中教審作業部会は21日、現在は紙の教科書の代替教材とされているデジタル教科書を、紙媒体と同様に検定や無償配布の対象となる正式な教科書に位置付ける方向性を示しました。どちらを使うかは選択できるように検討しています。次期学習指導要領が小学校で全面実施される見通しの2030年度からの導入を想定しています。紙媒体教材とデジタル教材にはいずれもメリットとデメリット両面があり、現時点では併用することになっています。「教科書」とは、各教科を学ぶための主要な教材で、最低限の学習内容を定めた学習指導要領に基づいて作成されています。学校教育法で、使用が義務付けられています。義務教育段階の児童生徒には無償で配布されています。文部科学省の諮問機関である教科書検定審議会が検定し、教育委員会が検定に合格した中から教科書を採択しています。おおむね4年ごとに編集、検定、採択のサイクルを繰り返すことになっています。作業部会では「紙媒体とデジタルそれぞれのメリットを充分に生かすための最適化を議論するべきだ」としています。デメリットをコントロールして抑え込みつつ、メリットを最大限に生かす創意工夫が大切になっています。両方の長所を生かす指導方法が求められています。
　広島県内で最多の古墳がある三次市で発掘中の「宗佑池東古墳」が最古級の古墳の可能性が高まり、注目を集めています。古墳時代とその前の弥生時代の墓づくりの特徴が両方備わっています。専門家が注目しています。「なぜ三次に多くの古墳が築かれているのか。空白期の謎に迫る手がかりをもたらしてくれそうだ」と語っています。古代史歴史ロマンを感じます。地元地域の魅力を情報発信しています。

　新聞購読で世の中の動きを読み取っています。
　全国の不登校の子供たちは34万人を超えています。国は支援策の一つとして、柔軟にカリキュラムを組むことができる不登校特例校「学びの多様化学校」を全国に300校設置することを目指しています。しかし現在目標の2割程度に留まっています。学びの多様化学校は学校教育法施行規則に基づいて設置されていることから、一般の学校と同じく卒業資格を得ることが可能です。不登校の子供たちが通いやすいように各学校で工夫がされています。登校時間が1時間程度遅く、こどもたちのペースで通うことができます。授業時間は午前3時間、午後2時間とし、スケジュールにゆとりを持たせています。ひとりひとり個別の学びの状況を把握するために、学習支援計画を策定しています。独自の教科を設定している学校もあります。「これまでの、学校はこうあるべき、という固定概念はこどもに圧迫感を感じさせていた。教員がこどもに学ばせたいことと生徒自身が学びたいことをうまくマッチングさせてやるきや意欲を伸ばすことが大切だ。進学や就職など次のステップへ橋渡しの役割を果たしていきたい」と語っています。個別最適な学びやひとりひとりの個性を伸ばす教育が求められています。不登校やいじめ問題が専門の上越教育大学生徒指導研究センターの専門家は「各都道府県政令指定都市に1校は学びの多様化学校を設置することが望ましい」と語っています。学びの多様化学校では原則校則や制服はありません。安全対策など必要最小限のマナーなどを生徒同士が話し合って必要に応じて設定しています。体育の授業も動き易い服装であれば特に体操服の指定はありません。給食が要因で不登校になった生徒もいることから、給食も現在のところありません。部活動もありません。自由な雰囲気の中で、多様性を尊重しながら、ひとりひとり全員の個性を伸ばす教育に取り組んでいます。不登校問題を解決するカギがここにありそうです。だれひとり取り残さず、誰もがみんな快適に幸福に安心安全に生活できる理想的な共生社会を構築しましょう。

　今朝の気温は手元の温度計で０度でした。最高気温は14度前後になりそうです。22日は高気圧に覆われて概ね晴れる見込みです。春先のような暖かさになりそうです。季節外れの暖かさは今週半ばまでとなり、週末から来週にかけては次第にこの時期らしい寒さになります。2月3日が「立春」2月18日が「雨水」3月5日が「啓蟄」3月20日が「春分」です。寒暖を繰り返しながら一歩一歩確実に季節は前進しています。

　自己表現の評定は5点「十分に満足できる状況」4点「おおむね満足できる状況」3点「努力を要する状況」で評価されます。評価の観点や評価基準は全校共通です。話すことが苦手だからと言って直接に不利になることはありません。礼儀作法や話し方などのテクニックを評価するものではありません。自分で選んだ言葉や方法で自分らしく、伸び伸びと自由に表現しましょう。これからも「自分自身のことを理解すること」や「自分で考え、選択し、自分の意思で決めること」「相手に理解してもらえるように工夫しながら伝えること」などの力が身につくように、自分の夢や目標を大切にしながら、様々なことに積極的に取り組みましょう。部活動や生徒会、ボランティア活動などの実績は評価しません。自己表現のために賞状などを持ち込むことは可能ですが、それで有利になるとか加点されるということはありません。どのように取り組んできたのか、どのような苦労があったのかについて、検査官に伝わるように、自分で選んだ言葉や方法で表現できるようになることが大切です。のびのびと中学校生活を送り、伸び伸びと自由に表現することを心がけましょう。

