最後は，広島文化学園HBGホールで開催された「こころの劇場」を鑑賞しました。

　今回の演目は，劇団四季「王子と少年」でした。育った境遇は，全くちがうのに容姿がそっくりな二人が入れ替わることで起こる騒動から，「真実を言う勇気」や「本当の自分らしさ」を伝えるハラハラドキドキのストーリーです。
　歌と踊り，舞台と客席が一体となる感感覚から，子どもたちは，プロの表現力に圧巻されたようでした。

　行き帰りのアストラムラインでの過ごし方も素晴らしく，６年生らしい立派な姿だったようです。本物から学ぶことのできた６年生の１日でした。

　次に，こども文化科学館へ行きました。

　プラネタリウムで，月と太陽の関係や星座についてなど，解説と投影から学習しました。宇宙の広さと不思議さを感じることができたようです。

　６年が１日，校外学習に出掛けました。少し欲張って，３か所訪れました。

　まず，来年の３月にいったん閉館となる広島城に行きました。二の丸から入り，立派な石垣や天守閣にある外敵への備えなど，社会科で学習した戦国の世の中と城の役割を改めて確かめました。

　閉会の会をしました。

　校長先生は，「交流を深めるためには，思いやることが大切です。」と話をしました。
　児童代表は，「どの班も，協力できてよかったです。」と会を振り返りました。

　「階段気を付けてね。」など，思いやった言葉やゲームのとき「おしい！」など，励ます言葉を掛けながら，子どもたちの温かいかかわりがたくさん見られました。

　このような活動を積み重ねながら，みんな仲良し，優しさいっぱいの安西っ子を育てていきたいと思います。

　一番上の写真の子たちは，ポスターをもって宣伝カーのように学校中を回っていました。

　２番目の写真の子どもたちは，教室前でお客さんの呼び込みをしていました。

　一番下の写真の子どもたちは，ルールを分かりやすく説明するために，ポスターのような看板をつくっていました。

　アイデアがどんどん浮かんでくると，どんどん楽しくなってくるんですよね。

　後半グループがスタートしました。

　今回の出し物には，「絵しりとり」や「福笑い」，「ペットボトルフリック」，「私はだれでしょうクイズ」など，どれも仲間と協力しないとうまくいかないゲームばかりでした。
　ルールも，やる気になったり，みんなが楽しく遊べたりするよう工夫されたものばかりでした。

　子どもならではの工夫やアイデアは，主体的な活動だからこそです。

　廊下を歩いていると，上の２枚の写真のようなカードを見つけました。これは，いったい何でしょうか。

　実は，グループごとに一番下の写真のようなカードを持っていて，これに各コーナーの得点を記録していきます。その中にあるのが「暗号」。８このひらがなを見つけて，暗号を解読すると，１５点プラスされるんだそうです。

　これも，子どもたちがその気になる仕掛けです。

　前半グループがスタートしました。班ごとに，他の班の出し物を回るグループと出し物の運営をするグループに分かれ，後半は，入れ替わります。

　どの班も，６年のリーダーを中心にまとまって移動していました。
　前半も後半も，３０分ずつなので，１２か所の出し物を全部回るのは，難しかったようです。ですが，それぞれに行きたいところや効率の良いルートを話し合いながら決めていました。

　ゲームが始まると，どのチームも，応援し合ったり，言葉を掛け合って力を合わせたりと，大盛り上がりでした。

　全校で「オリエンテーリング集会」を開きました。今年度から，子どもの主体性を伸ばし，子ども同士のかかわりを深めるために，出し物を考え，準備や運営をしたり，他の班の出し物を回ったりする活動すべてをたてわり班ですることにしました。

　まず，班ごとに集まり，準備をした後，開会の会をしました。それぞれの班で，役割ごとに準備を進めました。開会の会では，児童代表が「班のみんなで考え，準備し，進めていく私たちの会です。」とあいさつしました。

　いよいよ，始まります。

　新しい１週間の始まりです。

　今日は，１５日。１２月も中旬を迎え，新年のカウントダウンが少しずつ聞こえてきそうです。とはいえ，まったく実感できない今日この頃です。

　５−１の前を通ると，しーんと静まり返っていました。何をしているのか教室に入ってみると，図工で針金を使って「美しい」ものをつくっていました。

　今回，先生が子どもたちに示した条件は，(1)立体であること，(2)針金だからこそできることを取り入れること，(3)自分らしい工夫をすることの三つ。
子どもたちは，針金を曲げたり，巻いたりしながら，思い思いの作品にしていきました。

