「本当に素晴らしかった! 心臓が感動で破裂しそうでした。」
 「もうすごいです。第一声を聞いた瞬間から震えがきたよね。」
 「最初から最後まで、綺麗だった。本当に集中していた。」
 「演奏が終わるや否や、佐々木先生が振り返る前に、もう拍手が起きてたよね。」
 「お世話してくださっていた先生が、NHKコンクール並みだと言われていました。」
 「子どもって、あんなに楽しそうに歌うことができるんですね。」
 「本当にいい顔をしてたよね。」

 先生方の話は尽きません。

 こんな素晴らしい教職員集団が本校にはあります。私は、この先生方のお蔭で、素晴らしい夢を見続けることができています。これ以上幸せなことはありません。先生方に感謝です。

   → こちらから演奏の様子を御覧いただけます。

文化の祭典を通して 2

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 文化の祭典のすべてのプログラムが終わり、建物から出てきた子ども達は、これまでの練習の結果、自分達が目指していた発表をやり遂げたという喜びに、感情を爆発させているように見えました。演奏の直後に、あんなに心のこもった、大きな拍手に包まれ、今までに経験したことのない満足感、達成感を感じているようでした。みんな、とってもいい顔をしていました。そして、楽しそうに、わいわいと話をしながら、学校まで歩いて帰りました。

 学校に到着すると、中庭に4列に座って、佐々木先生、森川先生、清水先生、そして、再び佐々木先生と、お話を聞きました。それは、100%、「頑張ったね。」「よかったね。」という賞賛の言葉でした。途中、大きな拍手が何度も起きました。

 そして、最後に、私が子ども達の前に立った時、70の顔が身動きもせず、140の瞳がじっと私を見つめていました。どの子も、それは、それはいい顔をしていました。ぴしっと背筋の伸びた姿勢で、喜びに溢れた、あんなに美しい瞳に見つめられ、私は言葉が出なくなりました。
 こんな子ども達と一緒に過ごせることの幸せを感じ、感謝の気持ちでいっぱいになりました。素晴らしい子ども達に。ここまで指導してくれる先生達に。学校を信頼し、協力してくださる保護者・地域の方々に。

文化の祭典を通して 1

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 佐々木敦子先生の指揮をする手が静止し、子ども達の歌声がぴたっと止まりました。その一瞬の静寂の後、会場から自然に拍手が沸き起こりました。子ども達が一斉にお辞儀をすると、拍手は更に大きくなっていきました。

   → こちらから発表の様子を御覧いただけます。

 12月10日(土)、文化の祭典(音楽の部)が神崎の川向こうの広島文化学園HBGホールで開催されました。今年も、5年生全員が、本校の代表として参加しました。
 その最初の第一声を聞いた瞬間、その柔らかく、透き通った声に、そして、美しいハーモニーに、鳥肌の立つ思いがしました。一瞬のうちに子ども達の歌う世界に引き込まれていきました。あの広いホールの空間が、子ども達の奏でるハーモニーに満たされ、強弱のしっかりきいた歌声に共鳴し続けました。その中にどっぷりと浸っていることができる幸せ・・・。

 とっても緊張している様子が窺えた子ども達も、トーンチャイムの演奏「パッヘルベルのカノン」が始まると、普段の様子に返ったように思いました。三部合唱「歌声はどこにいくの」が始まると、この5年間で最も難しい曲だったにも関わらず、みんなとってもよい表情で、楽しそうに歌うことができました。伴奏を担当してくれた鈴木君も、誰よりも緊張していたはずですが、素晴らしい伴奏をすることができました。

 練習の時からずっと子ども達を見てきた担任の森川先生は、「今までの中で最高のできでした。」と、私に話してくれました。子ども達が集中して演奏に取り組み、彼らのもっている力を発揮し、彼らの素晴らしさを多くの人に見ていただくことができたことを、森川先生は心から喜んでいるように思いました。

