最新更新日:2024/05/09
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校訓「志高く 美しく」のもと、できる喜びや、花と本と歌声の溢れる学校を目指す、神崎小学校のホームページへようこそ!! 「笑顔輝け! 神崎っ子運動」 躾の三か条、神崎っ子の誓いにみんなで取り組みましょう!

陸上記録会に思う

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 10月18日(日)、エディオンスタジアム広島で広島市小学校陸上記録会が行われました。

 本校から、この4年間で最も多い24名の児童が参加しました。それに伴い、5、6学年の担任を中心に8名の教諭が一日中、児童の引率・指導に当たってくれました。また、PTAからは、学校・スタジアム間の移動のために、大きな御支援をいただきました。

 お陰で、どの児童も、これまでの練習の成果をしっかりと発揮することができました。雲ひとつない秋晴れのもと、立派なスタジアムで、今までにない緊張感に負けないで、走ったり、跳んだり、投げたりした経験は、生涯心に残り、児童を支えることと思います。

 また、これまで、保体部や高学年の教員を中心に行ってきた練習を、今年から、全教員で行うことにしました。保体部の提案を、全教員が当然のこととして受け止め、2週間にわたる朝の練習、放課後の練習を、計画に従ってみんなで分担して行いました。こんな職員集団を誇りに思います。

 更に、その中日には、江波中学校陸上部の先輩が本校に来て、指導してくれました。本校出身者も多く、大変心強く思いました。

 男子リレー第2位は、そうした多くの心ある方々の取組の結果を象徴するものであったと感謝しています。ありがとうございました。

青空に響き渡る朗唱の声

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 10月19日(月)、今日も雲一つない秋晴れの朝を迎えました。中庭に立ち、見上げると、校舎の先に真っ青な空が拡がっています。
 朝の会が始まると、校舎のあちらこちらから、朗唱の声や合唱の歌声が響いてきます。
 今朝も、南校舎の3階から、6年生の凛とした声が響き渡ります。

 その庭中に響き渡る声を聞いていると、改めて6年生に対する信頼感が湧き上がってきます。こんな子供たちを最高学年にもつことができる幸せを心から感じました。


「道は天地自然の道なる故(ゆえ)
 講学(こうがく)の道は敬天愛人を目的とし
 身を修するに克己(こっき)を以(もっ)て終始す
 総(そう)じて人は己れに克つを以(もっ)て成(な)り
 自ら愛するを以(もっ)て敗(やぶ)るるものなり」
    〜西郷隆盛 「南洲翁遺訓」より〜

キンモクセイの香り漂い

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 10月14日(水)、秋晴れの朝、この秋一番の冷え込みとなったのではないでしょうか。我が家のほうでは10度を切っていました。
 朝早く登校してくる子供たちを見ると、鼻の先や目の下辺りが寒さに少し赤く染まってていました。特に、低学年に多かったように思います。そんな顔で、丁寧に挨拶していく子供たちを見ていると、普段以上に愛おしく感じられました。

 このこと以外にも、今朝、今までと違う子供たちの姿がありました。正門周りの生垣に満開となったキンモクセイを見て、「あぁ、これがキンモクセイか。」とつぶやく子供。漂う香りに足を止め、「やっぱりいい香りだね。」と友達に伝える子供。つま先だってキンモクセイの花に鼻を近付けている子供。そんな姿が見られました。
 それは、昨日の始業式で、キンモクセイの話をしたからでした。

 本校や神崎学区では、「品格と逞しさを兼ね備えた日本人の育成」を掲げています。
 「品格がある」とは、ほのかに香る桜や梅のように、人格、内面の素晴らしさがその人となりを通して内から自然に漂い出てくる状態のことを言います。そんな人間を目指し、学校、家庭、地域で様々な取り組みが進められています。
 その「品格がある」という人としての姿を、いつか子供たちが感じ取る時がきてほしいと思い、目立たぬ花ながらよい香りを漂わせるキンモクセイについて、少し話をしたのでした。

 創立百周年記念碑の傍らに、枝垂れ梅の木も植えました。来年の春には、寒さ、風雪に耐え、百花に先駆けて咲く梅の香りを、子供たちと共に楽しみたいと思います。

レベルの高い授業を目指して 〜「神崎っ子 学びのルール」から〜

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 10月13日(火)の後期始業式で、教務主任の西川教諭が、「神崎っ子 学びのルール」について、全体指導を行いました。
 より質の高い授業、そして、学びを目指して、「聞く」から「聴く」にバージョンアップしていこうという指導でした。


