最新更新日:2024/05/17
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校訓「志高く 美しく」のもと、できる喜びや、花と本と歌声の溢れる学校を目指す、神崎小学校のホームページへようこそ!! 「笑顔輝け! 神崎っ子運動」 躾の三か条、神崎っ子の誓いにみんなで取り組みましょう!

厳寒の中、梅の蕾が膨らんでいます!

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 立春を過ぎたというのに、1月の下旬から今日まで、日本列島は「超一級の寒波」、「数年に一度の寒波」と呼ばれる程の寒気の影響で、広島も厳しい寒さに襲われています。庭では、花木は葉を落とし、小さな芽は花開く春を夢見ながら風雪にじっと耐えています。

 この姿に私がいつも思いを馳せるのは、雛祭りに華やかな彩りを添える桃の花でも、春の喜びを全身で伝える満開の桜の花でもありません。それは、二月の凛として澄み渡った寒気の中、仄かな香りを漂わせながら、美しい花を咲かせる梅の木の姿です。
その傍らに立つ時、にっこりと微笑んでいる梅の木に語りかけられているかのような錯覚に陥る時があります。
 「人生には、身も心も凍えてしまう程に辛く苦しい時もありますよ。しかし、どのような逆境にあっても、耐えるべき時にはじっと耐え、誰よりも先に春の訪れを告げ、ふくよかな香りで人々を包み込める人になってくださいね。」
 苦難、逆境は誰にでも訪れます。それに正しく処する時、私たちは志をより確かなものにすることができます。「私」という美しい花を咲かせる力を蓄えることができます。そして、梅の花のように、誰よりも先に春の訪れを告げ、ふくよかな香りで人々を包み込むことができる「私」になれるのです。

 同志社英学校(後の同志社大学)を興した新島襄先生は、このような梅の姿を一つの詩に詠われました。

 寒梅
庭上(ていじょう)の一寒梅
笑って風雪を侵(おか)して開く
争わず 又 力(つと)めず
自(おの)ずから百花の魁(さきがけ)を占(し)む

(【大意】暦の上では既に春というのに、未だ寒さの厳しい中、庭先の一本の梅の木が、凍えるような風や雪に耐えながら、にっこりと微笑むように花を咲かせた。一番に咲こうと、ほかの草木と競い、争っている様子もなく、また、独り力んでいる風もなく、あらゆる花の魁となって咲いているよ。)

 5年生の朗唱の一つに選んでいるこの詩を、より実感的に理解し、深く味わい、身に付けて欲しいと願い、昨年、中庭に紅梅と白梅を植えました。この寒さの中でも、蕾が膨らみ、小さくて茶色一色だった外皮に、赤や白の色を付けています。花が開くのも、もう間もなくです。

これが本校の教職員の力です!

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 2月6日(火)、学校朝会でのことです。

 初めに、2月の生活目標「短く はっきり よい返事」について、生活部から指導がありました。子供達は、学年毎に「短く はっきり よい返事」を実演しそれぞれ褒めてもらったり、学校朝会のような特別な機会にできるだけでなく、普段の何気ない生活の中でも意識してできるようになることが大切であることについて指導を受けたりしました。

 そして、その後のことです。今日は、文集ひろしま、校内書道コンクール、体力優秀賞の3つの表彰がありました。その際、それぞれの担当の先生が、全員、「先ほど、生活目標の『短く はっきり よい返事』について指導があったように、名前を呼ばれたら、きちんと返事をしましょう。」といった一言を添えて、受賞者の呼名をしたのです。勿論、閉会を行った司会の先生も同じです。

 一つの指導が、点で終わらず、線となり、面となっていく。一つの指導の場を受けて、その後、4名がそれに関連付けた指導を行いました。それを行う教員集団であることが、本校の様々な成果を生み出している要因であると、改めて実感しました。
 本校の素晴らしい教職員集団を誇りに思っています。

心が通い合った嬉しい瞬間

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 今週、来週と、1年生の道徳の授業をもとに、低学年ブロックで授業研究を行っています。昨日、2月5日(月)には、1年3組の道徳の授業を観させてもらいました。

 最初から最後まで、子供達は集中して子供を思う親心について考え、書いたり発表したりして深めていました。半年前に比べて、一人一人がそれぞれに立派に成長している様子を見ることができ、とても嬉しく思いました。
 その中に、とりわけ心に残った子供がいました。45分間、こわいほど真剣な顔で学習に取り組んでいた子供です。

 2月6日(火)の朝、寒気の中を登校してきたその子を見つけました。挨拶を交わした後、私は「昨日の授業、とってもよく頑張っていたね。校長先生、すごいなと感心したよ。」と気持ちを伝えました。
 正面に相対していた時は、笑みも浮かべず少しうなずいただけでしたが、私の横を通り過ぎた瞬間、前を向いたままの横顔が、破顔一笑、嬉しさいっぱいの笑顔に変わったのを見ました。
 きっと、自分でも、「頑張ったぞ。」という気持ちがあったのだと思いました。
 心が通い合ったような、とっても嬉しい瞬間でした。

異学年に学ぶ取組の成果 〜6年生「神崎未来プロジェクト」の発表を通して〜

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     答える6年生          質問する5年生

 1月31日((水)の5校時、6年1組、2組の教室で、5年生の全児童と、地域の方や保護者をお招きし、総合的な学習の時間「神崎未来プロジェクト」の発表会を行いました。
 6年生による「神崎未来プロジェクト」の取組は、本年度で4回目となります。どのグループも、これまでの学習や経験の積み重ねが活かされた素晴らしい発表でした。音声的にも、視覚的にも、大変分かり易く、発表する力も育っているなぁと思いました。
   → こちらから発表の様子を御覧ください。   

 このように、6年生のこれまでの取組と発表については、ここで改めて詳しく述べるまでもありませんが、今年、それに加えてよくなったなぁと思ったことがありました。それは、「異学年に学ぶ」ことが、かなりよくできるようになったことです。

 私が参観していた学級では、最後に、担任が「プレゼンを聞いての感想や、6年生に聞いてみたいことを発表してください。」と5年生に振られました。
 6年生の発表に圧倒され気味だった5年生、どうするかなと見ていると、次々と手が挙がりました。そして、感想だけでなく、「いつ頃から取組を始めたのですか?」「どのようにしてテーマを決めたのですか?」などの質問や、「来年、自分達がやる時に生かしたいと思ったことは・・・。」といった、今の自分達の学習に生かそう、来年度に自分達が取り組むときの参考にしよう、という姿勢が強く感じられました。
 また、質問を受けた6年生も、さっ、さっと手が挙がり、しっかりと答えていったのです。表情や発言内容に、余裕や自信さえ感じられました。

 1年生と2年生、3年生と4年生、5年生と6年生、保育園と1年生、中学生と6年生、また、学校全体でと、様々な形で取り組んでいます。その成果の一端がこのような形で見られ、嬉しく思いました。
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