５−２では，体育の学習で，リレーに取り組んでいました。

　今日は，短距離走と組み合わせて，全力で走るとともに，バトンをつなぐ学習でした。どの子も，必死で走っていたので，バトンを引き継いだ後，座り込んでしまいました。チームごとに大きな声で応援する姿も温かさを感じました。

　「リレー」の学習は，仲間と速さを競い合ったり，記録に挑戦したり，自分の課題を解決しようと工夫したりするなどの楽しさや喜びを味わうことができる運動です。減速の少ない滑らかなバトンの受渡しを行い，個人ではなく，チームでどれだけ合計タイムを縮めていけるかが勝負です。

　２−１では，算数の学習で，「計算ピラミッド」に挑戦していました。「計算ピラミッド」とは，一番上の写真のように，組み立てられたレンガに書かれた数字を足したり，引いたりしながら空欄の数を見つける演習です。

　子どもたちは，答えを求めるだけでなく，やり方を説明することに必死でした。先生に指名されると，電子黒板の前に出てきて，一生懸命説明していました。説明し終わった子の顔は，少しばかり誇らしげに見えました。

　算数では，正しい答えを求めるばかりでなく，求め方や考え方を相手に説明することが求められています。

　今朝は，安西タイムで，係の先生から，春休みの生活の仕方について話を聞きました。

　気を付けることは，次の三つです。

　一つ目は，遊ぶときのことです。遊びに行くときは，「だれと，どこで遊び，何時に帰るか」を家の人に伝えることやインターネットは，家で約束を決めて使うこと，してはいけない危険な遊びなどの話でした。
　二つ目は，子どもだけで言ってはいけないところについてです。学区外に子どもだけで出ないこと，お金や買い物の仕方についての話でした。
　三つ目は，命を守るための話でした。交通安全や犯罪に巻き込まれないためのことについての話でした。

　春休みは，気持ちが緩みがちです。一人一人が気を付けて，楽しく安全に過ごしてほしいと思います。

　３月も中旬を迎え，先週は，ポカポカ陽気についてお話をしたのですが，それと打って変わって，今朝は，ずいぶん冷え込みました。

　上の写真は，平和台の向かいの山です。雪で真っ白です。寒いはずです。

　明後日の１９日は，卒業証書授与式です。天気予報では，「晴れ」マークが付いていますが，温かくなることを祈っています。

　本日，子どもたちに「『感染性胃腸炎警報』発令と児童の健康管理について」を持ち帰らせました。

　広島県感染症・疾病管理センターによると，第１０週（３月３日〜３月９日）の広島県感染症発生動向調査において，感染性胃腸炎の報告患者数が広島県内のいくつかの保健所管内で，警報開始基準値（定点当たり２０）を上回りました。感染性胃腸炎の流行は，今後，さらに拡大する可能性があるため，３月１３日，県内全域に「感染性胃腸炎警報」を発令しました。市内学校においても，感染性胃腸炎による学級閉鎖が報告されており，より一層の注意が必要です。

　これをよくお読みいただき，ご家庭でも，感染予防と児童の健康管理に努めていただきますよう，よろしくお願いいたします。


「感染性胃腸炎警報」発令と児童の健康管理について

　昼休憩，グラウンドに出てみました。子どもたちは，いつもと変わらず元気いっぱいに駆け回っていました。

　出てすぐに気が付くのは，芝生の匂いです。３月になってすこすずっ緑を取り戻していましたが，さらに緑になり，春風に乗って，香ってきました。

　春は，そこまで来ています。

　今日は，５，６年合同の練習でした。

　昨日の予行で出された課題を一つずつ修正していきました。証書の仕方や「お別れの言葉」から，座るタイミングや礼の仕方などの細かいところまで，整えていきました。

　何度か練習を繰り返すのですが，気を抜くことなく，集中して臨む姿に，改めて感心しました。写真からも，子どもたちの気迫が表れているのではないでしょうか。

　いよいよ，本番は，来週水曜です。

　今朝は，放送朝会で，高田　亜紀子先生，槙原　かおり先生，谷口　貴菜先生とお別れしました。

　高田先生は，看護師として，子どもたちが健康で安全に過ごせるように支えていただきました。いつも，子どもたちの近くにおられ，いいところも直さないといけないところもきちんと伝えてくださる優しさいっぱいの先生でした。

　槙原先生は，主に３年の授業を受け持ってくださいました。いつも，楽しく分かる授業をと，熱心に授業づくりをされる一生懸命な先生でした。

　谷口先生は，毎日，おいしい給食を作ってくださいました。いつも，子どもたちのことを第一に考えた調理を心掛けておられました。給食の調理は，大変な仕事ですが，いつも元気いっぱいの先生でした。

　三人の先生方，これまで本当にお世話になりました。どうぞ，お元気で。

　本番さながらなのは，卒業生ばかりではありません。５年生も，今まで以上の気概を感じる表情で臨んでいました。

　頭も体全体も，ピタッと静止させ，背筋をピンと伸ばし，卒業生をしっかりと受けとめようとしていました。

　卒業生の中には，感極まったのでしょうか，思わず涙が出てきた子たちがいました。これは，一区切り達成感を味わったことと，５年生のこの気持ちの高まりに感動したからではないでしょうか。

　こうして，５年生も，卒業生も，立派に予行を終えました。本校の高学年は，さすがです。１９日の本番も，見事な活躍を見せることでしょう。

　午後，５，６年児童と教職員で，１９日に開催する卒業証書授与式の予行をしました。子どもたちも，大人も，本番さながらの緊張感で臨みました。

　卒業生の入場する姿も，証書を授与される姿も，お別れの言葉も，歌も，自信いっぱいの堂々たるものでした。ただ，ピリピリとした緊張感というよりも，時折笑顔を見せ，温かく和んだ雰囲気もありました。