神崎っ子の強み 〜上級生に学ぶ〜

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 神崎小学校では、上級生に学ぶ機会を多く設けています。それが下級生の日常生活の礼儀正しい態度を育て、学びに向かう姿勢を育て、学びを豊かで深いものとする素地となり、学校生活を明るく伸びやかなものとする力になっています。

 1年生は、既に入学前に、小学校で授業体験を行い、今の2年生から、小学生としての学習態度を模範を通して教えてもらい、入学の準備をすることができました。入学してからも、学校探検や運動会の表現、合同音楽などで、2年生から多くのことを学びました。また、2年生、3年生,4年生、5年生、6年生の挨拶する姿を見て、同じように礼儀正しく挨拶をすることができるようになりました。

 3年生は、運動会で、4年生からソーランのあのダイナミックな動きを教えてもらいました。また、4年生が、総合的な学習の時間「温暖化から地球を守ろう」で、グループ毎に調べ、まとめたことを、プレゼンしてもらい、温暖化について、学び方について、発表の仕方について、多くのことを学びました。

 5年生は、運動会で、6年生から組体操の基本を教えてもらい、支えてもらいました。また、6年生の授業を見学させてもらったり、総合的な学習の時間「ぼくたち、私達のKanzaki未来プロジェクト」のプレゼンを見せてもらったりして、授業に向かう姿勢を学び、自分達の学びのゴールについて見通しをもたせてもらいました。

 昨日の学校朝会で、5年生が文化の祭典で発表するトーンチャイムや合唱を聞きました。5年生の姿を一心に見つめながら聴いていた下級生達。終了後、1年生に「皆さんも、5年生になったら、あんな立派なお兄さんやお姉さんになって、あんな立派な演奏や合唱ができるようになるんだよ。」と話すと、みんな見開いた目でじっと私を見つめていました。その顔が驚きと希望で輝いていたように思いました。

 今日はドッジボール大会です。低学年、中学年、高学年毎に、異学年混合のチームで試合をします。その中で、どんな学びが生まれるのか、楽しみにしています。

三つの挨拶に送られて

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 12月6日(火)、昼から出張に出かけました。自転車での出張です。

 駐輪場から北門に向かう途中、渡り廊下で作業をしていた5年生3、4人が、私を見かけると、手を休め、笑顔で「いってらっしゃいませ。」と、普段、聞いたこともないような丁寧な挨拶で送り出してくれました。

 北門に着くと、ちょうど北校舎1階廊下の手洗い場で手を洗っていた1年生の一団が、私を見付け、「あ、校長先生だ!」「いってらっしゃーい!!」と、窓越しに満面の笑顔で手を振り続けてくれました。

 仕事が終わり、学校に向かって河原町公園横を自転車で走っていると、下校中の3年生が、いつもの通り、立ち止まり、丁寧にお辞儀をしながら、「校長先生、さようなら。」と挨拶をしてくれました。とっても素敵な笑顔でした。

 お陰で、元気いっぱいで出張に出かけ、気持ちよく学校に帰ることができました。

 神崎小学校の子供達、大好きです!!

素敵な子供達にたくさん出会いました! 〜修学旅行を通して〜

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 6年生の素敵な姿にたくさん出会うことができました。

 行きのバスの中で、バスレクの罰ゲームをした時です。その時のお題は「校長先生に感謝を伝えてください。」一か月少し前に転校してきた彼は、登校して中庭で、校長先生と挨拶をする時に、いつも元気をもらって、頑張ろうという気持ちになることができていることを、結構長い時間をかけて、語ってくれました。とつとつと語り続ける彼を見ていて、私は、とっても幸せな気持ちになりました。

 1号車、2号車ともに、私の似顔絵を描くレクが行われました。どのグループも、私が気にしているだろうなと思われる部分を、ことさら美化して描いていました。そして、「志高く美しく」といった私が大事にしているキャッチコピーを書いたり、「イケメン」とか「かっこいい」とか、心にもない(?)言葉を添えたりしていました。本当に優しい子供達です。