 「耳だけでなく、目と心で話を聴く。」
 「相手の耳に届くように、聞こえるように、話をする。」

 このことは、生涯に渡って大切なこと、躾といってもよいことだと考えています。
 「学校朝会等で使用した資料」に使用したスライドと原稿をアップしていますので、是非、御一読いただき、御家庭でも機会のある度にお話しいただけると有難いです。
 宜しくお願い致します。

   → こちらから御覧いただけます。

「あげる幸せ」を胸に 〜後期始業式で〜

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 平成27年度後期が始まりました。
 始業式では、神崎っ子の誓い」の根本精神である「みんなを笑顔にするために」「私も笑顔になるために」について話をしました。

<以下、その概要です>
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 人は誰もが幸せでありたい、幸せな人生を送りたいとねがって止みません。そして、高橋佳子さんという方は、幸せには「(して)もらう幸せ」「できる幸せ」「(して)あげる幸せ」の3つがあると言われています。

 「(して)もらう幸せ」は、自分がしてほしいことをしてもらって感じる慶び、安らぎ、幸せな気持ちのことです。例えば、お腹をすかせて泣く赤ちゃんがお母さんからおっぱいをもらった時、おしめが濡れてぐずる赤ちゃんがおしめを替えてもらった時、抱きしめてもらったり高い高いをしてもらった時に感じる気持ちがそうです。皆さんも、先生も、「(して)もらう幸せ」をたくさんの人からいただきながら大きくなりました。

 「できる幸せ」は、今までできなかったことが、懸命に努力することによってできるようになった時に感じる喜び、満足感、充実感のことです。例えば、お母さんに食べさせてもらっていた赤ちゃんが、散らかしながらも自分でスプーンを使ってご飯を食べるようになった時、自転車が乗れるようになった時、跳び箱が跳べるようになった時、逆上がりができるようになった時に感じる気持ちがそうです。

 そして、「(して)あげる幸せ」は、お父さんやお母さん、お兄さんやお姉さん、弟や妹、友達や先生のために何かをしてあげる時に、何かしてほしいと思っている人に、それをしてあげる時に、その人が喜ぶ姿や、その人の笑顔を見て、感じる喜びのことです。このような心の状態のことを、「神崎っ子の誓い」では「私も笑顔になるために」と言っているのです。 

 この3つの幸せの中で、「(して)もらう幸せ」を感じることも「できる幸せ」を感じることも、とっても大切なことです。しかし、いつまでたっても、人から何かしてもらわないと幸せになれないというのでは困ります。自分ができるようになればそれでいいという風に自分のことばかりを考えているのではいけません。最も大切なのは「(して)あげる幸せ」をそれ以上に感じることです。

 この「(して)あげる幸せ」を大切にする人は、幸せで充実した人生を歩むことができるようになります。なぜなら、そのような人の周りに、心優しい人、気のいい人、人のよい人が集まってくるからです。

 この半年間、是非、この「(して)あげる幸せ」を感じることができるよう、1日1日、何かできることはないか探してください。
 家で、お母さんに肩たたきをしてあげるのもよいでしょう。食器の片付けをするのもよいでしょう。また、学校で、乱れている靴を見つけたら、揃えてあげるのもよいでしょう。ゴミが落ちていたら拾うのもよいでしょう。

 私も努力したいと思います。一緒に頑張りましょう。
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平成27年度前期を終えて

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 10月9日(金)、早いもので、平成27年度の前期が終業しました。

 朝、校長室で書類に目を通していて、はっと気が付くと終業式開始3分前でした。体育館への入退場を静かに行える子供たちですが、今日は移動している気配も感じられませんでした。渡り廊下を移動している子供たちの最後尾に追いつき、一緒に体育館に入ると、みんな静粛に座って開始を待っていました。

 7時半頃から、正門前で登校してくる子供たちを迎えていると、その多くの子供たちが笑顔でした。全員が会釈をしながら挨拶をしてくれました。ほとんどの子供たちが足を止めて挨拶をしてくれました。思春期に差し掛かり、ちょっと大人ぶった態度を示すようになる6年生も、それは同じでした。
 こんな模範を示してくれる6年生がいる学校の子供たちは幸せです。みんなが成長し続けることができるからです。

 4月には泣いて登校していた1年生も、挨拶されても挨拶を返すことができず、素通りしていた子供も、私の直ぐそばまでやってきて、私を見上げ、目と目を合わせて、「おはようございます。」と小さな声で挨拶をしてくれました。
 この朝の時間は、私にとって、とても幸せな時間となりました。

