最新更新日:2024/05/17
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校訓「志高く 美しく」のもと、できる喜びや、花と本と歌声の溢れる学校を目指す、神崎小学校のホームページへようこそ!! 「笑顔輝け! 神崎っ子運動」 躾の三か条、神崎っ子の誓いにみんなで取り組みましょう!

一人で登校するようになった子供達

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 3月22日(日)、卒業式が終わり、朝の登校風景画が変わりました。
 その一つは、これまで実の兄姉、近所の6年生に連れられて登校してきていた弟妹、1年生が、一人で登校するようになったことです。
 最初の一人を見た時、はっとしました。
 なぜかその子が淋しそうに見えたのは、私の感傷でしょうか。

 しかし、二日目、三日目と、その子供達の見ていて、「あぁ、みんな成長したんだなぁ。」と感じるようになりました。
 ずっと誰かと一緒に登校してもらっていた子供達が、一人で、ちゃんと登校してきています。頼もしささえ感じさせてくれるようになっています。

 4月1日に、1学年ずつ進級する子供達。この子供達と一緒に過ごす来年度が楽しみです。

「町のために」 〜2年生の作文から〜

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 「校長先生、これを読んでやってください。」
 2年生の担任が、ノートのコピーを渡してくれました。
そこには、「町のために」という短い詩が書かれていました。

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 町のために

   日曜日
   ある道を通った。
   その道で、四人の人が
   ゴミひろいをしていた。
   わたしは、心が
   うれしくなった。
   これからは、町のために
   わたしもがんばろう。
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 地域の方々を通して、子供達はとっても大切なことを学ばせていただいています。

 1年生の朗唱4編の中に「学は人たる所以(ゆえん)を学ぶなり。」があります。学問とは、単に読み書き計算だけではなく、人とはいかにあるべきか、いかに生きるべきかを学ぶことである、という意味の言葉です。
 この子が感じとったことは、「人たる所以(ゆえん)」につながる大切なものです。

 ありがとうございました。

「挨拶通り」と名付けました!

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 3月20日(日)、神崎学区のお二人の町内会長さんから、とっても嬉しい話を伺いました。

 「校長先生、子供達が本当によう挨拶してくれるようになりました。学校のお蔭です。ありがとうございます。今では、その子供達に触発されて、道を通る人達が、またよう挨拶するようになりました。だから、私らは、あの立っている通りを『挨拶通り』と言うとるんです。なぁ。」「うん、そうそう。本当にみんなよう挨拶をするようになったよ。」

 このお二人は、国道2号線の南側、電車通りの西側を南北に走る通学路で、毎朝、登校する子ども達を見守ってくださっています。そして、お二方が、子供達以上に挨拶の言葉と笑顔を、子供達や道行く方々に掛けてくださっています。

 こんな学校と地域による取組の輪が、確実に拡がっていくことにより、ふるさと神崎がもっともっと素敵な町になっていくに違いありません。

 ※ もしかしたら「挨拶通り」ではなく「挨拶街道」だったかも知れません。お許しください。

さっそうと登校してくる新「最高学年」の子供達

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 3月22日(月)、卒業式後の、三連休明けの朝。

 正門前で、登校してくる5年生を見ると、多くの子供達がこれまでよりも、にこにことしたよい表情で登校してきているように思いました。
 6年生が卒業し、5年生ながら最高学年となった彼らは、きっとそうした誇りと決意を胸に、登校してきたのだと思いました。
 「今日から、最高学年だね。宜しく頼みますよ。」
 「最高学年、期待していますよ。」
 挨拶を終えた子供達に、そんな風に声を掛けると、みんなよい顔をして「はい。」「頑張ります。」と応えてくれました。
 この日、5年生は、時間をとって、体育館に並べられている椅子も、卒業式モードから入学式モードに変更してくれました。きちっとやってくれました。

 頼もしい新最高学年の子供達です。

第106回卒業証書授与式に思う 3

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 本年度は、雨天のため、卒業生の見送りを、南校舎3階からスタートし、渡り廊下を通って体育館をゴールとする形で行いました。

 来賓の方々もたくさん残ってくださり、最後を見送ってくださいました。
 私は、卒業生全員と握手をしたりハイタッチをしたりしながら、言葉を交わすことができました。式の間は我慢していたのでしょうか、たくさんの卒業生の目のふちが赤くなっていました。
校舎内で行う見送りもよかったと思いました。