 東大寺で、名物「大仏の鼻の穴」のくぐり抜けを行った時、一人一人が通り抜けていくたびに、その子の笑顔と、それを応援していたたくさんの子供達のはちきれるような笑顔がありました。

 ホテルで夕食をとっている時、テーブル毎に、本当に楽しそうにおしゃべりしながら食事している子供達。その幸せな気持ちに満たされている子供達の姿を見て歩いていると、私も喜びで胸がいっぱいになりました。

 帰りのバスの中で、DVDを見ていると、音楽に合わせて突然手拍子や歌声が沸き上がりました。驚いて振り返ってみると、はち切れるような笑顔で、体を音楽に合わせて動かしている子供達がいました。何度も何度も・・・。

 バスから降りる直前まで、こんな状態でした。しかし、運動場で解散式が始まると、一瞬にしてきちっとした態度に変わり、迎えに来ていただいた保護者の方々も含めて、しーんとしてしっかりと話を聞く雰囲気を作ってしまう子供達。
 盛り上がる時はみんなでわぁーっと盛り上がり、きちっとする時はきちっとする。一緒にいて、本当に楽しく、安心して見ていられる6年生。私の誇りです。

こんな学校、初めてです 〜修学旅行を通して〜

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 修学旅行が終わりました。この二日間は、私にとって、6年生の素晴らしさを改めて実感させてもらえた、幸せな二日間になりました。その6年生の素晴らしさに、「こんな学校、初めてです。」という声がたくさん聞こえてきました。

○ バスの中でのことです。大阪に近づき、観光ガイドが始まりました。
「新幹線の大きな車庫です。珍しい新幹線も見られます。」「おー!」
「伊丹空港が近くなりました。あ、飛行機が見えますね。」「わぁー!」
「色を塗り直した太陽の塔です。反対側、100mを超える観覧車です。」「おー!」
 説明の度に感嘆の声が上がります。「こんなに感動してくれる学校、初めてです。」

○ 同じくバスの中でのことです。ガイドさんのバスレクで、失敗すると罰ゲームです。「広島の方を向いてお母さーんと叫んでください。「秘密を告白してください。」「先生に感謝の言葉を述べてください。」などと色々ありました。しかし、どの子も、直ぐに、きっちりとやりました。「罰ゲームを、もじもじしないで、こんなに直ぐにやってくれる学校、初めてです。」

○ 東大寺でのことです。今年も、東大寺の専属のガイドさんお二人にお世話になりました。見学が終わった時、ガイドさんが私に言われました。「とっても素敵な子供達ですね。礼儀正しくて、そして、事前にしっかり学んできていて。お蔭で、とってもスムーズに気持ちよくガイドができました。こんなに楽しかったのは初めてです。さすが教育県広島の子供達ですね。来年も、後輩達が来られるのを楽しみにしています。」

○ 一日目が終わろうとする頃、添乗員の方が言われました。「今年の6年生もきちっとしていますね。添乗員としてこんな楽なことはありません。」そして、修学旅行が終わり、お別れする時にも、「素晴らしい子供達で、お蔭で二日間、何もなく無事に過ごせました。ありがとうございました。」

 他にも、学級の全員を他己紹介するバスレクがありました。その紹介の内容が素晴らしかったです。友達や先生方をよく見ていて、それぞれが抱えていることを自分なりに理解し、それを思いやりのこもった短いフレーズで表していました。
 優しく思いやりのある6年生。いつも誰かと一緒にいて、楽しそうに笑顔でおしゃべりしている、とっても仲の良い6年生。自慢の6年生です。

鳥取市小学校長会をお迎えして 〜授業を通して〜

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 11月29日(火)、1年生から4年生は道徳の時間、5年生は文化の祭典に向けての合同音楽の時間、6年生は広島市の言語・数理運用科と英語科を公開しました。
 鳥取市小学校長会の先生方と一緒に、広島市教育委員会の方々も全学級の授業を参観されました。
 参観後、校長先生方から、凛とした雰囲気の中、学びに向かう姿勢が育っており、感動したとのお話をいただきました。

