最新更新日:2024/05/01
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校訓「志高く 美しく」のもと、できる喜びや、花と本と歌声の溢れる学校を目指す、神崎小学校のホームページへようこそ!! 「笑顔輝け! 神崎っ子運動」 躾の三か条、神崎っ子の誓いにみんなで取り組みましょう!

「神崎っ子の朗唱24編」について

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 神崎小学校では、校訓「志高く 美しく」の通り、夢や志をもち、その実現に向けて邁進する子どもを育成するため、「徳性の涵養を本体とし、まちぐるみで進める“志を育てるキャリア教育”」を目指し、取組を進めています。

 「笑顔輝け! 神崎っ子運動」の柱である「躾の三か条」と「神崎っ子の誓い」は、それぞれ「躾という生涯に渡り役に立つ基本的な態度の育成」と「人生を貫く指針となる考え方や姿勢の育成」を目指すもので、本校が目指す教育の基盤となる大事なものです。
 学校では、この2年間、「躾の三か条」や「神崎っ子の誓い」に関連付けた生活目標や学習規律の徹底を図ること、人生の指針となる詩文の朗読・暗唱を行うこと、民話・伝記・歴史を重視した読書指導を行うこと、地域行事や奉仕活動への参加を奨励することなどを進めてまいりました。

 こうした取組を受け、平成27年度には、これまで行っていた詩文の朗読・暗唱をより系統的・計画的に進めるため、既に学年便りでお知らせした通り、「神崎っ子の朗唱 24編」を始めることにしました。
 24編の詩文は、「神崎っ子の誓い」に関係のあるもので、子ども達の心に根ざし、子ども達の生涯に渡る道標(みちしるべ)になることを願って選びました。これを各学年に4編ずつ配置し、3ヶ月に1編ずつのペースで、朝の会の始めに、声を揃えて高らかに朗唱していきます。すべての子ども達が、24編の詩文を確実に習得することができるよう、6年間を通してじっくりと学んでいくこととしています。

 日本では、江戸時代まで、素読という指導方法が重視されていました。それは、「論語」や「孟子」、「大学」、「中庸」といった古来より大事にされてきた書物を、先生の後について朗読するというものです。毎日声に出して読むことにより、言葉を自然に覚えていきました。人としての生き方について、価値ある言葉を、体に、心に自然に染み渡らせ、血とし、肉とすることができました。
 こうした教育の結果、幕末から明治初期に来日した多くの欧米の識者は、当時の日本の人々の穏やかな人となり、礼儀正しさ、清潔さなどに感銘を受け、「東洋の君子国」と賞賛しています。

 小学生にとっては言葉が難しすぎるのではという御心配もあるかと思いますが、これまでの本校での2年間の取組をみますと、子ども達は、思いのほか無理なく受け止め、早々に暗唱できるようになっています。文意についても、「読書百遍、意自ずから通ず」と言われる通り、何度も何度も読み続けていく内に、だんだんと分かってくるようです。
 勿論、新しい詩文を朗唱するときは、簡単に語句や文の意味を指導します。また、年間を通して、道徳の時間を中心に、学校の教育活動全体において、これらの詩文に関係付けた指導を行います。
 「礼儀正しく、明るく、そして、自然に」をモットーに、進めていきたいと考えています。

 将来、子ども達が、人生の岐路に立った時、何か問題に直面した時、こうして身に付けた言葉が心に浮かび、子ども達を支えたり、進むべき方向を示したりするようになることを願っています。

  → こちらから全体構想図を御覧になれます。(「志高く美しく」生きる子どもの育成を目指し 〜躾の三か条・神崎っ子の誓い・神崎っ子の朗唱24編を核に〜)

桜の花道を登校する子ども達

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 4月17日(金)、既に満開となった八重桜の花びらが散り始め、朝には歩道が桃色の花びらでとってもきれいでした。掃くのを止めました。

 子ども達が歩くと、足元に桜吹雪が上がります。積もっている花びらを取っては、空に向かって投げる子どももいます。

 とっても穏やかで、素敵な登校風景でした。

 今日は一日、暖かな春の日和となりました。

1年生の挨拶が変わってきました!

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 4月17日(金)、朝、正門前で、手をつないで登校してきた6年生のお兄さんと1年生の妹に出会いました。
 お兄さんは、立ち止まり、頭を下げて「おはようございます。」と挨拶をしました。妹は、ニコニコ笑顔で「おはようございます。」と手を振ってくれました。
 私の側を通り抜けると、お兄さんが妹の顔を覗き込むようにして、話している声が聞こえてきました。
「ちゃんと立ち止まって、お辞儀をするんだよ。」
 とても優しい声、穏やかな表情でした。

 1年生の挨拶が、少しずつ「神崎っ子の挨拶」に変わってきました。私の前を挨拶をしながら歩いていた1年生ですが、ちゃんと立ち止まって挨拶をする子が増えてきました。
 きっと、このお兄さんのように、上級生が挨拶をしている姿を見ながら、学んできたのだと思います。とても素晴らしいことだと嬉しく思いました。

