火おこし体験が終わったら、さあ、いよいよ本日のメインイベント「野外炊飯」なのです。１泊２日で培った「自分力・グループ力」が試される活動です。「うまいカレーライス」を目指して、いざ！調理開始なのです。
　班は調理担当、かまど担当の二手に分かれます。調理担当は食材を切ったり、米を洗ったりし始めます。かまど担当は炊飯、カレーの煮込みに向けて、薪に火をつけて安定した火力をキープしなければなりません。
　かまど担当は先生からいかに上手に薪に火をつけるかアドバイスを受けます。調理担当は「米は家でといでいるからできるよ。」「じゃがいもの皮むきなら任せて。」普段の経験を生かしてテキパキ作業を進めます。
　両方の担当がお互いの作業の進み具合を確かめながら、進んで手を動かします。

　その後も、成功する班が続出しました。センターの方曰く「雨上がりのあとの湿気の多い日に、こんなにたくさんの班が成功するなんてすごい！」
　では、大成功の「どや顔」をどうぞ！

　悪条件の中、５年生の挑戦は続きます。そんな中、火種が起き火口に火種を移すところまで行くグループが！「よしよし！そうそう！息吹きかけて！」「ふーっ、ふーっ…あ！点いた！点いた！」見事、火おこし成功！「早く、ランタン持ってきて。」点いた火はランタンに移します。「やった〜！！」達成感に包まれるメンバーたち。素晴らしい体験となりました。

　火おこし体験に挑戦です。ご存じ「まいぎり式火おこし器」を使って行います。いい道具があるから、あっさり火が点くんでしょと思っている、そこのあなた！それは大間違いです。火おこしは気温や湿度、風の有無など大きく影響します。特に湿度が高いと難しく、結局、火が点かないことも少なくないのです。
　今日は気温は高いものの、雨上がりで湿度が高く条件はあまりよくないとのこと。センターの方の説明を聞いて、いざ！チャレンジ開始です。
　火おこし器のはずみ板を激しく上下に動かすと下の板にあけてある穴、火きり臼というのですが、そこからおがくずが出てきます。煙がでて火が点いて、うまく火口にうつせれば成功ですが、なかなかうまくいきません。汗だくになりながらはずみ板を動かす５年生さん。体力と根気、チームワークで頑張ります。

　青空が広がるキャンプ場。最高の天候の中でのクラス写真。きっと販売があるのでご検討よろしくお願いします。（カメラマンさんには、撮影以外でも、モリモリ働いてもらってお世話になっています。なので、少し営業のお手伝い。）
　次の活動は火おこし→からの→カレーづくり。クラスを7班にわけて、14班でおいしい昼ご飯をめざします！

　朝食、写真追加です。どうです？我が子の表情は？元気そうでしょ？写ってない？次の活動をお楽しみに！

　待ちに待った朝ごはん、こんなに空腹で食べることは滅多にないでしょう。
　メニューはザ・ニッポンの朝ごはん「ごはん・みそ汁・焼き鮭・卵焼き・ひじきの炒め煮・おしんこ・味付け海苔」です。ご飯をできるだけ多く食べるために先人たちが築き上げた伝統のメニューを野外活動で味わいます。
　当然、おかわりモリモリです。「おなかすいたから、なんぼでも食べれる。」「今日もモリモリ、がんばれそう。」
　エネルギー充填、MAXで今日も１日頑張ります！

　おはようございます。２日目です！天気回復しました！さわやかな朝を迎えています。
　６：３０に起床して、着替え、身辺整理をしましたら、宿泊棟前の広場に集まり「朝の集い」です。「どう？寝られた？」「あんまり眠れなかった。うれしくて。」ですよね。
　めざましのラジオ体操はレク係さんが前に出て模範をしてくれます。若干名、だらんだらん体操の人もいます。大丈夫でしょうか？
　健康観察をします。食事・保健係さんが一人一人確認します。今日の予定を確認して解散です。
　「あー、腹減った〜！！」それもそのはず、夕方５時の食事ですから１４時間ちょっとのぷち断食。きっと朝飯、バリうまですね。