 見送りを終えて、校長室にもどっていますと、下校するために北校舎から出てきた1、2年生と出会いました。目を赤くしている1年生を見て、転んだのか、何かあったのか、と側によりました。
 しかし、そうではありませんでした。6年生とのお別れが悲しくて、泣いていたのでした。たくさんの1年生が、涙を流しながら、卒業生を見送ったのだそうです。

 本当に優しい6年生でした・・・・。

第106回卒業証書授与式に思う 2

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 村田PTA会長から、子供達の成長した姿について、また、子供達を指導した教職員について、大変ありがたいお祝いの言葉をいただきました。

 これまで、学校とPTAが一体となって「笑顔輝け!神崎っ子運動」などの取組を進めてきていることを実感させていただいた挨拶でした。ありがとうございました。

 これからも、学校は、PTAや地域と連携し、神崎学区の子供達が笑顔で人生を送るkと尾ができるよう、しっかりと取り組んでまりたいと思います。今後とも宜しくお願い致します。

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(前略)

 皆さんとは、「笑顔輝け!神崎っ子運動」を通して、「躾の三か条」や「神崎っ子の誓い」、「神崎っ子の朗唱24編」などを一緒に取り組んできました。正直なところ、皆さんの取り組む姿勢や成果は、予想以上に素晴らしくて、我々PTAの役員としても、間違いなく全国に誇れる児童だと確信しています。

 これから中学校に進学することで、不安なこともたくさんあるかと思います。しかし、皆さんは、この神崎小学校で卒業した神崎っ子です。胸を張り、自信をもって、中学校でも活躍してください。
 その頑張る姿が、今日、後ろに座っている在校生のお手本となり、そして、神崎っ子の伝統となっていくのです。皆さんの益々の活躍を応援し、期待しています。

 アメリカに、ヘンリー・キッシンジャーという政治家がいます。彼が残した言葉の中に、「チャンスは貯金できない。」というのがあります。「誰にでもチャンスは必ず来ます。それを逃さないように行動しましょう。」という意味だと思います。辛いことやピンチがあっても、自分を信じて行動すれば、必ずそれがチャンスに変わります。「人生はいつもチャンスに溢れている。」と信じ、これからも頑張ってください。

(中略)

 最後になりましたが、高西校長先生をはじめ、先生方皆さんの子供達一人ひとりに対する6年間の思いが、この素晴らしい今日の式典に集約されていると思います。保護者を代表いたしまして、心よりお礼申し上げます。本当にありがとうございました。
 これからも温かい目で、子供達の成長を見守っていただきますよう、お願いいたしまして、お祝いの言葉とさせていただきます。

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第106回卒業証書授与式に思う 1

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 平成27年度(第106回)卒業証書授与式を、多くの御来賓、保護者の方々をお迎えし、厳かな雰囲気の中、滞りなく行うことができました。誠にありがとうございました。

 卒業生、そして、1年生から5年生の子ども達全員が、卒業証書授与式という人生における節目にあたるこの時を、その場にふさわしい態度で過ごすことができました。特に、卒業式に始めて参加した1年生が、体育館に入場してから退場するまでの1時間半余りの時間を、とっても立派な態度で過ごすことができ、心から嬉しく思い、感謝しました。

 卒業生と在校生による「お別れの言葉」と6年生による合唱、そして、全員による合唱「Stand Alone」(「坂の上の雲」から)は、美しく、心のこもったものとなりました。卒業生の歌声の美しさは勿論のこと、全員で歌う「Stand Alone」は、神崎小学校でも今まで聞いたことのないような一つに溶け合った美しい歌声が響き渡りました。こらえていた涙が思わずこぼれてしまいました。
 
 こうした素晴らしい子供達とともに卒業式を創り上げることができたのも、保護者や地域の方々の御理解・御協力のお蔭、また、本校教職員の1年間を通した尽力の賜物と、感謝の気持ちでいっぱいです。
 ありがとうございました。

 これからも、子ども達がそれぞれよき人生を歩む力を身に付けることができるよう、これからも職員が一丸となって教育の充実に取り組んでまいりたいと思います。


<校長 お祝いの言葉 概要>
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(前略)