 10月2日(金)に本校の視察に来られた文部科学省の教科調査官は、校長室に入るなり、子供たちの挨拶する姿に、特に、立ち止まって挨拶する姿に感動されたことを話されました。また、5、6年生の授業参観後には、子供たちの規律正しく、そして、意欲的に取り組む態度をお褒めくださいました。

 そして、こうした学校で見られる子供たちの姿が、地域でも少しずつ見られるようになっています。今年の神崎学区町民運動会での入場行進や開会式の態度、ソフトボールやフットベースボール、サッカーなどのスポーツ行事での態度が、6年生を先頭に確実によくなってきました。これも、学校での取組を御理解いただき、まちぐるみで取り組んでいただいているお陰と、感謝しています。

 本校では、生涯に渡り役に立つ基本的な態度や、人生を貫く指針となる考え方の育成を目指し、取組を進めています。その一層の充実と徹底を図るため、後期も、教職員が一丸となって取り組んでいきたいと考えています。

「心の荒(すさ)みの連鎖」から「よい心の連鎖」へ

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 イエローハット創業者で、日本を美しくする会相談役の鍵山秀三郎さんは、「極力人様に不快感を与えないようにいつも気をつけています。」と言われます。そして、その真意を次のように説明されます。

 「いつも掃除をしに行く講演の入り口付近に、自動販売機があります。その側にある空き缶入れの蓋を開けると、缶以外のゴミがたくさん入っているので、私はいつもそれらを全部取り出すんです。缶以外のゴミが入っていると、回収しに来る人が嫌な気分になりますし、その後の車の運転も荒くなって事故を起こすかもしれません。心の荒(すさ)みがどんどん連鎖していくわけで、これはとても恐ろしいことです。けれども、空き缶だけにしておくと、回収に来た人も気分よく作業ができますし、その後も心穏やかに接することができると思うのです。荒(すさ)みと反対の、よい心の連鎖が起こるのです。」

 朝、正門をくぐる時や教室に入る時に、ゴミが落ちていたり、乱雑になっていたりするのを見ると、「心に荒(すさ)み」が生まれ、次々に負の連鎖を生み出していきます。だから、本校では、掃除の徹底、履物やロッカー、机・椅子などの整頓を進め、「心の荒(すさ)み」を少なくし、「よい心の連鎖」を生み出したいと、努めています。

 神崎学区で進めている「笑顔輝け!神崎っ子運動」も、まさに、「心の荒(すさ)み」の連鎖を断ち切り、「よい心の連鎖」を生み出す取組です。「躾の三か条」の挨拶、返事、靴揃えも、「神崎っ子の誓い」の「みんなを笑顔にするために、自分に負けてはなりません。・・・」も、「よい心の連鎖」を生み出す大事な取組です。

 これからも、学校で、家庭で、地域で、できることを進めてまいりましょう。すべては子供たちのために、そして、私達自身のために。

「共有と徹底」 そして、学校が変わる

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 9月28日(月)、広島市教育委員会指導第一課の視察がありました。2時間をかけて全学級の授業を観ていただいた後に、児童に確実に力をつけるための授業づくりについて、全教員を対象に指導をしていただきました。担当の指導主事は、平成21・22年度、平成24・25年度に本校に関わってくださった方でした。

 指導主事は、研修会の冒頭、次のような話をしてくださいました。
「2年ぶりに本校に来て、学校が変わったなと思いました。環境が変わり、子供が変わり、授業が変わりました。私は、学校が変わるためのキーワードが二つあると考えています。それは『共有』と『徹底』です。」

 つまり、「子供のために、このことが必要だから、全教職員で必ずやっていこう!」という具体的な方策を立て、それを全教職員が共有し、全員が徹底して行うということです。
 それを伺った時、確かに本校の教職員集団にはそんな雰囲気がある、一人一人の先生方はそんな思いをお持ちだと、私は思いました。また、PTAや地域にも、同じような雰囲気があります。とても有難いことです。

 「本当に学校が変わったか。本当に子供たちに力をつけることができたか。」と言われると、まだまだのところが多分にありますとしか、答えられません。しかし、学校として計画したことをもとに、一段ずつ階段を上がっていっていることは間違いありません。そして、その成果を、時々、子供たちの中に見ることができます。
 こうしたことを喜びとし、励みとし、これからもTeam Kanzakiとして、頑張ってまいりたいと思います。
 「先生方と一緒に子供を育てることができたことが嬉しかったです。」
 本校を去っていく教職員一人一人が、心からこのように言うことができるように。
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