昨日は「ごはん　さばの梅煮　即席漬　豆腐汁　牛乳」でした。

　梅雨のこの時期に毎年登場する「さばの梅煮」。ねり梅を煮汁に加えて，梅の風味やコクを味付けのポイントに使っています。いつもの煮付けと比べるとほんのり梅の風味を感じる程度なのですが，子どもたちに人気の一品です。給食では，冷凍のさばの素焼きを煮付けているので，魚の臭みなどはほとんど感じませんが，しょうがや梅は臭み消しにもいいですね。ご家庭でも梅干しやねり梅などでお試しいただければと思います。
　
　しっかり味が染み込んださばは，ごはんにぴったり。キャベツとにんじんの即席漬，出汁がよく効いた豆腐汁もどちらもとてもおいしかったです。

　おいしい給食ごちそうさまでした♡午後から今日の給食の様子もUPします。野外活動の様子の記事の合間にご覧ください。

　今日最後の活動は班長・室長会です。今日の振り返りを出し合い、明日の活動につなげます。班長さんからは「竹クラフトでほめ合っていたのがよかった。」「オリエンテーリングでみんなのペースを合わせる声かけが難しかった。」など反省が出されました。先生方からは「大きなけが人もなく、スムーズに活動できた。」「話をよく聞いて、班で協力し合って活動できていた。」とお褒めの言葉をもらいました。
　明日の日程、注意など班の人へ伝えることを確認して、会はお開きです。
　２２時消灯、みんな明日に備えてさっと、寝てくれるといいです。

　キャンドルサービスでしっかりと汗をかいた後は、バスタイム♡です。最近は「銭湯」のような公衆浴場の経験が少ない子が多いので、指導が大変と聞きますがどうだったのでしょう。
　汗を流してさっぱりとしたら、各部屋でしおりに今日の振り返りを記入したり、友達おしゃべりを楽しんだりしています。素敵なリラックスタイム。子供たちの表情もゆったりしていてGOODです。

　キャンドルサービスもいよいよフィナーレ「エンディングキャンドル」です。
　２部の１００db越えのフィーバー（ガード下レベル）から、３部は静寂の４０db（図書室レベル）にさっと、切り替わります。さすが、５年生さん。
　火の女神的な団長のありがたいお話のあと、各班の班長さんへ聖なる火が分火されます。「友情・団結・優しさ・勇気・ガッツリの火」５つの火が５年生７０人全員のろうそくと心に灯ります。
　大いに盛り上がり、笑い、走り、叫び？、絆を深めた時間をかみしめながら、キャンドルの火は静かに消えていきました。

　学校からはるばる、キャンドルサービスを盛り上げに、他の学年の先生が駆けつけてくださいました。昨年の担任の先生の登場にまた１段ギアがアップする５年生さんたち。「きこりとリス」「キャンプだホイ！」で盛り上がりは最高潮！「キャンプだホイ！」は最近のキャンプブームで耳にすることが多くなりましたが、野外活動では、古くから歌い継がれてきた歌です。２人組で相手を入れ替えながらダンスするので「心のときめき」を開放するチャンスでもあります。皆さんはいかがでしたか？５年生さんも相手を求めて走る走る！解き放たれた心は若干暴走気味です。見事意中の相手と踊ることはできたのでしょうか。

　キャンドルサービスの定番スタンツ「猛獣狩り」です。「ライオン！」「４人！４人！こっち！こっち！」右往左往する５年生さん。
　ぴょっぴりふざけて、ちゃんと集合しないシャイな困ったちゃんには「お仕置き」が待っています。「ライオンだ　ニャー！」「おれは、カタツムリだー！」みんなの笑顔と笑い声に、みんなも、自分も知らない、新たな自分が心の中から飛び出してきます。