　広島県教育委員会では、「自己を認識する力」「自分の人生を選択する力」「表現する力」が必要になってくると考えており、中学校を卒業する15歳の段階で、生徒全員にこの力を身に付けてもらいたいと考えています。自己表現では自分自身のこと、得意なこと、これまで取り組んできたことなど、高等学校に入学した後の目標について、自分で選んだ言葉や方法で、自分らしくのびのびと表現してください。これまで中学校の先生が調査書に記載していた特別活動の記録やスポーツ文化ボランティア活動の記録は、調査書には記載しないことになりました。自己表現の中でみなさんが自分自身で表現しアピールすることになっています。活動の実績そのものを評価するわけではありません。生徒の皆さんの夢や目標を大切にしながら自分らしい中学校生活を送り、そのことを表現しましょう。

　自分の夢や目標、自分がやりたいことについて、自分で考え、選択し、自分の意思で決めることができるように学んでいます。自分で表現できるように練習しています。

自分自身のことや自分の意見を、相手の人に理解してもらえるように、相手や場面に応じて、言葉の使い方や表現の仕方を工夫しながら伝える力を育成しています。

「自己を認識する力」「自分の人生を選択する力」「表現する力」を育成しています。

学習内容も食事の栄養もバランスが重要です。

　陽射しがある所では温もりを感じることができます。1年生2年生は今日は午後から一斉下校になります。各家庭でテスト勉強や自習に取り組みます。積極的休養に努力するとともに、着実に主体的に学習を進めておきましょう。

　　特別支援学級でジェスチャーについて学習しています。長文読解力向上キャンペーン中です。不定詞について習得しています。アメリカとイタリアのこどもたちの学びの様子や生活の様子を動画で視聴しました。世界と繋がるための英会話表現を習得しています。国際理解学習、異文化理解学習は大切です。

　ジェスチャーが役に立った経験談について英語でやりとりしています。英会話トレーニングに取り組みました。不定詞の総復習をしています。英文法や語順トレーニングは効果的です。英文の組み立て方を習得しています。英作文力、英語表現力向上キャンペーン中です。

　アメリカのジェスチャーと日本のジェスチャーの意味の違いについて学習しています。異文化理解学習や国際理解学習は重要です。英問英答Q&Aの言語活動に取り組みました。対話的に学びを深めています。

　「自分だけ余りになってしまう」を教材にして「お互いを認め合う」「相互理解」「寛容」を主題にした「特別の教科道徳」の授業を実施しました。「いろいろなものの見方や考え方があることに気づき、寛容の心をもって謙虚に他者から学ぶ態度を育てる」がねらいの授業でした。自分の考えや意見を表明しつつ、互いに相手の個性を認め、相手の考えや立場を尊重する態度は、よりよい人間関係を結ぶための必須条件です。他者の良いところをお互いに認め合う相互理解、相互尊重、寛容の心はこのような態度と一体です。社会生活を営む上で大切にしたいものです。他者から謙虚に学び、自己を高める心を育むことは意義深いことです。問題解決的な学びを通して、多様性を尊重し、相互にリスペクトし合う態度を育成しています。「考える道徳」「議論する道徳」に取り組んでいます。多面的多角的に考えを深めました。相手を思いやる「広い視野」を養い、「寛容」の精神を育てたいものです。道徳心を育成すると、周囲に存在するいじめ、からかい、いやがらせ、ハラスメントなどのトラブルを根絶することができます。問題解決につながります。だれもが快適に幸福に安心安全に生活できる理想的な共生社会を構築しましょう。

　「避難所にて」を教材に「節度・節制」を主題にした「特別の教科道徳」の授業を実施しました。「節度ある生活や節制を心掛けるために、周りの人の生活を見つめることで、自分自身の生活を見直し、思慮深く内省しようとする態度を養う」がねらいの道徳授業でした。地震や風水害など、大きく自分の日常生活を変えてしまう出来事に見舞われるケースが増えてきました。その状況下では他人の生き方を目にし、自分の生き方を見直す機会が多くなります。節度ある生活を送ったり、節制を心掛けるなど真剣に考える場面がでてきます。避難所という非日常的な生活を通じて望ましい生活の大切さを自覚し、実践していこうとする気持ちは大切です。阪神淡路大震災や東日本大震災で避難所生活を余儀なくされた人々の生活を取り上げ、日常生活を送ることが困難な状況で、力を合わせることが生きる上で欠かせないことに気づかせることが重要です。防災意識を高めて「みんなで減災」に取り組みましょう。「自助」「共助」「公助」の精神を大切にして、備える力や回復力、レジリエンス力を高めましょう。相互尊重のこころを育成しました。

