最新更新日:2024/04/25
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校訓「志高く 美しく」のもと、できる喜びや、花と本と歌声の溢れる学校を目指す、神崎小学校のホームページへようこそ!! 「笑顔輝け! 神崎っ子運動」 躾の三か条、神崎っ子の誓いにみんなで取り組みましょう!

まちぐるみの教育の象徴 「神崎学区とんどまつり」

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 この1月13日(日)に、運動場において、神崎学区青少年健全育成協議会主催による「神崎学区とんどまつり」が盛大に開催されました。

 この祭りを成功させるため、地域を挙げて、長い期間に渡り、協議・計画が進められてきました。そして、前日の12日(土)には、早朝から地域の方々が、竹の伐採、「とんど櫓」の組み立て、お餅や振る舞い物の下ごしらえなど、役割を分担され、手際よく作業を進められました。学校が準備した全児童の書き初めの作品も飾っていただき、遂に完成!
 夕方、運動場に立つ巨大な櫓を一人眺めていますと、本校に着任以来、地域諸団体の方々が熱く語られてきた「子どもは地域の宝。地域で子どもを育てよう。そのためにも地域づくりをみんなで進めていこう!」という思いが、櫓という形になって現れ、私の前に立っているように思われました。祭り当日、主催者挨拶で中元光也会長が「これは神崎学区民の魂です。」と言われましたが、まさにその通りとうなずいた次第です。
 神事が終わり、点火。黒煙の渦巻く中、やがて巨大な炎が高く上がりました。まるで、神崎学区のこうした心・思いが、今後更に熱く、更に高まっていくことを示しているかのようでした。その思いは、やがて火を中心に、多くの子ども達、保護者、地域の方々、教職員が一つの輪になって、餅を焼き、楽しく語らいながら、餅や振る舞い物をおいしくいただかれている様子を見て、確信に変わっていきました。

 神崎学区の子ども達のために、多くの労力・時間をかけて準備してくださった皆様、当日、お集まりくださった皆様、御苦労様でした。そして、ありがとうございました。

思いから行為へ(見えるということ)

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 先日、ある本を読んでいて、宮澤章二さんの『行為の意味』という詩に出会いました。その一節は、前に、テレビで繰り返し流れていたものでした。

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 心は誰にも見えないけれど、心遣いは見える。
 それは人に対する積極的な行為だから。

 思いは見えないけれど、思いやりは誰にでも見える。
 それも人に対する積極的な行為なのだから。

 あたたかい心があたたかい行為になり、
 優しい思いが優しい行為になるとき
 「心」も「思い」も初めて美しく生きる。

 それは人が人として生きることだ。
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 心は、どんなに美しくても見ることはできませんが、それが行為になると、見ることができ、周囲の人々によい影響を及ぼすようになる。

 見えないものを見えるようにすること、「見える化」の意味、価値を改めて考えさせられました。

雪と松

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 松は、細くて痛い針葉ながら、春夏秋冬、どの季節にあっても、いつも変わらぬ緑を保っています。
 雪の積もった今朝、正門横の庭を見ますと、一本の松の木が、梢にかなりの雪を抱えておりました。その抱える腕を下げる素振りも見せることなく。
 
 その様子を見て、一つの歌が心に浮かびました。昭和という激動の時代を昭和天皇としてその生を全うされた陛下のお歌です。


  降り積もる 深雪(みゆき)に耐えて 色変えぬ 松ぞ雄々しき 人もかくあれ


 8年程前に、本を読んでいて、たまたま知った歌ですが、以来、何かあると、心の中で繰り返しています。かくありたいものです。

雪と子ども達

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 今朝、ほとんどの子ども達が、いつもより早く、いつもより明るい笑顔で登校してきました。
 そうです。昨晩の間、雪が降り、程よく積もったからです。
 交通渋滞、転倒事故、道路の雪かき、かなり早めの出勤など、広島でも大人にとっては結構面倒な雪なのですが、子ども達には、これ以上はない幸せな一時を運んでくるようです。

 冬の寒さや雪の冷たさをものともせず、広い校庭で雪合戦や雪だるまづくりに興じる子ども達の様子は、「学校の様子」でご覧下さい。

 すっかり葉を落とした桜や木蓮の梢も雪化粧し、日の光を浴びると、まるで純白の花を咲かせたようです。朝、桜の木の下にいると、時々落ちてくる雪に、桜の花びらが散っているかのような錯覚に陥るのでした。

幼少期における教育の基盤

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 いじめ問題を初めとする少年事件を中心に担当する弁護士大平光代さんの対談「教育の視点」を読みました。その中で、強く心に残ったのは、親の愛情が子どもに与える影響の深遠さでした。
 幼少期の教育の一番の基盤は、「あなたが私達のもとに生まれて来てくれて嬉しいよ。あなたのすべてが大好きだよ。」という親の愛情だと言われています。それは千載不易、万古不易の教育の鉄則で、それを抜きにしては、どんな教育も成り立たないと。
「お父さん、お母さんの愛情は偉大です。それを具体的な形で示し続けるならば、子ども達は、いつか必ずそれに応えてくれる。」そんな勇気をいただきました。

(以下、大平氏の話の概要です。)
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「表皮水疱症(ひょうひすいほうしょう)」という難病があります。
皮膚は、三つの層から成り、それがくっついています。この病気は、そこが不十分なため、寝返りをうつだけで、皮膚がずれ、破れ、水疱ができるのです。この病気はひどい痛みを伴うもので、朝夕二回、水疱一つ一つを専用の針で潰し、軟膏を塗らなければなりません。

 大阪大学医学部に、玉井克人先生という表皮水疱症の専門家がおられます。彼は、この病気の研究と治療を長年続けてきて、一つの信じられない現象に気付きました。それは、この難病を背負っている子ども達が、一人の例外もなく、明朗快活で、いつも笑顔でいるということです。
 毎日が激痛との戦い。しかも、いつ治るかも分からないのに、なぜこんなにも明るく、逆にこちらが癒されるような笑顔でいることができるのか。玉井先生は不思議で仕方がなかったそうです。

 研究が進み、やがて、その理由が明らかになりました。それは、母と子の触れ合いによって活性化された「スキンシップ遺伝子」の働きによるということです。
 簡単に言いますと、この難病を背負って生まれてきた子ども達は、生まれた瞬間から、毎日、朝夕二回、手のひらで全身に軟膏を塗ってもらってきました。その母の手のひらが遺伝子に働きかけ、情動の発達を促し、あの優しい笑顔を生み出したということです。
 難病やハンディという大変な逆境を背負っている子どもであっても、母の手のひらが、母の愛情が、明るく生きる力や人を癒す力を与えるということが、科学的に証明されたのです。
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