　完成が楽しみです。

　しいのみ３組では，国語の学習で，１２月にしたい楽しみを見つけていました。

　もちや年越しそば，寄せ鍋など，食べ物を挙げる子や，楽しみなアニメを一生懸命に調べている子など，様々。やっぱり，１２月は，ワクワクする月なのですね。

　体育館では，１−２が体育の学習です。

　今回は，跳び箱をつなげて，赤・白が向かい合って並び，ジャンケンで刈ったら前へ進みます。どんどんか勝ち進む子がいましたが，そうは続きません。「負けたー。」と声をあげて列の一番後ろに付きました。

　みんな大喜びでした。

　今朝の平和台の空です。どんよりしています。太陽が出ていないせいもあり，今朝は，ずいぶん冷えました。

　それでも，大休憩には，長縄や鬼ごっこなど，楽しく外遊びをする子どもたち。さすが風の子です。

　おや，元気なのは，子どもだけではないようです。先生も，思いっきりグラウンドを駆け回っています。いっしょに遊んでもらえてうれしいね。

　まとめた表を手掛かりに，二つの数の関係を考えていきました。

　先生が「表を縦に見たり，横に見たりしてみましょう。」と助言すると，さっきのペアで話し合いを始めました。「あ，表と裏が逆に並んでるよ。」，「表が１増えたら，裏は，1減ってる。」など，気付いたことを活発に発言して意見交流していました。
　そして，全体で意見交流しながら，関係を言葉の式にまでつないでいきました。

　普段から，いろいろな場面で話し合いや意見交流をしながら，自分たちで決めてきた４−２ならではの授業でした。

　ペアで協力して，時計板の表の時刻と裏の時刻の関係を調べていきました。

　一人が時計板を示し，「表〇時，裏何時？」と合言葉で尋ねてひっくり返すと，もう一人が時刻を読むというように，すべての時刻について調べ，それを表にまとめていきました。

　どのペアも，協力ながら楽しんで調べていく姿を見て，ほほえましく思いました。

　続いて，４−２の様子を紹介します。

　算数「変わり方に注目して調べよう」の学習でした。

　まず，先生が取り出したのは，「学習すごろく」。ここには，キーワードと学習テーマをミッション風に表現して，単元展開を子どもたちと共有化していました。子どもたちは，「何するんかねぇ。」と，口々につぶやきながら，新しい単元に引き付けられていました。

　次に，教卓からおもむろに時計版を取り出すと，「表は，〇時。裏何時？」と呪文のように子どもたちに問い掛けました。時計を裏返して時刻を示すと同時に，「表の時刻と裏の時刻には，どんな関係があるのかなぁ。」と今日の問いを示しました。

　こうして，この授業には，先生ならではの仕掛けが散りばめられていました。

　いよいよ，リハーサルの始まりです。

　自分たちの出し物に来てもらおうと，呼び込みをしたり，ゲームの最中，やる気になるような言葉掛けをしたり…。張り切った気持ちでいっぱいだったり，緊張してなかなか言葉が出にくかったりと，様々な表情を見せた子どもたちでしたが，どの子もみんな一生懸命でした。

　リハーサルの後は，お互いのリハーサルの振り返りをしました。「まるい言葉」を上手に使いながら，みんなのいいところを褒め合っていました。
　特に素晴らしかったのは，「当たらなかったお客さんには，当たるように話した。」という言葉です。残念に思う人への心遣いに感激しました。

　まず，今日の目標を一人ずつ確認しました。ここで大切にしたのが，「まるい言葉」です。これは，相手がやる気になる穏やかなかかわりのできる言葉のことで，以前の学習で子どもたちが見つけ，名付けたものです。

　子どもたちは，先生といっしょに，役割と相手への穏やかなかかわり方から目標を立てていきました。自分のすべきことがしっかり自覚できたようで，やる気いっぱいでした。

　さらに続きます。

　この会は，安西中学校区の先生方で連携しながら，子どもの育ちや授業について研究する会です。今日は，各小中学校を会場に，授業研究会を行いました。

　本校では，しいのみ２組と４年２組が授業公開しました。まずは，しいのみ学級２組の様子からお伝えします。

　自立活動「しいのみイベント祭りをしよう」の学習でした。しいのみ４学級が合同で開催する「しいのみイベント祭り」でする出し物の遊び方の説明を一人ずつリハーサルすることがねらいでした。

次に続きます。