　本日最大のお楽しみ活動「キャンドルサービス」ほんとは、外で「キャンプファイヤー」をしたかったのですが、天気には勝てません。さっと切り替えて楽しむのです。
　１部「オープニングキャンドル」静かに厳粛に火を迎えるセレモニーです。火の女神？妖精？みたいな方が、中央に据えられた燭台に火をともします。火の力、火の神秘さをしっかりと感じたら、２部の「ダンシングキャンドル」の始まりです。
　「みんなの広場」というスタンツで心のウオーミングアップです。「竹クラフトで上手にはしが作れた人が集まって♪」「夕御飯がおいしすぎて、おかわりした人が集まって♪」「明日の野活が楽しみな人が集まって♪」「ヤー！ヤー！ヤー！と言いました♪」心ががっつり熱く、楽しくはじけます！
　「さ」で、反対に飛ばないといけない「あんたがたどこさ」隣の友達と体がぶつかったり、手が離れたり…。笑いが止まりません。

　なんと、１７：００から夕食なのです。おやつもなしで、活動してきておなかはぺこりんちょなので問題はないですが、それにしても早いですよね。これが野外活動あるある。
　今夜のメニューは「ごはん、スープ、から揚げ、シュウマイ、お浸し、はるさめサラダ？、おしんこ、オレンジ」です。（たぶん）
　やっぱり、空腹が一番のごちそう「うまっ！」もりもり食べます。「おかわりできるんですか。」に「ごはんとおしるは、おかわりできるよ。」「やったー！」夜の活動に向けて、エネルギーチャージ！満タンOK！です。

　午後の活動も、けが人病人０人で終えた、さすがの長束西小５年生さん。
　宿泊棟に移動して、今晩寝泊りする部屋に「入室」です。ここで待ち受ける活動が、そう、入所式でセンターの方からレクチャーを受けた「ベッドメイキング」なのです。まずは部屋の担当が、リネン室にシーツと枕カバーを受け取りに行きます。１人シーツ２枚、枕カバー１枚が配られます。なかなか、お家で布団の出し入れやシーツを布団にかけたり、入れたりする機会が少ない５年生さん。わーわー、キャーキャー言いながら、にぎやかに初めてのシーツかけです。汗だくで「どうやるん？」「上と下、どうなっとるん？」
　まあ、寝られればよしとしましょう。

　「結果発表〜！」（浜ちゃん風に）のお時間です。第１位は（ダラララララララ…ドラムロールの音です。）「６８０点、８班です！」「い〜やったああああ！」喜びはじける８班の面々。ちょっぴり、残念な他のチームの皆様。「ラッキーポイント、見つけた？」「えっ？どこ？」「食堂の裏。向こうを向いとるよ。」「うっそ？！夕食のとき、見てみよ。」
　結果はともかく、話し合った分、言い合った分、歩き回った分、高まったはずの自分力とチーム力。これからの活動につながります。
　８班さん、おめでとう！その他の班のみんなもよく、頑張りました、楽しみました！

　午後の活動は、野外活動ならではアクティビティ「オリエンテーリング」です。施設内にある野山あるいは草原を散策しながら、地図に書かれたポイント探し当てるゲームです。体力とチームワークまさに「自分力とチーム力」が問われます。
　スタート前の作戦タイム。「どこから探す？」「点が高いやつから行こう。」考えを出し合い、方針を決めて出発です。
　雨上がりの道はぬかるんだり、道端に生えている草も濡れていたりと靴やズボンはあっという間にドロドロになります。そんなことにめげることもなく「あった！ポイントあった！」と喜びを分かち合ったり「のぼったのに、ありませんでしたー！」としょんぼりしたりしながら、野山をしっかり駆け回ります。
　終了１５分前に施設全体に鳴り響く「帰ってこい」の音楽で、全員無事ゴールしました。
　さあ、結果やいかに！

　お待たせしました！午前の竹クラフトにしっかりと取り組んだ後は、お待ちかねのお弁当です。「おなかすいたー。」と待ちきれない様子です。
　天気が良ければ、自然いっぱいのセンターのこども広場で、新鮮な空気を吸いながら食べるはずでしたが残念無念、活動していた工作室でのランチタイムとなりました。
　それでも「すきなものばっかり！」「おいしー！」と、グループでおしゃべりを楽しみながら、和気あいあいと食べます。給食とは違う雰囲気を味わいながら、午後の活動のためのエネルギーを「がっつり」補給します。（使い方、あってますよね？）