最新更新日:2024/05/24
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校訓「志高く 美しく」のもと、できる喜びや、花と本と歌声の溢れる学校を目指す、神崎小学校のホームページへようこそ!! 「笑顔輝け! 神崎っ子運動」 躾の三か条、神崎っ子の誓いにみんなで取り組みましょう!

卒業式の歌の全体練習で

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 3月13日(火)の5校時、卒業式の歌の全体練習が行われました。練習中、驚きの体験をしましたので、紹介します。

 Stand Alone の練習が始まってしばらくした時、先生方が突然ざわめき始めました。前と後ろで、歌がずれるというのです。私の記憶にはないことで、びっくりしました。
 原因は、後ろの4年、5年の児童に、ピアノ伴奏が聞こえなかったことでした。
 この日は、音楽専科の藤川教諭が全体指導をしますので、その間、ピアニストの沖中さんにわざわざおいでいただき、伴奏をしていただいていました。そのスピーカーから流れてくるピアノ伴奏が、合唱が最も盛り上がる部分になると、子供達の歌声にかき消されて、聞こえなくなっていたのです。
 当然のことながら、藤川教諭と沖中さんの伴奏のテンポが微妙に違っているわけですから、沖中さんのピアノ伴奏を聞きながら歌う6年、1年、2年と、伴奏が聞こえないのでこれまで練習してきた藤川教諭のテンポで歌おうとする4年、5年の児童の歌声がずれてしまうのは当たり前のことです。

 実際に卒業生の花道を後ろから前へと少しずつ歩いてみると、5年のそばでは勿論のこと、4年、3年の辺りでも、歌のさびの部分になると、あの高音の歌声が激しく空気を振動させて、ピアノ伴奏が全く聞こえなくなりました。
 こんなことが起きるんだ、こんなにまで子供達の歌声が育っているんだと驚きました。

 想定外の事態にスピーカーのボリュームの調整に苦労している担当の先生方には申し訳ありませんでしたが、私の心は喜びでいっぱいでした。

  → こちらから練習の様子を御覧いただけます。

「お父さんが梅の花のにおいをかいでおいでって」

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 3月14日(水)、中庭で登校している子供達を迎えていた時のことです。
 1年生の男の子が挨拶をした後、私に更に近付き、言いました。
 「校長先生、お父さんが梅の花のにおいをかいでおいでって言いました。梅のにおいをかいでいいですか?」
 私を見上げる目が、とってもかわいかったです。

 「そうですか。それはよかった。しっかりかいでくださいね。」
 私は、嬉しくなって、彼と一緒に、紅梅、そして、白梅と一緒に行きました。
 彼は、紅梅、白梅に近付き、鼻を寄せて深呼吸しながら
 「あぁ、いいにおい!」
とつぶやきました。

 素敵な声掛けをしてくださったお父さんに、感謝の気持ちでいっぱいになりました。

「庭上の一寒梅」と中庭の紅梅 〜豊かで深い学びを〜

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 3月に入り、一気に春の陽気となりました。中庭では、満開になった紅梅と白梅に挟まれて、寒さに凍えていたパンジーが元気を取り戻し、黄色や紫色の光を投げかけています。また、プランターいっぱいに咲きこぼれるように、サクラソウがピンクや赤、白の花を咲かせています。

 3月13日(火)、登校してくる子供達に、そのかわいらしい花を紹介していました。
 ある5年生の4人組にサクラソウのプランターを示した時です。その中の一人が、サクラソウを見ながら「ああ、いい香り!」と言いました。
 その声を耳にした私は、「その香りは、サクラソウではないんだよ。それはね、こちらの梅の花の香り。5年生の朗唱にある『庭上の一寒梅』だよ。」と、そっと訂正しました。
 すると、彼女達は、「あぁ! あの寒梅!」と素早く反応し、紅梅の方に駆け寄ると、「ああ、いいにおいだね。」と言いながら、しばらく紅梅の側に立って花を見ていました。

 詩文の言葉と本物の紅梅の姿、香りが、子供達の中で結び付いた一瞬でした。

 より豊かで、より深い学び、理解を生み出すために、こうした体験、感性の世界を大切にしたいと考えています。

鳴門教育大学の視察を受けて

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 3月8日(木)、鳴門教育大学教授阪根健二先生ら10名と、教育センター指導主事2名が本校を訪問されました。