 また、市教委の一人の課長が、参観後直ぐに、私に次のように話してくださいました。

○ 廊下に掲示してある絵を見ると、子供達を型にはめるような指導がされておらず、伸び伸びと自由に自分を表現している様子が窺えた。
○ 授業の中では、一生懸命に自分の考えを表現しようとすると同時に、友達が発表する時には、必ず友達の方を向いて、最後まで話を聞こうという姿勢が、どのクラスにも見られた。
○ 朗唱や合唱で、相手に気持ちが伝わるようにしっかりと声を出すということが、自分を積極的に表現しようとする態度に留まらず、相手の表現を大切にしようとする態度の育成につながっているのではないか。
○ 朗唱、全校合唱、教室での学ぶ姿勢、どの姿を見ても、子供達が大変よく育っていることが分かった。

 私は、常々、先生方に、道徳というものは、押し付けられ、強制され、型にはめられるようなものではなく、自然で、のびやかで、易簡で、美しいものだと話してきました。ですから、この課長が話して下さったことは、私にとって、大変嬉しいものでした。

 また、先生方の姿を見られて、「神崎小学校の全ての教職員の方々、どの方からも充実感を感じておられることが伝わってきて、とても輝いていました。神崎小で働くことに『誇り』をもっておられるように思います。」と話されました。別の一人の課長も、児童を引率している先生方が、先生方の方から課長達に挨拶をしてくれたことを、大変感動したと話してくださいました。

 校長として、これ以上に嬉しいことはありません。先生方に感謝!です。

鳥取市小学校長会をお迎えして 〜朗唱と全校合唱を通して〜

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 11月29日(火)、鳥取市小学校長会の視察を受ける機会をいただきました。

 はじめに体育館で、全校による朗唱「神崎っ子の朗唱24編」と、全校合唱「アクロス ザ ロード」を聴いていただきました。

 発表が終わった時、鳥取市小学校長会を代表して、一名の校長先生に感想をお話ししていただきました。朗唱する子供達の凛とした姿と声、そして、全児童による美しい歌声に感動して、言葉が出ないと、気持ちのこもった賞賛の言葉をいただきました。

 その時、私も、鳥取市の校長先生方と同じように、いや、それ以上に、感動というか、衝撃を受けていました。
 実は、私は、子供達が学年毎に全員で朗唱するのを一度も聴いたことがなかったのです。朗唱は各学級でするのが基本で、学年全体でするのは初めてでしたので、1回か、2回か、全校による練習を行いました。しかし、公務の都合により、私は一度も練習に立ち会うことができませんでした。というか、この歓迎の会は、計画から準備、実施まで、すべて、先生方にお任せという状況だったのです。

 私は、本校の先生方の力を100%信じています。今回もそうでした。
 そして、想定していた以上の、200%の素晴らしい子供達の姿を、先生方の姿を観せていただきました。

 校長先生方が入場された時、1年生から6年生まで、そして、先生方にも、程よい緊張感があり、落ち着いた雰囲気がありました。
 そして、1年生の朗唱が始まると、1年生の素晴らしい声と態度に、一瞬のうちに凛とした空気に高まっていきました。学年が上がっていくにつれ、朗唱の内容だけでなく、声や立ち姿の質が益々高まっていくのが感じられました。

 この日、広島市教育委員会からも、3名の課長を初め、視察に来られていました。校長先生方同様に、涙をこらえ、拭いながら、聴いてくださっていました。

 このように感動を与えることができることは、素晴らしいことだと思います。
 信頼するに足る、本当に素晴らしい子供達、そして、教職員達!
 輝いて見える彼ら一人一人に心から感謝いたしました。

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住所:広島県広島市中区舟入中町1-36
TEL:082-293-1925