最新更新日:2024/05/28
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夏至

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4年生のみなさん。こんにちは。

夏至 読めますか?

そう,「げし」と読みます。

 日の出から日の入りまでの時間がもっとも長い日が夏至です。
 毎年,6月21日か22日です。

 ちなみに,夏至という日本での名前は、二十四節気(にじゅうしせっき)という中国の古いこよみから来ています。
 二十四節気は太陽の動きをもとにしたこよみで,季節を表すのに便利だったため,月の動きをもとにした太陰暦(たいいんれき)が普通だった時代からよく使われてきました。
1年を24等分して,夏至・冬至の中間の日(昼と夜の長さが同じ日)を春分・秋分とさだめています。
 夏至・冬至(とうじ))・春分・秋分という4日間の中間が,立春(りっしゅん)・立夏(りっか)・立秋(りっしゅう)・立冬(りっとう)となっています。

 春分や秋分では,おはぎを食べたりしますが,夏至は特に決まってないようです。
 
おまけ

1 昼が一番長い日と言っても 日の出一番早く 日の入りが一番遅いわけではないのですよ。日本では,日の出が一番早いのは夏至の数日前で,日の入りが一番遅いのが夏至の数日後です。沖縄県で10日ぐらいずれるそうですよ。

 2 夏至の時期は,梅雨の時期と重なるので,実際の日照時間は短い日が多いらしい。今年は晴れていましたね。

小イワシ

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4年生のみなさん,こんにちは。

 6月になりました。6月と言えば,広島の夏の味覚「小イワシ」の漁が解禁(かいきん)されました。鮮魚(せんぎょ)店にも「初物」を心待ちにしていた買い物客が訪れます。わたしもその一人です。

 カタクチイワシは,広島県では昔から「小イワシ」という名称で親しまれてきました。
刺身(さしみ)や天ぷらで食べるとおいしいです。
広島市内では,昔から行商の女性が新鮮な小イワシを売り歩いていました。安く手に入る庶民(しょみん))の貴重な食料で,水洗いすることで鱗(うろこ)が落ち、イワシ特有の臭みが洗い流され,身が引き締(し)まり,その美味しさは魚の王様,タイと同等とも言われ,「7回洗えばタイの味」という言葉もあるそうです。。
今は,行商の女性たちの姿を見かけることは,,ほとんどなくなりました。それでも,小イワシは広島の夏を代表する味として,親しまれています。

 また,カタクチイワシは,乾燥させてイリコやチリメンとしてもおいしく召し上がることができ,広島の「安芸いりこ」や「音戸ちりめん」は全国的にも知られています。
 江戸時代には,煮干しは食用のほかにも不作が続く畑への肥料(金肥)としても活用され,戦国大名の戦略物資(せんりゃくぶっし)でした。今も昔も,生活に欠かせない魚として親しまれています。

 実は,このカタクチイワシは,広島県の魚類の中で最多の漁獲量を誇り,約70%を占めています。

ひな祭り

4年生のみなさん。こんにちは。

 「春の楽しみ」の学習では,「ひな祭り」「お花見」「八十八夜」「こどもの日」など,取り上げましたね。
 今日は,「ひな祭り」について,解説(かいせつ)します。
「ひな祭り」は,平安時代に古代中国から伝わってきました。今から1000年も前になります。
古代中国では,3月3日に手で手足を洗って身を清めること災(わざわ)いから逃(のが)れようという行事が行われていました。それが,平安時代に伝わり,人形に災いを託して川に流すという「流し雛(びな)」が始まったそうです。
 そして,江戸時代ごろには,人形で遊ぶ「ままごと」がブームになり,人形を飾って子どもの幸せを願う今のスタイルになったそうです。
「ひな祭り」が終わったら,すぐ片付けないと婚期(こんき)が遅れるという言い伝えは,流し雛の名残なんだそうです。(鳥取市用瀬(もちがせ)町など,今でも,流し雛行っている地域があります。)

また,「ひな祭り」が「桃(もも)の節句」と呼ばれることも,古代中国から伝わってきました。古代中国では,「桃の花は,魔除(まよ)けの力がある。」と考えられていたそうです。
3月3日には,桃の花をかわいがり,桃の花を浮かべたお酒を飲み,桃の葉を入れたお風呂に入っていたそうです。


最後に,珍(めずら)しいひな人形を紹介します。
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また来週♪

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 4年生のみなさん,今週1週間よく頑張りました!
 
 月曜日はどこか緊張していた表情でしたが,日が経つにつれて,挨拶の声が大きくなったり外で遊ぶ子が増えたり,笑顔が増えたりしていましたね。先生たちはみんなと過ごせる日常が戻ってきて,本当に嬉しいです!
 

 久しぶりの学校で頭も体も動かしているので,自分が思っている以上に体は疲れていると思います。この土日はしっかりと休んで,また来週から頑張りましょう!

(1枚目)
 社会の学習をしています。

(2枚目)
 へちまのタネを観察しています。

半月 上弦の月

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4年生のみなさん,こんにちは。

 5月30日(土)にお月様を見た人はいますか。
 5月30日のお月様は,半月でした。雲がかかって,すこしぼんやりしていましたが,月が半分になっていました。

フラワームーンのときにも紹介しましたが,月は自ら光っているわけではなく,太陽の光を反射(はんしゃ)することで輝(かがやいて)見えています。だから,太陽の光が当たっているところが地球から見てどちらを向いているかによって,見える形がちがいます。

さて,満月は,太陽と地球と月が一直線に並ぶとしょうかいしましたね。半月は,地球が頂点(ちょうてん)となって,太陽と月が90度に並びます。
この月は,「上弦(じょうげん)の月」と呼ばれます。 上弦の月は,夕方月が見え始め,夜中に西の空に沈(しず))みます。 上弦があれば,反対に見える「下弦(かげん)の月もあります。こちらは,270度で,深夜に出て,昼ごろに沈みます。
 半月は,異なる2つの月があるということです。

 名前の由来(ゆらい)ですが,上弦や下弦の名前に使われている弦(つる)というのは弓に張る糸のことで,月の形が弓に似ていることか,、弓の真っ直ぐな部分である「弦」の漢字が用いられたと言われています。
 弦の部分が上で沈む月を上弦,弦の部分が下で沈む月を下弦と呼んだというそうです。

 毎日,ちがう顔を見せてくれる月を眺(なが)めてみるのもの楽しいよ。
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広島市立千田小学校
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