本日は大掃除が午前中あり、昼食場所に限りがあったため、陸上部の練習は再登校となりました。いつもよりかは人数は少ないですが、笑顔満点です。

　１校時、美術室をのぞいてみると、１年１組がデッサンをしているようなので中に入ってみました。
　モデルになった人は、５分間、床に落ちた物を拾う姿勢のままじっとしています。同じ姿勢を保ち続けることは、本当に大変そうでした。
　５分間で周りの人たちは、サーッとデッサンをしていきます。そして５分経ったら、次の人がモデルになって、さらにデッサンを進めていました。
　みんなモデルをやってみて、その大変さが分かったと思います。歴史に残る絵画のモデルとなった人たちは、いったい、どのくらいの時間、じっとしていたのでしょうか？

　先週は春の訪れを肌で感じることができる温かさでしたが、今朝は・・・。一転して真冬並みの寒さとなりました。
　安佐南中学校の校門を入ったところにある植木も、うっすらと雪化粧。そんななかでも、生徒のみなさんは元気に長い坂を上ってきました！
　今年度の授業日は、今日を入れてあと６日。
　次の学年への準備も含めて頑張っていましょう！

　安佐南中学校生徒会では、３月の卒業式と４月の入学式に合わせて、春に咲く花を植え付け、大切に育ててきました。
　先日の卒業式では、まさに花道として巣立ちゆく３年生を祝福するために活用しました。
今度は４月の入学式で新入生を迎えるために活用する予定です。
　しっかりと根を張り、さらに元気よく育ってくれるために、本日の放課後、植え替えの作業をしました。
　集まってくれた皆さん、どうもありがとうございました。

　４校時、１年４組は理科の授業で地層について学習していました。
　地面は風雨にさらされることから浸食が進んで、雨水などの通り道は谷になります。その谷の地表面から下を掘り進めると、堆積した土や石に違いが見られます。これを地層といいます。
　谷を示す地形図から標高差を読み取って、いくつかのデータから地表面から下の地層がどのようなものかを予測する課題にグループで取り組んでいました。
　じっくりと考えあっているとき、各グループから小さな声が聞こえてきます。
　つまり、しっかりと考えている場合は、大きな声にならず、ささやくような声になるのです。このような「ささやき」を聞いた時、生徒のみなさんがしっかりと考えている思って、とてもうれしくなりました。

　今朝、校門のところに立ってあいさつをしていると、生徒さんの方から「写真とってくれないんですか？」との声があったので、「いいよ！」ということでカメラを向けてみました。
　春の陽気に誘われるように、にっこりとしてピース！
　

　額縁を制作しています。額縁に模様となる物財を、それぞれが検討し、制作しています。完成が楽しみです。意欲的です。

　こちらのグループは、スケッチに励んでいます。最高のパフォーマンスを発揮しています。繊細です。

　グラウンドでの練習の合間に坂ダッシュを行っています。安佐南中学校は、「坂の上の学校」であるため、坂ダッシュによってパフォーマンスがアップします。急傾斜です。

　卓球部の練習は、本日体育館にて実施します。サーブが確実に入るようになり、ラリーが続くようになりました。成長です。

　体育館から「ソーラン節」が聞こえてきます。その音色に吸い寄せられて、体育館に様子を見に行ってみると、１年４組、５組女子の保健体育でした。
　元々は、北海道の日本海側、積丹半島の地域で、ニシン漁のときに歌われていたものが、いまではすっかりと演舞として定着し、多くの学校で保健体育の授業でも取り上げられています。実際にやってみると、なかなか激しい踊りで、足がパンパンになってしまいます。動作を覚えたら、次はかけ声も含めて、威勢の良い演舞となることを期待しています。

　１年生も２年生に負けず劣らず、気持ちを前面に出すことができます。卒業生も安心できると思います。満面の笑顔が、安佐南中の伝統です。良質です。

　常にカメラを向けると入っている生徒が複数存在します。積極性があります。伝統です。

　廊下にいる人たちは、これから元気いっぱい部活動です。部活動も受け継ぎます。本気です。

　２人組の登場です。二人いれば２倍以上のパワーが出ます。信頼です。

　現在体育は、ダンスが必修となっています。本日は何回か朝練習を含めた取組の成果を披露する発表会です。時代の変化を感じます。流行です。

　体育のダンスは、男女共修で行っています。男子と女子は、大人の予想以上に真剣に話し合い、前向きに取り組みました。意外です。

　発表会を見にきた学年の先生が感想を話しています。生徒たちは、教室の授業では見せない様子があり、新鮮でした。

　３月１１日は、東日本大震災が発生した日。あの日から今日で１４年が経ちます。本日の全校朝会において、この震災で亡くなられた方々のご冥福を祈るとともに、被災地域の復興を願い、黙祷を捧げました。
　３月といえば、一般的には卒業を祝い、喜ぶ月であると思いますが、東北地方の人たちにとっては、つらく、苦しい記憶がよみがえる月であると思います。
　見方を変えれば、一般的に８月は夏休みで楽しいものですが、被爆地である広島・長崎としてはつらく、苦しい記憶を語り継ぐ、慰霊の月です。
　また、一般的に１月１日は新年を迎えた祝賀の日ですが、能登半島の人たちにとっては、つらく、苦しい記憶がよみがえる日となっています。
　このように、たまたま、その時、その場所にいなかったから、今、私は生きているのだと思うと、自分で生きているというよりも、何か目に見えない不思議な力により生かされていると感じます。
　生かされている命であると思えば、自分の命と同様に、他の人の命も大切にしようとする心が芽生えてくると思います。生かされていることは「有り難い（めったにない、珍しい）」ことです。だからこそ、自分が傷ついてはいけないし、他の人を傷つけてもいけないのです。本日、このように慰霊の日であることを通して、生かされている命について、考えてみましょう。

　本日から先輩たちが登校しません。バトンタッチした２年生の生徒が、伝統継承に向けての今後の方向性を検討しています。自立です。