 10時30分から本校の取組について私から説明を聞いていただいた後、11時25分から4校時いっぱい、各教室を回り子供達や先生方の様子、学校の様子を御覧いただきました。参観のスタートは、体育館で卒業式の練習をしていた6年生による朗唱や合唱で、その後、1年生、5年生、4年生、ひまわり学級、2年生・3年生と参観していただきました。
 その途中、廊下に置いてある雑巾がけや児童用ロッカーだけでなく、掃除ロッカーの扉を自由に開いて掃除道具の整頓の状況を見ていただきました。どこもきちんと整頓されていました。(と思います。)

 校長室に戻られた先生は、開口一番、「これが学校だ、というものを見せていただきました。」と大変ありがたい感想を述べてくださいました。
 また、参観者の皆様から、おおむね次のような感想、意見をいただきました。

○ 6年生の朗唱と合唱は圧巻でした。6年生が一人残らず大きく口を開けて発表していること、あの声、あのテンポで、あそこまで合わせて朗唱ができることに感動しました。合唱はもう出来上がっていると思いました。
○ あのおように6年生が育っているのは、1年生の時からきちんとした指導を丁寧に積み重ねられておられるからだ、ということが参観させていただいて分かりました。
○ たくさんの子供達が挙手し、しっかりと発表していたのが素晴らしかったです。
○ どの教室も、明るい雰囲気で、子供達がしっかり発言していました。特に、道徳の時間というと、かしこまった堅苦しいイメージしかありませんでしたが、あんな風に授業を進めればいいのかと、大変勉強になりました。
○ 先生方が、部の提案などをきちんと受け止められ、それに学年や学級で少しずつ工夫を付け加えながら取り組んでおられるのが分かりました。教職員みんなが同じ方向を向いて丁寧に指導を行われていることが、掲示物や握力用グリップの整備などによってよく窺えました。
○ 小さな、当たり前のことを、きちんと積み重ねていくことが本当に大事だなと思いました。

第1回卒業式全体練習に思う

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 3月9日(金)の10時30分から、本年度最初の卒業式全体練習が行われました。生活部長による、卒業式の臨む心構え、服装、座り方・立ち方の指導、呼びかけ、国歌、校歌の練習など、密度の濃い内容のものでした。

 御存知の通り、本校では1年生から5年生までの全児童が在校生として卒業式に参加します。初めて卒業式の全体練習を行う1年生が、1時間、立派な態度で練習を行うことができました。1年生用の小さな折り畳み椅子に背筋を伸ばして座っていました。横から見ると、床に付けた足が揃って動かず、とてもきれいでした。頭も動かず、私語など少しもありませんでした。歌や呼びかけも、お世話になった大好きな6年生のために頑張っているぞ!という気持ちが伝わってくる素晴らしいものでした。

 卒業式を経験している2年生以上の子供達が立派だったのは、言うまでもありません。
 歌の練習では国歌を久しぶりに歌いました。息継ぎをしないでつないで歌うようにと、随分前に指導されたことをちゃんと守って歌っていました。体育館中に高音が美しく響く、とても素敵な国歌斉唱でした。

 もう言うこと、指導することは何もないと私は思いますが、本校の先生方は、ここがスタートで、これから各学年、各学級で同じ方向を向いて指導が行われ、多くの人に感動を伝え、自分も達成感をもつことができる卒業式が生まれます。
 先生方が、1年生の時から、1年1年、きちんと指導が積み重ねられてきた結果です。子供達が、1年生の時から、上の学年の模範に学びながら、一生懸命努力をし続けてきた結果です。
 先生方や子供達に感謝です。

 練習が終わり、職員室に戻られた先生方の間では、この子供達について、「もう一回目から出来上がっているよね。」「すごいよね。」「これまでの1年1年の積み重ね、指導や経験の積み重ねのお陰よね。」と、話が弾んでいたそうです。
 指導に手ごたえを感じ、子どもの成長・変容を実感している先生方を見ることができることは、この上ない喜びです。

