１人の欠席者もなく、無事にすべてが終わりました。
事前の準備、見送りやお出迎え等、ありがとうございました。

〜2025年度　野外活動〜

「こふじん」の見送りの後も、予定通り学校まで帰ってきました。
学校では、たくさんのおうちの方、先生方に出迎えてもらいました♪
解散式の最後には、わっしょいコール！
おうちでたくさんの思い出話をしましたかね？

実は…３日目は朝から雨が降っていました。
ユーハイム似島歓迎交流センターから港まで歩くのが大変だね…と、退所式後にカッパを着て、かばんにビニールをかけて、いざ出発！
と思ったら、なんと雨が止んでいました♪
日頃の行いが良かったのか、雨に濡れることなく、すべての予定をクリアすることができました！

港まで、ユーハイム似島歓迎交流センターのマスコットキャラクター「こふじん」が見送りに来てくれました♪フェリーが見えなくなるまで、手を振ってくれました！

竹から外して、切り分けて「いただきま〜す♪」
意外と端っこの少し焦げた部分が人気でした。
あまーいにおいが漂っていました。

何度も何度も生地を塗り重ね、完成しました！！！

３日目は、バウムクーヘンづくりです。
戦時中、似島に捕虜として捕えられていたドイツ人たちによって、バウムクーヘンが伝えられたと言われています。
バター、砂糖、卵、薄力粉を使って作ります。卵黄と卵白に分けたり、メレンゲを泡立てたりするのに苦戦しながら、班で協力していました。材料が出来上がると、竹を熱して生地をかけ、くるくる回して火を通していきます。

２日目のビッグイベントである、キャンプファイヤーです。
学校から先生方が応援に来てくださって、盛り上がりました♪
火を囲んで歌ったり、ゲームをしたりしてとても楽しそうでした！

野外炊飯の後、鍋の焦げ取りに苦戦しました。予想よりも時間がかかりましたが、無事にやり終え、プールカヌーに向かいました。
説明を聞いた後、一人乗り用、二人乗り用に分かれて挑戦しました。
二人乗り用は安定していますが、二人の息を合わせるのが難しいようでなぜか逆向きに流れている艇もありました。
一人乗り用はバランスをとるのが難しく、数名落水していました…。
少しずつ慣れてくると、勢いよく進んだり、スムーズに進んだりすることができていました。

協力して調理が進んだことで、少し早めに完成しました♪
お米も…少し水分が多い班がありましたが、焦げずに上手に炊き上がりました！
「ガスとか電気がなかったころは、これを毎日しよったってことよね〜。」と、現代の便利さに気づいていました。

朝食を食べた後、すぐに昼食の準備が始まります。
班で協力して「豚すきやき」「ごはん」「サラダ」の調理をしました。
お米が焦げ焦げになることを恐れ、ついつい蓋を開けたくなりますが、「初めちょろちょろ中ぱっぱ！赤子泣いても蓋取るな！」と言いながら、楽しそうに調理していました。

２日目の朝です。
少し早めに起きて、準備をし始めている人もいました。ほかの人を思いやりながら静かに行動していました。
肌寒い朝でしたが、ラジオ体操をすると体がポカポカ温まりました♪

宿泊棟では、部屋でゆっくりしたり、班長会をしたりしました。
消灯時間までに身の回りを片づけたり、同じ部屋の友達とカードゲームや振り返りをしたりするなど、声をかけ合いながら上手に過ごしていました。

夕食後は、少しゆっくりしてからグライダーづくりをしました。
最初はうまく飛びませんでしたが、紙を折る角度や飛ばし方を工夫するとだんだんと遠くにすうーっと飛ぶようになりました。手首をくねくねさせたり、高いところから飛ばしたり、それぞれの工夫がたくさん見られました。

チャレンジ日本一周が終わると、お風呂に入りました。
限られた時間の中で、ゆずり合いながらお風呂に入っていました。
お風呂場に忘れ物がなかったのはとても優秀でしたが、宿泊棟にタオルを忘れてきてしまった人がいました。お風呂棟と宿泊棟は離れているので、忘れ物があると大変です！
お風呂が終わると、夕食です♪

平和学習が終わり、次は「チャレンジ日本一周」です。
これは、グループごとに敷地内に隠された看板を探すというオリエンテーリングです。４７都道府県に３枚加わった、全５０枚を探します。都道府県の下には、アルファベットや記号が書いてあり、それをワークシートに記入していきます。
近くを歩いているグループにばれないようにしながら、上手に回っていました。あちこちから「○○が見つからん！」「ねえ、○○ってどこにあった？！」という声が聞こえてきました。建物の屋根についている看板もあり、すべて見つけるのは至難の業です。

食事が終わると、平和学習です。
ユーハイム似島歓迎交流センターの職員の方から、似島とヒロシマの関係について話をしていただきました。
それが終わると、施設周辺の遺構をめぐりました。被爆された方を似島に運ぶ際に使われた軍用桟橋や横穴式防空壕などを見学しました。
途中で、青崎小学校から持ってきた全校児童の思いのこもった「折り鶴」を献納しました。

入所式が終わると、少し早めの昼食です。
センターでの食事はバイキング形式です。好きなものを食べられるだけ、上手に並んでとりました。１番最初だったので、全員が取り終わるまでに３０分もかかりました。
きれいに食べ終わった人から、おかわりもできます。

ユーハイム似島歓迎交流センターに着くと、入所式をしました。
３日間お世話になるセンターの方に元気よくあいさつをしました。

フェリーの中では、他のお客さんの迷惑にならないように上手に過ごすことができていました。
似島につくと、桟橋からユーハイム似島歓迎交流センターまで荷物を持って歩きます。まだ元気があるので、友達としりとりやお話をしながら楽しそうに歩いていました。

天候にめぐまれ、気持ちよく野外活動がスタートしました。
グラウンドで出発式をして、バスに乗って出発です。
広島港からはフェリーに乗りました。