確実に成長していく子ども達

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 朝、大好きなお父さん、お母さんとの別れがつらく、泣いていた1年生。

 14日(火)には、お父さんではなく、1年生の友達と手をつなぎ、正門を通ることができました。ちょっと涙目で私を見上げながらも、そのまま靴箱の方へ歩いていきました。少し離れてついて来ておられたお父さんは、門柱の側に立ち、黙って見送っていらっしゃいました。
 「1年生は、日毎に成長の様子が分かりますね。」と言うと、「そうですね。」と、にっこりされました。

 15日(水)には、お父さんの付き添いはなく、1年生の友達と手をつないで、登校してきました。私を見上げた目は、まだ涙目のように感じましたが、ちゃんと登校出来ました。

 そして、16日(木)、1年生の友達と手をつないで登校してきました。私のそばを通る時、今までと同じように私の顔を見上げました。しかし、その目は、今までと違って、「もう泣いてないぞ。」と言っているようでした。凛々しく感じました。

 このように、1日、1日と成長していく1年生の姿を、毎日、各教室で見ることができます。とても幸せです。

自立の階段を上がっていく1年生

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 4月10日(金)、正門前で、お父さんと一緒に登校してきた一人の1年生と知り合いになりました。彼は、お父さん、お母さんが大好きで、二人と別れて学校に行くのがとてもつらかったのです。お父さんの手を離さず、涙を流していました。
 お父さんもつらかったと思います。お父さんは、それはそれは優しい眼差しで彼を見つめながら、励まし続けていました。そして、最後に、しゃがみこむと、同じ高さになった彼の目を見つめ、「お父さんがぎゅーっとしたら、行けるかな。」と言いました。そして、彼を抱きしめました。とってもすてきなお父さんでした。

 お父さんのパワーをもらった彼は、お父さんの手を離し、一人正門を入っていこうとするのですが、どうしてもお父さんの側に引き戻されてしまいます。
 そばで見ていた私は、思わず、「じゃ、校長先生もぎゅーっとしてあげよう。」としゃがみ、彼を抱きしめました。そばにおられた何人かのお母さん達が、「うゎー、いいね。」「校長先生のぎゅーなんて、特別よ。」と励ましの声を掛けてくださいました。
 その後、彼は、涙を流しながらも、私と手をつないで、振り返り振り返りしながら、靴箱の方へ行くことができました。

 そして、4月13日(月)、正門前でお父さんに連れられた彼に出会いました。今日も、お父さんと別れるのがつらい様子です。
 しかし、今日の彼は違っていました。お父さんの言葉に励まされると、自分から手を離し、涙を流しながらも、振り返り振り返りしながらも、友達と一緒に靴箱の方へ行くことができました。一段、成長した彼の姿がありました。

 親の愛情をたっぷり受けて育った子どもも、いつか必ず親元を離れ自立しなければならない時がきます。その成長のステップを、子ども達は一段ずつ確実に上がっていきます。私達は、親も、教員も、それを信じて、励まし、見守り続けるのです。

新1年生、初めての授業に臨む

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       1組              2組            3組

 4月8日(水)、入学式を終えた新1年生は、記念撮影を済ませると、それぞれの教室に入り、初めての授業に臨みました。
 私が訪れた時には、どの学級も、「躾の三か条」に関連して、靴箱の靴の揃え方や授業の初めと終わりの挨拶の仕方、返事の仕方について指導が為されていました。
 その他にも、色々なことについて指導がありましたが、一人の例外もなく、全員がとてもよい態度で先生の話を聞いていました。
 先生達も、楽しそうに話をしていました。

 やる時には、きちんとやることができる子ども達。これからが楽しみです。

入学式を迎えて

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 4月8日(水)、75名の新入生と保護者、御家族の方々を迎え、入学式を実施しました。
 入学を祝うために、20名を超える来賓の方々がおいでくださいました。また、PTA会長をはじめ、本部役員の方々が御支援くださいました。
 曇っていた空も、式が始まる頃には、入学を祝うかのように、晴れてきました。

 式では、改めて、2年生から6年生までの子ども達の成長した姿に感動しました。特に、2年生は、入学してきた新1年生を目の前にして、昨日の始業式の時に比べ、また一段と立派な態度で式に臨んでいました。一人ひとりが、自分の力で、30分の間、きちんとしていました。その様子から、新1年生を迎え、お兄さん・お姉さんになったんだという自覚、自尊心が感じられました。
 新1年生も、入学して初めて経験となる入学式でしたが、私語もなく、大きな動きもなく、とても立派に過ごすことができました。背筋を伸ばし、両手を膝に置き、話す人をしっかり見て、という思いが、その姿からひしひしと伝わってくる子どもが、たくさんいて、とても嬉しく思いました。