「6年生を送る会」に思う 5

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4年生
 ♪「いーつのー ことーだかー おもいだしてごーらんー」
  「6年生」
  「再び2クラスとなりました。」
  「そして、お二人のイケメンな先生と出会いました。」
   (お面のイケメン登場)
     お面の人 適当に歩く→お面を上げる→自分の場所へ帰る
  「話の途中に動き出す瞬発力は、他の学校に負けません。」
  「困っている人を見つけたら、直ぐに助けることができます。」
  「これはまさに、スーパーヒーローです。」

5年生
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 「どうも、さわやかな挨拶、美しい歌声。神崎っ子です。
  もうすぐ卒業する6年生のみんな。
  このまま神崎小学校にいられると思ってない?
  ハッ。(笑)だめ6年生。
  じゃあ、質問です。
  放課後、ずっと学校に残って勉強したいと思います?」
 「残らない。出るの。
  想像してごらん! 未来はまぶしすぎて見えないから!」

ブルゾン2
 「ほら! 朗唱、朗唱!
  え? 朗唱の言葉が難しすぎて、意味が分からない?
  ハッ。(笑)朗唱は昔の偉い人の言葉ばかりよ!
  意味を知ろうとしている時点で、素晴らしいわ!
  じゃあ、質問です。
  おでんのイカの味をよりおいしくするにはどうしますか?」
 「染み込ませるのよ。イカといっしょ!
  とにかく言い続ければ、自然と自分に染み込んでいくから!」

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 「森川先生! 清水先生! 仕事、仕事!
  え? クラスの人数が多すぎて、宿題を見ることができない?
  ハッ。(笑) ダメ先生。
  じゃあ、質問です。どうしてもほしいものを買いに行って、
  行列ができていたらあきらめますか。」
 「行列と一緒! 我慢して忍耐力をつけるしかないの!
  だって、6年生は1クラスに何人いると思っているの? 35人!」

「6年生を送る会」に思う 4

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<メッセージ・演技(抜粋)>

1年生
 「おおきくなるっていうことは
  たかいところからとびおりられるってこと。
  それもそうだけど
  とびおりてもだいじょうぶかどうか
  かんがえらえるってことも
  おおきくなるっていうこと。」
 「おおきくなるっていうことは
  ゆめにむかって
  いっぽ ふみだすってこと。」

2年生
 「わーーーーい! ぼくたちと あたしは
  神崎大好き少年少女だよーーーー!
  神崎って、最高だよねーーー!
  ふぅーーーー!」
 「こんなぼくたちとあたしは〜、
  神崎大好き! 6年生大好き少年・少女 でしたーーー!」

3年生
 入学式
  「私達は、1年生を気遣う6年生の眼差しから
   やさしさを教わりました。」
 運動会
  「私達は、6年生の堂々とした組体操の演技から
   やり遂げる心の強さを教わりました。」
 オリエンテーション大会
  「私達は、下級生を引っ張る6年生の振る舞いから
   リーダーシップを教わりました。」
 卒業式
  「私達は、その姿すべてから
   最上級生としての立派な態度を教わるでしょう。」

「6年生を送る会」に思う 3

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  6年生が校章旗を    校章旗が中央に  5年生が引継ぎました

 こうした神崎っ子が育っているのは、保護者や地域の方々、先生方のお蔭であることは言うまでもありませんが、下級生がすべてにおいて最高学年である6年生の模範となる姿を見ながら学校生活を送れることを忘れてはならないと考えています。

 上の学年の姿を見ながら「神崎っ子」としてのあり方を学べる子供達は幸せです。そんな子供達と共に学べる私達教職員も幸せです。

 神崎のよさ、伝統を、年々確実に継承していく素地ができつつあることを、嬉しく思い、感謝している毎日です。

「6年生を送る会」に思う 2

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 他にも、素晴らしいなぁと思ったことが三つあります。

 一つ目は、こうした出し物をしている時の動き、表情と、開会、閉会の態度や、移動や初めと終わりの挨拶をする時の態度とを、ぱっぱっと切り替えることができることです。静と動、自制と発散、といったメリハリをつけて行動できる子供達の姿を見ることができました。