 さて、卒業生の皆さん。これから少しの間、校訓「志高く 美しく」について、一緒に考えてみましょう。

 「志」と聞くと、多くの人が、「少年よ、大志を抱け!」という言葉を、思い浮かべるのではないでしょうか。
 これは、明治の初め、札幌農学校の教頭であったクラーク博士が、学生達に伝えた言葉です。とても有名な言葉ですが、大切なのは、この後に続く次の一節です。即ち、
「大志を抱け。それは、お金を得たり、自分の欲望を満たしたりするためではない。また、世の人々が名誉と呼ぶ、その実、虚しきものを得るためでもない。世の役に立つ人となるよう、人として理想とすべき、あらゆるよいことを身に付け、実現するために、大志を抱け。」
 クラーク博士は、「志」というものは、個人の損得を超えた、「世のため、人のために」という思いに固く結び付いた望みや願いであることを教えられたのです。

 クラーク博士が農学校に来て、最初にされたことは、学校のこまごまとした規則をなくすことでした。そして、その理由を学生達に次のように教えられました。
 「私が君達にお願いしたいのは、『ジェントルマン、紳士であれ!』ということ、これだけである。ジェントルマンは、定められた決まりを厳重に守る者である。しかし、それは規則に縛られて守るのではなく、自分の良心に従って行動するということなのである。自分の行動のすべてを、自分の正しい判断によって行ってもらいたい。われわれはジェントルマンである。ジェントルマンは良心に恥じない行いをしなければならない。」
 クラーク博士が教えられた「良心に恥じない行いをすること」は、「神崎っ子の誓い」にある「みんなを笑顔にするために、自分に負けてはなりません。」に通じる大切な教えであると、私は考えています。

 ところで、皆さんは、今年の二月四日が何の日だったか、知っていますか。二月四日は、立ちゆく春と書いて、立春と言い、暦の上で春が始まる日とされています。
 しかし、実際には、二月いっぱいは、まだまだ凍えるような寒さが続きます。その間、草木は、花を咲かせる春の日を夢見ながら、じっと風や雪、雨に耐えているのです。
 今年は、四十年ぶり、五十年ぶりと言われる程の寒さ、大雪となりました。そんな厳しい天候の中でも、学校の中庭の梅の木は、他の草木に先駆けてかわいい桃色の花を、たくさん咲かせました。凛として澄み渡った寒気の中に、ほのかな香りを漂わせながら、まるで、にっこりと微笑んでいるかのように・・・。

 これから始まる中学校生活では、部活動や学校行事、新しい勉強など、楽しいことがたくさんあることと思います。しかし、それだけではなく、身も心も凍えてしまう程に辛く、悲しく、苦しい時も、きっとあるに違いありません。
 その時は、厳しい冬に、たくさんの蕾を付けて立っている梅の木の姿を思い出してください。辛抱すべき時には辛抱して、できることをやり続けるのです。決して一人ではないことを信じ、相談できる人を見つけ出すのです。どんな状況になっても、決して諦めてはなりません。
 そうすれば、苦しみや悲しみを糧として、自分という美しい花を咲かせるための力を蓄えることができます。志をより確かで固いものにすることができるのです。

 卒業生の皆さん、どんなことがあっても、梅の花のように、誰よりも先に春の訪れを告げ、ふくよかな香りで人々を包み込むことのできる人になってください。

 皆さんは、小学校生活最後の運動会では、みんなで厳しい練習を乗り越え、きびきびとした態度で下級生をリードしながら係活動や演技を立派に行い、観ている私達の心を清清しい思いで満たしてくれました。

 修学旅行では、バスの中や見学地で、それは、それは楽しそうに、仲睦まじく、笑いながら話をしている姿を見せてくれました。ホテルでは、支配人の方が「入館式、退館式での子供達の礼儀正しさに感動しました。」と言われる程、立派な神崎っ子の姿を示してくれました。

 そして、6年間の学びの集大成として取り組んだ「神崎 未来プロジェクト」では、報告会を御覧になられた地域の方から、「日常生活や地域の生活の中で、問題を見出し、その解決方法を考え、自分達はこう考えますと提言している姿に感動しました。未来に希望を見出した思いがしました。」とのお言葉をいただくことができました。

 このように、先輩達から伝統ある校章旗を受け継いで以来、最高学年として、この一年間を立派にやりぬいた皆さんを、私は心から誇りに思います。

 これからも、皆さん一人一人が、志を高くもち、良心に従い、世のため、人のためになる、よき人生、美しき人生を歩まれることを祈り、お祝いの言葉といたします。

 美しくあれ
 雄々しくあれ
 そして、負けるな

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卒業式前日まで

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 卒業式の前日まで、6年生を送り出す子供達は、それぞれのやり方で6年生に感謝の気持ちを伝えてきました。