 そんな思いを込めて、お祝いの言葉を述べました。

<祝辞の概要>
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 七十五名の一年生の皆さん、入学、おめでとうございます。
 神崎小学校では、二年生から六年生までのお兄さんやお姉さん、そして、たくさんの先生方が、皆さんに会える日を待ちわびていました。
 一年生の皆さんを見ると、全員の顔が校長先生の方を向き、目がきらきらと輝いて、とってもきれいです。椅子に正しく座り、背筋もぴんと伸び、おしゃべりもありません。「今、こうしなければいけない」と分かっていることをきちんと行えるのは、大変立派なことです。
 そんな立派な皆さんが、これからもっともっと立派な人になることが出来るよう、頑張ってほしいことを一つだけ話します。よく聞いてください。

 それは、「自分から挨拶をする」ということです。
 朝、起きたら、必ず、お家の人に自分から先に「おはよう!」と挨拶をしましょう。学校に行く途中、皆さんを見守ってくださっている地域の方にお会いしたら、学校で先生や友達に会ったら、自分から先に「おはようございます!」と挨拶をしましょう。
 挨拶は「自分から先に」というのが大切です。これが出来るようになると、自分からやろうとする強い心が育ちます。そして、どんなことでも、熱心に、一生懸命に行える人になることができます。だから、自分から挨拶できる人は、立派な人になること間違いなしです。
 皆さん、しっかり努力して、神崎一の挨拶名人になってください。

 それでは、これからお家の人にお話をしますので、静かに、よい姿勢で待っていてください。

 保護者、御家族の皆様、お子様の御入学、おめでとうございます。
 深い愛情をもって慈しみ、育ててこられたお子様は、今日、義務教育九年間の第一歩を踏み出されることになりました。その晴れの姿に、感慨もひとしおのことと、心よりお祝いを申し上げます。
 本日から、お子様を、神崎小学校の大切な子どもとしてお預かりいたします。「我が子であれば」という思いを心に、職員が一つとなって教育に当たって参りますので、御安心ください。

 先程、子ども達に話しましたのは、「躾の三か条」と呼ばれるものの一つで、古より家庭教育の要として、大切にされてきました。「進んで挨拶をする」の後には、「はっきり返事をする」「履物を丁寧に揃える」と続きます。
 積極的な心、素直な心、最後までやり抜く心を育てるため、一昨年度から、学校、PTA、子ども会を中心に、まちぐるみで取り組んでいます。
 学校では、この三か条を、日々の学習規律や月々の生活目標に位置付け、一年間を通して指導しています。
 子どもの健全な育成は、家庭と地域と学校が互いに信頼し合い、連携していくことによって実現するものです。子ども達の為に、共に取り組んでいただければ幸いです。

 最後になりましたが、本日の入学式に公私とも御多用にもかかわらず、御臨席賜りました御来賓の皆様、子ども達の入学を共に祝っていただき、心より感謝申し上げます。
どうぞ、これからもこの子ども達を温かく見守っていただきますようお願い申し上げます。

 一年生の皆さん、とってもよい態度で、静かに待つことができました。すごいと思いました。皆さんは、自分に負けない神崎小学校の子どもとして、立派に第一歩を踏み出すことができました。これからが楽しみです。明日から、毎日、元気いっぱいの挨拶と、輝くような笑顔で会いましょう。
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始業の日を迎えて

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 4月7日(火)、平成27年度の始業の日。朝、久しぶりに正門前にずっと立ち、登校する子ども達を迎えました。その様子を見て驚いたのは、「こんなに礼儀正しく、顔を見て挨拶する子どもが増えたのか。」ということでした。昨年度の挨拶についての指導の成果を、年度を越えて改めて感じました。

 また、始業式では、入学式のために設置した椅子に座っている子ども達を前に話をしました。4月になって進級した子ども達は、3月の頃と比べ、また一段と頼もしく見えました。新2年生は、卒業式の時と比べ、始業式に臨む態度がまた一段と立派に見えました。進級という人生の節目が子ども達にもたらす力の大きさを感じました。
 こんな素晴らしい子ども達と一緒に、また1年間を共に過ごすことができる喜びを胸に、始業式で話をしました。

<話の概要>
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 4月4日(土)の夕方6時40分頃。既に辺りは暗くなっていました。
 南校舎正面玄関を出て、百葉箱の辺りに差し掛かった時、その向こうの暗闇の中から、箒で地面を掃くような音が聞こえてきました。側に寄って、目を凝らして見ると、その日、運動場で運動をするために来られていた地域の方数名が、春の嵐でたくさん落ちていたクスノキの葉を掃いてくださっていました。
 誰にも見られない所で、誰かに言われたからでもなく、黙って、みんなのために落ち葉の掃除をされている姿に感動しました。 
 私は、この素晴らしい方のようになれるよう、努力したいと思いました。また、皆さんにも、こんな素晴らしい人になってほしいと思いました。
 これから1年間、みんなのためにできることを探し、それを自分から黙って行う人になるよう、努力してください。ここにいるみんながそんな気持ちで生活し、努力するなら、神崎小学校は益々素晴らしい学校になり、輝く笑顔でいっぱいになることと思います。
 一緒に頑張りましょう。
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