　今日も元気溌剌学校生活をスタートさせます。

東の空が朝日で黄金色に輝いて見えます。今日も元気に登校しています。

　新聞購読で世の中の動きを読み取っています。
　入試直前期を迎えています。不安や緊張があるなか、心の専門家は気持ちを整理して試験勉強に取り組むことを呼び掛けています。心理学の専門家は緊張は合格をめざす気持ちの強さでの表れで、マイナスではないとしています。むしろ緊張感をプラスに代えて、バネにしてパワーに変換して受験を突破しましょう。直前期や本番の入試で、ある程度の不安やプレッシャーを感じるのは当然であり、悪いことではありません。無理に緊張をゼロにしようとする必要はありません。適度な緊張感は、良い集中力を生み出し、劇的なパワーを誕生させます。専門家は「本番に向けて心や体の状態を自分で整える力は、受験はもちろん、社会に出ても様々な場面で役立ちます」と語っています。セルフコントロール能力やストレスコーピング能力、自己調整力、自己指導力を発揮して、実力を100パーセント出し切れるこころの状態に整えましょう。心の準備力は大切です。
　学校の部活動の地域移行を進めるための会議が岡山県庁で開催されました。実証事業に取り組む７つの市町が成果と課題を発表しました。岡山県の26市町村や岡山県教育委員会担当者が参加しています。「中学校生徒の休日の過ごし方改革であると前向きに捉え、事業を推進していく方針です。部活動がなくなった休日に自分自身で目標計画を立てて主体的に有意義に過ごすことが大切」としています。国は教員の負担軽減や少子化対策などから、まずは学校の休日の部活動を地域クラブなどに任せる「地域移行」を進めています。県教委は2025年度までにまず休日の部活動地域移行を実施したい考えです。県教委は2025年度までの3年間を改革推進期間として、アドバイザー派遣を行っています。「先生、生徒、保護者、地域住民の皆さんに具体的なイメージをもってもらって、地域クラブ化を進めていきたい」と語っています。
　宮崎市では地域移行を推進するための「部活動改革シンポジウム」が開催されました。県教育委員会が開いたもので、教職員やスポーツクラブの関係者が参加しています。「学校と地域が協力していかなければいけないところなので、これまでの部活動の考え方や職員の考え方を改革していかないといけない。スポーツ庁地域スポーツクラブ活動アドバイザーの専門家は「将来にわたって、こどもたちがやりたいことができる環境を地域社会に構築する必要がある」としています。魅力ある地域づくりの一環です。持続可能な社会の実現に努力しています。

　広島県知事と岡山県知事は20日、廿日市市で知事会議を開催しました。両県とも人口減少が課題だとして、若者の流出対策や子育て支援策に協力して取り組む方針を確認しました。人口の転出超過が年々拡大しており、若年層の流出が非常に大きな課題だとして「若者のチャレンジを全力で応援する広島県づくりを進める」と強調しました。負担軽減の取り組みに力を入れる考えを示しました。岡山県知事も若者の減少対策などを問題点として取り上げています。企業の地方移転を促すため、東京都の法人税率を高くするべきだと訴えました。
　総務省の人口移動報告で、2024年の広島県の転出超過数が4年連続で全国最多のペースで推移していることがわかりました。2年連続で1万人を超えました。進学や就職を機に人口流出が続いています。広島県は25年度に対策を強化します。魅力ある地域創生が喫緊の課題になっています。誰もが快適に幸福に安心安全に生活できる理想的な共生社会を構築しましょう。住み続けたい、働き続けたいと思えるような地域社会や職場に改善していきましょう。

　 今朝の気温は手元の温度計で０度でした。この時季らしい寒さになっています。一部で凍結が見られました。朝晩の寒さは続きますが、昨日の最高気温は13.2度まで上昇し、全国的に3月並みの暖かさになりました。今日も最高気温は13度前後になりそうです。21日の中国地方は高気圧に覆われて概ね晴れそうです。「三寒四温」という言葉がありますが、今後も寒暖を繰り返しながら、ゆっくりと確実に季節は前進していきます。一歩一歩春が近づいてきています。ウォームビズ、クールビズで健康管理に努力しましょう。健康と安全第一で行動しましょう。