 1、2年生は、一人一鉢で育ててきた花を、渡り廊下の両サイドに、きれいに並べました。きれいな花道で送りたいと、水やりも欠かさずやってきました。
 他の学年は、数日間に渡り、学校中をきれいに掃除してくれました。特に、来年度、最高学年になる4、5年生は、16日に4年生、17日に5年生が、先生方と一緒に、体育館内、体育館周り、渡り廊下、正門周り、そして、南校舎を徹底的にきれいにしてくれました。
 渡り廊下を、普通のピータイルや木材ばりの廊下と同じように、心を込めてほうきで掃き、膝をついて雑巾で拭き、それはそれはきれいにしてくれました。子供達が、6年生のtあめに、本気で取り組んでいる様子が、見ていて分かります。
 この卒業式前日までの取組は、すっかり神崎小学校の素晴らしい伝統の一つになったように思います。

 明日の卒業式を迎える準備は、万端に整いました。子供達に感謝、先生方に感謝です。

喜びでいっぱいの登校指導

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 3月17日(木)、太陽が明るく輝き、とっても気持ちのよい朝になりました。
 6年生を迎えることができる最後の朝になりました。

 1年生から6年生まで、ほぼ100%の子供達が神崎スタイルの挨拶をしました。心がこもっていて、とっても気持ちのよい挨拶でした。きっと、この4年間で1番だと思いました。おかげで、朝から、心は喜びでいっぱい、幸せな気持ちでいっぱいになりました。

 いつもの通り、1年生の手をしっかりと握って登校してきた6年生が3人。挨拶をした後、見送っていると、1年生の手を握っているその手が、今一度、優しく、そして、強く握り直しているのが見えました。1年生の顔を覗き込んで、何か話している姿が見えました。1年生が笑顔で一生懸命6年生に話し掛けている姿が見えました。

 また、今朝は、多くの6年生と、一言、二言、言葉を交わすことができました。みんないい顔をして、「頑張ります。」「ありがとうございました。」と言葉を返してくれました。

 みんな、1年1年、立派に成長してきました。素晴らしい子供達です。

 明日は、この子供達の卒業式です。

卒業式のリハーサルで 2

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 そんな中、私は、ちょうど目の前に座っていた1年生の頑張っている姿に、心を奪われていました。

 「大好きな6年生のお兄さん、お姉さんのために頑張るぞ!」という気持ちが、背筋をぴんと伸ばして座っている姿に、最前列の子供達のきれいに揃った足のシルエットに、6年生の顔を見つめる眼差しに、溢れ出るように現れていました。

 1年前の入学式での、まだ幼稚園の雰囲気が残っている子供達の様子を覚えています。しかし、わずか1ヶ月ほどで、その園児らしさが消え、すっかり小学生らしくなりました。そして、今、卒業式リハーサルの1時間半もの間に、「神崎っ子」として立派に成長した姿を見せてくれました。

 感動しました。

卒業式のリハーサルで 1

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 3月16日(水)、10時40分頃から12時前まで、卒業式のリハーサルを行いました。

 本番どおりの時間帯で、体育館に入り、保護者入場、卒業生入場を待ち、式次第に従ってすべて行いました。卒業生全員に証書の授与を行いました。校長も、10分間、子供達へメッセージを伝えました。呼び掛けも通して行いました。

 その間、卒業生は勿論、在校生も、卒業式という儀式に相応しい、とっても素晴らしい態度で通すことができました。呼び掛け、合唱もとっても素敵でした。

竹本先生が感動!!

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 3月15日(火)2校時、全学年で合唱練習をした時のことです。竹本先生が、1・2年生、3・4年生、5年生、6年生と順番に歌わされたことは、前にお伝えしましたが、3・4年生が歌い始めた時に、それは起きました。

 1番目に歌い、着席し、よい姿勢で前を向いていた1・2年生が、突然、体をねじるようにして後ろを向き始めたのです。そして、3・4年生が素晴らしい歌声を披露している間、その姿勢のまま、食い入るように聞いていました。(授業中、後ろの席の人が発表を始めると、前の席の人が振り返って発表している人を見て話を聞くことがありますが、それをみんなが行っている情景を想像していただければよいと思います。)