　あともう少し，修正したらもっと良くなる点も明らかになりました。まだ，時間は，あります。明日以降の卒練で，きっとよりよくしてくるでしょう。

　１−２では，作品バックに飾りをつけていました。

　学習の様子，運動会などの行事の様子，学級の友達全員など，１年生になってからのそれぞれの思い出を絵にしていました。
　どの子も細かいところまでかき，丁寧に色を塗って仕上げていました。きっと，子どもたちにとって，大切な１年間だったのでしょう。

　日に日に陽気が増え，広島地方の今日の最高気温は，１７度とのこと。いよいよ，春がそこまで来た感じです。

　今日も曇り空ですが，春は，見通しが悪くなります。このぼんやりとした見通しの悪い空気のことを「春霞」といいます。

　春霞の正体は，何なのでしょうか。霧やもやとは違い、春霞という言葉には，学術的な定義はありません。空気を霞ませているのは、水蒸気、花粉、ホコリ、そして中国大陸から運ばれてきた黄砂や大気汚染物質など，様々なんだそうです。

　「春霞」の正体は，きれいなものとは言い難いですが，言葉自体の美しさと季節を感じてほしいと思います。

　２−１では，今日も算数「はこの形」の学習をしていました。

　先生が，箱（直方体）の１面を指差して，「これは，何という形でしたか？」と尋ねました。すると，子どもたちは，「四角形。」と答えました。さらに，先生は，「では，四角形ってどんな形？」と尋ねました。

　そこで，「四角形の歌」が登場しました。代表二人が前に出て音頭をとると，全員で歌が始まりました。

「４本の　直線で　囲まれた形は　四角形　頂点４つ　辺４つ。」

　子どもたちは，体を動かしながら，四角形の意味を振り返っていました。

　図形の学習で大切なのは，定義から概念としてとらえることです。それぞれの図形の意味を理解した上で，どんな形なのかをイメージし，認識するのです。

　その後，５年生を交えての合同練習でした。

　「お別れの言葉」を通す練習をしました。前回よりも，ずいぶん声が出ていて，語り方も勢いよく，スムーズになりました。
　歌は，口を大きく開けて，体育館中を響かせていました。さすが，歌の上手な５，６年生でした。

　明日は，予行です。この調子で，頑張ってほしいと思います。

　まず，６年生が証書授与の練習をしていました。

　ステージ袖から上がり，呼名を受けて返事をし，証書を受け取った後，ステージから降りるという流れです。ステージに立つ姿も，返事も，堂々たる態度でした。証書を受け取る際，証書を上げ，前におこす動作もかっこよく決まっていました。

　先生によると，今回２回目の練習とのこと。すぐに身に付けることのできる６年生に感心しました。

　２年では，体育「ボール蹴りゲーム」をしていました。

　隣りの相手の陣地を越えて，味方にパスをするゲームをしていました。ボールを投げるのとは違い，子どもたちにとって，蹴ることは，難しいようで，なかなか思う方向や距離に蹴ることができません。何度も蹴り続けていると，ときどき気持ちのいいキックが生まれ，すっきり感を感じていました。

　「ボール蹴りゲーム」は，遊び方を工夫したり，規則を守って仲よく遊んだりすることによって，楽しく活動することができる特性があります。ゲームを通して，ボールの蹴り方や止め方といったボール操作の仕方を身に付けたり，守りが加わったゲームへと発展させ，守りに取られない攻め方を見付けたりしていけると思います。

　４−２では，算数「直方体と立方体」の学習で，組み立てたら立方体になる図を描いていました。この間は，２年生がこれによく似た箱のつくり方の学習をしていましたが，その発展編です。比べながらお読みください。

　工作用紙の方眼を利用しながら，図を描き，はさみで切り取って，組み立てていきます。やっとできたと喜ぶ子どもたち。

　展開図には，全部で１１通り，大きく分けると４種類あります。それぞれのきまりを見つけることも大切でしょう。

　３−１では，社会科「市の様子と人々のくらしのうつかわり」で，４，５００年の広島の絵地図から，現在に遡りながら，地形の変化と土地利用の変化について考える学習をしていました。

　「これは，広島城ができたころの広島市の絵地図です。」と，先生が子どもたちに絵地図を提示すると，多くの子どもたちが「えー。」と驚きの声を挙げました。そして，ある子が「海の位置が今と違う。」とつぶやきました。そこで，先生が広島市は，川の力でできた三角州であることを説明していました。

　現在の広島市中心部は，昔，海でした。「舟入」，「中島」，「箱（白）島」など，それにちなんだ地名が今でも残っています。地名の由来から，その頃の歴史について調べてみるのもおもしろいかもしれません。

　しいのみ４組に行くと，４年生二人が教室の端の見えないところで何かしているのが見えました。近付いて，「何してるの？」と尋ねると，ひそひそ声で，「６年生に送るお祝いカードをつくっています。」と教えてくれました。

　これまでいっしょにすごしてきた６年生たちへのサプライズを二人で考えたようです。きっと，６年生は，大喜びすることでしょう。
　お祝いを考える４年生も，お祝いをしてもらえる６年生たちも，すばらしいと思いました。

　３月最後の「安西学区あいさつ運動」を行ってくださいました。
　朝から元気のよい声が聞こえると，清々しい気持ちになります。
　立ち止まってお辞儀をする人もいます。
　あいさつが上手になったのも，あいさつ運動のおかげです。
　１年間，お世話になり，ありがとうございました。