 二つ目は、在校生の子供達の6年生に対する言動や拍手、態度を通して、6年生に対する親しみの情、感謝の念、なんとしてでも6年生を楽しませてあげたいという思いを感じ取ることができることです。

 そして、三つめは、後で紹介しますが、在校生が6年生に贈ったメッセージの中に、本校が大切にしている教育内容に関係するものがたくさん盛り込まれるようになったことです。

 先生方や子供達の思いが、校訓や学校教育目標が示すところに向かって確実に流れていることを感じることができました。
 そんな子供達の発表に、参観者のお一人から「各学年ともに、そのクオリティーの高さにびっくりしました。」と子供達への賞賛の声をいただきました。

「6年生を送る会」に思う 1

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 3月2日(金)の3、4校時に「6年生を送る会」を行いました。

 実は、私は、毎年、「6年生を送る会」を見る度に、ホッとするのです。なぜでしょうか?

 この5年間、「校訓」「躾の三か条」「神崎っ子の誓い」「神崎っ子の朗唱」を柱に道徳教育を推進し、落ち着いて前向きな授業時間の態度や、学校朝会などに凛とした雰囲気を生み出すきりっとした姿勢、神崎式の挨拶を行う礼儀正しさなどが育ち、それに伴って学力も高まり、地域の方々から、また、教育関係者の先生方から、高い評価をいただけるようになりました。
 私は、そのことを有難く感謝すると同時に、人生をたくましく生き抜くために必要な「覇気」が子供達に身に付いているだろうかと、いつも心配しているのです。

 そのような不安を少し軽くしてくれていたのが、「6年生を送る会」などの行事で見られる子供達の姿でした。

 今年も、「やる時はやる!」、そんな子供達の姿を見ることができました。
 あたたかくて、張りのあるよく通る声。明るく楽しそうな表情。躍動感あふれる動き。多くの児童、参観者を前にしても物おじしない演技。やる時はちゃんとやってくれるなぁと、安心しました。

いよいよ春が

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    2月20日      2月28日      3月1日

 3月1日(木)、3月になりました。今週に入り、あの朝の厳しい寒さが少し緩んできました。そして、昼には気温が10度を超えるようになり、とても暖かく感じるようになりました。
 今週の初め、北校舎の裏側にある木々の間から、鶯の鳴き声が聞こえたそうです。また、中庭では、2月の最後の日に、遂に紅梅が一輪、花を開きました。花壇では広島菜が黄色い花を咲かせ始めました。チューリップやスイセンなどの芽が伸び始めました。
 いよいよ待ちに待った春の訪れです。
 これから6年生を送り出し、新1年生を迎えようとしている神崎小学校。笑顔いっぱい、花いっぱいの、もっともっと楽しく美しい学校にしていきたいなと思っています。

上の学年の姿に学び続ける神崎っ子

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 2月27日(火)に、竹本先生をお招きして音楽朝会を行いました。卒業式で全校合唱する「Stand Alone」を指導していただきました。

 竹本先生は、美しい歌声、聞く人を感動させる歌声を生み出すには、その源となる心、思いが必要であると常々指導され、それを「いい顔、いい声、いい心」と短く表現されています。お世話になった大好きな6年生を心を込めて送り出したいという思いを引き出すために、6年生に手を引いて連れて行ってもらった遠足のことなど色々なお話をされましたが、その中に、1年生から5年生に向けてた次のようなお話がありました。
 「1年生は、とっても素敵な歌声で歌えるようになりましたね。それは、6年生のお兄さん・お姉さん達が、あんなに素晴らしい歌声と態度で歌う姿を見てきたからなんです。それを1年、1年、積み重ねていって、やがて、この6年生と同じように、卒業式でこのひな壇に立つのです。」

 校長室に戻ってからも、次のように話してくださいました。
 「これからも入学してくる子供達は、6年生から2年生の立派なあの歌声を聞き、あの態度を見ながら育つのですから、これからも大丈夫ですよ。」

 本校では、異学年に学ぶこと、特に上の学年に学ぶことを大切にしています。それを可能とする範たる上級生がいてくれることを嬉しく思い、感謝しています。
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