 校長室で休憩していただいている時、竹本先生は、このことを話し出され、「いやぁー、素晴らしいことです。1年生があんな風にするなんて・・・。上級生のいい発表を聞きたい。あんな風になりたい。そんな気持ちが、そして、態度が、子供達に育っているんですね。」と言われました。
 また、「それから、後ろを向き始めた子供達を見て、先生方が誰一人、注意をしなかった。上級生の方を見ながら聞かせていた。それがまたすごい! そんな感覚が先生方にあるんですね。」と言われました。

 卒業式の練習では、きちんと前を向いて、よい姿勢でいるように指導します。これが他の場合だったら、先生方はきっと注意したことでしょう。しかし、この時は、しなかった。それが素晴らしいと竹本先生は言われるのです。

 竹本先生は、3・4年生が歌い終わった後、3・4年生を褒め、指導されるとともに、1・2年生のその姿勢を、とっても褒めてくださいました。

 こうして子供達は立派に育っていくのだと思いました。

1、2年生の歌声に涙

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 3月15日(火)、2,3校時。竹本先生をお迎えし、全校合唱及び6年生の合唱練習を行いました。竹本先生の御指導をいただき、子供達は、益々やる気を高め、心を込めて歌うことができるようになりました。その歌う姿、歌声に感動しました。

 その中でも特に感動したのは・・・・。

 竹本先生が、指導の中で、1・2年生だけが歌う場面、3・4年生だけが歌う場面、5年生だけがステージに立って歌う場面、6年生だけがステージに立って歌う場面と作られました。
 どの学年も、とっても素晴らしかったのですが、中でも最初に歌った1・2年生には感動させられました。
 あの小さな子供達が、「Stand Alone」を、一つになったとっても美しい歌声で、強弱をつけながら歌うのです。対面している卒業生の顔を見ながら、全員が、全神経を集中して歌っているのです。

 その姿に、歌声に心が震え、思わず、涙をこぼしてしまいました。

副読本「神崎読本 人生の道標」を作成しました

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      <表紙>        <校訓について>   <1年朗唱その2について>
 
 この度、本校では、公益財団法人広島県教育振興会と広島市立神崎小学校PTAから助成をいただき、子供達、保護者や地域の方々、そして、教職員を対象に、『神崎読本 人生の道標』を作成しました。

 この本は、神崎学区で取り組んでいる「笑顔輝け!神崎っ子運動」や、本校が推進している「徳性の涵養を本体とし、まちぐるみで進める『志をはぐくむキャリア教育』」の柱である「校訓」や「躾の三か条」、「神崎っ子の誓い」、「神崎っ子の朗唱24編」などの教えや、そこに込められている願いをまとめたものです。
 これらの教えが、子供達にとって、これからの人生の歩むべき道を示す燈火(ともしび)、道標(みちしるべ)となることを、そして、子供達がこの一度きりの人生を「志高く美しく」歩み続け、幸せを手にしてくれることを願っています。
 
 学校では、こうした思いを胸に、本書を活用し、入学から卒業までの6年間を通して、学年に応じて指導を重ねてまいります。
 子供達が、小学校6年間は勿論のこと、中学校、高等学校・・・、そして、社会人になってからも、本書を傍らに置き、機会ある度に開いてくれるようになったとしたら、これ以上の喜びはありません。

1回目の卒業式全体練習で

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 3月8日(火)、前日に5年生が美しく席を設営してくれた体育館で、本年度初めての卒業式全体練習を行いました。1年生から卒業生まで、全児童が集まっての練習です。

 初めて全校で呼びかけを合わせました。初めて全校で合唱曲「Stand Alone」を合わせました。

 しかし、初めてとは思えない程、しっかりとした声で呼びかけができました。美しい歌声が体育館中に響き渡りました。
 この1年間でここまで成長したのか、という思いを感じさせる1年生でした。2年生、3年生・・・と、呼びかけが続きますが、学年毎にレベルが上がっていくのを目の当たりにし、1年間という学びの大きさを実感しました。特に、6年生からバトンを引き継ぐ5年生の呼びかけの声、歌声は圧巻で、体が震えました。

 ちょうど来校されていた地域の方に参観いただきましたが、その方は、「初めての練習で、こんなに揃うなんて・・・。日々の積み重ねの結果なのでしょうね。」とお話しくださいました。
 先生方の日々の取組に感謝した次第です。

6年生を送る会に思う

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 3月1日(火)の5、6校時に「6年生を送る会」を行いました。

