最新更新日:2024/05/17 | |
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入学式を迎えて
4月8日(水)、75名の新入生と保護者、御家族の方々を迎え、入学式を実施しました。
入学を祝うために、20名を超える来賓の方々がおいでくださいました。また、PTA会長をはじめ、本部役員の方々が御支援くださいました。 曇っていた空も、式が始まる頃には、入学を祝うかのように、晴れてきました。 式では、改めて、2年生から6年生までの子ども達の成長した姿に感動しました。特に、2年生は、入学してきた新1年生を目の前にして、昨日の始業式の時に比べ、また一段と立派な態度で式に臨んでいました。一人ひとりが、自分の力で、30分の間、きちんとしていました。その様子から、新1年生を迎え、お兄さん・お姉さんになったんだという自覚、自尊心が感じられました。 新1年生も、入学して初めて経験となる入学式でしたが、私語もなく、大きな動きもなく、とても立派に過ごすことができました。背筋を伸ばし、両手を膝に置き、話す人をしっかり見て、という思いが、その姿からひしひしと伝わってくる子どもが、たくさんいて、とても嬉しく思いました。 そんな思いを込めて、お祝いの言葉を述べました。 <祝辞の概要> ********************************* 七十五名の一年生の皆さん、入学、おめでとうございます。 神崎小学校では、二年生から六年生までのお兄さんやお姉さん、そして、たくさんの先生方が、皆さんに会える日を待ちわびていました。 一年生の皆さんを見ると、全員の顔が校長先生の方を向き、目がきらきらと輝いて、とってもきれいです。椅子に正しく座り、背筋もぴんと伸び、おしゃべりもありません。「今、こうしなければいけない」と分かっていることをきちんと行えるのは、大変立派なことです。 そんな立派な皆さんが、これからもっともっと立派な人になることが出来るよう、頑張ってほしいことを一つだけ話します。よく聞いてください。 それは、「自分から挨拶をする」ということです。 朝、起きたら、必ず、お家の人に自分から先に「おはよう!」と挨拶をしましょう。学校に行く途中、皆さんを見守ってくださっている地域の方にお会いしたら、学校で先生や友達に会ったら、自分から先に「おはようございます!」と挨拶をしましょう。 挨拶は「自分から先に」というのが大切です。これが出来るようになると、自分からやろうとする強い心が育ちます。そして、どんなことでも、熱心に、一生懸命に行える人になることができます。だから、自分から挨拶できる人は、立派な人になること間違いなしです。 皆さん、しっかり努力して、神崎一の挨拶名人になってください。 それでは、これからお家の人にお話をしますので、静かに、よい姿勢で待っていてください。 保護者、御家族の皆様、お子様の御入学、おめでとうございます。 深い愛情をもって慈しみ、育ててこられたお子様は、今日、義務教育九年間の第一歩を踏み出されることになりました。その晴れの姿に、感慨もひとしおのことと、心よりお祝いを申し上げます。 本日から、お子様を、神崎小学校の大切な子どもとしてお預かりいたします。「我が子であれば」という思いを心に、職員が一つとなって教育に当たって参りますので、御安心ください。 先程、子ども達に話しましたのは、「躾の三か条」と呼ばれるものの一つで、古より家庭教育の要として、大切にされてきました。「進んで挨拶をする」の後には、「はっきり返事をする」「履物を丁寧に揃える」と続きます。 積極的な心、素直な心、最後までやり抜く心を育てるため、一昨年度から、学校、PTA、子ども会を中心に、まちぐるみで取り組んでいます。 学校では、この三か条を、日々の学習規律や月々の生活目標に位置付け、一年間を通して指導しています。 子どもの健全な育成は、家庭と地域と学校が互いに信頼し合い、連携していくことによって実現するものです。子ども達の為に、共に取り組んでいただければ幸いです。 最後になりましたが、本日の入学式に公私とも御多用にもかかわらず、御臨席賜りました御来賓の皆様、子ども達の入学を共に祝っていただき、心より感謝申し上げます。 どうぞ、これからもこの子ども達を温かく見守っていただきますようお願い申し上げます。 一年生の皆さん、とってもよい態度で、静かに待つことができました。すごいと思いました。皆さんは、自分に負けない神崎小学校の子どもとして、立派に第一歩を踏み出すことができました。これからが楽しみです。明日から、毎日、元気いっぱいの挨拶と、輝くような笑顔で会いましょう。 ********************************* |
広島市立神崎小学校
住所:広島県広島市中区舟入中町1-36 TEL:082-293-1925 |