 体育館に早くから集合した子供達は、神崎っ子には珍しく、少しリラックスした感じで過ごしていました。と言っても、隣同士でおしゃべりをしたり、足を伸ばしたりといった程度なのですが・・・・。

 しかし、そんな雰囲気も、6年生が入場が始まるまでのことでした。そして、1年生から順次お祝いの発表が始まると、子供達の気持ちがぐーっとステージの一点に集まっていくのが見えるようでした。
 どの学年の発表も、6年生の感謝の気持ち、お祝いしたいという気持ちで溢れる素晴らしいものでした。6年生は勿論のこと、他の学年の子供達も、参観においでいただいた保護者、地域の皆さんと同様に、心から楽しんで見ることができたと思います。

 そんな子供達の気持ちが最高潮に達したのは、伝統の校章旗を6年生から5年生に譲り渡す式、そして、6年生の発表の時でした。
 1年生も、食い入るように式を見ていました。身を乗り出すようにして6年生の演奏を聞いていました。

 6年生の合奏は、私が今まで聞いてきた中で、最高の部類に入る、本当に素晴らしいものでした。音が一つに調和した、クレッシェンド・デクレッシェンドのとても効いた、心が揺さぶられるような演奏でした。
 練習では相当に苦労があったと聞いていたものですから、私は胸がいっぱいになりました。

 こんな素晴らしい6年生と一年間を過ごせたこと、こんな素晴らしい神崎っ子たちと過ごすことができることを、心から感謝いたしました。

KANZAKI 未来プロジェクトの成果

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 2月26日(金)の5校時、昨年度に引き続き、6年生が取り組んだ総合的な学習の時間「ぼくたち、わたしたちのKANZAKI未来プロジェクト」の発表会を行いました。神崎学区団体長会議の方々や保護者の方々がおいでくださいました。

 この学習は、「志を育てるキャリア教育」の本校における一つのゴールとしての学習です。神崎学区のために汗を流しておられる方々の生き様に触れることを通して、自分を振り返り、自分の生き方を考えることをねらいとしています。
 子供達は、身近な地域や学校の生活の中から、挨拶、地域行事、地域の美化、読書、平和などの課題を自分達で設定し、17のチームに分かれて活動しました。そのため、「自分事」の問題として捉え、調査方法や解決方法などを考え、実践し、自分達の取組を振り返るなど、学習の目標に迫ることができていたように思います。
 テーマについても、校訓や「神崎っ子の朗唱24編」、「躾の三か条」に関連したテーマや、地域行事への参加や地域の伝統の継承など、学校が力を入れていることがテーマとしてしっかりと取り上げられており、嬉しく思いました。

 地域の方から、「子供達の地域を見る視点や大人にはない発想がとても勉強になりました。」「発表の素晴らしさに感動して、涙が出ました。」「この子供達を誇りに思います。」「先生方のきめ細かな御指導に感謝します。」などの感想をいただきました。
 3月3日(木)の団体長会議の席上、一人の団体長が、わざわざ「KANZAKI未来プロジェクト」を取り上げ、次のような話をしてくださいました。
「子供達が、日常生活の中から、また、地域の生活の中から、問題を見出し、その解決方法を考え、自分達はこう考えますと提言している姿に感動しました。気持ちが高ぶる思いがしました。この子供達が社会に出た時にどうなるか、未来に期待を見出した感じがしました。」

 今後も、保護者や地域の方々の思い、期待に応えることができるよう、学校教育の充実に努めてまいりたいと思います。

梅花の教え

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 2月23日(火)の枝垂れ梅の様子です。満開です。
 枝に直ぐに花が付いているのが梅の特徴です。桃は、花と枝をつなぐ花柄の部分が梅より少し長くなります。桜は、もっと長くなります。
 ここまで来ると、厳しい冬の寒さも、もうしばらくです。まもなく暖かい春がやってきます。

 二月の凛(りん)として澄み渡った寒気の中に、ほのかな香りを漂わせながら、美しい花を咲かせる梅の木。
 「人生には、身も心も凍えてしまう程に辛く苦しい時がある。しかし、どんな逆境にあっても、梅の花のように、耐えるべき時にはじっと耐え、そして、誰よりも先に春の訪れを告げ、ふくよかな香りで人を包み込めるような人になりなさい。」
 梅の花を見る度に、梅に教えられているように思います。

 福田常雄さんは、この梅の教えを
  「厳寒に処(しょ)して梅花たらんとす」
     と歌っておられます。

 私も、そのようになりたいと思います。

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